元気に競馬やってるか! 今日は一足先に、フェブラリーSの話をさせてくれ~。
先週は東京新聞杯の事前準備として、賞金計算の裏作業について少し紹介させてもらった。その後も順調に事が運び、後はレース当日を待つのみ。くれぐれも大きなアクシデントだけは無いことを願うぜ。あの穴馬、今回はガッツリ人気落としそうなんだよな~。
ということで、今回はさらに先の話……フェブラリーSについてだ。
コッチは来週に特別登録が出るので、それを待ってから調べても特に問題はないように思うかもしれないが、後手に回っているようじゃダメなのがこの世界の常。既に表立って出走を表明している陣営はもちろん、出否が未定の馬も含めて、色々と調査を重ねている。
そんでもって、現状出てくる可能性が少しでもありそうな馬の賞金をまとめてみるとこんな感じだ。
『自身の収得賞金』
『過去1年以内に稼いだ収得賞金』
『過去2年以内に稼いだGI分の収得賞金』
をそれぞれ合算したもので、エントリー順が決定する。本当はそこに過去1年のレーティングや、優先出走権(根岸Sを勝ったエンペラーワケアが該当)も加味されるけどな。
あと、地方馬に関しては中央とは異なる賞金計算になるので、これは一般のファンの皆様まで情報が届きにくいと思う。一応、手計算なので間違っていたらお許しを。ただ、この賞金で概ねの出走順は把握できているはずだ。
敢えて賞金順には並べていないが、東海ステークス2着で『優先出走権が獲れずに賞金で危ないんじゃないか』と言われていたオメガギネスは、なんだかんだで出走枠に滑り込めそうだな。
実は、今回のオメガギネスに関しては『かなり大きな動き』が水面下であって、皆様にもそう遠からず分かると思うんだが、今はまだ伏せておいてほしいとのことなのでしばしお待ちを。個人的には「かなりシビアだねえ……」と思ったのが正直なところ。
それから、他の記者さんが触れていたように、この週は裏でカタールの国際競走が組まれていて、そこに遠征するジョッキー(川田・岩田康など)は不在になる。その関係もあるし、馬がまだ発展途上という面も含めて、エンペラーワケアは無理に使ってこない可能性があると思うんだよな。
そして……この調査中に浮かび上がってきた『激アツの馬』が今から楽しみで仕方ない。
個人的には「今年のメンバーならまとめてブッこ抜く」可能性まで秘めていると思っていて、栗東担当の堀江さんや、この馬の厩舎に詳しい記者仲間に入念な“探り”を頼んでいる。
コッチでは、その馬の可能性をここからガッツリ掘り下げる作業を進める予定。まだその馬の存在は明かせないけれど、今年のGIの始まりをド派手に決めたいと思っているので、ぜひ続報を楽しみに待っていてほしい。
山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。