2/10(土)京都12R 4歳上2勝クラス
2024

今回は勝負のタイミング!
10人気の超・隠し玉穴馬◎
情報通りの激走で万券ズバリ

3連複

2万2620円

[1着]△エクセスリターン(6人気)
[2着]△シンヨモギネス(1人気)
[3着]◎トゥルブレンシア(10人気)


世間からは完全に大穴として扱われている④トゥルブレンシアだが、実は現場の関係者が「今までと全然違う!」と目を見開いて驚いている注目ポイントが存在する。

何が違うかというと、臨戦過程だ。

大前提として、本馬は骨折で1年7か月の長期休養を経験したことがある(21年5月~23年1月)。脚元に不安のある馬はトレセンでの調教を坂路中心で行うことが多く、この馬に関しても復帰以降は大半のレースで最終追い切りを坂路で消化。時々、ダートのBコースを馬なりで流すというのが今までのパターンであった。

しかし、この中間は1週前&最終追い切りをいずれもCWコース(ウッドチップ)で消化。2週続けてコースでビッシリと追ってきたのは、実に3歳時以来のこととなる。これまでもウッドで追い切りを行うケースがなかった訳ではないが、こうして強く負荷をかけるシーンは実に久々だ。

「言わずもがな、今回は勝負のタイミングってこと。直線が平坦なコースで実績のある馬だし、何より1900mっていう距離も終い勝負のこの馬にとって絶好。もう7歳にもなる訳だし、後先考えずとにかく結果が欲しいんだ」と、関係者の口ぶりからも力の入り方がわかる。

鞍上の酒井学騎手はこれで4戦連続での騎乗。「初めて乗った時(11/18京都9R)から『勝てる力がある!』って褒めてくれていて、それから一回も手放していないように本人としてもかなり色気を持っているんだよね。前走に関してはどうみてもヘタ乗りだったし、今度こそ勝ち負けしてやるって気合入ってると思うよ」とは某厩舎関係者の声。

その前走12/28阪神9Rについて補足すると、当時は4角~直線入口で進路を確保できず追い出しを待たされる格好。直線に入ってようやく追い出せた後にもう一度前が塞がる致命的なロスもあった。長く脚を使えるこの馬の個性を考えると、二度ブレーキを踏むシーンがあったのは痛恨。

スムーズな競馬に持ち込めれば十分勝負になる実力があるのは、前述の通りジョッキーとしても理解している。鞍上のリベンジにも期待したい。