
関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ!
先週、日本ダービー週は会員様からの反響も大きい週末となったなあ。
葵Sでの36万馬券的中に加えて、日本ダービーでは2万馬券的中。そして人数限定で公開していた【最重要機密情報】も万馬券をゲットと好結果をお届け出来たからな。

(シルバーランク以上の会員様限定)
[5月26日(日)東京11R]
日本ダービー(GⅠ)
◎ジャスティンミラノ
△ダノンデサイル(9番人気)
▲シンエンペラー(7番人気)
3連複:2万1250円的中
馬連:6860円的中
(※少人数限定で公開)
[5月26日(日)京都12R]
渡月橋S
◎シロン
△サトノペルセウス(8番人気)
△プリモカリーナ(4番人気)
3連複:1万1730円的中
葵Sに関しては、先週末の内に加藤さんが的中の裏事情をしっかりとまとめ上げてくれていたので、是非そちらを読んでいただきたい。
馬連◎○1点目での万馬券的中に、3連単36万馬券という特大配当だったが、我々とすれば『宣言通り』と言えるような的中だったからな。

さて、今回の当欄では山川が日本ダービーについて振り返って行くぞ!
いざ答え合わせ!
“高速皐月賞”の後のダービーは…
さて、まずは『俺がダービーの前にどんなことを言っていた?』ってことをご紹介。
今回テーマとして採り上げたのが『高速決着の皐月賞はあまりダービーに直結しない』ということだった。
今年の皐月賞は1分57秒1というスーパーレコードで決着したが、これまでに1分59秒0以下のタイムで皐月賞を勝った馬って、次走のダービーではあんまりいい結果を出せていないんだよ。

皐月賞をすごい時計で勝ったら、世代のトップとして期待したくなっちゃうのはよくわかる。
しかし高速皐月賞で結果を出している馬ってのは、ナリタブライアン、ドゥラメンテ、ディーマジェスティの3頭しか居ないんだから、基本は信用しちゃいけないパターンってこと。2000mの皐月賞と、2400mのダービーではレースの質がまるで違うからな。
このデータだけを見ると『ジャスティンミラノって怪しくない?』と思うところだろう。
ただ、我々CHECKMATEの結論は◎ジャスティンミラノだった。結果の出ていない高速皐月賞の勝ち馬なのに、なぜか?
それは、ジャスティンミラノが東京コースでの重賞でしっかりと結果を出しているからだ。

たしかに高速皐月賞の勝ち馬はダービーと相性が悪いのは事実だ。しかしその一方で『東京の重賞で好走した実績を持つ高速皐月賞の勝ち馬は、ダービーで必ず馬券に絡んでいる』というデータがある。
前述のナリタブライアン、ドゥラメンテ、ディーマジェスティは、みな全て皐月賞の前に東京コースの重賞で連対しているんだ。
今年のジャスティンミラノは2月の共同通信杯で重賞を勝っている。いくら相性の悪い高速皐月賞の勝ち馬とはいえ、ダービーで勝ち負けに持ち込めるだけの要素をしっかりと持っていたんだよ。
データや過去の傾向ってのは非常に大事な要素である。しかし、その事実をしっかりと多方面から分析しなければ、知らず知らずのうちにどこか誤解したまま咀嚼してしまうケースだってある。
俺たちはこういうところまでしっかりと細かく見ているぞ!
ここだけで公開した関係者情報に
答えが全て書いてあった!?
ご覧いただいている会員様も多いと思うが、G1週の土曜日に俺は【競馬新聞には載らない関係者情報】をここだけでコッソリと公開している。
大っぴらには出来ない情報もあるだけに、いつもなんでもかんでも書いていいって訳じゃないし、頭数も少なめになってしまう。ただ、ライトな一般ファンが知り得ないようなことも書いているんだよ。
で、ダービーで何を書いていたかと言うと、以下の4頭の情報だったんだよ。特別に何を書いていたのか、皆様にも見ていただきたい。
(武英/岩田望)
これ、メッチャデキが良いらしいぞ。いや前走の京都新聞杯(馬連3点目1万1990円&3連複2万1060円的中)でも「生涯イチのデキ!」と関係者から猛プッシュが入ったことで高配当を仕留められたんだが、その時の状態を大一番までしっかり維持できたってことだ。
そして何より良い枠を引いたよな~。京都新聞杯は1番枠から内ラチをピッタリ回っての勝利。今回は3番枠で、枠なりに進められれば今度もロスなく回ってこられる可能性が十分に期待できる。「乗り替わりになるのがどうかだけど、このジョッキーなら上手いこと前目につけられると思う。ダービーで穴を開けるならこういうパターンでしょ!」と、関係者はとにかく色気を持っている様子だったぞ。
(安田翔/横山典)
皐月賞はゲート裏で競走除外に。蹄と繋ぎの境目に痛みが出てしまったようで、それに横山典騎手がいち早く気付いて競走から除外にしたという話。こうやって無事にダービーへ駒を進められたんだから、この判断に関しては一言で“英断”だったと思うね。
そもそも、皐月賞ではチャンスある一頭という立場だったんだ。G1なんだからちょっとぐらい無理しちゃうか……と思うかもしれないところで、大きなケガをしてしまったら元も子もないからな。「あそこでしっかり止めれくれた分だけ中間は順調に調整が出来た。センセイ(=安田翔師)も納得いく様子だったからね。除外明けでも楽しみの方が大きいね」と、陣営のトーンも低くないぞ。
(矢作/坂井瑠)
この馬について、前走時までいつも言われていたのが「京都2歳Sの時が一番デキが良かった」って話。多少無理してホープフルSに使うことになったダメージがあったのか、ここ最近は本当の意味で満足いくデキでレースに臨めていなかったみたいなんだよ。
しかし、さすが矢作厩舎だわ。今回は文字通りにガラッとトーンが替わった。「ようやく満足いく状態です。京都2歳Sのデキを越えたんじゃないですか」と、厩舎関係者が胸を張って話していたんだよ。
たしかに追い切りの動きなんかを見ていても明らかにフォームが良化している。左回りの東京はデビュー戦で結果を出している舞台でもある。俺が話を聞いている限りでは、いかにも前進してきそうな気配しかないわ。
(友道/戸崎)
前々から「皐月賞よりもダービー向きだよね」って言われていた馬で、皐月賞を勝ち切ったことは関係者にとっても驚きだったみたい。「力があるのはわかっていたけど、あの時計の速い皐月賞に対応したのはすごい。これならダービーもまず好勝負になる」と、更にこの馬に対する自信が深まったようでね。
何より、この中間は更に上昇曲線を描いているというんだからすごい馬だ。数多の実力馬を預かってきた友道師が「今までの馬の中でも、デビューからの成長度という点ではこの馬が一番」と絶賛しており、心身共に皐月賞の時よりも良い状態でレースに臨めるっていうトーン。外枠も全く意に介していないし、普通に走れば結果はついてきそうな雰囲気だな。
なんと、採り上げていた4頭でワンツースリーだったんだ!これには驚いていた会員様も少なくなかったね。
実際、レース後にもう一度読み返してみると、内容が良く分かってもらえるはず。
ダノンデサイルは皐月賞をパスしたことがここでの好結果につながったと、レース後のインタビューで横山典騎手がしみじみ話していた。

シンエンペラーは展開的にかなり厳しい形を強いられながら、最後は鋭く追い上げての3着。この競馬は好調かつ左回りが得意でなければできないもの。

そしてジャスティンミラノは敗れこそしてしまったものの、大歓声の中でもピタリと折り合って返し馬が出来ていたし、連続での長距離輸送でも馬体を減らさずしっかりと維持してきた。確かに成長していなければ、こうはいかないだろう?
今週の安田記念も当然関係者情報を公開するし、来週以降も毎週1鞍重賞を選んで特集していくので、夏競馬の間もしっかりとチェックしてくれよな!
最後に山川から
「昨年の悔しさを少しは晴らせたかな」
そういや、日曜のダービーデーは加藤さんが現地へと行っていたようで、現場から色々な素材を送ってもらったんだよ。
その中に一枚、こんなのが混ざっていてさ……

実はCHECKMATEの昨年2023年の日本ダービー◎はベラジオオペラだった。画像で言えば一番奥の白い帽子。どう見ても2着に思えるが、実際は勝ち馬とタイム差なしでの4着という、本当に悔しい結果だった(3着なら3連単4万0710円的中だったからな……)。
俺はあの悔しさを今でも昨日のように覚えているのだが、実際にご覧いただいた会員様から、こんなメッセージを頂いていてな。
あれから1年。昨年のリベンジに期待して今回の企画に参加したら見事に万馬券的中🎯それだけでなく葵ステークス(馬連で)および渡月橋S(3連複)でも万馬券。2日間でこれだけ万馬券獲れたのは初めてです。ありがとうございます。安田記念も期待しています😊』
そうだよな、俺たち以上に悔しい思いをしたのは会員様だろうと、考え改めたんだ。
今年のダービーが少しでも昨年のリベンジ成功となっていれば嬉しい話だが、個人的にはまだまだこれですべてを取り返したなんて思っていない。今週の安田記念はもちろんのこと、G1のない夏競馬こそ馬券的に美味しいレースが揃っているとも言える。

ダービーが終わったからと言って、競馬の楽しみが全て終わった訳じゃない。こっから先も一緒に競馬を楽しんでいこう!
そして長く馬券を楽しんでいくためにも、今週末からも安定投資でよろしく頼むぜ!

山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。