個性派記者の本音トーク 山川

金鯱賞2024予想 平均配当10万オーバーのレースなのに、簡単な馬券の攻略法が!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!



今週は大阪杯の前哨戦である金鯱賞だ。このレース、施行時期がコロコロと変わっているんだが、ここ最近は3月の中京開催というところで落ち着いたな。

この時期に開催されるようになってからはG1馬も多く出走しているんだよな。ダノンプレミアム、スワーヴリチャード、サートゥルナーリアなんかが春の始動戦として当レースを選択して勝利。

勝ち切れなかった馬の中にも、デアリングタクトリスグラシューレイパパレ、サトノダイヤモンドなどの名馬たちが存在する。金鯱賞より前か後かはさておき、G1級の活躍を見せた馬がこのレースに出走しているんだ。

今年は現時点でG1を勝っているのはドゥレッツァだけだが、今後大舞台へと駒を進めていく馬が出てくる可能性も十分だな。


しかし!


こんな強い馬がたくさん出ているレースなのに、金鯱賞って荒れるんだよ。

3月開催となった2017年以降の3連単平均配当は11万4900円。2021年の70万馬券が底上げしているところはあるが、2017年以降は毎年必ず3連単が万馬券になっているように、どこか一波乱を含みがち。

そんな金鯱賞に“超カンタン”な馬券攻略法があるので、まずはそこからお伝えしていくぞ!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 シーズンリッチ 牡4 57.0 吉田隼 久保田
2 ワイドエンペラー 牡6 57.0 高杉 藤岡健
3 ドゥレッツァ 牡4 59.0 ルメール 尾関
4 プログノーシス 牡6 58.0 川田 中内田
5 ブレイヴロッカー 牡4 57.0 丸山 本田優
6 ヨーホーレイク 牡6 57.0 藤岡康 友道
7 ヤマニンサルバム 牡5 57.0 三浦 中村直
8 バラジ セ5 57.0 菅原明 鹿戸雄
9 ノッキングポイント 牡4 57.0 戸崎 木村
10 アラタ 牡7 57.0 横山典 和田勇
11 エアサージュ 牡6 57.0 池添 池添学
12 ハヤヤッコ 牡8 57.0 国枝
13 レッドジェネシス セ6 57.0 角田和 小林真

3連単平均10万オーバーの攻略法

2017年に現在と同じ3月開催となった金鯱賞。3連単の配当はこのようになっているが、その年の出走頭数も併記してみようか。

17年(16頭立て):19万2050円
18年(9頭立て):2万4410円
19年(13頭立て):1万1040円
20年(12頭立て):1万4440円
21年(10頭立て):78万3010円
22年(13頭立て):1万0610円
23年(12頭立て):1万4340円

平均:11万4903円

フルゲートに満たないレースが多く、年によっては1桁頭数しか出走していないレースもあるのに、必ず万馬券になっているんだから面白い。

ちなみに各年の勝ち馬と人気も見てみるか?

17年:1人気ヤマカツエース
18年:1人気スワーヴリチャード
19年:2人気ダノンプレミアム
20年:1人気サートゥルナーリア
21年:10人気ギベオン
22年:1人気ジャックドール
23年:1人気プログノーシス

これだけ人気馬が勝ち切るシーンが多いのに万馬券になっているんだから、これって美味しいレースと言えそうだよな。


で、この美味しい配当をどうやって仕留めるかって話だが、超カンタンな攻略法がある。

逃げ馬を買うだけだ。

■金鯱賞・逃げ馬の成績
※3月開催となった過去7年分

17年:7人気②着ロードヴァンドール
18年:8人気②着サトノノブレス
19年:8人気10着タニノフランケル
20年:6人気③着ダイワキャグニー
21年:10人気①着ギベオン
22年:1人気①着ジャックドール
23年:3人気②着フェーングロッテン

[2-3-1-1]
連対率71.4%!
複勝率85.7%!!

ほら、逃げ馬の内馬券に絡まなかったのは19年のタニノフランケルだけ。その他の年は必ず3着以内だし、何なら70万馬券の大波乱となった21年も『逃げ馬は買う』というカンタンな発想だけで10番人気のギベオンを買えたんだ。


なんで逃げ馬が良いかって、それも本当に簡単な話。

3月開催となった金鯱賞は、ほとんどの場合において開催の開幕週に行われている。使い込まれていない芝コースはどうしても道中の距離ロスを防げる内枠や、スピードを活かして前につける馬が有利になりがち。逃げ馬ってのは基本的に先頭かつラチ沿いを通るから、開幕週に強いんだよな。

2017年以降、1~3月に行われた中京開幕週の芝2000m戦では逃げ馬が連対率40%。開幕週以外も含めると30%程度まで落ちるから、やはり金鯱賞の施行時期というのが重要なポイントになっている。


で、今年のメンバーを見ていると……1番人気になりそうなG1馬ドゥレッツァは逃げる可能性がありそうな一頭。

ただ、このレースは関東馬が全然来てないんだ。

■金鯱賞・東西別成績
※3月開催となった過去7年分

関西馬[7-6-5-46]
関東馬[0-1-2-18]

7年連続関西馬が勝利中!

関西馬で逃げそうな馬が居たらそれはちゃんとマークしとかないといけないな。各馬がどんな作戦を企てているか、しっかりと情報収集に励んで行くぞ!

開幕週でも枠順に偏りなし?

金鯱賞の枠順が確定したぞ。菊花賞を勝ったドゥレッツァは3枠3番。昨年は札幌記念を勝ち、G1でも馬券に絡んでいるプログノーシスは4枠4番に入った。

ちなみに、2枠2番に入ったワイドエンペラーには、今年デビューの新人・高杉吏麒騎手が騎乗する。デビュー2週目にして重賞初騎乗となるだけに、注目だな。

さて、まずは金鯱賞の枠順別成績を見てみよう。

■金鯱賞・枠順別成績
※3月開催になった17年以降
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 25.0% 37.5%
2枠 0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0%
3枠 2- 0- 0- 6/ 8 25.0% 25.0% 25.0%
4枠 0- 1- 2- 7/10 0.0% 10.0% 30.0%
5枠 2- 0- 2- 8/12 16.7% 16.7% 33.3%
6枠 0- 1- 1-10/12 0.0% 8.3% 16.7%
7枠 0- 3- 0-10/13 0.0% 23.1% 23.1%
8枠 2- 1- 1-10/14 14.3% 21.4% 28.6%

まあ、特に内外の偏りは感じないな。開幕週のレースとなるとどうしても内枠の方が良さそうに思えるところではあるのだが、枠順を意識しすぎる必要はないだろう。

ちなみに、2017年以降の7回で6頭が馬券に絡んでいる逃げ馬は……

3枠[1-0-0-0]
4枠[0-1-1-1]
5枠[1-0-0-0]
7枠[0-1-0-0]
8枠[0-1-0-0]

と、こちらも枠による偏りはあまりないんだ。

つまり注目すべきは『●枠』という数字ではなく、その馬にとって力を出しやすい枠の並びになっているかどうか、だろうな。

そんな今年の金鯱賞で好枠を引き当てたのがこの馬だ。

⑦ヤマニンサルバム
「内過ぎず外過ぎず、良い枠だね!」

ヤマニンサルバムは左回り巧者で、ここ中京では重賞の中日新聞杯を含む5勝を挙げている。ちなみに残るもう1勝も左回りの東京コースで、場所を問わず左回りの競馬場で高いパフォーマンスを発揮できるタイプ。

オープン入りしてからしばらくは苦戦していたものの、思い切った先行策を打つようになった近2走が鮮やかな連勝。ここも他馬の出方次第では強気に主張して行くことになるだろう。

実際に関係者にも話を聞いてみたが…

決して絶対に逃げないといけないって馬ではないから、他の出方次第で作戦を決めればいいかなとは思う。自在に立ち回れるタイプだし、内過ぎず外過ぎず、良い枠だと思うね!

この中間は放牧に出してもう一段階パワーアップしている感じがあるし、あとは他の馬よりも前に行って、アドバンテージを持って進めたい。そうすれば自ずといい結果にまとめられるんじゃないかな。

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と、なかなか手ごたえを持っていそうな感じだった。この馬が逃げることになる可能性もあるだけに、要注目の一頭だろう。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

④プログノーシス
(中内田/川田)

昨年の金鯱賞では本命馬として万馬券的中に貢献してくれた実力馬。その後は香港でのG1や天皇賞秋でも善戦、夏は札幌記念で重賞タイトルを更に獲得したように、一線級の活躍を見せている馬だ。

当然今年も能力面では上位だが、昨年は先々のためにどうしても賞金加算が必須という立場。対して今年は昨年の活躍によって多額の収得賞金を得ているため、基本的には希望するレースにどこでも出走可能という状況になっている。それだけに「本当の意味でメイチに仕上げるレースってのは、次の海外遠征になるかな」という声が関係者から出ている。100%のデキって感じじゃなさそうだが、あとは高い能力でどこまで走れるか。

⑥ヨーホーレイク
(友道/藤岡康)

今回は実に2年2か月ぶりの実戦復帰。さすがにかなりの長期休養を挟んでいるだけあって、陣営のトーンはどうか……と思っていたんだが、実際の口ぶりは想像と違ってかなり良い。「これ、馬の戦歴を知らんかったら休み明けとは思えへんよ。ドウデュースと併せても見劣らなかったし、調教の動きは文句ないレベル」と、走りにはブランクが感じられないという。「まあ、やっぱり



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
オレの最終結論(予想印)を全て余すことなく公開しよう!

「逃げ馬買うだけ?カンタンすぎるでしょ」

「でも、結局どの馬を買えばいいんだ?」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
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GI・重賞レース

[1月14日(日)京都11R]
日経新春杯(G2)
◎サヴォーナ(4番人気)
★ブローザホーン
△サトノグランツ

馬連3点目:1580円的中
3連複:3040円的中
3連単:1万3230円的中

GI・重賞レース

[1月21日(日)京都11R]
東海S(G2)
◎ウィリアムバローズ
△オメガギネス
▲ヴィクティファルス

馬連3点目:570円的中
3連複:1680円的中
3連単:8900円的中


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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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