関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ!
今回は特別に、11/4(月)に佐賀競馬場で行われるJBC・3競走の注目馬を採り上げていく。各競走1頭ずつピックアップしていくぞ。
佐賀9R・JBCレディスクラシック (ダ1860m・16:40)
注目馬は⑪アンモシエラだ。
今年のダート戦線では3歳世代の活躍が非常に目立っている。現状世代のトップであるフォーエバーヤングは、アメリカの最高峰G1であるケンタッキーダービー&ブリーダーズカップクラシックで3着。ダート競馬の頂点とも言えるアメリカで主役級の活躍を見せている。
そしてみやこSではサンライズジパングが並み居る古馬勢を下しての快勝。この世代のダート馬はとにかく粒揃いで、もしかしたら今年の内に世代交代に至るのではないかと思えるほどだ。
アンモシエラは牝馬ながら、春は牡馬混合のダート三冠路線へと矛先を向けた。1月のブルーバードCを勝つと、続く3月の京浜盃では2着。
ダート版皐月賞とも言える4月の羽田盃では果敢にハナを奪い切ると、アマンテビアンコにこそ競り落とされてしまったものの1馬身差の2着に健闘。3着馬には8馬身という大差をつけていたように、負けて強しの競馬であったことは間違いない。
ダート戦では牡馬と牝馬の間に壁ができやすい傾向にある。今年、グランブリッジやアイコンテーラーといった各馬は牡馬相手の川崎記念にもチャレンジしたが、結果は地方馬のライトウォーリアに敗れての2、3着。まだ3歳の段階で牡馬相手の三冠路線で健闘を果たしていたのは、高い能力の持ち主であることの裏付けとなる。
前走のマリーンCこそ4着に敗れたが、当時はハイペースに巻き込まれてしまったのが敗因。一度はハナに立ったものの、執拗に番手の馬に競りかけられてしまい、オーバーペースに。ノーカウントの一戦である。
今回は枠順こそ大外枠となってしまったものの、ハナを切れるだけの速力があるこの馬にとって、枠の不利はそう大きくないと言っていいだろう。場合によっては控える競馬も可能なタイプだけに、もし主張してくる馬が居ればそちらを行かせればいい。自在に立ち回ってくるはずだ。
佐賀10R・JBCスプリント (ダ1400m・17:20)
注目馬は④シャマル。
歩様に独特なところがある馬で、川田騎手や坂井瑠騎手とコンビを組んでいた頃には、競走中止や競走除外というシーンも。ただ、乗り慣れた川須騎手に手綱が戻ってからは安定して上位争いを繰り広げている。
近2走は③③着だが、これらはいずれも情状酌量の余地あり。前走の東京盃はこの馬にとって少し距離が短い1200m戦で、2走前のさきたま杯は浦和の重馬場。脚抜きの良い馬場状態とあってひたすらにスピード性能が問われる競馬となって、レモンポップやイグナイターといった馬向きのレースに。
この馬は少しぐらいパワーが必要で、時計を要す競馬の方が得意。黒船賞(高知)、かしわ記念(船橋)の両レースは共に不良馬場だったが、そもそもこの2場は非常に重い砂質である。
佐賀競馬場は雨の影響がどれだけ残るかによるが、同地は馬場が深くパワーを要すコンディションとなりがち。いかにもシャマル向きの競馬となる可能性が高いと見ており、最有力はこの馬とジャッジした。
佐賀11R・JBCクラシック (ダ2000m・18:30)
ここは地方馬・②キリンジを狙いたい。
元々②キリンジは栗東・佐々木晶三厩舎所属であったが、現在は園田の新子厩舎所属。園田競馬では3戦して①③③着と意外にも勝ち切れないレースが続いているが、これは園田競馬の個性が影響している。あの競馬場はスローペースでの競馬が多くて、タフで持続力を活かしたいこの馬にとって、そんなに合っている舞台ではないんだよ。
上がりのかかるタフな競馬が得意なキリンジは、佐賀のように力の要る馬場向き。実際に佐賀では今年の佐賀記念で2着に好走。ノットゥルノにこそ水をあけられてしまっているものの、当コースに対する確かな適性は見せている。
何より今回は、前走でも騎乗した地元・兵庫の下原騎手が騎乗可能な状況でありながら、あえて大井の笹川騎手を鞍上に器用してきた点にも注目。強気な仕掛けができれば、3着ぐらいならば十分に食い込みがあっていい。
【13時過ぎ追記】
現地取材陣から気になる話が入ってきて、地方馬でもう一頭、門別所属の⑦シルトプレは勝負度合いが高い背景がありそうだ。
常識的に考えると、門別⇒佐賀の臨戦ってメチャクチャ大変なはずだけど、この馬の馬主さん(原久美子オーナー)って佐賀の人なんだよ。旦那さんともども、佐賀の重鎮としてよく知られている。
加えて、佐賀競馬場の近辺にある自動車屋に「シルトプレの応援よろしくお願いします♪」という張り紙が貼ってあったらしく、これはかなり気合が入っていそうだな。エルムSに参戦した時(4着)の内容も悪くないし、中央勢の壁は厚いけど、注目しておく価値はありそうだな。
なお、JBC当日はCHECKMATE特別情報班が現地で情報収集を進める予定。振り返り記事もあるかもしれないので、公開された際には是非ともお見逃しのないように!
山川レオ
重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流
1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。
なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。
