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3/17(日)中山9R スピカS
2024 -
馬連
1930円
3連複
3890円
3連単
2万5950円
栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者
ビックボス堀江
[1着]◎グランディア(4人気)
[2着]▲マイネルモーント(3人気)
[3着]△ココクレーター(2人気)
素質馬が多く揃っている中内田厩舎の中でも「ポテンシャルは超・一級品だと思います」と界隈で言われ続けている③グランディア。ズバリ、勝負の中山遠征でございます。
関西陣営が得意とする「レベルの低い関東圏の番組を狙って遠征させる」という【勝負の関東遠征ヤリ】は、今朝の『ワンコイン馬券』コンテンツで推奨した土曜中山4Rの◎オウバイトウリが同様のパターンで楽勝したばっかりやな(3連単1万7300円含む完全的中)。
この先のGIシーズン本番になると、関東圏のGIに合わせて、GI出走馬と一緒に関東圏のレースに運んで勝負というパターンが増えてくる。中には「GIはオマケで、実は帯同させている馬の方が勝負ヤリ」ということもあるので要注意でっせ。
では本題。とにかく、グランディアについては、まず戦ってきた相手を見てほしい。
2021年7月11日(日)
2歳新馬(2着)
⇒当時勝ち馬はピースオブエイト(2022年毎日杯勝ち)
2021年11月14日(日)
黄菊賞(3着)
⇒当時勝ち馬はジャスティンパレス(2023年天皇賞春勝ちなど)
2022年1月5日(水)
3歳1勝クラス(1着)
⇒当時2着馬はマテンロウスカイ(先月・中山記念勝ち)、3着馬はボルドグフーシュ(2022年・菊花賞&有馬記念2着など)
2023年5月28日(日)
むらさき賞(2着)
⇒当時勝ち馬はローシャムパーク(その後函館記念&オールカマー勝ち)
こんな風に、一緒に走って接戦を繰り広げてきた馬たちが出世しとる中、自身はまだオープン入りできていない現状がもどかしくてしゃあないな。
ま~、すでに去勢されているように気性面の課題があったり、時折見せる出遅れや折り合い難で崩れたりと、成績が安定していないのには理由があるんよね。
また、馬のキャラクター的に『極端な瞬発力勝負が向かない』という面もあるんよね。瞬発力比べになった時に、一応33秒台の脚は使えるけど、自身以上にキレるタイプの馬には一歩及ばないという結果も随所にあった。
だからこそ、今回の中山遠征は“勝負”よね。実際、2勝クラスを勝ち上がったのが今回と同条件の中山芝1800mで、前走の3着好走時も同じ。得意条件を狙ったレース選択だけに、陣営はとにかく結果を求めとる。
「過去に何度も乗っている川田だって能力は高く認めてくれている馬だし、精神面を考えると休み明けでフレッシュな方が間違いなく良いはず。三浦クンがしっかり乗ってくれれば勝てるだけの仕上がりだよ」と厩舎サイドは“ヤレることはヤッた”の意気込み。カンタンな馬じゃないのは百も承知で狙いたいタイミングやね。