
関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!
今週もクラシックのトライアルが行われる。神戸新聞杯(G2)だ。
毎週のように言っているが、とにかく昨年までの数年間は重賞の開催場がメチャクチャになっていた。この神戸新聞杯は本来阪神芝2400mで行われるレースだが、昨年までは中京の芝2200mで行われていた。
今年はようやく阪神に舞台が戻ってくるんだが、このコースだからこそ見逃せない要素ってのがあるんだよな。
なんで見逃せないかって、これを知っておけば『100%馬券になっている馬がわかる』んだぜ?
そんなことあり得ないだろ!と思う方々も、まあちょっくら見ていってくれ!今週もレース前日まで更新してくからな!
100%馬券になるのはコレ!
この神戸新聞杯が阪神芝2400mで行われるようになったのは2007年になってからのこと。この年から阪神競馬場には外回りコースが新設されて、距離設定が変わったという流れだ。
そして、そこから阪神芝2400mで行われた13年間で、ただの一度も馬券圏内を外れていない“必殺パターン”があるんだよな。
それが、上がり最速をマークした馬だ。
19年3着ワールドプレミア
18年2着エタリオウ
17年2着キセキ
16年2着ミッキーロケット
15年2着リアルスティール
14年3着トーホウジャッカル
13年2着マジェスティハーツ
12年1着ゴールドシップ
11年1着オルフェーヴル
10年1着ローズキングダム
10年2着エイシンフラッシュ
09年1着イコピコ
08年3着オウケンブルースリ
07年1着ドリームジャーニー
⇒全馬が3着以内!
すごいよな。このレースで上がり最速を出せば必ず馬券になるんだよ。ちなみにこの『100%データ』は中京開催でも継続されたとんでもねえデータだ。絶対に覚えておくべきだろう。
じゃあ、どんな馬が上がり最速を出せるのかって話だ。
先ほど名前を挙げた15頭の内、前走でも上がり最速をマークしていたのは6頭。前走上がり3位以内まで幅を広げると13頭。やはり直近のレースで速い上がりを使っている馬は信頼できそうだ。
今年の登録馬で『前走上がり最速』をマークした馬は
スマートファントム
ナイトインロンドン
マイネルラウレア
の3頭しかいないんだよ。これらの馬が今回も引き続き上がり最速を叩き出せたら……それはつまり馬券に絡む可能性が濃厚!ってことだろ?この3頭はちょっと注意しておきたいと個人的に思う。
さて、この100%データを見た後だと「ちょっとこのレースだとダメじゃね?」って思える馬も浮上してくるよな。
特にオレが神戸新聞杯向きじゃないなと思うのが関東馬のシーズンリッチ。阪神外回りで毎日杯を制している実績馬ではあるんだけども、この馬はあまり速い上がりタイムを出せていない。これまでのキャリア6戦は1、2、5、8、3、13位といった感じ。超スローペースで、誰でも速い上がりが使えるような新馬戦でしか上がり最速の経験がない。
同じく関東馬のサスツルギはキャリア5戦で1、1、1、2、2位と安定して速い脚を使っているように見えるが、クラスが上がるにつれて上がり最速をマーク出来なくなっている点は気になるところ。重賞のメンバーに入ってどうか?
ダービー3着馬のハーツコンチェルトはさすがだな。ダービーこそメンバー6位に甘んじたが、青葉賞では上がり最速で追い上げている。関東馬の中ではこれが最上位という扱いになってくるだろう。
まあ100%データがあるとは言っても、それはあくまでも一部の材料にしか過ぎない。このページでは枠順、それから関係者情報について今後も更新していくので、そちらも参考にしてくれ。
人気薄のあの馬が色気あり!?
神戸新聞杯の枠順が確定したな。日本ダービー3着のハーツコンチェルトは8枠13番。重賞勝ちの実績があるファントムシーフは5枠7番、サトノグランツは3枠3番と、人気を集めるであろう実績馬はそれぞれ内外でバラけるような形となった。
そもそもこの阪神芝2400mで行われる神戸新聞杯は、あまり枠順による成績の差が出ていない傾向にある。過去10年における当コースでの神戸新聞杯での枠順別成績はこのようになっている。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
2枠 | 0- 1- 2- 8/11 | 0.0% | 9.1% | 27.3% |
3枠 | 2- 1- 0- 9/12 | 16.7% | 25.0% | 25.0% |
4枠 | 1- 1- 0-10/12 | 8.3% | 16.7% | 16.7% |
5枠 | 3- 1- 1- 7/12 | 25.0% | 33.3% | 41.7% |
6枠 | 0- 1- 1-10/12 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
7枠 | 0- 1- 1-12/14 | 0.0% | 7.1% | 14.3% |
8枠 | 1- 1- 1-11/14 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
内目の枠があまり有利でないように見えるが、どんな枠からも馬券に絡むことはできるレースと言って良さそうだ。
コースをぐるっと1周するレイアウトで、最後の直線も長い。力のある馬ならどんな枠でも問題ないということだろう。
とはいえ、馬の個性によって「この枠は厳しい」「この枠なら良い勝負になる!」とトーンが上下するもの。今回オレが話を聞いている関西馬の中で、枠順確定後にトーンが上がったと思えるのはこの馬だ!
ビキニボーイって多分全然人気ないと思うんだが、関係者は「一発あるぞ」って色気ありありなんだよな。
何より今回は外目の枠を引き当てた。中央競馬へと再転入してきたここ2走はいずれも1枠1番からのレース。どうしても道中で内目を走らされる隊列となってしまっていたが、この馬のキャラを考えると外目の枠でこそ力を出し切れそうな雰囲気を感じるんだわ。
ここ2回はどっちも良い脚を使って追い上げているんだけど、この馬って長く脚を使えるタイプだからさ。多少外を回したとしても大味な競馬をした方がいいと思うんだよね。
そういう意味では今回の外枠は大歓迎。阪神の外回りならノビノビ走れると思うし、何より今は具合がいいからね。一発穴を開けられるんじゃないかと期待しているんだよ!

と、関係者もなかなかいい手応えを持っているようなんだ。人気がないからと言ってナメない方がいいかもしれない一頭だぞ。
新聞には載らない関係者情報を公開

最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!
(友道/川田)
陣営はダービーでも色気を持っていたんだが、当時引き当てたのはなんと大外枠の8枠18番だった。しかも隣枠のドゥラエレーデがスタート落馬して空馬になってしまい、それに絡まれる不利もあった。「隣が先行馬だから楽にポジションが取れると思ってたのに、実際はメチャクチャなことになっちゃって……」と、あのレースぶりには関係者も苦笑いするしかないという感じ。
夏はしっかりと休養に充てて、ここに向けてしっかりと態勢を整えてきた。友道厩舎はダービーではサトノグランツとシャザーンの2頭出しだったが、菊花賞に関してはシャザーンは出走しない予定。サトノグランツの方は「本番にいい形で向かいたいよね」と話すように、関係者は結果を出した上で菊花賞に行きたいという考えだ。
(中内田/坂井瑠)
ここまで無傷の3連勝。春にはトレセンで他馬にケンカを吹っ掛けようとして外傷を負うなどやんちゃなところも残っている馬だが(笑)、この中間はそんなアクシデントもなく順調にレースへと臨める。ただ、陣営とすれば不安がない訳ではないとのこと。「阪神で使った時にどうもモタれるところがあったんだよね。瑠星もそこを気にしていたみたいだし

申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。
各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!
そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!
「では、一体どの馬を買えば良いんだ?」
「GIならまだしも、重賞レースの馬は分からない」
と考えている方は多いことでしょう。
ちょっと待った!
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山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。