9/24(日) 神戸新聞杯(G2)
2023

宣言通り鉄板万券的中!
勝負の関西馬◎○▲が
1番人気の関東馬を撃破!

馬連

4740円

3連複

6370円

3連単

3万4690円

[1着]◎サトノグランツ(3人気)
[2着]▲サヴォーナ(10人気)
[3着]○ファントムシーフ(2人気)


友道厩舎らしからぬ強気の調整は、この神戸新聞杯でしっかりと結果を出して本番へ向かうという姿勢の表れ。「夏を越して川田サイドが更に褒めてくれるようになってきたんだ」と良化も見込める③サトノグランツが◎。

1週前にCWコースで負荷をかけ、当週の追い切りは坂路・芝・ポリトラックで軽めというのが友道厩舎の一般的な調教パターン。しかし今回のサトノグランツは当週水曜の最終追い切りで、坂路での自己ベストをマークと速いタイムを出してきた。

これは決して仕上げが遅れていたからではない。「たしかに1週前に川田が乗った追い切りは併せ馬で遅れているけど、あれは相手が先行していただけだし、川田も持ったまま感触を確認していただけだからね。速い追い切りはあの一本しか乗ってないけど『シュッと動けるようになってる』ってご満悦だったぐらい」というのが関係者の話。それでもなおレース当週に強い追い切りを行ったのは、万全の状態でレースに向かいたいと考えているからだろう。

春のダービーではサトノグランツ・シャザーンと2頭出しだった友道厩舎だが、菊花賞ではシャザーンを出走させない方向。サトノグランツは既に菊花賞へ確実に出走できるだけの賞金を持っているものの「自信を持って大一番に向かうためにも、前哨戦のメンバーなら結果が欲しいと考えるものですよ」と関係者。

ダービーでは11着と敗れたが、当時は超スローペースからの瞬発力勝負。スタート直後にカラ馬に煽られたこともあってポジションを下げたサトノグランツにとってはかなり厳しい競馬。それでも上がり3ハロン33秒1とメンバー中2位の脚を使っているように、脚力の高さはかなりのもの。秋初戦から積極的に狙いたい。

対抗は地力を評価して⑦ファントムシーフ。実は厩舎に近しい某関係者は「ここよりも次の菊花賞の方が舞台としては合っているんじゃないの?」と本音をこぼしており、これに関しては我々としても同意見。長い直線での切れ味勝負となりがちな阪神外回りコースよりも、ロングスパートを仕掛けやすい京都外回りの方が、より力を出し切れると見ているからだ。

とはいえ、だから「神戸新聞杯では狙えない」という訳ではない。「ユタカさんも2回目になるし、この馬にとってどういう競馬が理想かはわかってくれている。ゲートが決まればある程度先行する予定だし、スムーズに進められれば普通に勝ち負けでしょ」と一定の自信は持っているのだ。ここを勝つようであれば、次走はかなり有力となるかもしれない。

穴馬ならば⑥サヴォーナが狙い目。春はここ阪神芝2400mで◎サトノグランツと小差の争いを繰り広げているだけに「なんでサトノが3番人気でこっちが10番人気なん?」という声も現場では飛び出している。それだけ、ここでも通用するだけの手応えを持っているということ。