個性派記者の本音トーク 山川

毎日王冠2023予想 シュネルマイスター今年はアカン!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!

今週からは開催場が東京・京都へと移る。G1レースこそないが、東京では毎日王冠、京都では京都大賞典という伝統のG2レースが行われるな。

その中で、今回は日曜に行われる毎日王冠に注目だ。今年はシュネルマイスター、ソングラインと春もG1戦線を賑わせていたG1馬2頭が出走。特にシュネルマイスターの方は2年前に毎日王冠を勝っている馬だ。

ルメールが乗るってこともあって当然1番人気に推されると思うんだが……実はこのシュネルマイスター、今年は“アカン”って話が入っているんだよな。

俺もこの話を最初に聞いた時は驚いた。だってこの毎日王冠ってのはいかにもシュネルマイスター向きのレースだからな。

何がどうアカンのか?まずはシュネルマイスターについて詳しく掘り下げていくぞ!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 シュネルマイスター 牡5 58.0 ルメール 手塚
2 エエヤン 牡3 56.0 Mデムーロ 伊藤大
3 ノースザワールド 牡5 57.0 横山和 大久龍
4 アドマイヤハダル 牡5 57.0 田辺 大久龍
5 バビット 牡6 57.0 内田博 浜田
6 エルトンバローズ 牡3 55.0 西村淳 杉山晴
7 ウインカーネリアン 牡6 57.0 三浦 鹿戸雄
8 ジャスティンカフェ 牡5 57.0 横山典 安田翔
9 バラジ 牡4 57.0 横山武 鹿戸雄
10 ソングライン 牝5 57.0 戸崎
11 フェーングロッテン 牡4 57.0 松若 宮本
12 デュガ 牡4 57.0 川田

シュネルマイスター、今年はアカン!?

いやいやアカンっていうけど、どんなデータ見てもシュネルマイスター有利じゃない?

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……と、思ったファンの方々も少なくないのではないかな。最近は色々なデータを調べて馬券を買われている方が本当に増えている印象だからな。

たしかにこの毎日王冠、データ的にはシュネルマイスターにとって追い風となる要素ばかりだ。

・1番人気5連勝中!
18年①着アエロリット
19年①着ダノンキングリー
20年①着サリオス
21年①着シュネルマイスター
22年①着サリオス

過去5年1番人気の勝率100%!

シュネルマイスターは今年1番人気濃厚
・上がり最速=2着以内確定
18年②着ステルヴィオ
19年①着ダノンキングリー
20年①着サリオス
21年①着シュネルマイスター
22年①着サリオス
22年②着ジャスティンカフェ

過去5年上がり最速馬の連対率100%!

シュネルマイスターは近2走が上がり最速
・前走東京の馬が圧倒!
前走が東京競馬場
⇒[5-5-1-11]

前走が東京競馬場以外
⇒[0-0-4-30]

過去5年2着以内は全て前走東京組!

シュネルマイスターの前走は東京・安田記念

一部だけど、こんな感じ。データだけ見てたらシュネルマイスター買いたくなるものばっかりだろ。

でもな、こんなデータどこにでも載ってるから、全くもって大したもんじゃねえぞ。

俺がシュネルマイスターに関して一番気になっているのは、関東情報筋から「なんか様子がヘンで……」という声を聞き入れているからなんだよ。

太目残りに見えるのは体型の問題もあるんだろうけれど……どうも馬のメンタルが心配。馬場入りする時にゴネるところがあるんだよ。そんな馬じゃなかったはずなんだけど。

手塚先生「馬が苦しがって走っているかも」ってトーン。能力があるのは間違いないけど、ちょっと今までにない不安が出てきちゃった感じ。

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なんだってさ。マスコミはスプリンターズSだったり凱旋門賞ばかりを採り上げているから、日曜時点でシュネルマイスターがこんなことになっているってのは大々的に触れていないはずだけど、1週前時点の感触としてはなかなかアヤシイ。

まあ最終追い切りでは「何も気にならなくなりました」ってオチもあるかもしれないが、現場で首を傾げている人が居るってのは覚えておいた方が良いと思う。

あとは馬券を買う時に、データを信じるのか、現場の話を信じるのかって話。俺がさっき挙げたデータなんてたった過去5年のことだからな。もっと視野を広げたら違う結果が出たりもする。

これを念頭に置いた上で、枠順やレース直前の関係者情報もチェックしていこう!

枠順確定後にトーン急上昇の穴馬が!

毎日王冠の枠順が確定したな。1番人気になるであろうシュネルマイスターは1枠1番。古馬になってからはシュネルマイスターに先着し続けているソングラインは7枠10番。昨年の毎日王冠で2着に好走しているジャスティンカフェは6枠8番となった。

シュネルマイスターの最内枠は非常に極端な枠にも見えるが、一昨年に当レースを勝った時も同じ1枠1番だった。毎日王冠の舞台である東京芝1800mはコーナーも緩く広いコースで、紛れの生じづらい舞台。昔の格言に『府中千八展開要らず』なんてものもあったな。内枠からでも外に持ち出すチャンスはいくらでもある。

そういう意味ではシュネルマイスターにとって不利な枠ではないと思えるが、実はこのレースは外枠勢の活躍が目立つ。

毎日王冠・枠順別成績(過去10年)
1枠[1- 0- 2- 7/10]
2枠[1- 0- 0-10/11]
3枠[1- 1- 0- 9/11]
4枠[0- 3- 3- 8/14]
5枠[0- 2- 2-12/16]
6枠[3- 1- 3-11/18]
7枠[2- 0- 0-18/20]
8枠[2- 3- 0-15/20]

直近10年間で複数の勝ち馬を輩出しているのは全てが外枠。紛れの生じづらいコースだからこそ、開幕週の芝のレースでも内枠有利という結果にはならないんだよな。


さて、関西勢ではそんな外枠を引き当てた馬の中に、関係者のトーンがアップしている馬が居るぞ!

⑪フェーングロッテン
「この枠なら本来の競馬が出来るはず!」

フェーングロッテンは先行策がスタイル。今年1月の中山金杯から3走連続で重賞で好走を果たしたが、これらは全てハナを切る形での粘り込みだった。

ただ、前走の七夕賞ではハナに行けずに大敗。どうしてもスムーズに先行できるかがカギという馬だけに、外に居る馬が少なく、揉まれずに進められそうな外枠は好枠と言えるだろう。

実際に関係者も……

内目の枠だと他の馬に邪魔されて前に行けないパターンがあり得たからね。今回は出来るだけ外枠が良いと思っていたから、願ってもないところをもらえたよ。

この前の七夕賞は枠の並びもそうだけど、疲れが溜まっていたのもあって本来の走りが出来なかったんだよね。リフレッシュを挟んだ上で外枠なら、今度は変わってくると思うよ!

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と、かなり前向きでトーンも高かったな。あとはレースでどれだけ理想通りの立ち回りが出来るかに尽きるだろう。期待できそうだ。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

④アドマイヤハダル
(大久龍/田辺)

大久保厩舎は2頭出しだが、どちらかと言えばトーンが高いのは④アドマイヤハダルの方。ただ、完調と言えるところまでのデキではないそうだ。「正直言ってオープン特別から始動するプランもあったぐらいだからね。まずはここを使って、次以降は状態が上がってくると思う」という話。

とはいえ、上がりの速いコースだったり、1800m戦だったりと言った条件には上手く対応している馬だからな。確かにここは相手が強いものの、適性としてはチャンスがあっていいと思う。

⑥エルトンバローズ
(杉山晴/西村淳)

数々の名馬がデビューしてきた菊花賞週に新馬戦へと出走しているだけあって、厩舎サイドの期待はデビュー前の段階からかなり高かったんだよな。勝ち上がるまでには少々時間がかかったものの、直近は3連勝。ようやく軌道に乗ってきたというのもあるし、西村淳也と手が合っているというのも良かったよな。西村はこの馬のために福島遠征も行っていたように、



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!

「シュネルマイスターが怪しいのは分かった」

「他にも実績ある馬が揃っていて悩ましい」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
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中長期的に馬券で勝っていきたいなら、主軸に据えるのは関西馬であった方が間違いない。でも、ただ関西馬だから全部買えば良いということではない。だからこそ、オレたちCHECKMATEは栗東を拠点に、他では入手できないような関西陣営の本音をお届けすることを武器としているんだ。


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また、先々週の神戸新聞杯では、1番人気に支持されたのは関東馬のハーツコンチェルトでしたが、山川記者を中心とする重賞情報班の結論は違った!

10番人気ながら2着と激走したサヴォーナを含め、◎▲○で完璧に仕留めています!



今週の毎日王冠でも、ココではまだ紹介できない穴馬も含め「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!


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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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