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11/9(土)福島8R 3歳上1勝クラス
2024 -
馬連
1650円
3連複
2410円
3連単
1万4650円
[1着]○ハイラント(1人気)
[2着]◎カエルム(2人気)
[3着]△マイファミリー(3人気)
以前は関係者が「調教は地味なんですよね~」と評していた①カエルムが、この中間は中2週と間隔が詰まっていながら、坂路で4F51秒5という自己ベストをマーク。ここに来て明らかに走りが変わってきている。
元々坂路での調教がメインであったが、今夏は函館競馬場での滞在調整を選択したため、競馬場内のウッドチップコースを使用した調整パターンに変化。競馬では勝ち切れなかったものの「馬体に変化が出てきたのか、秋にトレセンに戻ってきてからは坂路の時計がグンと詰まってきたんですよね」と厩舎サイド。実際、前走10/19新潟7Rの前も51秒台のタイムを記録している。
その前走は6着に敗れてしまったが、当時は直線が長い新潟の外回りコースを使用する芝1800m戦。カエルムは長く末脚を持続できる一方で、瞬発力の高さが問われる末脚勝負では分が悪いタイプ。ややストライクゾーンから外れていた条件での出走だけに、好走が叶わなくても致し方なし。
今回は一転して福島芝2600m戦へと矛先を向けてきた。長距離戦への出走は今回が初めてとなるが「夏場の競馬で(藤岡)佑介がマクる競馬をしていたように、しぶとさを活かす形が一番合っているからね。マッチすると見てのチョイスですよ」と関係者。
加えて鞍上にはホリー・ドイル騎手を起用。強気な仕掛けが得意とあって小回りコースとの相性が良いジョッキーであり、持続型のカエルムにとっても最高のコンビと言えるだろう。ここで一変があっていい。
各馬陣営のトーンを比較すると、相手関係では関東馬に妙味ありと見た。
まず対抗は⑨ハイラント。近走は差しに構えての敗戦が続いているものの、丹内騎手が騎乗した今春の2走はいずれも積極的な競馬をして②①着。「一番手が合うのは丹内じゃないかと見ているし、小回りの福島ならより一層アイツの乗り方がマッチしそうだよね。ここで変身できるはずだよ」と関係者は前向き。