個性派記者の本音トーク 山川

【これが西高東低】改めて結果を見てみよう。圧倒的格差!【実は東京・新潟が……】

個性派記者の本音トーク 山川
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今日は珍しく記事2本立て。山川です。

NHKマイルC情報については別記事をチェックしていただくとして、コッチは恒常的に役立つ知識、競馬界の現実(リアル)を紹介しよう。

競馬界は圧倒的な『西高東低』

これがCHECKMATEが栗東に拠点を置き、長きにわたり活動を続けてきた大きな理由のひとつである。

馬券になるのは必然的に関西馬が多く、ならばより栗東関係者と密接に、他とは一線を画する情報ネットワークを構築しよう……というところが始まりだ。

(……だなんて代表ヅラして喋っているが、自分は後入り組である。諸先輩方の努力・人脈があってこそ、今こうやって活動させてもらっている。そしてサイトにお越しいただいている皆様のおかげで、CHECKMATEは今月5月で創業18周年だ!)


とはいうものの、毎週の競馬サイクルの中で“じゃあ関西馬と関東馬の差ってどれくらいあるんだ?”という部分は、実は競馬ファンの中でもあんまり意識していないと思うんだよね。だからこそ我々の存在意義があるとも言えるんだけど。

ではここらで試しに、先週(4/27~28)のレース結果を東西所属別で見てみようじゃないか。まずは関西馬にとってのホームグラウンド・京都開催から見て行こう。

先週(4/27~28)の京都開催

出走頭数 関西馬310頭 関東馬19頭
土曜日 関西馬12勝 関東馬0勝
日曜日 関西馬12勝 関東馬0勝

出走馬の大半が地元・関西馬ってのもあるけど、「そりゃそうだろ」って感じの結果だよな。長期的に見ていけば関東馬が勝つレースもたま~に存在するが、基本的には関西馬が勝つ。

ところが、関西馬にとってアウェーであるはずの開催を見てみると、様子のおかしさに気づくだろう。まずは東京から。

先週(4/27~28)の東京開催

出走頭数 関西馬54頭 関東馬279頭
土曜日 関西馬6勝 関東馬6勝
日曜日 関西馬3勝 関東馬9勝

たった54頭しか出走していない関西馬が、土日24レースで9レースも勝っている。

某探偵マンガの主人公(ただいま劇場版が大絶賛公開中)なら、わざとらしく「あれれ~、おかしいぞ?」と口に出しそうな結果である(笑)。

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『競馬の常識は関西にあり』
真実はいつもひとつ!
※イラストはイメージです

さすがに日曜日はそれなりの成績で収まったが、土曜日はレースの半数で関西馬が勝っちまった。関東陣営、情けねえのなんのって。

しかも、土曜日の関西馬6勝の中身がまた半端ないのよ。具体的に言えばこんな感じだ。

・東京5~8Rと条件戦で関西馬が4連勝!
 ごく僅かな出走で関東馬を返り討ち

・東京最終12Rはたった2頭の出走
 ⇒その関西馬2頭でワンツー!

・青葉賞も◎○指名の関西馬がワンツー!!
(おかげで良い配当になってくれた)

東京5~8Rと“ごく僅かな出走”と書いたが、特に7・8Rはたった1頭の出走でその関西馬が勝っている。数の暴力ではなく、圧倒的な質の差によって関東馬相手に勝利を収めているんだ。関東陣営からしたら屈辱だと思うぜ。

これがCHECKMATEが常々言っている『西高東低』の競馬界の現実だ。

そりゃあ1レースずつ見ていけば関東馬の台頭もあるし、大レースだけを切り取ると関東のスターホースが勝つ場面(芝で言えば昨年までのイクイノックス、ダートだと現役のレモンポップ)だってあるが、

馬券の舞台はGIだけじゃない。むしろそれ以外のレースの方が圧倒的に多いんだから、馬券において本当に掘り下げるべきなのは関西馬の方……というのはお分かりいただけるはずだ。


では、ローカル開催の新潟はどうだったのか。一般的には“関東圏の開催”に位置付けられている新潟だが、現実はこうだ。

先週(4/27~28)の新潟開催

出走頭数 関西馬142頭 関東馬164頭
土曜日 関西馬7勝 関東馬5勝
日曜日 関西馬8勝 関東馬4勝

はい、当然のように土日共に関西馬が優勢でした。出走頭数は関西馬の方がやや少ないにもかかわらず、だ。

実際、開幕週の先週は新潟一発目の推奨馬券で、外厩担当の黒木記者が勝負の関西馬からこの的中を届けてくれている。

個性派記者の本音トーク:黒木
(シルバーランク以上の会員様限定)

[4月27日(土)新潟2R]
◎リエータメンテ
△ダイシンサンディー(6番人気)
★ダンツドール(5番人気)

3連単:2万2770円的中
馬連4点提供:1760円的中

このレース、上位人気を争う中に関東馬が居たんだけど、その馬は2番人気7着。母がGI馬で、サンデーレーシングの勝負服というのもあって人気になっていたんだろうが、ブランドで軸にしてしまった人は残念だった。結局、どこまで行っても『西高東低』の現実は付きまとうということだ。


そして!

新潟開催に関しては、実は“アウェーのはずの関西馬が不利じゃない”という、関東圏のレースの中でも非常に特殊な事情がある。ここまでの前置きが長くなったが今日の本題はそこだ。

「なんだ、わざと関西馬が不利なように見せて凄さをアピールしてたのかよ」と思われた方にはちょっと申し訳ないが(笑)、そもそも『関西馬>>>関東馬』である上に、よりフラットな条件で戦えるならなおさら関西馬が優勢なレースが増えるよね、そして馬券的にも狙いやすいよね、という話なんだよな。


新潟競馬場の立地を考えると“関東圏の方が圧倒的に近いように見えるんだけど、実際の輸送負担はほとんど変わらない”という、あまり知られていない裏話がある。

前にも美浦担当の佐山記者が喋っていた内容と被るんだけど、改めて知っておいていただきたい。

東西トレセンから新潟競馬場への距離を見てみると、美浦トレセン⇔新潟競馬場が約380キロ栗東トレセン⇔新潟競馬場が約550キロだから普通に考えると輸送時間にも大きな開きが出ると思いがち。

しかし、栗東トレセンから新潟競馬場まではほとんどが高速道路で、急カーブや信号での停止といった、馬にとってストレスになる要素がかなり少ないんだ。

皆さんが自動車だったり、あるいは電車だったりに乗っている場面を想像してもらいたいんだが、急停止やカーブの連続というのはやはり気分が悪いもの。そういう負担がほとんど無いのが栗東から新潟への輸送なんだよな。


加えて、東京競馬場と似た傾向としては、特に外回りコースに言えることだが『コース幅が広くて直線が長いと、不利が生じにくい』というのも、関西勢にとってはプラス材料。シンプルな能力比較で上回っているんだから、それを出し切れる条件が良いに決まってるよな。

唯一例外を挙げるなら、夏競馬後半にあるような関東圏の主場開催として行われる時期だけは関西馬が出走しづらいんだけど、それ以外の“第三場(ローカル)開催としての新潟”は、実質的に関西陣営にとってホームグラウンドだと考えるくらいでイイ。


この時期は大レースが行われる東京開催、あるいは京都開催に注目が集まりがちだが、実は新潟開催も関西情報をメインとするCHECKMATEにとっても絶好の狩り場になっている。

来週のヴィクトリアマイル、再来週のオークスと注目GIが続く中、その裏で人知れず動く、新潟からの勝負話が入ってきた際はより一層ご注目いただきたいところだ。

山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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