関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!
さあ、いよいよ今週はジャパンカップ。今週に関してはとにかくシンプルに行こう。
世界レーティング1位のイクイノックスと、今年の牝馬三冠馬リバティアイランド。果たしてどっちが強いかな!?
今年と似たシチュエーションだったジャパンカップが2020年。あの時はアーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクトという三冠馬3頭が集結し、3頭が単勝3倍台までの間に固まって、4番人気が17.2倍。完全に三強という争いになって、結果もその3頭のワンツースリーだった。
今年も単勝オッズとしてはイクイノックスとリバティアイランドが抜けた人気となるだろう。では、結果もそうなるのか?先着するのはどちらか?
まずは各馬のデータを見ていこうと思う!このページはレース前日まで更新していくので、最後までお見逃し無いように!
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | リバティアイランド | 牝3 | 54.0 | 川田 | 中内田 |
2 | イクイノックス | 牡4 | 58.0 | ルメール | 木村 |
3 | タイトルホルダー | 牡5 | 58.0 | 横山和 | 栗田徹 |
4 | スタッドリー | 牡5 | 58.0 | マーカンド | 奥村豊 |
5 | ドウデュース | 牡4 | 58.0 | 戸崎 | 友道 |
6 | フォワードアゲン | セ6 | 58.0 | 黛 | 中野栄 |
7 | イレジン | セ6 | 58.0 | ヴェロン | ゴーヴァン |
8 | パンサラッサ | 牡6 | 58.0 | 吉田豊 | 矢作 |
9 | ヴェラアズール | 牡6 | 58.0 | ドイル | 渡辺 |
10 | ダノンベルーガ | 牡4 | 58.0 | モレイラ | 堀 |
11 | トラストケンシン | 牡8 | 58.0 | 荻野極 | 高橋文 |
12 | チェスナットコート | 牡9 | 58.0 | 田中学 | 田中一 |
13 | クリノメガミエース | 牝4 | 56.0 | 吉村智 | 石橋満 |
14 | ディープボンド | 牡6 | 58.0 | 和田竜 | 大久龍 |
15 | ショウナンバシット | 牡3 | 56.0 | Mデムーロ | 須貝尚 |
16 | インプレス | 牡4 | 58.0 | 三浦 | 佐々晶 |
17 | スターズオンアース | 牝4 | 56.0 | ビュイック | 高柳瑞 |
18 | ウインエアフォルク | 牡6 | 58.0 | 藤田菜 | 根本 |
イクイvsリバティどっちが強い!?
さて、まずはこの2頭をデータで比較していく!データダービーだ!
※データは全て1986年以降のものを使用
[29-28-33-410]
勝 率:5.8%
連対率:11.4%
複勝率:18.0%
・牝馬
[8-9-5-62]
勝 率:9.5%
連対率:20.2%
複勝率:26.2%
⇒牝馬=リバティアイランド有利!
[6-11-10-81]
勝 率:5.6%
連対率:15.7%
複勝率:25.0%
・4歳
[14-15-13-139]
勝 率:9.2%
連対率:17.4%
複勝率:24.5%
⇒4歳=イクイノックス有利!
[16-9-9-108]
勝 率:11.3%
連対率:17.6%
複勝率:23.9%
・480~499キロ
[10-10-11-147]
勝 率:5.6%
連対率:11.2%
複勝率:17.4%
⇒これまでの馬体重からはリバティアイランド有利か?
[13-13-18-123]
勝 率:7.8%
連対率:15.6%
複勝率:26.3%
・秋華賞
[2-2-2-5]
勝 率:18.2%
連対率:36.4%
複勝率:54.5%
⇒秋華賞組は好成績も、サンプル数は少なめ。天皇賞(秋)組の13勝は前走別で最多!
[5-4-9-94]
勝 率:4.5%
連対率:8.0%
複勝率:16.1%
・栗東
[21-23-19-187]
勝 率:8.4%
連対率:17.6%
複勝率:25.2%
⇒栗東=リバティアイランド有利!
JC初出走!
・ドゥラメンテ
JC初出走!
⇒なんとどちらもデータなし!
[4-3-4-13]
勝 率:16.7%
連対率:29.2%
複勝率:45.8%
・シルクレーシング
[2-2-0-3]
勝 率:28.6%
連対率:57.1%
複勝率:57.1%
⇒“率”ならシルクのイクイノックスか?
[9-7-9-12]
勝 率:24.3%
連対率:43.2%
複勝率:67.6%
・2番人気
[4-12-6-15]
勝 率:10.8%
連対率:43.2%
複勝率:59.5%
⇒勝ち切るなら1番人気!今年はイクイノックスか?
ざっとデータ比較はこんなもんか。表にして再確認しよう。
イクイノックス | リバティアイランド | |
---|---|---|
性別 | ○ | |
年齢 | ○ | |
馬体重 | ○? | |
前走 | 過去最多勝 | 好成績 |
東西所属 | ○ | |
種牡馬 | データなし! | データなし! |
馬主 | ○? | |
人気 | ○? |
ということで、ジャパンカップデータダービーは……なんと3勝ずつの引き分けだ!甲乙つけがたい前走データや、全く過去データの存在しない種牡馬などを含めても、どちらが絶対的に上というのはなかなか言いづらいところだな。
しかし、表に出ているデータが全てではない。裏に潜む陣営の本音なんかには、やはり少しばかりの差は出てくるというもの。木曜に確定する枠順を含めて、以降でもう少し詰めていこう!
揃いも揃って絶好枠だと!?
ジャパンカップの枠順が確定したな!イクイノックスは1枠2番、リバティアイランドは1枠1番……って、まさかのこの2頭が同じ枠に入るか!?
東京芝2400mでのG1からするとありがちな話なんだが、やはりジャパンカップでも1枠というのはかなりの好成績を残している。実際に、1986年以降の全レースのデータを見てみると……
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 7- 6- 5-40/58 | 12.1% | 22.4% | 31.0% |
2枠 | 4- 4- 5-54/67 | 6.0% | 11.9% | 19.4% |
3枠 | 7- 3- 6-56/72 | 9.7% | 13.9% | 22.2% |
4枠 | 4- 5- 5-58/72 | 5.6% | 12.5% | 19.4% |
5枠 | 1- 7- 4-58/70 | 1.4% | 11.4% | 17.1% |
6枠 | 4- 3- 4-62/73 | 5.5% | 9.6% | 15.1% |
7枠 | 5- 3- 4-72/84 | 6.0% | 9.5% | 14.3% |
8枠 | 5- 6- 5-72/88 | 5.7% | 12.5% | 18.2% |
見ての通り、勝率/連対率/複勝率と全ての数字において1枠が抜けて高いんだ。
ここ10年に限って見ても、コントレイル、アーモンドアイ、シュヴァルグラン、キタサンブラックと4頭が勝っていて、連対率41.2%と高確率で好走している。やはりロスなく立ち回れる枠というのは大きな武器となるのだろう。しかも今はCコースだ。仮柵が外にせり出していることで、1コーナーまでの距離も通常より短くなる。内枠有利に拍車をかけている要素の一つだ。
じゃあ「1番と2番ならどっちがいい?」という話になるが、これはここまで話した内容からわかるように『内であればあるほどいい』ので、1番の方が有利だ。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番 | 5-4-3-25/37 | 13.5% | 24.3% | 32.4% |
2番 | 4-2-3-28/37 | 10.8% | 16.2% | 24.3% |
イクイノックスvsリバティアイランドはここまでデータ的には五分と言えるような状況だったが、馬番まで加味すると若干リバティアイランドに有利な要素もありそうだな。
さて、競馬というのはいくら強い馬が居たとしてもその2頭だけで行われるものではない。イクイノックスとリバティアイランドが両方とも馬券に絡んだとしても、馬券圏内にはもう1頭居るのだから、そこもしっかりと検討しないとな。
今回、枠順確定後に関係者のトーンが上昇しているのはこの馬だ!
⑨ヴェラアズールと言えば、他でもない昨年のジャパンカップの覇者だ。当時は3枠6番と内枠からの発走だったが、直線では狭い内をスルスルと抜けていくような競馬での快勝。たしかにムーアの手腕も大きかったのだが、器用な走りを見せられたのは馬の個性もあってのこと。
今年はムーアがケガの影響で帰国し、ドイルとのコンビになるが……
変わらず外人さんが乗ってくれるのはいいことでしょ。根性のある馬だし、強気に乗ってくれるジョッキーが良いと思っているからね。
去年程の内枠じゃないけど、これぐらいの枠順だったら外々を回らされることもないはず。今年も内に突っ込んでいければ、一発あってもおかしくないですよ!
と、某関係者。好走には様々な要素が噛み合う必要があるものの、枠順や鞍上は良い材料が揃ったのではないかと思うな。
新聞には載らない関係者情報を公開
最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!
(中内田/川田)
秋華賞(完全的中)の買い目を公開していた時にお伝えしていたのが「秋華賞は言っちゃアレだけどただの通過点。この後のジャパンカップも勝つつもりで仕上げている」という関係者の声。三冠達成ももちろん陣営にとって大きなポイントだったんだが、早くからこのジャパンカップを勝ちたいと意識していたんだ。
それだけに、状態面は間違いなく秋華賞以上という話。「ちょっと聞いてほしいんだけど、(川田)将雅が引き上げてきた時に『良い、良い』ってずっとニコニコ褒めてたんだよ。元々はリバティ相手でも辛口だったのに、絶賛の域に入ってきましたわ」と厩舎関係者も嬉しそうに話していた。
ということで、馬の状態面に関しては文字通りに“文句なし”。「あとは隣の枠に入ったバケモンがどんな馬なのか、それだけですね。枠が隣だからジョッキーも厩務員もじっくり見られるかな(笑)」と冗談を言う余裕もあったレベル。アクシデントなく力を出し切っての一騎討ちが見てえな。
(友道/戸崎)
天皇賞秋は当日のレースで武豊が蹴られてしまい、急遽当日に乗り替わりが決定。戸崎としてもパドックで跨るのが初めての騎乗という難しいシチュエーションで、レースでも折り合いを欠いてしまった分だけ前に離された。あれは本当に仕方ない。「ちょっと乗り難しいところがある」という話もあったように、上手く御せずに終わってしまった。
申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。
各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!
そしてレース当日には
本当に買うべき3頭を公開するぞ!
「でもリバティとイクイノックス以外はどうなんだ?」
「3連系馬券では一体何を買えば良いんだ?」
と考えている方は多いことでしょう。
では、何を買う?
頼れる本物の情報がココにあるぞ!
知っているか?競馬界は圧倒的に『西高東低』だ。
中長期的に馬券で勝っていきたいなら、主軸に据えるのは関西馬であった方が間違いない。でも、ただ関西馬だから全部買えば良いということではない。だからこそ、オレたちCHECKMATEは栗東を拠点に、他では入手できないような関西陣営の本音をお届けすることを武器としているんだ。
栗東を拠点に、あらゆる関西陣営の情報に精通するCHECKMATEでは、8月開催から重賞勝負で5週連続の万馬券的中をお届けしてまいりました。
また、先月の重賞・富士Sでは、ルメールが騎乗していた人気馬エターナルタイムを、我々が独占的に掴んでいた内部事情から“軽視”。勝負の関西馬ナミュールを中心に完璧に仕留めています!
(シルバーランク以上の方限定)
[10月21日(土)東京11R]
富士ステークス(G2)
◎ナミュール
△レッドモンレーヴ(4番人気)
△ソーヴァリアント(6番人気)
3連単:2万7890円的中
3連複:6060円的中
馬連:1700円的中
今週のジャパンCでも、ココではまだ紹介できない穴馬も含め「本当に買うべき関西馬」が馬券の鍵となることは間違いないだろう。ぜひ、当日見ていただいて、予想の参考にしてくれよ!
ジャパンCの本当に買うべき3頭はレース当日に無料公開するぞ!
◎本命馬から、不動の○対抗馬、そして絡めば高配当が期待できる大穴馬までコッソリお教えするからな。秋競馬の重賞も一緒に獲って喜びを分かち合おう!
重賞やGIに関する情報だけではなく、その他の勝負情報もぜひ注目してみてくれ。秋競馬もオレたちと勝ち抜こうぜ!
山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。