個性派記者の本音トーク 山川

エリザベス女王杯2023予想 事件は会議室じゃない!勝ち馬は先行馬じゃない!

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!



さあ、秋のG1シーズン再開だ!今週のエリザベス女王杯から暮れの有馬記念……じゃなかった、ホープフルSまでは毎週中央競馬でG1が行われる。もういくつ寝るとお正月って?もう8個G1見たらお正月だ!

さて、エリザベス女王杯は今年は久々に京都芝2200mでの開催となる。ここ3年は改修工事の影響で阪神芝2200mでの開催だったが、まあ京都と阪神って同じ距離でも全然違うコースなんだわ。そもそも京都なら外回り、阪神だと内回りだしな。

ということで、ちゃんとデータも京都開催時ものを見るべき。すると、面白い傾向が出てきたんだよ。ずばり……


勝ち馬は前につけてるんじゃない!

差しに構えてんだ!


(※事件は会議室で起きてんじゃない!現場で起きてんだ!)


このセリフを覚えておけばイイコトあるはずだぞ。まずは詳しい傾向から見ていこうじゃないか!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 ブレイディヴェーグ 牝3 54.0 ルメール 宮田
2 ルージュエヴァイユ 牝4 56.0 松山 黒岩
3 ハーパー 牝3 54.0 川田 友道
4 ローゼライト 牝5 56.0 和田竜 清水久
5 イズジョーノキセキ 牝6 56.0 岩田康 中村
6 ディヴィーナ 牝5 56.0 Mデムーロ 友道
7 ジェラルディーナ 牝5 56.0 ムーア 斉藤崇
8 シンリョクカ 牝3 54.0 木幡初 竹内
9 アートハウス 牝4 56.0 坂井瑠 中内田
10 ククナ 牝5 56.0 浜中 栗田徹
11 ライラック 牝4 56.0 戸崎圭 相沢
12 ゴールドエクリプス 牝4 56.0 岩田望 大久龍
13 サリエラ 牝4 56.0 マーカンド 国枝
14 マリアエレーナ 牝5 56.0 三浦 吉田
15 ビッグリボン 牝5 56.0 西村淳 中内田

勝ち馬は差しに構えてんだ!

さて、改めて今年は京都のエリザベス女王杯だ。昨年までの3年間は阪神開催だったが、この両コースはかなり特徴が異なる。

【前3年】阪神芝2200m
・内回りコース ・直線に坂あり/約350m
【今年】京都芝2200m
・外回りコース ・直線は平坦/約400m

どちらもロングスパート戦になりやすいのは同じなのだが、阪神の方が坂もあるためじわじわしぶとく脚を伸ばす競馬を強いられるという感じ。

一方で京都は最後の直線が平坦だ。ゴール前が平坦だとどんな競馬になりがちだと思う?大雑把なイメージで言えば、坂がない分だけ先行勢がそのまま粘り込む形に持ち込めそうだと思えないか?

俺もそう思っている時期があったよ。ただ、これは半分正解で半分間違い。確かに先行勢が頑張れるのは間違いないんだが、勝ち切れないんだよ。

実際に、京都で行われたエリザベス女王杯(直近10年分)に関する、このデータを見てほしい。

★エリザベス女王杯(京都開催直近10年分)
・1コーナーを4番手以内で通過した馬

[0-7-3-35]勝率0.0%

10年で7頭が連対しているにもかかわらず、ただの1頭も勝っていないんだよ。

裏を返してみようか。勝ち馬は一体どんなポジションから競馬をしているのか?

★エリザベス女王杯(京都開催直近10年分)
・勝ち馬のコーナー通過順

10年スノーフェアリー (6-5-7-7)
11年スノーフェアリー (13-14-11-10)
12年レインボーダリア (11-11-11-9)
13年メイショウマンボ (7-7-8-7)
14年ラキシス     (8-7-7-7)
15年マリアライト   (9-9-6-6)
16年クイーンズリング (9-9-9-7)
17年モズカッチャン  (5-5-5-4)
18年リスグラシュー  (8-9-10-9)
19年ラッキーライラック(7-8-8-8)

17年のモズカッチャンは比較的前目につけていたが、それにしても他の馬はみんな差し馬だ。2着馬は4番手以内から粘っている馬も多いんだがな~。

たしかに直線が平坦だと先行馬が楽になるのは間違いないんだが、走りやすいのは差し馬も一緒なんだよな。特に決め手のある馬に関しては、坂があるよりも速い末脚を発揮できる分だけ、先行勢も捕らえられるということ。

ということで、京都開催だからといって先行馬の単勝を買おうと思っているそこのあなた。


勝ち馬は前につけてるんじゃない!

差しに構えてんだ!


(※事件は会議室で起きてんじゃない!現場で起きてんだ!)


ってことをよく覚えておくように。大事なことだから2回言ったぞ!

枠は関係ない?そんなことないぞ!

エリザベス女王杯の枠順が確定したな。昨年覇者ジェラルディーナは4枠7番、関屋記念や府中牝馬Sなどで的中に貢献してくれているディヴィーナは4枠6番。

これは馬券検討においてはどうでもいい話なんだが、この2頭の母ってジェンティルドンナヴィルシーナなんだよな。牝馬クラシック3レース全てでワンツーしたライバル関係だった2頭の産駒が、G1の大舞台で隣同士の枠順に。

実はジェンティルドンナとヴィルシーナってローズSで6番、7番と隣同士に入ったこともあるんだよ。母も対決した2頭が子供の世代でも対決……競馬ってのはこういう世代を超えたドラマもあるんだよな。


珍しくこんな雑談をしたのはな、ぶっちゃけエリザベス女王杯っていうレース自体は、あんまり枠順が重要じゃないんだわ。

■エリザベス女王杯・枠順別成績
※京都開催の直近10年分
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 2- 1- 1-15/19 10.5% 15.8% 21.1%
2枠 2- 1- 1-16/20 10.0% 15.0% 20.0%
3枠 2- 2- 2-14/20 10.0% 20.0% 30.0%
4枠 0- 0- 3-17/20 0.0% 0.0% 15.0%
5枠 0- 3- 1-16/20 0.0% 15.0% 20.0%
6枠 2- 1- 1-15/19 10.5% 15.8% 21.1%
7枠 0- 0- 1-26/27 0.0% 0.0% 3.7%
8枠 2- 2- 0-24/28 7.1% 14.3% 14.3%

ってな感じ。勝てていない枠もあるにはあるんだけど、まあそれは偶然でしょ。7枠だけ複勝率が低いのは、この枠だけ該当馬の平均単勝オッズが104倍と3桁になっているのが一番の要因。基本的にはフラットって考え方でいいだろう。


……で、終わりにしちゃいけない。俺が今まで言ってきたのはあくまでも『レースにおける枠順データ』なんだよ。馬によってはそのデータと反する枠順を希望していることだってあるだろう?

ということで、今年の枠順を歓迎しているこういう馬だって居るんだよな。

③ハーパー
「このジョッキーでこの枠はアツイ!」

ハーパーは牝馬クラシック三冠こそルメールが騎乗していたが……まあこれって単純にクイーンCを勝たせた川田リバティアイランドに乗るからだよな。

そのルメールも当然腕のあるジョッキーに違いないが、今回は重賞を勝たせた川田に手が戻る。その上で引き当てたのは2枠3番という内枠だった。

これは川田の良さがいかにも活きる枠でしょ。ソツなく回ってこられるし、何よりあの人なら怯まず狭いところにも突っ込んでいけるだろう。

ほら、京都の外回りって内回りコースと合流するタイミングでラチ沿いがポッカリ空くでしょ?ああいうところを突いて上がれるイメージもある。これは良い枠をもらえたよ!

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と、いいイメージができているようだ。チャンスが広がった印象だな。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

③ハーパー
(友道/川田)

そもそもなんで秋華賞がぶっつけの出走になったかって話。ぶっちゃけるとさ、秋華賞ってもうみんなリバティアイランドが勝つと思っていた訳じゃん。オークスでブッチギられたハーパー陣営からすれば、ライバルのエグい能力を間近で目の当たりにしているんだよ。あれを秋華賞でガチンコで負かしに行こうと思うかね?

経緯や理由はさておき、秋華賞に関しては「間に合わせの出走って感じで、100%のデキではなかったですよ」というのが厩舎サイドの話。勝負度合いとすれば全然高くなかったってこった。ひと叩きした今回は着実に状態アップ。川田への乗り替わりもプラス。今度は走りが変わってきそうな雰囲気。

⑥ディヴィーナ
(友道/Mデムーロ)

一昨年の12月からずーっとマイルぐらいのレースに使ってきただけに、前走後はマイルCSに向かうというプランもあったはず。ただ「ジョッキーとも相談して、距離は全然大丈夫って話になったんだよね。この前逃げたのも厩舎とジョッキーが相談してのことだし、この馬に関してはミルコが上手いことやってくれているよ」と関係者。ここ最近はずっと左回りのレースを使っていて



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!

「今年のエリザベス女王杯は混戦だな」

「じゃあ、一体何を買えば良いんだ?」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
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栗東を拠点に、あらゆる関西陣営の情報に精通するCHECKMATEでは、8月開催から重賞勝負で5週連続の万馬券的中をお届けしてまいりました。


また、先月の重賞・富士Sでは、ルメールが騎乗していた人気馬エターナルタイムを、我々が独占的に掴んでいた内部事情から“軽視”。勝負の関西馬ナミュールを中心に完璧に仕留めています!

GI・重賞レース
(シルバーランク以上の方限定)

[10月21日(土)東京11R]
富士ステークス(G2)
◎ナミュール
△レッドモンレーヴ(4番人気)
△ソーヴァリアント(6番人気)

3連単:2万7890円的中
3連複:6060円的中
馬連:1700円的中

そして、先週のアルゼンチン共和国杯・みやこSでも的中馬券をお届けするなど、目下絶好調だ!

今週のエリザベス女王杯でも、ココではまだ紹介できない穴馬も含め「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!


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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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