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11/5(日) アルゼンチン共和国杯(G2)
2023 -
これが本当に買うべき馬券
軽ハンデで人気の関東馬より
実力上位の関西馬◎○でズバリ -
馬連
1170円
3連複
1790円
3連複
990円
3連単
5600円
3連単
3650円
[1着]○ゼッフィーロ(1人気)
[2着]◎マイネルウィルトス(5人気)
[3着]△ヒートオンビート(4人気)
[3着]△チャックネイト(2人気)
ブリーダーズカップ週とあって日本の上位ジョッキーが軒並み不在という状況。リーディング最上位である横山武騎手の元には多くの騎乗依頼が舞い込んだようだが、鞍上サイドがコンビを決めたのはテン乗りの⑰マイネルウィルトスだった。
横山武騎手のエージェントは、いわゆる“マイネル軍団”への騎乗機会が多い丹内騎手も担当。そんな横の繋がりもあって横山武騎手がマイネルの勝負服を着る機会も多く、今週に至っては土日共に重賞で騎乗している(土曜東京11R・コラソンビート①着)。
マイネルウィルトスは今回が初コンビとなるが、以前に何度も同じレースで対戦してきた経緯がある。「武史からしても乗ってみたい一頭だったんだろうね。他の馬からも依頼は来ていたみたいなんだけど、ウィルトスに乗ることはある程度前から決まっていたんだ」と関係者。
また、関係者が一つ強調していたのは「かなり斤量面で得をしているよね」という点だ。本馬は東京芝2500mで21年アルゼンチン共和国杯2着、22年目黒記念2着と連対率100%。この両レースは56キロでの出走だった。
今回は57キロと1キロ増ではあるが、これは今年は斤量のルールが変更になってベースアップされたから。ことマイネルウィルトスに関しては設定されたハンデキャップが重賞好走時と変わっていないということだ。「他の馬の斤量も調べてみたけど、目黒記念で勝ち負けした馬なんかはみんな斤量を増やされてるでしょ。これは恵まれたと言っていいと思うんだよな」と、関係者もこの状況には思わずニヤケ顔。
長期休養を経験し、3走前の函館記念は丸一年ぶりの実戦。ただ能力の衰えは一切なく、函館記念と京都大賞典は共に上がり最速。新潟記念は馬場コンディションが良く内優勢の馬場状態を、外枠から外を通って0.5秒差だけにこちらも合格点。着順以上に良い内容で走っている。
厩舎関係者に聞いても「調教なんかでも動けるようになってきたし、安定してきたよね。そろそろ走り頃だと思いますわ」と前向き。人気を考えても狙いどころだろう。
対抗は⑨ゼッフィーロ。モレイラ騎手が騎乗している点を見ると想像できないが、実は当レースでは賞金順の関係で抽選対象となっていた馬。運よく当選して出走に漕ぎ着けたものの、重賞でコンスタントに好走していながら除外となってしまう可能性があったのだ。
それだけに、陣営はここで収得賞金を加算すべく力が入る。「オールカマーだって、勝負所がスムーズなら突き抜けていたんじゃないかという競馬。来年はG1だって視野に入ってくるぐらいの馬だと思っているからね。思い通りのレースに使えるようにするためにも、ここは勝ち負けしてくれないと困るよ」という話。
モレイラ騎手への乗り替わりは見た目にもわかりやすく鞍上強化だが「この馬ってちょっとモタれたりするところがあるからさ。しっかり馬を御してくれるタイプのジョッキーの方が合っていると思う」と担当者。相性という面でもプラスに働きそう。