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10/27(日)新潟11Rルミエールオータムダッシュ
2024 -
馬連
1020円
3連複
2090円
3連単
1万1310円
栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者
ビックボス堀江
[1着]▲マイヨアポア(3人気)
[2着]◎カフジテトラゴン(1人気)
[3着]△チェイスザドリーム(4人気)
「流石に今回は、内枠を引いても文句は言えませんよ(笑)」
だなんて厩舎関係者と週中に喋っていた⑰カフジテトラゴンが、吸い寄せられるかのようにまたしても千直の外枠を引き当てた。ならば買っておかんと仕方がないっちゅうところやな。
この馬は過去の新潟千直において、枠の恩恵を受け続けてきた。
3走前:駿風S(16頭中15番枠・2着)
※勝ち馬は14番枠のブーケファロス
前走:稲妻S(17頭中10番枠・2着)
※勝ち馬は17番枠のクムシラコ
この通り、持ち前の先行力を生かすにはうってつけの枠を引き続けていたんよな。どちらも最後の最後で僅差負けになっているが、勝った馬も好枠だったので仕方がないところもある。
ただ、。この僅差負けのおかげで今回は恩恵がある。それは、このレースがリステッドレースかつ“ハンデ戦”であるっちゅうことや。
仮に先述の2戦、どちらかで勝利していたらカフジテトラゴンはオープン馬になっており、今回のメンバー構成でそれなりのハンデを背負わされていたであろうことは火を見るよりも明らか。それが今回、立場上は格上挑戦っちゅうことで、ハンデ53キロで留まったのはむしろ好都合ちゃうか?
そもそも、このルミエールオータムダッシュというレースは、年内の新潟開催の最後の最後に組まれていて、ココを目標にしてくる千直巧者が多い。次の千直レースは来年の春まで待たんとアカンからね。
一方で、1年間の馬場のダメージが蓄積し、特にコースの内側~真ん中付近までの消耗がハッキリと出ている状況での千直レースとなると、普段以上に外枠優勢になるのは当然のこと。恐ろしいくらいに枠順の運が絡むんよね。
目標に合わせて仕上げてきても、枠順が確定した時点で勝負の土俵に乗れない立場になる陣営が可哀想でもある(※無論、それでレース前から勝負を諦めることはしないだろうけども)。
そんな中で、この中間は意識的に攻めを強化して、気合を入れて仕上げてきたカフジテトラゴン陣営にとって、この大外枠引きは“ご褒美”になり得る。この馬のスピードで先手がちゃんと奪えれば、好結果が期待できると思うけどな。