個性派記者の本音トーク 山川

セントウルステークス2024予想 ピューロマジックが1番人気なら“複勝率94.1%”です!

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!



秋競馬開幕!この開幕週に行われる恒例のレースが、セントウルステークスである。

スプリンターズSの前哨戦としてお馴染みのレースであり、近年も当レースをステップにG1勝ちを挙げた馬も少なくはないんだよな。今年もここから新たなG1勝ち馬が生まれるのかどうか、要注目と言えそうだ。

さて、このレースが芝1200m戦として定着したのは2000年なんだが、そこから24年間における1番人気の複勝率が87.5%もあるんだよ!後で詳しく説明するけど、20年以上のスパンで見てこんなに複勝率が高い重賞は珍しいんだ。

しかし……87.5%という数字で満足してもらっちゃ困るな。

ここに一つのスパイスを加えるだけで、1番人気の複勝率はなんと94.1%まで上昇するんだよ!

ちなみに、もしもピューロマジックが1番人気になるようであれば、複勝率94.1%のデータに該当するんだぜ。

まずはこの1番人気の評価に関わるであろうデータの話からしていこう!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 モズメイメイ 牝4 55.0 国分恭 音無
2 アネゴハダ 牝5 55.0 角田和 佐々木
3 グレイトゲイナー 牡7 57.0 池添 森秀
4 ストーンリッジ 牡7 57.0 松山 藤原英
5 サウザンサニー 牡4 57.0 菱田 岩戸
6 ジョウショーホープ 牡4 57.0 西村淳 新谷
7 ヨシノイースター 牡6 57.0 丸山 中尾秀
8 キミワクイーン 牝5 55.0 岩田望 奥村武
9 ミッキーハーモニー 牝5 55.0 浜中 萩原
10 テイエムスパーダ 牝5 56.0 酒井学 木原
11 トゥラヴェスーラ 牡9 57.0 藤岡佑 高橋
12 テンハッピーローズ 牝6 56.0 津村 高柳大
13 ピューロマジック 牝3 53.0 横山和 安田翔
14 ダノンスコーピオン 牡5 58.0 戸崎 福永
15 アサカラキング 牡4 57.0 斎藤 斎藤誠
16 カリボール 牡8 57.0 杉原 西村
17 トウシンマカオ 牡5 57.0 菅原明 高柳
18 ママコチャ 牝5 57.0 鮫島駿 池江寿

1番人気は誰だ!
ピューロマジックなら複勝率95.5%!?

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セントウルステークスは1番人気の信頼度が非常に高いレースである。

芝1200m戦として定着した2000年以降の成績を見てみると……

■セントウルS・1番人気の成績
(※2000年以降)


[10-7-4-3]

勝 率:41.7%
連対率:70.8%
複勝率:87.5%

複勝率87.5%ってのはなかなか驚異的な数字だよな。

何せ2000年以降に20回以上施行されている中央重賞で、1番人気の複勝率が85%を超えているレースってのは、阪神大賞典(88.0%)ジャパンカップ(87.5%)、そしてこのセントウルSしかないんだよな。かなりレアな重賞だぜ。

なんかもうこれで終わってもいいぐらい強烈なデータなんだが、もう一つ深いところまで掘ってみようか。


2000年以降のセントウルSで馬券に絡めなかった1番人気は3頭居る。それこそ昨年はビッグシーザーってのが1番人気10着に敗れているんだよな。

■セントウルS・1番人気かつ4着以下
(※2000年以降)


23年10着ビッグシーザー
10年6着スカイノダン
08年8着スズカフェニックス

ただ、ビッグシーザーはちょっと過剰人気じゃねえかな。だって、G2のセントウルSに臨むにあたって、G3の勝利経験もなかった訳だからな。重賞未勝利なのに1番人気推されていた。

で、実は10年スカイノダンも同じく重賞未勝利なんだ。重賞を勝っていながら負けてしまった1番人気は08年スズカフェニックスだけ(これも正直“武豊ブランド”の過剰人気だろうけどな)。


ということで裏を返して、『重賞勝ち馬がセントウルSで1番人気に推された場合』の成績を見てみると……

■セントウルS・1番人気の成績
(※2000年以降・重賞勝ち馬のみ)


[7-7-2-1]

勝 率:41.2%
連対率:82.4%
複勝率:94.1%
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なんと複勝率は90%を超えちまったぞ!?

ただでさえ1番人気の信頼度が高いレースなんだが、その1番人気が既に重賞を勝っている馬ならば、信頼度がマシマシになる。

更に言うと、重賞勝ち馬×1番人気は2012年以降で10連続連対中でもある。堅実に走ってくるんだよな~。


今年1番人気になりそうな馬の1頭がピューロマジック

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葵Sでは36万2410円的中という特大配当に貢献する勝利を挙げた馬だが、もしセントウルSで1番人気に推されるようであれば、更に連勝を伸ばすシーンがあっても不思議ないんじゃないかな!?


ピューロマジックが好枠ゲット!?

セントウルSの枠順が確定したな!重賞連勝中のピューロマジックは7枠13番。昨年のスプリンターズSを勝ったママコチャは8枠18番、今年のヴィクトリアマイルの勝ち馬であるテンハッピーローズは6枠12番へと入った。

まずは今年のセントウルSの舞台である中京芝1200m戦における枠順別成績を見てみようか。

■中京芝1200m・枠順別成績
※2020年以降
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 14- 15- 9-135/173 8.1% 16.8% 22.0%
2枠 17- 15- 17-132/181 9.4% 17.7% 27.1%
3枠 10- 23- 13-141/187 5.3% 17.6% 24.6%
4枠 14- 14- 16-150/194 7.2% 14.4% 22.7%
5枠 14- 16- 22-146/198 7.1% 15.2% 26.3%
6枠 10- 6- 13-175/204 4.9% 7.8% 14.2%
7枠 21- 8- 14-212/255 8.2% 11.4% 16.9%
8枠 10- 13- 6-238/267 3.7% 8.6% 10.9%

連対率や複勝率という観点においては、基本的に内枠の方が成績は上と言えそうだな。

ただ、7枠からは最多となる21頭の勝ち馬が出ているように、決して外枠だからと言って“勝てない”コースではない。

ちょっと気になって、7枠の馬は“どんな競馬”になったら勝ち負けしやすいのか?を調べてみたんだが、勝率60%超えの信頼できるパターンがあった。それが“逃げ”なんだよ。

2020年以降の中京芝1200m戦において、7枠から逃げの手を打った馬は13頭。その成績が[8-0-0-5]で、勝率/連対率/複勝率いずれも61.5%となっている。

今年7枠に入った逃げ馬と言えば、他でもないピューロマジック。この馬のスピードならば今回も楽にハナに立てる可能性があるだけに、7枠の好走パターンにハマるんじゃないかな。


他にも、こんな馬が好枠を引き当てたよな。

⑭ダノンスコーピオン
「差しに構える競馬になるなら、外枠で良い」

ダノンスコーピオンと言えば、3歳時はNHKマイルCでG1制覇を果たした馬である。

ただ、福永厩舎への転厩初戦は1400mの京王杯SCだったし、どうやら現厩舎は距離を縮めていきたいという考えがあるみたいなんだよな。今回はこうして、更に短距離である1200m戦へと矛先を向けてきた。

関係者に話を聞くと……

気性的に難しい馬だし、体つきがガッチリしている馬で短距離向き。しかも左回りが得意な馬だけに、この条件は狙っていたんだよ。

ただ、初めての1200m戦だから今回はどうしてもポジションが後ろの方になると思う。自ずと差しに構える競馬になるなら、揉まれず運べる外枠で良いよね。内でゴチャつくよりも、立ち回りやすいと思うよ。

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といった感触であった。一発で勝ち負けに持ち込めるかどうかはやってみないとわからない部分があるものの、ひとまず短距離戦出走に際して良い枠を引き当てたのは間違いないと思うぞ。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。ぜひ馬券に役立ててくれ!

①モズメイメイ
(音無/国分恭)

一時は完全にスランプに陥ってしまい成績を落としていたが、今夏は重賞で③①着。すっかり往時の勢いを取り戻したって感じだよな。厩舎サイドとしても感触はかなり良いみたいで「調子自体は絶好調。ここに来て差す競馬が板についてきたし、良い形でG1に向かいたいね」と、既に次走の話なんかもしていたわ。

ただ、某関係者が指摘していたのは「この馬は左前(脚)を高く振り上げるような走りをするんだよね。左回りのコーナーがすごく上手いってタイプじゃないからなあ。そこは気になる」という点。一応、東京や中京といったコースでも好走歴はあるものの、関係者は走法を気にしていたな。

⑦ヨシノイースター
(中尾秀/丸山)

この馬は安定感が武器だよな。時々ポカもあるが、基本的には大崩れせずにまとめてくるタイプ。クラスが上がりオープンや重賞で強い馬と当たり始めても安定しているんだから「大したもんですよ」と関係者も褒めていた。前走の北九州記念では2着と好走している一方で



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
オレの最終結論(予想印)を全て余すことなく公開しよう!

「1番人気から買えば当たりそうじゃん!」

「でも、馬券はどう買えばいいんだ?」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
頼れる本物の情報と分析を、オレは持っているぞ!

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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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