個性派記者の本音トーク 山川

高松宮記念2024予想 中央G1で最も1番人気が危険!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!



さあ始まるぞ!今年も春のG1シーズンだ!

まずG1一発目は短距離の高松宮記念だ。中距離やダート戦線の各馬はドバイへと遠征する馬も少なくないが、芝の短距離戦線のトップホースはここに集結する印象だな。

ただ、そういった一線級の馬が集まるからといって、

馬券的に平穏という訳ではないんだよ。

むしろこの高松宮記念は、中央競馬のG1の中で『最も1番人気の好走確率が低いレース』なんだ。知ってたか?

まずはこの点から掘り下げていこうじゃないか!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 ビッグシーザー 牡4 58.0 吉田隼 西園正
2 マッドクール 牡5 58.0 坂井瑠 池添学
3 ナムラクレア 牝5 56.0 浜中 長谷川
4 モズメイメイ 牝4 56.0 藤岡佑 音無
5 トウシンマカオ 牡5 58.0 ルメール 高柳瑞
6 ルガル 牡4 58.0 西村淳 杉山晴
7 テイエムスパーダ 牝5 56.0 富田 木原
8 ソーダズリング 牝4 56.0 武豊 音無
9 シャンパンカラー 牡4 58.0 吉田豊 田中剛
10 ビクターザウィナー セ6 58.0 リョン シャム
11 メイケイエール 牝6 56.0 池添 武英
12 ロータスランド 牝7 56.0 岩田康 辻野
13 ウインカーネリアン 牡7 58.0 三浦 鹿戸雄
14 ママコチャ 牝5 56.0 川田 池江寿
15 ディヴィーナ 牝6 56.0 Mデムーロ 友道
16 ウインマーベル 牡5 58.0 松山 深山
17 マテンロウオリオン 牡5 58.0 横山典
18 シュバルツカイザー セ6 58.0 大野 大竹

中央G1で最も1番人気が危険!?

中央競馬のG1において、1番人気の馬ってどれぐらい来ているか知っているか?

■中央G1・1番人気の成績
※障害含む過去10年分

[93-38-33-90]
勝 率:36.6%
連対率:51.6%
複勝率:64.6%

ザックリと35%ぐらいは勝つし、半分ぐらいは連に絡む。3着以内にまで目を広げれば、6割以上の馬が来るんだよな。やはりG1で1番人気推される馬ってのは強いもんだ。

しかし、冒頭でも述べた通りに高松宮記念では1番人気の馬はどちらかというと“危険”なんだよ。

実際に過去10年の数字を見たらわかりやすいぞ。

■高松宮記念・1番人気の成績
※過去10年分

[1-1-2-6]
勝 率:10.0%
連対率:20.0%
複勝率:40.0%

一目でわかる通り、G1の1番人気としたら明らかに好走確率が低い。勝ち馬に至っては過去10年でたったの1頭しか出ていない訳だからな。


ココから先は全て過去10年の話。まず中央G1・26レースの中で勝率10%は最下位である。他のG1レースは少なくとも1番人気が2勝以上している。

続いて、1番人気の平均着順6.4着も最下位だ。馬券に絡めなかった馬が6頭も居て、なおかつ2ケタ着順に負けてる馬も複数存在するだけに、着順の数字も大きくなりがちだよな。


さて、なぜこうなるかを少し考えてみたいが、これも冒頭で書いた『中距離やダート戦線の各馬はドバイへと遠征する馬も少なくないが、芝の短距離戦線のトップホースはここに集結する印象』というのが原因ではないだろうか。

これ、要するに“混戦”ってことなんだよな。過去10年の高松宮記念の1番人気の平均単勝オッズは3.3倍。これは中央G1・26レースの中で2番目に人気がないオッズなんだよ。ちなみに最も人気がないレースはNHKマイルCの3.4倍。あのレースも混戦が多いよな。

今年も各ステップレースの勝ち馬が当レースに集結し、一体どの馬が1番人気になるのか?という状況。一筋縄ではいかないレースになるんじゃないか?

レース的には偏りはないが……

高松宮記念の枠順が確定したな。上位人気に推されそうなところで言えば、阪急杯を勝ったウインマーベルは8枠16番、シルクロードSを勝ったルガルは3枠6番、今回がラストランとなるメイケイエールは6枠11番に入った。

まずは中京競馬場が現在の新コースになって以降の、高松宮記念の枠順別成績を見てみようか。

■高松宮記念・枠順別成績
※コース改修後2012年以降
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 1- 0- 2-21/24 4.2% 4.2% 12.5%
2枠 3- 2- 1-18/24 12.5% 20.8% 25.0%
3枠 2- 1- 0-21/24 8.3% 12.5% 12.5%
4枠 0- 2- 4-18/24 0.0% 8.3% 25.0%
5枠 2- 1- 3-18/24 8.3% 12.5% 25.0%
6枠 1- 1- 0-22/24 4.2% 8.3% 8.3%
7枠 2- 2- 1-30/35 5.7% 11.4% 14.3%
8枠 1- 3- 1-31/36 2.8% 11.1% 13.9%

……なんというか、リアクションしづらい成績だよな。


一言で言えば、変な偏りはないってことだ。4枠はここまで0勝だが、別に3枠も5枠も複数勝ち鞍を挙げているんだから、4枠が圧倒的に不利という要素もあまり見出せない訳だ。

見方を変えれば、12年間で6頭馬券に絡んでいるというのは、2枠や5枠と並んで最多タイなのだから、勝ち鞍がないだけで“不利な枠”とは言えないよな。

ちなみに、雨が降って道悪になってもこの傾向は変わらず、どの枠も満遍なく馬券に絡んでいる。大事なのはその馬にとって良い枠なのか、悪い枠なのかってところだろうな。


では、今年の高松宮記念で好枠を引き当てた馬を1頭紹介しようか。

⑥ルガル
「偶数の内枠、文句なしと言えるね」

ルガルは1月のシルクロードSで初重賞制覇を達成。この時は道中2番手につけての先行策だったし、そもそも昨年初勝利を挙げた際は逃げ切り。前々で積極的に立ち回れる馬なんだよ。

ただ、その一方であまりゲートが上手くないという課題も抱えているんだよな。昨年のスワンSなんかは後手を踏んでしまい、3コーナーの時点では14番手という絶望的な位置取りになってしまっていた。関係者としてもこのゲートの出というのは、気になっている要素のよう。

それだけに、後入れの偶数枠を引き当てたのは好材料と言えるだろうな。

G1だと比較的ゆっくりゲートに入って行く傾向になるし、奇数番で長い時間待たされるのだけは嫌だなと思っていたんだよね。

外目の枠もロスが出そうでどうか……と思っていたから、偶数の内枠ってのは文句なしと言えるね。あとは今回も五分のスタートを切って前々で立ち回れれば、自ずとチャンスはあるでしょ!

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と、陣営はかなり色気を持っていた印象だな。まだ4歳とドンドン力をつけているタイミングでもあるし、楽しみな一頭であることには違いないだろう。

新聞には載らない関係者情報を公開

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②マッドクール
(池添学/坂井瑠)

この馬って去年は賞金面で苦しんできたんだよな。高松宮記念に出走するためにシルクロードSを使ったが3着で賞金を加算できず、オーシャンSは状態面の問題で回避。春の内にリステッドを勝ったが、その後のCBC賞は暑さもあって大敗と、なかなか上手くいかなかった。

ただ、昨秋のスプリンターズSで2着に入ったことで、しばらくは重賞でもG1でも使えるだろうという立場になった。そこで、今年は香港スプリントの後に前哨戦を使うことなく本番へ駒を進めてきた。「とにかく調整は順調だし、タフな競馬は得意だからね。楽しみだよ」と関係者も終始前向きなトーンであった。

③ナムラクレア
(長谷川/浜中)

陣営は「今年の秋はピークアウトしそう」と考えているんだよな。そういう意味で、G1を獲るには今回が最後のチャンスではないかという思いもあり、今回はバッチリと仕上げている。 ここに向けての臨戦過程にも一工夫。これまでは前哨戦から



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GI・重賞レース

[1月14日(日)京都11R]
日経新春杯(G2)
◎サヴォーナ(4番人気)
★ブローザホーン
△サトノグランツ

馬連3点目:1580円的中
3連複:3040円的中
3連単:1万3230円的中

GI・重賞レース

[1月21日(日)京都11R]
東海S(G2)
◎ウィリアムバローズ
△オメガギネス
▲ヴィクティファルス

馬連3点目:570円的中
3連複:1680円的中
3連単:8900円的中


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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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