
関西情報社CHECKMATEの【重賞・G1レース】を担当している山川だ。
すでに先輩記者たちが触れている通り、そして一般的に報じられている通り、藤岡康太騎手の逝去については本当に残念でならない。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
CHECKMATEからも昼のメールや、加藤記者のコラム等でこの一報をお伝えした後、沢山のお声を頂戴している。週末以降、いくつかサイト内で採り上げさせていただくこともあるかと思います。それだけ、彼が多くの競馬ファンに愛された存在だったのだと、改めて思わされるよ。
また、競馬業界だけではなく、他業界からも悲しみの声が沢山集まっている。中には、彼が“推し”にしていたアイドルグループ・ももいろクローバーZのメンバーからも反響があったそうだ。彼の存在がどれだけ大きかったかがこの件からも伝わってくる。
一方で、立場上、この悲しみを引きずり続けるわけにはいかない。現場も週末の開催に向けて動いており、CHECKMATEの情報にご期待いただいている会員様のためにも、当欄はあくまでGI集中モードでお送りさせていただきます。
ただ、個人的な心情を加味するなら、兄貴の藤岡佑介(ミスタージーティー)だったり、同期の浜中俊(メイショウタバル)あたりはどうしたって肩入れせざるを得ない部分はある。
それも、競馬という競技で走るのは“馬”だが、その裏では沢山の“人”が動かしているからだ。
藤岡康太という存在が居たことを決して忘れず、それでいてこの先の競馬をそれぞれの範囲内で楽しみ、我々は盛り上げる。それが彼の騎手キャリアに敬意を表することになると信じて、我々は頑張っていくつもりだ。
というわけで、本題へ参ろう。
今週の皐月賞に関して、まずは前走までに聞き入れていた関係者情報を改めてまとめてお伝えしていくぞ!「情報は線で見るべし」と言ってきたように、これまでに聞き入れてきた話も知っておくべきだからな。
今回も各記者にお願いして1頭ずつ注目馬を挙げてもらうので、馬券攻略の参考にしてもらいたい。それでは行くぞ!
※山川の注目馬は↓下ページにて公開しておりますので、そちらもお見逃しなく!
ビッグボス・堀江の注目馬

まずは栗東のビッグボスこと、ワシ堀江から。
(安田翔/横山典)

「まだまだ底知れない魅力がありますよね」って、厩舎関係者はなかなか前向きなことを言ってはりましたわ。何せ重賞勝ちを決めた前走の京成杯は「向正面でウ●コしながら走ってたんや」って。
これな、馬の性質的になかなかありえへん話みたい。パドックでボロをする馬は珍しくないけど、競走馬がレースで走っとる時ってのはパドックの時と全くもって状態が違う。リラックスとはかけ離れた状態のはずやのに、ボロしながら走る余裕があるんやから、まだまだ力を出せるだけの余地があるんやろう。
早々と賞金加算に成功したこともあって、京成杯からの直行ローテを選ぶこともできた。万全の態勢で臨むための時間はしっかり確保できた印象やね。
騎手情報班・加藤の注目馬

加藤の注目はこの馬で。

山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。