個性派記者の本音トーク 山川

プロキオンステークス2024予想 ヤマニンウルス武豊5連勝なるか!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!



今週は小倉ダート1700m戦が舞台となるプロキオンSだ!

しかしプロキオンSって毎年舞台が変わってないかね?

06年  :京都ダート1400m
07~10年:阪神ダート1400m
11年  :京都ダート1400m
12~19年:中京ダート1400m
20年  :阪神ダート1400m
21~22年:小倉ダート1700m
23年  :中京ダート1400m
24年  :小倉ダート1700m

こんなにコロコロと舞台が変わっている重賞は珍しいよな~。しかもここ最近は1400m戦ですらなくなって、小倉の1700mという舞台でのレースなんだから、もうそれは別物だよな。

さて、そんな今年のプロキオンSで人気の中心となるであろう馬が、ヤマニンウルスである。

22年8/20の新馬戦で2着馬に4.3秒差をつける大楽勝を果たすと、ここまで4戦4勝と未だ負けなし。その新馬戦の舞台が小倉ダート1700m戦だったんだよな。

何よりこの馬、前走1/14京都10Rの出走時点で582キロとメチャクチャ馬体がデカいのも特徴だよな。今回はもっと体を増やして出走になるかもしれないっていうんだから、そこも注目。

では、まずはそのヤマニンウルスが5連勝で重賞制覇なるか!?という点を、徹底的に見ていこう!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 マリオロード 牡5 57.0 松山 安達
2 ヴァンヤール 牡6 57.0 荻野極 庄野
3 ゲンパチルシファー 牡8 57.0 団野 佐々晶
4 リプレーザ 牡6 58.0 国分優 大根田
5 スレイマン 牡6 57.0 西村淳 池添学
6 レガーメペスカ 牡7 57.0 田口 藤野
7 バスラットレオン 牡6 58.0 坂井瑠 矢作
8 ウェルカムニュース 牡5 57.0 Mデムーロ 池江寿
9 ハピ 牡5 57.0 菱田 大久龍
10 メイショウダジン 牡7 57.0 小沢 渡辺
11 ヤマニンウルス 牡4 57.0 武豊 斉藤崇
12 デシエルト 牡5 57.0 岩田康 安田翔
13 ブルーサン 牡3 54.0 和田竜 川村
14 ブラックアーメット 牡6 57.0 泉谷 角田
15 グロリアムンディ 牡6 58.0 大久龍
16 ラインオブソウル 牡5 57.0 松若 音無

ヤマニンウルス5連勝なるか?
今年の舞台・小倉ダート1700mを分析!

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新馬戦で小倉ダート1700m戦を勝っているヤマニンウルスだが、改めて当コースとの相性を確認していこうじゃないか。

まずは『脚質』だ。

■小倉ダ1700m戦・脚質別成績
※2020年以降
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 78- 50- 30- 209/ 367 21.3% 34.9% 43.1%
先行 173- 179- 154- 591/1097 15.8% 32.1% 46.1%
差し 62- 79- 116-1501/1758 3.5% 8.0% 14.6%
追込 4- 7- 17-1483/1511 0.3% 0.7% 1.9%

これはわかりやすい成績だよな。小倉ダート1700m戦ってのは基本的に前につけていないと厳しいコース。特に後方から進めるタイプってのは勝率がガクッと落ちる。

4コーナーでの位置取りで言うと、先頭の馬が勝率32.9%。3番手以内の馬で複勝率50.3%だから、直線に入る前の段階でいかに好位に取りつけるかというのが一つ大きなポイントとなる。

ちなみにヤマニンウルスはこれまでの4戦、必ず4角2番手以内につけているという強みがある。うん、これは当コース向きと言える材料だな。

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続いて、ヤマニンウルスだからこそ気になる『馬体重』だが……

■小倉ダ1700m戦・馬体重別成績
※2020年以降
馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
400kg以下 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0.0%
401~450kg 54- 51- 50- 850/1005 5.4% 10.4% 15.4%
451~500kg 206- 211- 210-2304/2931 7.0% 14.2% 21.4%
501~550kg 69- 70- 70- 646/ 855 8.1% 16.3% 24.4%
551kg以上 2- 0- 0- 19/ 21 9.5% 9.5% 9.5%

これはそこまで気にしなくていいかな。勝率などの数字を見ていると、基本的には馬体が大きい方が好走する確率は高い。まあでも、ダート戦ってそういうもんだよな。

ちなみに、今回ヤマニンウルスが該当するであろう『551kg以上』に該当する馬って、2020年以降でたった21頭しか居ないんだよな。その中から2頭の勝ち馬が出ているならば、大型だからと言って減点する必要は一切ないと見た。

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『騎手』はどうか?今年の武豊騎手は函館を拠点にしているが、小倉ダート1700mでの成績はというと……

■小倉ダ1700m戦・騎手別成績
※2020年以降・勝率順トップ10人
騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
川田将雅 17- 11- 2- 18/ 48 35.4% 58.3% 62.5%
C.ルメー 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
岩田康誠 3- 1- 0- 10/ 14 21.4% 28.6% 28.6%
浜中俊 15- 9- 9- 49/ 82 18.3% 29.3% 40.2%
水沼元輝 2- 0- 0- 10/ 12 16.7% 16.7% 16.7%
武豊 4- 5- 2- 15/ 26 15.4% 34.6% 42.3%
吉田隼人 16- 15- 9- 66/106 15.1% 29.2% 37.7%
松山弘平 15- 7- 9- 72/103 14.6% 21.4% 30.1%
福永祐一 5- 3- 3- 26/ 37 13.5% 21.6% 29.7%
横山和生 5- 2- 4- 28/ 39 12.8% 17.9% 28.2%

しっかりとトップ10に名を連ねているのだから、お見事だな。

補足すると、武豊騎手が当コースで騎乗している26鞍の内、4角5番手以内で通過したレースは18鞍。割合にして約70%なんだよな。

ただ結果が出ているだけじゃなく、小倉ダート1700m戦の先行有利という傾向をちゃんと把握した上で、このコースに合った乗り方を常日頃からしているってこと。言わずと知れたレジェンドの武豊騎手だけど、このコースでも信頼できるジョッキーの一人だわ。


ってな感じで、舞台設定に関してはヤマニンウルスに関する不安材料ってのは見当たらないよな~。

というか、プロキオンSが普段の1400m戦だったらこの馬の出走はあり得なかっただろ?開催日程が変わったことで条件も変わり、舞台となる小倉ダート1700m戦はこの馬にとって相性の良いであろう舞台でもある。

実際の結果がどうなるかはやってみないとわからないが、ひとまず“ラッキー”ってのは間違いないだろう!


偏りの少ないコースでの“好枠”とは

プロキオンSの枠順が確定したな!5連勝での重賞制覇を狙うヤマニンウルスは6枠11番、3歳馬のブルーサンは7枠13番に入っている。

さて、まずは小倉ダート1700m戦における枠順別成績をチェックしていこうか。

■小倉ダ1700m戦・枠順別成績
※2020年以降
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 17- 24- 23-241/305 5.6% 13.4% 21.0%
2枠 22- 18- 18-266/324 6.8% 12.3% 17.9%
3枠 22- 21- 29-270/342 6.4% 12.6% 21.1%
4枠 25- 33- 19-280/357 7.0% 16.2% 21.6%
5枠 25- 24- 23-298/370 6.8% 13.2% 19.5%
6枠 26- 26- 31-293/376 6.9% 13.8% 22.1%
7枠 23- 26- 21-312/382 6.0% 12.8% 18.3%
8枠 34- 22- 30-299/385 8.8% 14.5% 22.3%

こんな感じで見事に平たいんだよ。平均人気や平均着順を見ても1枠から8枠まで特に大きな偏りがない状況とあって『この枠に入ってしまったら明確に減点すべき』というものはない。


ということで、今年のプロキオンSで重視したいのは、馬の個性と枠順がマッチしているかという点だろう。

例えばヤマニンウルスは大型馬。馬群の外々でフットワークを伸ばした方が良いタイプだけに、外目の枠がプラスに働く可能性が高い。

ブルーサンは徹底先行型。もしも内枠からのスタートでは他馬に囲まれて位置を主張できない可能性があるので、こちらもハナに行きやすい外目の枠を味方につけられると見て良さそうだ。


他にも、こんな穴馬が好枠を得たと言えるんじゃないか?

②ヴァンヤール
「どんな競馬でもできるタイプ」

ダート馬ってクセのある馬が多くて、砂を被るとダメとか、揉まれると力を出し切れないとか、そういう馬がオープンでも結構居るんだよな。

ただヴァンヤールはそういったクセがないタイプ。馬群の中に入っても大丈夫だし、狭いところを割って追い上げる器用さも備えているんだ。

で、今回引き当てたのは1枠2番。これについて関係者を直撃すると……

良い枠をもらえたんじゃないかな。この馬はどんな競馬でもできるタイプ。ロスなく立ち回れる内枠ってのはプラスに出るんじゃないかな?

枠に関しては文句なしだから、あとは状態面。この中間は疝痛の影響で手術もしたからね。そこさえ悪く出なければ、絶好枠をもらえた今回は好勝負になるんじゃないかと見ているんだ!

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と、話していたね。枠順に関してはかなり良い並びになったと言えるので、あとは力を出し切れる状態に至っているかどうか。そこはレース直前までしっかりと見極めていきたいね。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

⑤スレイマン
(池添学/西村淳)

「いかに上手く立ち回れるか次第だよな~」とは関係者の声。ブリンカーを装着してから安定感が出たように、この馬っていかに揉まれることなく競馬が出来るかってのが一つポイントになるんだよな。今回は内目の5番枠とあって、その辺が上手く行くかどうかはポイントになりそう。

ただ、追い切りに乗った西村淳也はかなり高く評価していたみたいで「『ホンマにエエ馬ですね!』って褒めてくれたんだよね。テン乗りにはなるんだけど、かなり色気を持って乗ってくれるのは間違いない。あの感じならレースでも楽しみだよ」と、関係者も前向きだったな。

⑨ハピ
(大久龍/菱田)

この馬って蹄が弱くて、なかなかスムーズにレースに使えなかったこともあったんだよな。それこそ去年の秋は「色々あって、蹄の状態がかなり良くないんです……」と、レース直前まで態勢が整わずということもあったんだよな。その辺を考えればよく走っているわ。何より、今は蹄の



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
オレの最終結論(予想印)を全て余すことなく公開しよう!

「ヤマニンウルスは良さそうだな!」

「でも、どんな馬券を買えばいいんだ?」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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