個性派記者の本音トーク 山川

マイルチャンピオンシップ2024予想 チャリン来日!秋も外国馬がマイル路線を制圧!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!



今週は秋のマイル王決定戦である、マイルチャンピオンシップだ!

マイル路線と言えば、春の安田記念では香港のロマンチックウォリアーが日本勢を撃破した。

そして当時の安田記念におけるCHECKMATEの◎は他でもないロマンチックウォリアーだったんだよな!

ロマンチックウォリアー

国内のマイラーたちにもぜひ頑張ってもらいたいところなんだが……今回も海外から刺客から登場。それがフランスのチャリンだ。

来週のジャパンCに出走を予定しているオーギュストロダンなんかは、ディープインパクト産駒とあって日本のマスコミでも活躍が報じられていたが、このチャリンに関してはマイルCSへの参戦が決まるまで、あまりマスコミでは話題になっていなかったよな。

ということで、今回はまずこのチャリンについて知ることが馬券攻略の第一歩と見たが……

・欧州のスーパーマイラー

・日本でも通用の下地あり

・関係者に日本人が存在


という背景が存在することをご存知だったかな!?円安の日本にわざわざ遠征を決めたのは、やる気があるからこそかもしれないぞ。

まずはチャリンを徹底調査だ!


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 コムストックロード 牝5 56.0 宗像
2 ブレイディヴェーグ 牝4 56.0 ルメール 宮田
3 バルサムノート 牡4 58.0 北村友 高野
4 ナミュール 牝5 56.0 Cデムーロ 高野
5 ジュンブロッサム 牡5 58.0 戸崎圭 友道
6 オオバンブルマイ 牡4 58.0 武豊 吉村
7 マテンロウスカイ セ5 58.0 横山典 松永幹
8 フィアスプライド 牝6 56.0 シュタルケ 国枝
9 ニホンピロキーフ 牡4 58.0 田口 大橋
10 レイベリング 牡4 58.0 津村 鹿戸
11 チャリン 牡4 58.0 ムーア ヴェリアン
12 アルナシーム 牡5 58.0 藤岡佑 橋口
13 ソウルラッシュ 牡6 58.0 団野 池江
14 ウインマーベル 牡5 58.0 松山 深山
15 セリフォス 牡5 58.0 川田 中内田
16 タイムトゥヘヴン 牡6 58.0 柴田善 戸田
17 エルトンバローズ 牡4 58.0 西村淳 杉山晴

チャリン来日!
秋も外国馬がマイル路線を制圧!?

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まずはチャリンのプロフィールから確認しよう。

■チャリン
生年月日 2020年4月9日
性別
毛色 芦毛
Dark Angel
Futoon
母父 Kodiac
調教師 R.ヴェリアン
生産者 Grangemore Stud
馬主 Nurlan Bizakov
通算成績 18戦7勝[7-4-4-3]

シンプルな話が“ヨーロッパのスーパーマイラー”である。今年は7戦7連対とほぼパーフェクトだし、マイルG1を一気に3勝。昨年の3歳シーズンはなかなか勝ち切れなかったものの、今年は欧州マイル界のトップに立ったわけだ。

さて、マイルCSにおける外国馬と言えば、09年・11年と二度も3着に好走しているサプレザという馬が居る。マイルCS史上、外国馬が馬券に絡んだのはこの馬ただ1頭だけなんだよ。

そのサプレザのヨーロッパにおける実績を見てみると、サンチャリオットSというG1を3連覇しているものの、その他に獲得したG1タイトルはゼロ。しかもサンチャリオットSというのは牝馬限定戦であり、牡馬混合のG1は一つも勝てていないんだよ。


一方でチャリンは牡馬であり、今年だけでG1を3勝。サプレザが勝てなかったジャックルマロワ賞も勝っていて、実績だけを見たら遥かにサプレザを上回るレベルにあるんだ。

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それでいて、ジャックルマロワ賞の内容が超優秀なんだよ。


▲ジャックルマロワ賞のレース映像

まず今年のジャックルマロワ賞ってのは、決着タイムが1分33秒98という高速タイムだったんだ。ヨーロッパの競馬でこれだけの時計が出るレースって珍しく感じるよな。

その感覚は正解。記録が確認できる1990年以降、ジャックルマロワ賞で1分33秒台の決着となったのは2009年(ゴルディコヴァ)、2013年(ムーンライトクラウド)、そして今年(チャリン)の3回しかないんだよ。

更にこのレース、現地実況放送で流れていた速報ラップを見てみると、後半3ハロンは11秒2-10秒9-11秒2。単純計算で上がり3ハロン33秒3というレースラップになっていたんだよな。

ちなみに今年のマイル重賞で言えば、

関屋記念:11秒2-10秒9-11秒2

富士S:11秒5-11秒2-11秒3

ってな感じなので、日本の高速マイルにも十分対応できるだけの下地があるのは間違いないだろう。

そもそもチャリンはダークエンジェル産駒。同じ父であるマッドクールが国内短距離路線で活躍していることを考えても、これって普通に日本のマイル戦でトップに立てるぐらいの素質はあるよな。


そしてもう一つ。実はチャリンを管理するヴェリアン調教師の奥さんは日本出身なんだ。

というか、もっと言えばあの中内田充正師の義理の兄弟にあたる方なんだよな。そりゃ、行ける可能性があるならば日本に行こうと思うよな。


更にチャリンは既に来年の種牡馬入りが確定しており、種付け料が3万5000ユーロとなることも発表されている。つまり日本に遠征なんてしなくても、将来が保証されている馬。

いくら関係者が日本人であろうと、こうしてわざわざ長距離輸送をしてまで日本に来るなんて、勝算がなければしないことだよな~。もう少し関係者情報を精査する必要はあるが、春に続いて秋も外国馬に制圧される、なんてシーンは十分にありえると思うぞ。


名手のエスコートに注目!?

マイルチャンピオンシップの枠順が確定したな!海外から遠征でチャリンは6枠11番。昨年覇者のナミュールは2枠4番。ルメールが乗るブレイディヴェーグは1枠2番に入った。

さて、まずは当レースの舞台である京都芝1600m戦における枠順別成績をチェックしてみようか。

■京都芝1600m戦・枠順別成績
※改装後2023年以降
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 6- 4- 5-38/53 11.3% 18.9% 28.3%
2枠 3- 4- 4-45/56 5.4% 12.5% 19.6%
3枠 1- 2- 8-47/58 1.7% 5.2% 19.0%
4枠 6- 7- 2-45/60 10.0% 21.7% 25.0%
5枠 7- 5- 4-49/65 10.8% 18.5% 24.6%
6枠 4- 8- 0-59/71 5.6% 16.9% 16.9%
7枠 8- 4- 5-63/80 10.0% 15.0% 21.3%
8枠 6- 7-13-60/86 7.0% 15.1% 30.2%

バラツキはあるものの、比較的“外枠でも大丈夫”というコースではあるな。実際に平均着順が唯一7着以上であり、最も良い数値を残しているのは8枠である。複勝率も30%あるもんな。

とはいえ勝率は7%程度。競馬の形によってはどんな枠でも好走が可能なコースである。

その“競馬の形”ってのはシンプルで、やはり直線が平坦な京都競馬場らしく、基本的には前々につけられていたほうがいいんだよな。昨年のマイルCSこそ前がかりの展開で差し優勢の競馬になったが、本来は先行粘り込みの多い舞台。

改装後先週までに行われた京都外回り芝1600m戦では41頭の勝ち馬が出ているが、その中で4角3番手以内につけていた馬は19頭。ほぼ半分だな。ちなみにこれを5番手まで広げると、28頭まで増加する。

内枠ならソツなく、外枠なら強気に乗るってのが合っているのかもしれないな。


今年の枠なら、こんな馬が合っていそうだ。

⑦マテンロウスカイ
「いつもの“アレ”ができるでしょ」

マテンロウスカイは今年の中山記念で重賞初制覇を果たした。当時は道中を内ラチ沿いで息を潜めて、直線で外に出して差し切りという、いかにも横山典弘らしい勝ち方だったよな。

前走の天皇賞・秋にしても終始内々で競馬を進めて、最終的には5着までしぶとく差し込んでいる。豪快に突き抜けたドウデュースはさておき、2着のタスティエーラとはわずかに0.1秒差で走っているんだから、力をつけているのは明らかだろう。

関係者に話を聞いても……

器用な馬だし、何よりノリさん(=横山典騎手)が乗ってくれる訳だからね。今回も内枠が欲しいと思っていたし、これは良い枠をもらえた。ここ最近同様に内にこだわる、いつもの“アレ”ができるでしょ。

2000mの天皇賞でも頑張ったけど、本質的にはマイルぐらいが合っている馬。G1を勝つならこういうレースなんじゃないかと思っているんだ。あとはスムーズに進むことを祈るばかりだね。

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と、なかなか自信を持っている様子だった。内にこだわるとなるとどうしても前が詰まるリスクなどはあるものの、腹を括った競馬ができればチャンスは十分だろう。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。

④ナミュール
(高野/Cデムーロ)

「女王様になってきましたね」とは関係者の声。馬体的にもそうだが、精神的にも安定してきたということを意味しているよう。以前は体も細く、テンションも上がりがちでなかなか落ち着くところがなかったからな。この点が改善したことがパフォーマンスアップにも繋がっているのだろう。

どうしても豪快な追い込みというイメージが強い馬だが、厩舎サイドからしてみれば別に後方一気にこだわる気持ちはないとのこと。「今ならポジションにこだわらない競馬もできるだろうし、何にせよ自分のリズムで運べるかどうかが大事だからね。多少は雨が降っても大丈夫だし、今年も良い勝負になるでしょ」と前向きだったな。

⑤ジュンブロッサム
(友道/戸崎)

正直なところ今回もスタートは課題だろうな。前走の富士S(3万8240円的中)はその点が決まったというのも大きな好走要因の一つ。その前の関屋記念は出遅れが響いての3着だったように、やはり五分にゲートを出たいところだろう。とはいえ、この中間は状態的にももう一段階上がっているような印象。



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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

各馬の関係者情報をコッソリと公開しているので、是非この先も読んでみてくれ!


そしてレース当日には
オレの最終結論(予想印)を全て余すことなく公開しよう!

「また外国馬が勝っちゃうのか!?」

「でも、どんな馬券を買えばいいんだ?」


と考えている方は多いことでしょう。

では、何を買う?
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秋シーズンもシッカリ決めたぞ。中でも、先月の富士Sでは単勝4番人気の◎ジュンブロッサムから万馬券をゲットだ!

重賞・GⅠレース
(※シルバーランク以上限定)

[10月14日(月)東京11R]
富士S(G2)
◎ジュンブロッサム(4番人気)
★ソウルラッシュ
△ロジリオン(9番人気)

馬連3点目:1390円的中
3連複:7030円的中
3連単:3万8240円的中


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マイルチャンピオンシップの最終結論(予想印)はレース当日に無料公開するぞ!

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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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