個性派記者の本音トーク 山川

日本ダービー2023 ソールオリエンス大ピンチ!!まさかの『負けパターン』に該当!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。元気にしてるか!

さあ、いよいよダービーだ!

今年は皐月賞馬・ソールオリエンス(牡3・手塚厩舎/横山武騎手)が人気の中心になる。

ソールオリエンスは父キタサンブラック・母スキア。兄には重賞ウィナーのヴァンドギャルドがいる血統。これまでは3戦3勝で、皐月賞は4コーナー17番手から、上がり3ハロン35秒5の末脚を行使して直線だけでごぼう抜き。戦績もレースぶりも目立つ馬だけに、圧倒的人気となってもおかしくないだろうな。

しかし、本当にソールオリエンスから馬券を買っていいのか?関東馬が人気を集めても関西馬が本番で逆転する。それがここ数年のダービーだ。

加えて今年は皐月賞が50年ぶりに重馬場での開催というイレギュラーの状況。確かにシンガリ一気の鮮やかな勝ち方だったかもしれないが、果たしてレースレベルはどうだろうか。

このページではデータや分析、枠順確定後の関係者の声などを独自に公開していく!最後までお見逃しのないように!

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 ベラジオオペラ 牡3 57.0 横山和 上村
2 スキルヴィング 牡3 57.0 ルメール 木村
3 ホウオウビスケッツ 牡3 57.0 丸田 奥村武
4 トップナイフ 牡3 57.0 横山典
5 ソールオリエンス 牡3 57.0 横山武 手塚
6 ショウナンバシット 牡3 57.0 Mデム 須貝尚
7 フリームファクシ 牡3 57.0 吉田隼 須貝尚
8 メタルスピード 牡3 57.0 津村 斎藤誠
9 グリューネグリーン 牡3 57.0 石川裕 相沢
10 シャザーン 牡3 57.0 岩田望 友道
11 ハーツコンチェルト 牡3 57.0 松山 武井
12 タスティエーラ 牡3 57.0 レーン
13 シーズンリッチ 牡3 57.0 戸崎 久保田
14 ファントムシーフ 牡3 57.0 武豊 西村
15 ノッキングポイント 牡3 57.0 北村宏 木村
16 パクスオトマニカ 牡3 57.0 田辺 久保田
17 ドゥラエレーデ 牡3 57.0 坂井瑠 池添学
18 サトノグランツ 牡3 57.0 川田 友道

一目瞭然!
こんなに勝てない関東馬を買いますか?

ソールオリエンス

皐月賞を勝ったソールオリエンス


冒頭でも少々触れたが、ダービーは関西馬の方が圧倒的に好成績を残しているということは忘れちゃいけない。

2000年以降の日本ダービーでは……


関西馬:20勝!

関東馬:3勝……


……なんかもう、これを見たら関東馬を買うのがバカらしくならないか?ほとんど関西馬しか勝ってないじゃないか。

ちなみに直近5年は関西馬が5連勝中。でもな、これだけ関西馬の方が勝っているというのに、人気になっているのは関東馬が多いんだよ。特にここ2年に関しては……

[2022年]
1番人気:ダノンベルーガ(関東馬)
2番人気:イクイノックス(関東馬)

しかし勝ったのは
関西馬のドウデュース!
[2021年]
1番人気:エフフォーリア(関東馬)
2番人気:サトノレイナス(関東馬)
3番人気:グレートマジシャン(関東馬)

しかし勝ったのは
関西馬のシャフリヤール!


ほらね。関東馬から馬券を買うのがバカらしくならないか?ちなみにここ2年、CHECKMATEでは勝ち馬の関西馬を本命に指名して的中を仕留めている。そりゃあ、関西情報社ですからね。


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過去2年も勝負の関西馬で
会心の万馬券的中!


今年人気になりそうなのは、皐月賞の1、2着馬であるソールオリエンスタスティエーラ、青葉賞を勝ったスキルヴィングあたり。これ全部、ここ20年で3勝しかしていない関東馬なんだよ。

つまりダービーで好成績を挙げている関西馬は配当妙味十分ってわけ。思わずヨダレが出てきてしまいそうだわ。


そもそも、2023年もオークス週の競馬までで関西馬836勝、関東馬581勝。実に250勝もの差が生じているのだから、そらダービーでも西高東低の図になるものだよな。

では、本当に今年人気を集める関東馬がアブナイのか?関西馬の中でもどの馬がお宝になるのか?

皐月賞の精査や枠順データに、直前まで聞き集めた関係者情報なんかを駆使してダービーを攻略していこうじゃないか!春の大一番を仕留めるぞ!!

【5/24(水)更新】
皐月賞のレースレベルを再確認!

東西トレセンでダービーに向けた最終追い切りが行われているな。我々は現場で情報収集を進めているが、ここで一旦終わったレースの復習をしておこう。予習も当然大事だが、復習も馬券攻略には極めて重要な要素だ。

当欄では特別に皐月賞に関する復習を無料公開する。ソールオリエンスが豪快に突き抜けた派手なレースだったが、果たして中身がどうだったのか。検証していくぞ!

[1]馬場状態


皐月賞としては50年ぶりとなる重馬場でのレース。発走時には天候の発表が晴れになっていたが、この日は天気が非常に不安定。9Rの頃には結構な雨が降っていて、そこで馬場がかなり悪化している。

一つ前の10Rではオープンクラスの芝1200m戦が組まれいるが、勝ちタイムは前週に行われた3歳1勝クラスよりも遅かった。それだけ時計のかかる馬場状態で、不良馬場に近い重馬場という解釈で良いだろう。

[2]ラップタイム


その上で、今年の皐月賞のラップは非常に特徴的だった。前半1000m58秒5という通過タイムは、皐月賞史上3位のもの。1位は短距離馬のコパノリチャードがぶっ飛ばしていった13年。2位は競馬場の機器が誤作動を起こしてしまうほどの凄まじい強風が吹いていた16年。この2度はいずれも良馬場だ。

重馬場ながらこれらに次ぐようなラップタイムがマークされただけに、今年の皐月賞は『超ハイペース』と言って差し支えない。個人的には『先行した馬は好走出来るワケがない』というレース。

[3]じゃあソールオリエンスの走りってどうなの?


勝ったソールオリエンスは4コーナーで17番手。小回りの中山の4角でこんな位置取りでは基本的には厳しいが、今年の皐月賞に限っては前述の通りに先行馬が不利だった。展開が向いた印象は否めない。

ただし、4角最後方付近に居た馬が全て上位まで来ている訳ではないという点は評価すべき。

公式発表の4角位置取り

15番手ワンダイレクト →15着
16番手トップナイフ  →7着
17番手ソールオリエンス→1着
18番手マイネルラウレア→14着

先行馬が不利だったことには間違いないが、後ろに居ればなんでもOKではない。脚力が高いのは間違いないな。

[4]ダービーで巻き返しそうな馬は?


ここまでお読みいただいた方にはわかっていただけるだろうが、やはり皐月賞で先行して敗れている馬に関しては、ダービーでしっかりと見直す必要があるだろう。

公式発表の1角位置取り

1番手:グラニット(12着)
2番手:ベラジオオペラ(10着)
3番手:グリューネグリーン(11着)
3番手:ダノンタッチダウン(18着)
5番手:タスティエーラ(2着)
5番手:タッチウッド(13着)
5番手:ホウオウビスケッツ(17着)

先行しながら馬券に絡んだタスティエーラの強さは際立った。皐月賞の結果はソールオリエンスに完敗だが、内容なら全く見劣らない。

あとは東京のスピード勝負でどうかというところ。重馬場・小回りの皐月賞から、良馬場・大箱のダービーという条件替わりは問われる適性が全く別物になる。共同通信杯ではパフォーマンスを落としていたように、まだ東京コースでいかに走り切れるかという点がカギになる。


その他の先行馬の中で最も先着しているのがベラジオオペラ。この馬、3コーナーではシンガリ負けしたダノンタッチダウンに次いで手応えが悪く、どこまで下がってしまうかというレースぶりだった。しかし終わってみれば先行勢の中では2番目に良い着順にまとめているんだ。

こちらも良馬場の東京でどれだけ走れるかだが、巻き返しの余地は十分にあるだろう。ということで、分析的見地からの俺の注目馬はタスティエーラベラジオオペラだ。

【5/25(木)更新】
ソールオリエンスは3枠5番!
ダービーの枠順をチェックだ!

日本ダービーの枠順が確定したな!皐月賞馬のソールオリエンスは3枠5番に入った。

ちなみに一般のマスコミは「今まで5番枠に入った皐月賞馬はディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイル!みんな三冠馬!」なんてことを言って盛り上げているようだが、これはたまたま。データでもなんでもない。本当の意味でソールオリエンスにとってこの枠が合っているかどうかを見極めるべき。

というのも、実はこの馬って勝負所で外を回る競馬しかしていないんだよな。

ソールオリエンスの過去の進路取り

■11/13東京5R・新馬戦
向正面から直線まで馬群の外側を走る

■1/15中山11R・京成杯
3角から外を通り4角では大外まで膨れる

■4/16中山11R・皐月賞
1角から外に持ち出し4角からは馬群の大外


これまでの3戦は5、4、1番枠なんだが、どのレースも外を回して脚を使う競馬しかしていない

皐月賞の時は道悪とあって馬場の内側を空けて走るレースになったが、良馬場予報のダービーともなるとそうはいかんぞ。馬群の中で競馬する形になって上手く捌けるかどうか。そこがポイントになるだろう。


では、ここからは俺が話を聞いている【関西馬】について。今年はソールオリエンスやスキルヴィング、タスティエーラといった関東馬が人気を集めそうだが、馬券的に面白いのは関西馬の方。

枠順確定後に関係者を直撃し、明らかにトーンが上昇していたのがわかった馬も何頭か居る。いつもの当欄では1頭だけ枠順の注目馬を挙げているが、今回は特別に2頭お伝えしよう!

①ベラジオオペラ
辛口で有名なジョッキーも褒めていた“操縦性”


まず1頭目は最内枠を引き当てたベラジオオペラ。ダービー週はこれまでよりも内ラチが外にせりだして、馬場の傷んだ部分がカバーされるCコース開催。それもあって1枠は非常に成績がイイ。

……まあ、それは誰もが知っていることだろうからデータは割愛する。きっと色んなマスコミが報じているはずだからな。

そんなことより、この最内枠がプラスに働きそうな理由を関係者が教えてくれた。

前走は初めて田辺が乗ったんだけど、追い切りの時点で『操縦しやすいのが良い』って褒めてくれていたんだよね。田辺って辛口だから好きじゃない馬はケチョンケチョンに言っちゃうんだけど、そんなジョッキーが褒めてくれたんだから、相当良かったんだと思う

となれば、最内枠ってのは最高の枠なはずなんだ。今回は乗り替わりになるけど、ジョッキーの意のままに操れるってのは間違いなく良い材料だよね

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と、こんな感じ。馬の個性に合うと考えているからこそ歓迎しているんだ。


さて、もう1頭はこの馬。

④トップナイフ
名手が『なんでもできる』枠をゲット!


皐月賞では出遅れて後方からになったトップナイフだが、展開が向いたとはいえメンバー中2位の上がりを繰り出して差し込んでいる。自在性を披露したレースぶりだったことは間違いない。

それだけに、今回はどのような作戦を取るかがポイントだったが、引き当てたのは内目の偶数番だ。

ノリさんでこの枠ならなんでもできる。それこそ、ゲートさえ出れば思い切ってハナを叩く……なんて競馬も間違いなく出来るはずだからね。

出遅れた皐月賞に関しては、ノリさんとしても「先行するのが一番だけど、他に同型も多いだけにどうするか……」と悩むような状況だったんだよね。出遅れたのは残念だけど、ダービーに向けてダメージが残らない競馬になったのはよかった。今回は楽しみだよ。

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なんてのが現場の声。変幻自在の騎乗を見せる横山典弘なら、ここでアッと驚く策を取ってきてもなんら不思議ではないよな。

【5/27(土)更新】
新聞には載らない関係者情報を公開!

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

①ベラジオオペラ
(上村/横山和)

皐月賞は先行しての11着だが、これに関係者は不満爆発だった。「なんで前に行くんやろ?せっかくスプリングSで武史が控える競馬をしてくれたんやで?皐月賞のペースが速かったってのもそうやけど、せっかく教えたことが無駄になってまうから」というのが関係者の話。先行してしまったことに対して、レース直後からずっと悔しそうにしていたんだよ。

まあ、そんなわけだ。この大舞台で田辺→横山和という乗り替わりになったのは……まあ当たり前と言っても過言ではないんだよな。皐月賞はお手馬が被った横山武史がソールオリエンスを選んだことで乗り替わりを強いられたわけだが、今回に関しては能動的に横山和生とのタッグを選んだということ。この点は絶対に見逃してはいけない材料だ。

④トップナイフ
(昆/横山典)

開口一番「あの馬とはそんなに差がないと思うんだ」と厩舎関係者。“あの馬”というの皐月賞馬のソールオリエンスのこと。皐月賞じゃソールオリエンスから1秒ぐらい離されてしまったけど、

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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

今年のダービーは上位人気こそ関東馬だが、逆転を目論む関西馬陣営の話も多く入手しているだけに、是非この先も読んでみてくれ!


そして!レース当日には
本当に買うべき3頭を公開します

「ソールオリエンスの皐月賞は強かったよな!」

「ルメールが乗るってことはスキルヴィングは期待されているんだろう」


とお考えの競馬ファンの方も多いことだろう。しかし、このページで解説しているように、日本ダービーは例年、関西勢が関東勢を逆転する場面が相次いでいることはもう分かっているよな。

そして今年も、栗東では「すべては日本ダービーのために進めてきた」と大いに盛り上がる強力関西陣営の存在が居るんだよ!


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知っているか?競馬界は圧倒的に『西高東低』だ。
中長期的に馬券で勝っていきたいなら、主軸に据えるのは関西馬であった方が間違いない。でも、ただ関西馬だから全部買えば良いということではない。だからこそ、オレたちCHECKMATEは栗東を拠点に、他では入手できないような関西陣営の本音をお届けすることを武器としているんだ。


特に、近年の日本ダービーは『皐月賞の上位組を、別の関西馬が逆転する』というケースばかり。例えば昨年のドウデュース(皐月賞3着)や一昨年のシャフリヤール(毎日杯からの参戦)のようにな。

今年の日本ダービーも、上位人気に支持されるであろう関東馬ではなく、「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!


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日本ダービーの本当に買うべき3頭はレース当日に無料公開するぞ!

昨年の◎ドウデュースや一昨年の◎シャフリヤールと同じくらい自信のある◎本命馬から、不動の○対抗馬、そして絡めば高配当が期待できる大穴馬までコッソリお教えするからな。競馬の祭典を共に大きく獲って、喜びを分かち合おう!

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GIに関する情報だけではなく、その他の勝負情報もぜひ注目してみてくれ。そして今週の日本ダービーだけじゃなく、翌週の安田記念も有力関西馬が揃う楽しみなレースだ。春のGIシーズン終盤、そして夏競馬もオレたちと勝ち抜こうぜ!


山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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