個性派記者の本音トーク 山川

スプリンターズS2023予想 人気馬ぶっ飛び!絶望の『0%』

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!

さあ、秋のG1シーズンの幕開けだ!今週は短距離王決定戦・スプリンターズSが行われる。

今年のスプリンターズSは“絶対王者不在”で行われる一戦。今年の高松宮記念を勝ったファストフォース、そして昨年のスプリンターズSの覇者であるジャンダルムが既に現役を引退している。直近のスプリントG1を勝った馬が居ないんだよな。

さて、そんなスプリンターズSなんだがな……実は大変に恐ろしい話があるんだよ。

キーワードは……

・人気馬がぶっ飛ぶ

・絶望的

・0%

これだけでもヤバそうだろ!一体どういう話なの?まずはそこから紐解いていこう!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 ナムラクレア 牝4 56.0 浜中 長谷川
2 テイエムスパーダ 牝4 56.0 富田 木原
3 ピクシーナイト 牡5 58.0 戸崎 音無
4 ナランフレグ 牡7 58.0 丸田 宗像
5 ウインマーベル 牡4 58.0 松山 深山
6 ママコチャ 牝4 56.0 川田 池江寿
7 オールアットワンス 牝5 56.0 石川裕 中舘
8 メイケイエール 牝5 56.0 池添 武英
9 アグリ 牡4 58.0 横山典 安田隆
10 マッドクール 牡4 58.0 坂井瑠 池添学
11 ジュビリーヘッド 牡6 58.0 北村友 安田隆
12 ドルチェモア 牡3 56.0 西村淳 須貝尚
13 ジャスパークローネ 牡4 58.0 団野
14 エイシンスポッター 牡4 58.0 角田河 吉村
15 キミワクイーン 牝4 56.0 横山武 奥村武
16 モズメイメイ 牝3 54.0 武豊 音無

人気馬ぶっ飛び、絶望0%データ

実は直近5年間のスプリンターズSでは、人気馬がぶっ飛んでいる絶望的な恐ろしいデータがあることをご存知かね。

しかもそのデータ、めっちゃ簡単なんだよ。誰が見てもすぐわかるもの。

そう、枠順だ。

ちょっとこれを見てみてほしい。特に見てほしいのは7枠、8枠の数字だ。

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 1- 0- 3- 6/10 10.0% 10.0% 40.0%
2枠 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0%
3枠 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0%
4枠 2- 2- 0- 6/10 20.0% 40.0% 40.0%
5枠 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0%
6枠 0- 1- 0- 9/10 0.0% 10.0% 10.0%
7枠 0- 0- 0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
8枠 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0%

な、なんと7枠8枠は連対率0%だ……。

3枠も確かに0%なんだが、2枠も4枠も好走例はあるんだよ。なのでこれは偶然という要素が大きいと見た。しかし外枠は見ての通り、外に行けば行くほど数字が落ちる、という感じ。

しかもな、7、8枠に入った馬には人気馬も少なくなかったんだよな。

18年レッドファルクス(5人気)
→8枠16番で10着…

20年レッドアンシェル(4人気)
→7枠13番で6着…

21年ダノンスマッシュ(1人気)
→7枠14番で6着…

22年メイケイエール(1人気)
→8枠15番で14着…

人気を背負って外枠に入った馬がほぼ毎年ぶっ飛んでいるというのが、ここ最近のスプリンターズSにおける現状である。

そもそも中山芝1200mってのは、レースの半分ぐらいがカーブ(=コーナー)を走るコースなんだよな。当たり前の話なんだけど、コーナーでは外を回っている方が長い距離を走らされる。ほら、運動会のかけっこでも外のレーンの子は前からスタートできるだろ?あれはコーナー分の距離を調整するためだ。

コーナーでポジション争いをしなければいけないこのコースは、外枠の馬が上手く好位置を確保できずに終わってしまうケースが多いってこと。そりゃ外枠勢は不振になりがちだよな。

まあデータはデータだ。馬によっては「いやいや、内枠なんかに入るぐらいなら外枠大歓迎!」というタイプも居る。そこは柔軟に関係者の声を聞いて判断すべきだが、こうして明確な傾向が出ているってのは絶対に見逃せないポイントだ。


さて、今年は外枠に誰が入るのか?人気を集めている馬が入ってしまった場合は、額面通りに“サゲ”の評価でいいのか?その辺りは、実際に今後入手していく関係者の声も合わせてもうちょっと考えていこう。

外枠各馬の本音は一体?

さあ、スプリンターズSの枠順が確定したな!ここ5年間絶望的に好走例が少ない外枠に入ったのは以下の4頭だ。

7枠13番ジャスパークローネ
7枠14番エイシンスポッター
8枠15番キミワクイーン
8枠16番モズメイメイ

「じゃ、この4頭は消しで!」と思った方々。ちょっと待ってほしい。たしかにデータ上は絶望的な枠順を引き当ててしまったのだが、果たして全ての陣営が枠を見て絶望しているかというと、決してそういうワケでもないんだよ。

軽くにはなるが、4頭の関係者のリアクションを紹介しよう。

7枠13番ジャスパークローネ
「良いか悪いかは五分五分かな」

今年の4勝は全部逃げ切り。とにかく行けるかどうかがカギで、メチャクチャ負けた函館スプリントは行けなかったのが敗因。基本的に外枠は歓迎なんだよ。揉まれずに押していけるからね。

ただ今回の場合は内にテイエム(スパーダ)やら、オールなんちゃら(※オールアットワンス)やら速い馬が入っちゃった。枠自体は気にならないんだけど、枠の並びとしてはちょっと気になるところもある。良いか悪いか、五分五分じゃないかな。

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7枠14番エイシンスポッター
「全く気にならないです」

外枠?ああ、そうなんだね。正直言って全く気にならないですわ。後ろから行ってズドンっていう馬だからね。内枠で包まれるよりは競馬しやすいんじゃない?

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8枠15番キミワクイーン
「やる気ダウンでしょうね……」

ピンク帽ね……。まあやる気ダウンでしょうね、横山武史くんが(笑)。函館スプリントは8枠から勝ってるんだけど、武史くんは前々からこの馬に関しては内枠希望なんです。なので、あの時も外枠引いてガックリ来ていた。函館では上手くハマったけど、G1となるとどうでしょうか。

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8枠16番モズメイメイ
「そんなことありますか(苦笑)」

2回連続の大外枠ですよ、そんなことありますか(苦笑)。

たしかに葵Sではすごいロケットスタートを決めたけど、あれは紙一重。0.1秒でもズレていたら恐らく大出遅れ。要するにラッキーの好スタートだったので、またアレをやれってのは難しい話。この枠だと後手に回りそうですね。

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どうよ、四者四様って感じだろう?もちろんこれらの関係者は外枠が不利というデータを知った上でこのような発言になっている。馬の個性や他馬との並びを重視しているから、データは不利でも感触は悪くないという馬は少なくないんだよ。まあでも、8枠の2頭はなかなかガックリ来ていたな。

さて、ここではもう1頭オレの注目馬を採り上げたいと思う。外枠各馬よりも断然良い枠を引き当てたのがこの馬だからな!

⑥ママコチャ
「どうやって乗ってくるか楽しみでならない!」

ママコチャは内目の3枠6番を引き当てたんだが、これって色々な意味で絶好枠と言えるんだよな。スプリント戦でも行きたがるような前進気勢の強い馬だけに、前に壁を作りやすいってのが一つ。

もう一つは他馬との位置関係だ。最内に人気の中心ナムラクレア、2番枠に絶対ハナへ行きたいテイエムスパーダが居て、他の先行勢よりかは内枠をゲット。有力馬や逃げ馬を見ながら進められるはずなんだよ。

しかも、今回の鞍上は川田将雅ってのも大きなポイントだ。

水曜の日本テレビ盃を見た?追い込み馬のウシュバテソーロを「休み明けだから」「1800mだから」って理由でアッサリ先行させていたけど、そんな簡単にできることじゃないからね。神戸新聞杯だって針の穴を通すような凄まじい進路取りだったし、今の川田は見えてる世界が他の騎手とは違うレベル。

そんな川田に依頼したタイミングで内枠なんて、どうやって乗ってくるか楽しみでならないよ。川田サイドも前々からこの馬はG1でもやれるって見立てだったらしいし、いきなりG1で勝ち負けになってもいいと思う。

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と、色気十分って雰囲気だったぞ。たしかに今の川田将雅の手腕をもってすれば、この枠なら好勝負に持ち込める可能性が十分にありそうだな。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

①ナムラクレア
(長谷川/浜中)

「去年のスプリンターズで失敗したなと思うところを、しっかり改善して取り組んできたんですよ」と厩舎関係者。その昨年はG1出走とあってかなり陣営に気合が入っており、その分だけ馬を追い込んで調整しすぎてしまったという後悔があったそう。なので今年はメリハリを意識して仕上げてきたという話だ。

あとはこの最内枠ってのがポイントだろうな。「外々を楽に立ち回る形が一番合っている馬なので、どう捌くかはカギになると思う。でも今のこの馬の状態だったらすごく気になる材料って訳でもないし、自信があるのは間違いないよ」と関係者。まあ、あとは浜中のエスコート次第ってところだろう。それ以外に気になるところはあまりない。

⑥ママコチャ
(池江寿/川田)

デビューからしばらくの間は1400~1600m戦に使ってきたが、前走の北九州記念(9万9380円的中)から1200m戦へシフトチェンジ。かなり前進気勢が強くなっているだけに、1400m戦でも引っかかってしまいそうな状況だったからな。この路線変更は馬のキャラを考えるにナイスだと思う。そして北九州記念でしっかりと対応した上で



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!

「最初のGIは是が非でも当てたいよな」

「しばらく競馬を休んでたけどスプリンターズSで復帰するぞ」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
頼れる本物の情報がココにあるぞ!

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知っているか?競馬界は圧倒的に『西高東低』だ。
中長期的に馬券で勝っていきたいなら、主軸に据えるのは関西馬であった方が間違いない。でも、ただ関西馬だから全部買えば良いということではない。だからこそ、オレたちCHECKMATEは栗東を拠点に、他では入手できないような関西陣営の本音をお届けすることを武器としているんだ。


栗東を拠点に、あらゆる関西陣営の情報に精通するCHECKMATEでは、8月開催から重賞勝負で5週連続の万馬券的中をお届けしています!




また、先週の神戸新聞杯では、1番人気に支持されたのは関東馬のハーツコンチェルトでしたが、山川記者を中心とする重賞情報班の結論は違った!

10番人気ながら2着と激走したサヴォーナを含め、◎▲○で完璧に仕留めています!



今週のスプリンターズSでも、ココではまだ紹介できない穴馬も含め「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!


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重賞やGIに関する情報だけではなく、その他の勝負情報もぜひ注目してみてくれ。秋競馬もオレたちと勝ち抜こうぜ!


山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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