
関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!

早いもので今週が函館開催の最終週。オーラスを締めくくるのが函館記念だ!
さて……今年は函館を大騒ぎにさせたジョッキーが居たよな~。
池添謙一だよ。

何が起きたかと言うと、6/25の夜中に函館競馬場の調整ルームで、富田暁とお互いに粗暴な行為に及んだということで騎乗停止に。要はケンカってことな。
池添が4日間、富田が2日間に騎乗停止という処分の重さや現場の話を踏まえると、やはり池添の方が非が大きいようだ。
そんな世間を騒がせた騎乗停止処分が明けたタイミングで、池添は函館記念でサヴォーナという馬に騎乗する。この馬はCHECKMATEとしてもゆかりある情報馬なんだよ。まずはこのサヴォーナのことを掘り下げながら、池添が復帰即重賞勝利となるかどうか、その可能性を探っていこう!
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | サヴォーナ | 牡4 | 57.5 | 池添 | 中竹 |
2 | オニャンコポン | 牡5 | 57.0 | 菱田 | 小島茂 |
3 | エンパイアウエスト | 牝5 | 53.0 | 横山武 | 黒岩 |
4 | グランディア | セ5 | 56.0 | 三浦 | 中内田 |
5 | サンストックトン | 牡5 | 55.0 | 藤岡佑 | 鹿戸雄 |
6 | リカンカブール | 牡5 | 58.0 | 津村 | 田中克 |
7 | エミュー | 牝4 | 54.0 | 鮫島駿 | 和田郎 |
8 | プラチナトレジャー | 牡6 | 55.0 | 永野 | 国枝 |
9 | アウスヴァール | セ6 | 54.0 | 古川吉 | 昆 |
10 | トップナイフ | 牡4 | 57.5 | 横山和 | 昆 |
11 | アケルナルスター | 牡5 | 56.0 | 黛 | 清水英 |
12 | ホウオウビスケッツ | 牡4 | 57.5 | 岩田康 | 奥村武 |
13 | デビットバローズ | 牡5 | 56.0 | 武豊 | 上村 |
14 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.5 | 浜中 | 国枝 |
15 | チャックネイト | セ6 | 58.5 | 佐々木 | 堀 |
16 | マイネルクリソーラ | 牡5 | 56.0 | 丹内 | 手塚 |
池添謙一×サヴォーナ
騎乗停止明け即重賞制覇なるか?
函館記念で池添謙一が騎乗するのがサヴォーナという馬だ。栗東の中竹厩舎所属の4歳牡馬で、これまでに2度重賞で2着に好走の実績がある。
その2度というのが神戸新聞杯(G2)、日経新春杯(G2)なのだが……実はCHECKMATEでは両レース共に万馬券的中を仕留めているんだ!
特に反響が大きかったのが神戸新聞杯だな。

なんと言ってもこの時のサヴォーナは単勝10番人気の穴馬。しかしこの時には「池添が『前よりもしっかりしてきた』と褒めていた。パワフルになっているよ」と確かな良化を果たしていたという話を聞き込んでいた。
着順は2着だが、勝ち馬とは同タイムでわずかにアタマ差。最後はクビの上げ下げで敗れただけで、菊花賞トライアルでも勝ち負けできるだけの能力を持っていたんだよ。
そんでもって、もう一つが日経新春杯。今度は本命に指名しての的中だったし、危険な人気馬である関東馬の評価を落としたところも会心だった。

この時も池添サイドのトーンは高かったし「天皇賞に行きたい」とG1を見据え結果を求めての出走だったんだよな。こちらも2着止まりではあったが、当時の勝ち馬ブローザホーンは後に宝塚記念を勝つ実力馬なので、大健闘と言っていい。
G2でこれだけの実績を残している馬がG3に出走するんだから、当然チャンス大だろう?
しかも池添って函館記念が得意なんだよ(過去10年で[0-0-3-6])。
「なんだ、勝ってないじゃん?」と思うかもしれないが、この9戦でタッグを組んだ中で上位人気だったのは16年レッドレイヴン(2番人気)だけ。残りの8頭は6番人気3頭、7番人気3頭、12番人気以下が2頭とみんな人気薄なんだよ。
それにもかかわらず3回馬券に絡んでいるので、複勝回収率200%と馬券的には十分仕事をしているジョッキー。この人が今年は人気馬に乗るんだから、まあ楽しみなレースになることは間違いないだろう。
あとは池添が平常心で乗れるかどうか、だろうな。先週の週中は栗東トレセンで謝罪行脚に回っていたというが、その様子を見ていた現場関係者は「ちょっと頬がコケているような感じがしましたねー」と言っていたからな。その辺りは今週もしっかり様子を確認しておきたい!
池添サヴォーナの最内枠ってどう?
函館記念の枠順が確定したな!今週騎乗停止から復帰する池添謙一が鞍上のサヴォーナは1枠1番に入った。
ちなみにこの週中、調教に乗った池添が馬のことを「精神的に大人になった」と評していたことがニュースになり、世間では話題になっているらしいな。……俺からはノーコメントで。
さて、まずは過去10年の函館記念における枠順別成績を見てみようか。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 0- 3-15/19 | 5.3% | 5.3% | 21.1% |
2枠 | 2- 3- 0-15/20 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
3枠 | 2- 3- 0-15/20 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
4枠 | 2- 2- 2-14/20 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5枠 | 1- 1- 2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
6枠 | 1- 0- 0-19/20 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
7枠 | 1- 1- 0-18/20 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
8枠 | 0- 0- 3-17/20 | 0.0% | 0.0% | 15.0% |
これは随分わかりやすい傾向が出ていると言えないか?それぞれの枠で見ると勝ち馬はバラけているように見えるものの、真ん中を境に分けてみると……
1~4枠[7-8-5-59]
5~8枠[3-2-5-70]
と、明らかに内枠の方が馬券に絡んでいる馬が多いんだよ。特に『2着以内』という括りで見れば、内枠の方が外枠よりも3倍多く馬券に絡んでいる。
このレースって函館開催の最終週に行われるのが恒例。馬場の荒れた時期の開催とあってどうしても外々を回る馬の方が有利に思えるかもしれないが、実は内目の枠を引き当てた方が良い成績を残せる。
理由は簡単で、やっぱり小回りの函館コースをぐるっと回る競馬っつーのは、外々を回されると距離ロスがあまりにも大きいんだろうな。タフな洋芝が舞台ってこともあって、上手いことロスなく立ち回れるタイプの方が相性が良い。
そういう意味では、1番枠を引き当てた池添×サヴォーナってのは好枠を引き当てたと言えるかもな。
他にも、この馬なんかは良い枠をゲットしたな。
グランディアって面白い馬でさ、馬群がバラけるような競馬だと気が乗らないみたいなんだよ。よくダート戦を使う馬なんかで「揉まれたり砂を被ったらダメ」って話はよく聞くんだけど、逆に「他の馬をこすりながら走るぐらいが丁度良い」って言うんだから、珍しいタイプの馬だよ。
で、引き当てたのは2枠4番。この枠ならば間違いなく馬群の中で競馬を進められるはずだ。
ま、捌けるかどうかはやってみないとわからないけどね(笑)。とにかく馬群の中に入って闘争心を出すような競馬をしないといけないから、まず内枠が欲しいなと思っていた。これは絶好枠じゃないかな。
あと、洋芝も合うと見ているんだよね。キレキレの末脚タイプって訳じゃないし、ハービンジャー産駒ってことを考えても、高速馬場よりパワーが必要な洋芝のほうが走りやすいだろう。条件的にもイイトコだと見ているから、期待してるんだよ。

と、関係者もかなり色気を持っている様子だったね。馬群に突っ込む競馬は進路を確保できないリスクもあるが、上手く捌ければ勝ち負けまでありそうなトーンだったぞ。
新聞には載らない関係者情報を公開

最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!
(中竹/池添)
栗東トレセンでしっかりと仕上げた上で、先週末になって函館へと移動。調整自体はかなり上手いことできているみたいで「今週の追い切りも良い動きだったよな」と、厩舎サイドはなかなか満足そうに話していたな。
長距離戦線への出走が多い馬だったが「3000m級のレースだとどうしても伸びを欠いている。本質的には2000mぐらいが一番マッチするんじゃないかな」というのが関係者の見立て。今回の距離短縮がプラスに働くと考えているだけに、あとは池添が平常心で乗れるかどうかに尽きるんじゃないかな。
(昆/古川吉)
この馬、元々は巴賞への出走を予定していたんだよ。そのために早めに函館入りして調整を行っていたんだが、なんと巴賞では抽選で除外になっちまった。ちなみに巴賞で発生した除外馬はアウスヴァールただ一頭なんだから、こればっかりはもう“アンラッキー”としか言いようがないんだよな……。でも、重賞の函館記念にはこうやって出走が叶うんだから面白いところ。しかも厩舎関係者いわく

申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。
各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!
そしてレース当日には
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「池添、いきなり重賞勝つかもしれないな!」
「でも、どんな馬券を買えばいいんだ?」
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山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。