個性派記者の本音トーク 山川

プロキオンS 2023予想 リメイク×川田将雅の裏話をぶっ放すぜ!

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。元気にしてるか!

7月競馬も2週目。今週は中京でダート重賞・プロキオンSが行われる。

以前は阪神競馬場を舞台に行われていたのだが、2012年からは7月中京でも開催となったレース。ここ3年は京都改修の影響があり阪神や小倉コースで行われていたが、今年は本来の中京コースで行われる。

中京で行われてきたプロキオンSは波乱傾向にあってな。2012年には単勝万馬券のトシキャンディが勝って3連単は30万馬券。過去8回の内7回で万馬券が飛び出しているんだよ。

さて、久々の中京開催となる今年はどうなるか?早速特別登録馬から見ていこう。このページは週末まで更新していくので、最後までお見逃しなく!

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 ケイアイターコイズ 牡7 57.0 藤懸 新谷
2 ロイヤルパールス 牡8 57.0 中井 緒方
3 シャマル 牡5 58.0 坂井瑠 松下
4 ジレトール 牡4 57.0 松山 松永幹
5 エルバリオ 牡4 57.0 西村淳 高野
6 イフティファール 牡5 57.0 角田河 大久龍
7 ドンフランキー 牡4 57.0 池添 斉藤崇
8 ブルベアイリーデ 牡7 57.0 荻野極 杉山晴
9 フルム 牡4 57.0 水口 浜田
10 リメイク 牡4 58.0 川田 新谷
11 メイショウテンスイ 牡6 57.0 太宰 河内
12 メイショウダジン 牡6 57.0 酒井学 松永昌
13 タガノビューティー 牡6 57.0 石橋脩 西園正
14 アティード 牡5 57.0 菱田 加藤士
15 オーヴァーネクサス 牡6 57.0 藤岡康 松下
16 オメガレインボー 牡7 57.0 藤岡佑 安田翔

【裏話あり】リメイク×川田は
一年越しの待望タッグ!

プロキオンSで人気を集めそうなのがリメイク(牡4・栗東・新谷厩舎)だ。3歳時には3連勝を果たして重賞でも1番人気に推され、12月のカペラSでは大外を豪快に差し切って初重賞勝利。

今年初戦にはサウジアラビアへの海外遠征を行い3着。福永祐一の現役最終騎乗となったのも、最後の重賞勝利となったのもこの馬とあるだけに、福永最後の相棒と言っても過言ではないだろうな。


福永が引退した今回は川田将雅とのタッグとなる。実は昨年8月、盛岡のクラスターCに出走を予定していた時には川田騎手の騎乗が決まっていたのだが、レース当日になって競争除外になっている。初コンビは幻と消え、そこから1年近く経った今回が改めての初タッグになるんだよな。

そして、川田将雅にとってこのリメイクへの騎乗は“待望”と言える。というのもな、川田はリメイクの実力を自らの身で知りたいと熱望していたはずなんだよ。

リメイクが3連勝していた3歳時の成績を見てほしい。

■2/5 東京4R・3歳1勝クラス
1着 リメイク
2着 アポロリヤム

■3/13 中京10R・昇竜S
1着 リメイク
2着 ジレトール←川田

■5/1 阪神10R・端午S
1着 リメイク
2着 ジレトール←川田

と、川田はジレトールという馬でリメイクに連敗しているんだ。

俺の聞いていた話では、ジレトールは川田サイドもある程度評価していた馬だという。実際に古馬になった今はオープン特別でも好走しているレベルだからな。

そのジレトールが2戦連続で完敗したのがリメイク。川田からすれば「どんだけ走る馬なんだ?」と思うもんな。

改めて当時の話を関係者にも聞いてみたが……

クラスターCの除外が発表された後は大層ガッカリしていた。当然、51キロに乗れるように減量していたのもそうなんだけど、それ以上にリメイクの感触をレースで確認できなかったのが残念だからね。

ちなみにクラスターCで川田が乗ることになったのは、体重問題で乗れない福永の代わりを探していたから。次走以降は福永が乗れる斤量になるから、川田に戻ることはしばらくないってわかってたんだよ。だからこそ、ガッカリしていたところもあるんだよね。

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ってな感じだ。1年越しのタッグ結成となる今回は、川田サイドにとって期するところのある一戦になるはずだぞ!

リメイクに追い風!?
“本当の”プロキオンSは圧倒的に……

プロキオンSの枠順が確定したな。川田将雅にとって待望タッグとお伝えしていたリメイクは5枠10番に入った。

さて、今年のプロキオンSの舞台は中京ダート1400m戦となる。ここ数年は阪神だったり小倉だったりで行われていたんだが、京都競馬場のリニューアルが完了した今年は本来の中京でのレースに。

この中京ダート1400m戦は基本的に外枠有利だ。直近1年間の同コースでの枠順別成績を見ると……

1枠:8勝/②着6回(14連対)
2枠:7勝/②着10回(17連対)
3枠:2勝/②着7回(9連対)
4枠:8勝/②着2回(10連対)
5枠:9勝/②着11回(20連対)
6枠:12勝/②着6回(18連対)
7枠:10勝/②着10回(20連対)
8枠:8勝/②着12回(20連対)

このように、連対している馬は外目の枠に入った馬の方が多い。

中京のダートコースは向正面が下り坂になっており、このダート1400m戦はレース前半のラップが速くなりがち。前半でスムーズにスピードに乗れる、揉まれず進められる外目の枠の方が結果が良いのも理解できる構造。

そういう意味で、10番枠を引いたリメイクは悪くないんじゃないかな。この馬は差し脚を活かしたい馬でもあるし、内枠で他馬に囲まれる競馬となってしまう時の方がリスクが大きかったと思う。川田の意のままに操れそうな枠順だろう。


さて、枠順発表後のトーンが上がっているのはリメイクの周囲だけではない。穴っぽいところで枠順を歓迎しているのが、この馬!

⑪メイショウテンスイ
「このタイミングで外目の枠をもらえたのはナイス!」

今年1月までは南井厩舎に居た馬だが、同厩舎の定年解散に際して現在は河内厩舎へと移っている。

既にキャリア30戦超えというベテランだが、河内厩舎サイドはこの馬が更に力を出し切れるようにと工夫を施してきたんだ。

前走がさ、4コーナーで外から交わされるようなシーンになってから急にキツくなったんだよね。あれを見ていると、スムーズな競馬をしないといけないなと思っているんだよ。

だから今回からはブリンカーをつける。これなら視野を狭められるし、なおかつ外枠ももらえたのがナイスすぎる。揉まれず自分の競馬が出来ること間違いなしじゃないか!?

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と、重賞挑戦でもメチャクチャ関係者のトーンが高かった。たしかに揉まれない競馬に持ち込めれば、面白いかもしれねえな。

【7/8(土)更新!】
新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

③シャマル
(松下/坂井瑠)

前走、浦和でのさきたま杯では競走中止。スタート直後から全く追走できないままだったが……俺たちからするとこれは想定の範囲内のことだった。というのも、その前に使ったかしわ記念の時に「返し馬にいったら脚さばきが硬くて、これじゃ上積みはない」という話が出ていたんだ。結局のところ、さきたま杯の時も鞍上にとって歩様の悪さが気になったのだろう。

今回は坂井瑠星に乗り替わり。この馬に先入観のないジョッキーが乗ってくれるというのは、シャマルにとって間違いなくプラス材料だろう。「調教の動きなんかを見ていても、競走中止になったダメージは全く気にしなくていいと思う。あとは瑠星がしっかり乗ってくれるかどうか」と某厩舎関係者。これは巻き返してもおかしくないな。

④ジレトール
(松永幹/松山)

2歳夏にデビューした馬だが、デビュー直後からかなり高い期待を寄せられていたんだよな。特に川田将雅の評価がなかなか高くて、3勝クラスに上がるまでは基本的に乗れるレースは全て乗っていた。近走は福永が乗ったり、川田の乗れないレースだったりで乗り替わりになっているが、重賞にまで登り詰めたのは当初の関係者の期待を考えれば当然。

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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!

「リメイク以外にも実績馬が揃っているが、何を買えば良いんだ?」

と思っている方は多いことだろう。あるいは夏競馬だからひと休み……なんて思っている方も居るんじゃないか?

ちょっと待った!
夏競馬の重賞はメチャクチャ面白いぞ!!


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中長期的に馬券で勝っていきたいなら、主軸に据えるのは関西馬であった方が間違いない。でも、ただ関西馬だから全部買えば良いということではない。だからこそ、オレたちCHECKMATEは栗東を拠点に、他では入手できないような関西陣営の本音をお届けすることを武器としているんだ。


特に、直近のプロキオンSではとにかく『人気薄の関西馬』が相次いで激走し、特大配当を演出している。つまり、大事なのは関西陣営の本音や勝負度合いの高さを知ることだ。


近年のプロキオンS(GⅢ)
好走した主な人気薄関西馬

【2022年】
ヒストリーメイカー(14番人気2着)
サクラアリュール(12番人気3着)

【2021年】
メイショウカズサ(9番人気1着)
トップウイナー(14番人気2着)
メイショウウズマサ(12番人気3着)

【2020年】
エアスピネル(8番人気2着)
ヤマニンアンプリメ(9番人気3着)

⇒今年もこういった穴馬を見つけるのが大事になる!


プロキオンSでも、ココではまだ紹介できない穴馬も含め「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!


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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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