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9/8(日)中山4R 3歳上1勝クラス
2024 -
馬連
3270円
3連複
1万7410円
3連単
5万1970円
[1着]◎アムールドパリ(1人気)
[2着]★ミツカネヴィーナス(14人気)
[3着]▲アステロイドメア(10人気)
関西情報社CHECKMATEは『西高東低』という競馬界の顕著な傾向に則して、関西馬を中心に情報収集を行っているが、決して関東馬の情報収集をしていない訳ではない。今回の【前日情報:ワンコイン馬券】の2鞍目は、関東からプッシュされた情報馬×関西トップジョッキーのタッグに注目したい。
本命◎は⑮アムールドパリ。美浦・稲垣厩舎の管理馬とあってこれまでのレースでは漏れなく関東ジョッキーが騎乗してきたが、今回は関西の武豊騎手を配して勝負の一戦。
「稲垣厩舎にとってのユタカさん(=武豊騎手)って、特定の馬にだけ乗るケースばかりで基本的には繋がりが薄いですからね」と関係者が話す通り、2019年の厩舎開業から5年以上の間でのコンビ結成はわずかに6度。ヴルカーノという馬に4度騎乗しているため、馬で言えば3頭しかコンビを組んだことがない。
更に言えば、日曜の中山にはアムールドパリに騎乗経験のある丸田・三浦騎手が居る状況。この両騎手に騎乗依頼が可能でありながら、普段はあまり縁のない武豊騎手に手綱を託すのは「なんとかしてくれ、ってことですよ」と関係者。
武豊騎手に対する関東馬の“勝負依頼”は珍しい話ではない。例えば今年(先週末まで)で言うと、関東馬への騎乗は全体の20%程度と少数ながら、勝率や複勝率といった各種成績は関西馬とのコンビよりも優れている。
少し話は逸れるが、関東の大物馬主である西山茂行氏は「●●騎手に断られたから、武豊は空いてませんか?とは聞けない。武豊騎手にはまず1番最初に頼むのがレジェンドに対する礼儀」というのが持論。
鞍上にテン乗りでも結果を出せる手腕があるのはもちろんだが、普段はそれほど繋がりのない関東厩舎からしても、それだけリスペクトを持って依頼しなければならないジョッキーという存在。だからこそ、関東馬とのコンビで好成績が出ているのだろう。
関東陣営からの勝負を託されたここは、レジェンドの手綱捌きに注目だ。