【検証】３連複が実は３連単よりも“オトク”説

関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。元気にしてるか！

今回はだなあ、皆様に改めてお伝えしたいことがあるんだよ。

それが……『３連複って意外と良いんだぞ』ということだ。

皆様が３連複についてどのようなイメージを持っているかはわからないが、仮に３連単をメインに買われている方からすれば「あまり配当がつかない」という印象を持っているのではないかと思っている。

しかし、それって本当か？検証してみたら、３連単よりも３連複の方がオトクになる、というケースがあるんだよ。実例とともに見ていこうと思う。

そもそも３連複ってどんな馬券よ？

競馬好きの皆様なら、３連複がどんな馬券かは説明不要だろう。

じゃあ『他の券種と比べた時にどんな馬券』かは考えたことはあるか？

今回比較対象となるのは３連単だ。３連複と３連単は『順不同』か『着順通り』かという違いがある。なので、当たりやすいのは３連複の方だ。

これをいったん数字で見てみよう。なぜ３連複の方が当たりやすいかというと……

当たり前の話だが、着順通りに当てなければいけない３連単は、３連複と比べて膨大な点数である。

言い換えるとするならば、３連単を当てるのは３連複の６倍難しい。

もう一段階言い換えようか。３連単の配当は３連複の６倍なければ割に合わない。そうだよな？

だって、６倍難しい馬券を当てるならば、配当だって６倍つかなければ納得できないだろう？


では、実際に３連複×６＝３連単の配当になっているのか、ちょっと見てみようじゃないか。

まずは先週行われた重賞の小倉サマージャンプだ。CHECKMATEでは◎テーオーソクラテスから３連複でちょうど1万0000円的中とした。

３連複が１万円ジャストということで計算しやすいが、本来３連単の配当は６万円つかなければ割に合わないということである。だって、３連単の方が６倍難しい馬券だからな？

しかし、小倉サマージャンプの３連単は４万３９５０円だった。せっかく着順通りに当てたのに、順不同の馬券の4.4倍ぐらいの配当しかもらえない。なんか損じゃないか。

他にも……

こんな感じで、全然割に合わない配当となっているレースは少なくない。

もちろん、３連単の方がメチャクチャオトクに終わるケースもある。穴馬が勝ち切ったりした時なんかは配当が跳ね上がるからな。

反対に、ダントツ１番人気が勝つようなレースは３連複の方が超オトクってことが多い。これまでに例示した３レースは全て１番人気が勝利している。

つまりだぞ。１番人気がカタそうなレースほど３連複で手堅く勝負した方がオトクになりがちで、穴馬から積極的に狙っていく時ほど３連単の配当が跳ねて美味しくなることが多いってこった。


長々と書いたが結論を言うと……

・配当の見た目に騙されるな！

・３連複は意外とオトクになることが多く、なおかつ保険の意味合いにもなる！

ってことだ。順不同の馬券だから、何か紛れが生じて着順が入れ替わったとしても的中するっていうのは大きいメリットだと思うぞ。


４月にリニューアルしたCHECKMATEでは券種にこだわらない買い目提供を行っている。これから先は更に幅を広げてもいいのではないかと思っている。

来週からは秋競馬。更に突き進んでいくぞ!!!!