
さっき起きたばかりの『有馬記念に関する事件』について書く。
今日に限ってはスピード優先の記事なので乱文になってたらスマン!
ということで、美浦担当の佐山です。早速、表題の件だ。
今日は本追い切り日ということで、出走各馬の最終追い切りが東西それぞれで行われている。ラストランとなるドウデュースを筆頭に、多くのファンがその調教内容、そしてコメントが気になるところだろう。
まあ『その表向きに発信されたコメントが関係者のマジの本音なのか』という部分については、常日頃から言っているように“必ずしもそうではない”というのが現実だが、それはそれとして、だ。
実は、今日追い切った“とある出走馬”に関して報じられた、某スポーツ紙の記事が公開後から1時間もしないうちに削除されるという出来事があった。
その記事については俺も個人的なツテで見せてもらったんだが、こりゃあ激辛な記事だったし、
「まあ確かに、当事者の目に留まったら本気のクレームが入るのもやむなしだろうな」
という内容だった。というか、これをスポーツ紙の記事として出したのだとすれば、ある意味思い切ったようにも感じられるほどだ。
(※可能性としては「公の取材の場ではないところで当事者が漏らした発言をそのまま使ってしまい、削除しろと言われた」というところか。現状、真相は闇の中……)
何が言いたいかというと、結局、これがこの世界の現実ではあるんだよな。不都合な情報が表に出てこないようになっているというね。
この件についてはWEBで最初に出た記事がすぐに消された以上、明日の紙面にこの話が載ることは100%無いだろう。
一年のうちで最も注目が集まるG1といえば、恐らく日本ダービーか有馬記念。そんな状況でも、いやむしろこういう時だからこそ、普段以上に出走馬に関するネガティブな材料は表沙汰にならないということだ。
だからこそ『現場で入手できる関係者の本音が大きな価値を持つ』というところもあるんだが、その典型的なパターンがまさか有馬記念で起きるとはね。
一体どの馬に関する記事だったのかは現状触れないでおくが、この件については我々としてはもう一段階掘り下げて、元々記載されていた内容の“真意”を確認したいところでもある。その上で最終ジャッジに生かす予定。
皮肉なことに、有馬記念がさらに面白くなったのも事実。そして、スポーツ紙や専門紙の目をすり抜けて我々が入手した、G1の裏で動いている大ヤリ話も含めて、2024年最終盤の競馬をより一層、CHECKMATEと共に楽しんでほしい。

佐山
栗東から美浦へ…ライバル陣営の情報は任せろ
ビッグボス堀江を師と仰ぎ、かつては同じく記者として栗東で活動していたベテラン。栗東を出たことのない根っから地元民だったが、ある時に関東情報の収集のため美浦に派遣されたことをキッカケに、今では『ライバル陣営』にあたる関東圏の勝負情報を一手に引き受けるリーダー的存在となった。
本人曰く『向こうの水が合っていた』とのことだが、実際は“遊び”の環境が揃う関東圏の生活が楽しくて仕方がないらしい。しかし、仕事には一途であり、その“遊び”も含めて関係者からの本音を引き出す技術は一級品である。