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3/2(土)阪神8R 4歳上1勝クラス
2024 -
3連複
1万1370円
[1着]◎シゲルソロソロ(1人気)
[2着]△ハクサンバード(6人気)
[3着]△ストロンゲスト(9人気)
某関係者は⑩シゲルソロソロの馬名にかけて「“そろそろ”決めてほしいですね」と冗談交じりに話していたが、その理由については至って真面目。「このクラスだと使いたいレースに使えないことが多い。2勝クラスなら比較的使いやすくなるだろうから、早く勝ち上がりたいんだよ」とのこと。
シゲルソロソロはアメリカで生産された外国産馬。中央競馬のレースでは、外国産馬は出走可能なレースが限られており、いわゆる『マル混』という番組以外は出走不可となっている。
1勝クラスでは『マル混』ではない、内国産馬限定のレースが決して少なくない。例えば、1、2回阪神開催の8週間では、1勝クラスのダート1400m戦が5鞍行われる。しかしその中で外国産馬が出走できるのはたった2鞍だけ。
更に言えば1鞍目が3/2阪神8R(当レース)で、2鞍目は4/14阪神8R。もしこの2戦を連続して使うとなると中5週。1勝クラスの優先出走権は基本的に中3週までのレースでしか使用できず、今日のレースで権利を獲得したとしても、次の阪神での適鞍までに期限が切れてしまう。
対して2勝クラスでは春の阪神開催で4鞍中3鞍がマル混と、外国産馬が出走しやすい状況となる。陣営はまだまだ上のクラスでも活躍を期待している馬とあって、スケジュールを立てやすくするためにも結果が欲しいという考え。
「京都だと直線が平坦で差し切れなかったけど、阪神なら決め手が活きるはず。どちらかというと外枠からスムーズに競馬が出来た方が良いタイプだし、今回は勝ち負けだと思っているよ」と、某厩舎関係者も自信ありの様子。今後のためにもここで結果を出したいところ。