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オーナーサイドの裏事情をキャッチ!
新シーズンがスタートして、騎手や厩舎、そして馬主サイドが、"新年最初の勝利をどの馬で挙げるか"話題にあがることがある。
特に馬主サイドが一口クラブの場合、出資者の手前、そういった話が表向きに発表されることはまずない。
昨年、勝利数で2位の勝ち星を量産した【キャロットファーム】。「今年最初の勝利はこの馬で」と言われているのが③ヴェラアズールだ。
これまでは阪神を中心とした番組選び。今回が初めての左回りということもあり、一般ファンから不安視する声も出ているようだが、実は「左回りの方がスムーズに走れると思う」という声が出ている。
要するに、中京を使うプランはこれまでも上がっており、満を持しての出走となる。
その理由は、「よくなるのは先だから、早い段階で右回りを克服したいこともあったし、精神面での成長も促したかった」とのこと。言い換えれば「左回りならいつでも勝てる」という自信があったということ。
今回も主戦の福永騎手が騎乗。鞍上サイドも「左回りの方が良い」という手応えを掴んでいることから、ココはオーナーサイドの期待通り、今年最初の勝利を手にしてくれるはずだ。
情報的に見逃せないのが①メイショウコジョウ。前走は後方から脚を伸ばして5着。騎乗した幸騎手は戻ってくるなり、「脚を余しました。すみません」と、自らの騎乗ミスを伝えた。
本来であれば、乗り替わりもあるところだが、幸騎手からすれば継続騎乗のチャンスを頂いた形。"なんとしても"と力が入るここは渾身騎乗で上位へ食い込む走りが見られることだろう。
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