個性派記者の本音トーク 山川

秋華賞2023予想 リバティアイランドが居ても●●は買っちゃダメ!

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!

さあ今週は秋華賞だ。今年はなんといっても春の牝馬二冠を制したリバティアイランドが三冠達成を狙う。オークスが後続に6馬身差をつけての大楽勝とあって、一般ファンやマスコミの間では「もうリバティアイランドの三冠達成でカタイ」と思っている人も多いはずだ。

一方で、こういった確固たる人気馬が居る場合には「リバティが負けたら儲かること間違いなし。逆張りで違う馬を買う!」と考える方も少なくないのではないだろうか。

その考え自体は俺は大変に良いことだと思う。人気を集める馬だって、確実に勝利するわけではない。逆転の可能性のある馬を見つけて狙うというのは、馬券攻略において非常に大事なことだ。

ただな……

今年は京都開催!

最後の直線が平坦だから先行馬が有利でしょ(^^)

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と思っている人が居たりしないか?


バカヤロー!!


それだけはやっちゃダメだ!まずは秋華賞の“NGパターン”からチェックするぞ!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 フェステスバント 牝3 55.0 酒井学 藤岡健
2 ハーパー 牝3 55.0 ルメール 友道
3 マラキナイア 牝3 55.0 池添 吉岡
4 コナコースト 牝3 55.0 鮫島駿 清水久
5 ドゥーラ 牝3 55.0 斎藤 高橋康
6 リバティアイランド 牝3 55.0 川田 中内田
7 マスクトディーヴァ 牝3 55.0 岩田望 辻野
8 モリアーナ 牝3 55.0 横山典 武藤
9 ミシシッピテソーロ 牝3 55.0 石川裕 畠山吉
10 グランベルナデット 牝3 55.0 松山 大竹
11 キタウイング 牝3 55.0 江田照 小島茂
12 ドゥアイズ 牝3 55.0 西村淳 庄野
13 ラヴェル 牝3 55.0 坂井瑠 矢作
14 コンクシェル 牝3 55.0 清水久
15 ヒップホップソウル 牝3 55.0 横山武 木村
16 ピピオラ 牝3 55.0 藤岡康 武幸
17 ソレイユヴィータ 牝3 55.0 武豊 杉山晴
18 エミュー 牝3 55.0 Mデム 和田郎

秋華賞では買っちゃダメな“NGパターン”

秋華賞が行われる京都芝2000mは、小回りかつ最後の直線が平坦。いかにも先行有利に思えるだろう?

実はそれって正解。直近の5年間に京都芝2000mで行われた条件戦を、おおまかな脚質別成績で見るとこうなる。

■京都芝2000mでの条件戦(直近5年)
脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 16- 15- 11- 65/ 107 15.0% 29.0% 39.3%
先行 54- 42- 41- 202/ 339 15.9% 28.3% 40.4%
差し 20- 29- 28- 273/ 350 5.7% 14.0% 22.0%
追込 7- 12- 17- 292/ 328 2.1% 5.8% 11.0%

イメージ通り、逃げ先行馬の連対率・複勝率が抜けているんだよな。やはり直線が長くなければ、坂もないコースでは前につける馬が有利になるんだよ。

ただし、秋華賞に限っては話が変わってくる。過去10年に京都で行われた秋華賞を同じように脚質別成績で見ると、こうなるんだよ。

■秋華賞(過去10年)
※阪神開催の2回を除く
脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 12.5%
先行 0- 0- 2- 23/ 25 0.0% 0.0% 8.0%
差し 8- 4- 6- 51/ 69 11.6% 17.4% 26.1%
追込 0- 3- 0- 36/ 39 0.0% 7.7% 7.7%

なんと、逃げ・先行馬がわずかに3頭しか馬券に絡んでないんだよ……。

一言で先行馬と言っても抽象的なところがあるので、もうちょっと具体的な話をしようか。

直近10年間、京都の秋華賞で1コーナーを3番手以内で入った馬は[0-1-0-26]で複勝率3.7%

5番手以内まで広げても[0-1-2-40]で複勝率7.0%だ。


今年の秋華賞の主役、リバティアイランドは基本的に中団以降から末脚でどうにかする馬だろう?となると、ファン心理とすれば馬券を買う時に「リバティよりも前々で進められて、出し抜けるような馬を選びたい」と思ってしまのではないだろうか。

この考えは普通のレースならばアリなんだが、秋華賞では“ダメ”。穴を狙いたいんだったら、むしろリバティみたいに後ろから行くような馬を腹括って選んだ方が良いぞ。

というのもな、京都芝2000mが先行有利なんてのはどのジョッキーもわかり切っていることなんだよ。なので、ビッグタイトルのかかったG1では各騎手が早め早めを意識した立ち回りとなってしまい、必要以上にペースが流れてしまうのだろう。

それもあって、差し馬の方が好成績を残す傾向にあるレース。打倒リバティの馬券を買うなら、これぐらいはわかっておかないといけないぞ!

枠順にも“意外性”あり

秋華賞の枠順が確定したな。三冠達成がかかるリバティアイランドは3枠6番。オークス2着のハーパーは1枠2番、ローズSを勝ったマスクトディーヴァは4枠7番と、内目の方に人気を集めそうな馬が複数集まっているな。

さて、秋華賞は意外にも差し・追い込み馬の活躍が目立つということをお伝えさせてもらったが、そんな“意外性”が実は枠順データにもあることをご存知か?

実はこの秋華賞、外枠各馬の活躍が目立つんだよ。実際、過去10年の内阪神開催だった年を除いた枠順別成績を見てみると……

■秋華賞(過去10年)
※阪神開催の2回を除く
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 0- 1- 1-13/15 0.0% 6.7% 13.3%
2枠 0- 2- 1-12/15 0.0% 13.3% 20.0%
3枠 2- 0- 1-13/16 12.5% 12.5% 18.8%
4枠 1- 2- 1-12/16 6.3% 18.8% 25.0%
5枠 0- 1- 0-15/16 0.0% 6.3% 6.3%
6枠 1- 1- 1-13/16 6.3% 12.5% 18.8%
7枠 2- 1- 3-17/23 8.7% 13.0% 26.1%
8枠 2- 0- 0-22/24 8.3% 8.3% 8.3%

このように、7、8枠という外目の枠に入った馬がしっかりと勝っているんだよ。過去にはデアリングタクトが7枠からのスタートで三冠を達成したなんてこともあったな。

京都芝内回りコースを使う芝2000m戦は小回り。故に内目の枠からロスなく立ち回った方が良いと思われがちだが、実際は外枠からの発走でもなんら問題なし、という点は覚えておくべきだろう。

さて、今年はそんな外枠に入った馬の中に面白い穴馬候補が居るぞ!

⑬ラヴェル
「実はこの馬、外枠得意ですよ!」

ラヴェルはどうにもムラのある戦績をしているんだが、とにかくスムーズな競馬が出来れば3歳牝馬戦線でも上位級の力を持っていることは間違いない。実際、1番枠からの発走ながら果敢に先行したオークスでは、2着馬と0.1秒差の4着だったからな。

今回は7枠13番。やや気性的に昂ってしまう馬の奇数番・外枠を悲観的にとらえている一般のファンも少なくないようだが、内々では某関係者のトーンが確実に上昇している。

結局のところ、この馬ってノビノビとしたフットワークを活かすのが一番でさ。馬群の中で揉まれるような競馬だと力を出し切れないんだよね。新馬戦とアルテミスSなんて、どっちも外枠からの競馬だったからね。

秋華賞の外枠って決して不利ではない枠みたいだし、先行馬の少ない今回のメンバーならすんなり自分の形に持ち込めると思う。上手く行けばまたリバティを制して……なんてことも考えちゃうよなあ。

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と、かなり色気があるようだったな。あとは馬場バイアスなどがマッチするかもカギにはなるが、とにかく陣営が自信を持っているという点は見逃せないぞ。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

②ハーパー
(友道/ルメール)

ルメールの記者会見を見たか?「友道先生とは話しませんでした」「状態はわからない」ってまるで他人事のようなコメントばかり(笑)。本当に上位人気馬で臨むG1の数日前か?っていうトーンだけに、やっぱり鞍上サイドとすれば今回は一頭“強敵”が居るって感覚が強いんだと再認識したよ。

とはいえ、厩舎サイドは結構前向きでな。「馬体重は20キロぐらい増えてるんだけど、なんというか体の幅はそれ以上に出てきたような感じでさ。特に背中からトモにかけてがよくパワーアップしている印象。ちなみに、ユーイチ(福永調教師)も春より全然良いってジャッジだったわ」と関係者。間違いなく良化はしているぞ。

④コナコースト
(清水久/鮫島駿)

桜花賞で2着とあってオークスでは3番人気に推されていたが、この馬に関しては「息遣いが良くない」という現場の声を聞き入れていてね。オークスでは押さえまでの評価としていた。そもそも鮫島克駿レーンに替えたというのも悪手だった感じ。勝手知ったるジョッキーを乗せておけばよかったのにね~と思っていたんだよ。今回は



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!

「どうせリバティから買えばどうにかなるだろ」

と思っている方も、

「自分は敢えて、リバティ以外の馬から勝負するぞ!」


と考えている方も、それはそれで良いでしょう。

では、何を買う?
頼れる本物の情報がココにあるぞ!

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中長期的に馬券で勝っていきたいなら、主軸に据えるのは関西馬であった方が間違いない。でも、ただ関西馬だから全部買えば良いということではない。だからこそ、オレたちCHECKMATEは栗東を拠点に、他では入手できないような関西陣営の本音をお届けすることを武器としているんだ。


栗東を拠点に、あらゆる関西陣営の情報に精通するCHECKMATEでは、8月開催から重賞勝負で5週連続の万馬券的中をお届けしてまいりました。




また、先月一番の重賞ヒットとなった神戸新聞杯では、1番人気に支持されたのは関東馬のハーツコンチェルトでしたが、山川記者を中心とする重賞情報班の結論は違った!

10番人気ながら2着と激走したサヴォーナを含め、◎▲○で完璧に仕留めています!



今週の秋華賞でも、ココではまだ紹介できない穴馬も含め「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!


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重賞やGIに関する情報だけではなく、その他の勝負情報もぜひ注目してみてくれ。秋競馬もオレたちと勝ち抜こうぜ!


山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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