個性派記者の本音トーク 山川

みやこS2025予想 平坦コースなのに逃げ馬不振!?

個性派記者の本音トーク 山川
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関西情報社CHECKMATEで重賞情報を担当する『山川』だ。皆さん、元気に馬券やってるかな!

チャンピオンズCの前哨戦として、2010年に創設された重賞で、今年で15回目を迎える。

過去にはトランセンドエスポワールシチーといった歴史的名馬が、このレースの勝利を皮切りに世界へ羽ばたいていったな。

昨年の勝ち馬サンライズジパングも、その後G1戦線で好走を続けているだけに、重要度の高い重賞として定着した印象だ。今年も出世を目指し、おもしろいメンバーが集まったな。

歴史の浅い重賞だけに、第1回から京都競馬場で行われた過去11回のデータを見てみよう。


馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
1 サンデーファンデー 牡5 58.0 浜中俊 東田明
2 ノースブリッジ 牡7 57.0 岩田康 奥村武
3 ドゥラエレーデ 牡5 57.0 Cデム 池添学
4 ラムジェット 牡4 58.0 三浦皇 佐々木
5 サイモンザナドゥ 牡5 57.0 川田将 小林真
6 ロードクロンヌ 牡4 57.0 横山和 四位洋
7 シゲルショウグン 牡5 57.0 幸英明 大橋勇
8 ブライアンセンス 牡5 57.0 高杉吏 斎藤誠
9 アウトレンジ 牡5 58.0 松山弘 大久保
10 エアロロノア セ8 57.0 北村友 笹田和
11 レヴォントゥレット 牡4 57.0 西村淳 矢作芳
12 ダブルハートボンド 牝4 55.0 坂井瑠 大久保
13 レイナデアルシーラ 牝3 53.0 田口貫 西園正
14 ペリエール 牡5 57.0 佐々木 黒岩陽
15 デルマソトガケ 牡5 57.0 団野大 須貝尚

平坦コースなのに、前が止まるレース

まずは脚質別の成績から。

■みやこS・上がり・脚質別成績
※京都で行われた11回
脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1- 1- 0- 10/ 12 8.3% 16.7% 16.7%
先行 5- 5- 5- 27/ 42 11.9% 23.8% 35.7%
中団 3- 3- 4- 48/ 58 5.2% 10.3% 17.2%
後方 1- 2- 1- 50/ 54 1.9% 5.6% 7.4%
マクリ 1- 0- 1- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0%
3F 1位 4- 4- 5- 2/ 15 26.7% 53.3% 86.7%
3F 2位 4- 2- 0- 4/ 10 40.0% 60.0% 60.0%
3F 3位 2- 1- 1- 8/ 12 16.7% 25.0% 33.3%
3F ~5位 0- 3- 4- 14/ 21 0.0% 14.3% 33.3%
3F 6位~ 1- 1- 1-106/109 0.9% 1.8% 2.8%

ふむふむ。逃げ馬が不振で、先行や差し馬、マクリが好調だな。その傾向のヒントが、前後半のラップに隠されているぞ。前後半で見比べてみると......

前5F60.19-後5F61.65
前3F35.67-後3F37.08

ダート戦らしく前掛かりで、前傾ラップになりやすいんだよな。重賞ということもあって、後方の馬たちも早目に動くため、全体的に厳しい流れになりやすい。そのため、平坦の京都コースにも関わらず、逃げ馬の成績が思わしくないのも、このハイペースが要因だ。

そして、上がり3Fの最速馬と2位馬が圧倒的な成績を収めていることからも、とにかく“長くいい脚を使って最後までしっかり走りきれる末脚の持続力”が重要ってことだ。昨年の勝ち馬サンライズジパングも、まさに持続型の差し馬だったよな。今年もそんなタイプを狙うのが、このレースにおける“王道の狙い方”と言えるだろうな。

馬によっては好枠にもなるし不利な枠にもなる

みやこSの枠順が確定したな。帝王賞で2着のアウトレンジは5枠9番に、デビューから5戦4勝2着1回と底を見せていないダブルハートボンドは7枠12番に入った。早速、これまでのみやこSの枠順傾向を見ていこう。

■みやこS・枠順別成績
※過去11回分
枠順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 3- 0- 1-16/2015.0%15.0%20.0%
2枠 2- 3- 1-14/2010.0%25.0%30.0%
3枠 1- 2- 2-16/214.8%14.3%23.8%
4枠 0- 3- 2-16/210.0%14.3%23.8%
5枠 1- 1- 1-18/214.8%9.5%14.3%
6枠 0- 1- 1-19/210.0%4.8%9.5%
7枠 1- 1- 3-17/224.5%9.1%22.7%
8枠 3- 0- 0-19/2213.6%13.6%13.6%

このように、内外満遍なく来ているな。もちろん内枠であればロスなく運べるメリットがある。ただ、外枠であれば砂を被ったり揉まれるリスクが減るメリットもある。ようは、馬によって内外の有利不利が変わるのがこのコースと言っていいだろう。

よって、この馬にとってこの枠はいいんじゃないかな。

⑥ロードクロンヌ
「夏を越して更に成長」

ダートに転じて一度も3着を外したことがないロードクロンヌは4枠6番、内目の偶数枠を引き当てることができた。

レースセンスが抜群で、揉まれても平気なタイプ。好位のインで脚を溜めることができるこの馬にとっては、絶好枠を引き当てたと言っていいよな。

初めて騎乗する横山和生騎手に栗東に来てもらって、意見をすり合わせました。追い切りに乗っていい感触を掴んでもらえたと思いますよ。夏場をいい形で過ごしてくれて、馬に迫力が出てきました。惜しい競馬が続いていますし、何とか決めてほしいですね

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と話していたからな。賞金的にもダート路線はまだまだ加算が必要だし、テン乗りとなる和生とすれば、次を見据えるというよりかは、しっかり結果を残したい立場でもあるだけに、チャンピオンズCの前哨戦とはいえ、ここは勝ちに行く競馬をしてくると思うぞ。

新聞には載らない関係者情報を公開

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最後に直前情報のチェックだ。CHECKMATEが日々入手している関西関係者とのパイプから、スポーツ紙や専門紙では公開されないような裏ネタや関係者の感触、さらには独自の分析を元に、有力馬を中心にお送りしていく。

④ラムジェット
佐々木晶三/三浦皇成

4連勝で東京ダービーを制し、フォーエバーヤング世代のナンバー2扱いをされていた一頭だが、その後はそのフォーエバーヤングに3連敗。同世代のミッキーファイトとの評価も逆転し、ちょっと低迷している感じだよな。

ただ、前走のコリアCに関しては「韓国での競馬ということもあって、色々と難しい面があった。帰国してからは順調だし、京都コースはユニコーンSで勝っているし相性が良いからね。ブリンカーも効いていますよ」と厩舎サイド。アウェーでのレースばかり続いていただけに、久々のホームゲームとなる今回は巻き返しがあっても不思議ないよな。初ブリンカーでの一変も期待できそうだ。

⑥ロードクロンヌ
四位洋文/横山和生

ダートに転じて4連勝でオープン入り。重賞戦線でも一度も崩れておらず、ダートでは【4-2-1-0】と抜群の成績を誇っている。前走は捲ってくる馬もいて早目に動かされ、かなり外々を回らされてしまったロスが響き、インをピッタリ回った勝ち馬に出し抜かれてしまった。

そして2走前は、かなりのスローペースで直線でも中々馬群がバラけず、完全に追い出しが遅れてしまったことが敗因。それでも馬群を捌いて外に持ち出してからは一番の伸びだったことを思えば、いつ重賞に手が届いても不思議ないところまで来ているのだ。

厩舎サイドも「チャンピオンズCを見据えての一戦にはなるけど、いい雰囲気で使えそうですよ。重賞挑戦となったここ3戦は中々思うような競馬をさせてもらえていませんが、十分チャンスはあると思います」と自信を持っていたからな。

鞍上の横山和生も、一週前にわざわざ栗東に足を運んで追い切りに跨り感触を掴んでいたぐらいだし、色気を持って乗ってくるだろう。ちなみに和生はチャンピオンズCとセットで依頼を受けているみたいだぞ。それだけに、ある程度次を見据えた競馬をしてくるだろうな。

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申し訳ないが、全員にお伝えできるのはココまで。その他の有力関西馬についてはCHECKMATEにアカウント登録(無料)をしてぜひチェックしてほしい。

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山川レオ

重賞・GIはオレに任せろ
情報も分析もイケる二刀流

1週間で72(48)レースある中でも、特に重賞・GIレースに特化した情報収集・精査を得意とする情報網。常々「勝てるレースしか勝負しない」と公言しており、独自の情報ネットワークに加え、ラップ解析を中心とした徹底的なレース分析から的中馬券を量産している。

なお、「勝てるレースしか勝負しない」という姿勢は、競馬に加え他の公営ギャンブル、株、FXなどの投資から身に着けたという。

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