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9/18(月)阪神11R JRAアニバーサリーS
2023 -
馬連
9550円
3連複
1万3700円
3連単
6万7710円
[1着]◎セラフィックコール(1人気)
[2着]△アイブランコ(10人気)
[3着]○オーロイプラータ(3人気)
あまり声を大にして言ってしまっても得がないだけに、あくまで内々でコッソリという雰囲気だが「本当にこのハンデでいんですかね?間違ってませんかね?」と思わずハンデ54キロという斤量を二度見していたのが、⑩セラフィックコールの関係者だ。
そもそも、3歳9月のダート1800m戦における定量は55キロである。ハンデ戦はメンバー構成によって斤量に変化が生じる面もあるため一概に言えないところもあるが、定量戦に出走するよりも軽い斤量設定を与えられたということ。陣営が驚くのも不思議ない。
特にこのセラフィックコールは現在3連勝中。こういった馬は陣営の想像以上にハンデが見込まれるケースの方が間違いなく多い。「まさか⑨オーロイプラータよりも1キロ軽くなるとはね。逆にコッチの方が1キロ重くなるかも、とすら思っていただけにこれはラッキーだよ」と関係者は笑顔。
恐らく⑨オーロは2勝クラスを約1秒差で楽勝したことや、交流G1で5着に入ったことが評価されたことでの55キロ設定なのだろう。ただ、セラフィックコール陣営に言わせてみれば「ウチだって状態が万全ならG1に使う予定があったんだし、前走(6/11東京9R)は並の馬だったらコロっと負けてるような内容だからね。見た目は辛勝だったけど中身は濃密だった。あれを見て改めて、上のクラスでやっていけると自信を持ったんだよ」とのこと。
その前走について補足すると、当時は降雨で馬場が軽くなっており、ラスト2ハロンが12秒0-12秒0と失速しないラップ構成。先行勢が雪崩れ込む決着を、ただ1頭だけ中団から差し切ったセラフィックコールの走りは極めて優秀である。
今回は新馬戦で秀逸な内容を披露した阪神ダート1800m戦。良馬場の競馬ならば前走のように極端な先行有利の決着にもならないだろう。「ミルコ(デムーロ騎手)としてもここで結果を出せば自分のお手馬に出来るかもしれないからさ、力入ると思うぞ」と騎手情報班。鞍上の騎乗ぶりにも注目だ。