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12/21(土) 阪神カップ (G2)
2024 -
馬連
2870円
3連複
1万4090円
3連単
6万5240円
[1着]○ナムラクレア(1人気)
[2着]◎マッドクール(6人気)
[3着]△オフトレイル(9人気)
「去年の12月は香港にチャレンジしてきたぐらいの馬だからね。日本のレースに使う以上は結果が欲しいよ」と関係者は強気。久々の1400m戦となる⑪マッドクールだが、陣営はこの距離に対する適性の高さを全く疑っていない。
何より、陣営はかねてから「高速決着にも対応している馬ではあるんだけど、本質的にはタフな馬場の方が合っているタイプだよね」と評していた。欧州・アイルランド産の本馬は確かなパワーを備えており、国内で道悪のレースへ出走した際は2戦2勝。しかもその内の1つは、重馬場だった今年の高松宮記念(1万0020円的中)だった。
近走での敗戦はそんな本馬の個性を踏まえると、苦戦を強いられてもおかしくないだけの要素があった。前走のスプリンターズSでは高速馬場かつ大逃げする馬が居たため凄まじいハイペースに。鞍上サイドから「抱えるところがなかった」とコメントが出ていたように、道中で脚を溜めることができず。
また、地元勢が強力な香港国際競走もペースは速くなりがち。これらのレースで結果がでないことは致し方ないことである。
今回はロングラン開催のため芝コースが使い込まれた京都競馬場で、更に距離も1400m戦へと延長。「この馬のタフさを活かすには丁度いいシチュエーションだと思っているんだよね。これで一雨降ってくれるようなことがあればなお良かったけど、雨がなくても馬場は荒れてる。ここはイイトコだと見ているんだ」と関係者。変わり身に期待大の一戦。
ルメール騎手を配してきた⑯ナムラクレアも大チャンスだろう。一瞬の加速力が武器である本馬は、鞍上が一気に脚を使うような乗り方をすると伸びきれないタイプ。「ルメールがすごいのって、追い出しを待って周りを見ていける部分だと思っているんだよね。いかにもクレア向きのジョッキーだと思っているし、今回は相当期待しているんだ」と厩舎関係者。
元々は来春の高松宮記念へ向けての調整を予定していたところ、あまりにもデキが良いとのことで当レースへ参戦を決めたという経緯もある。状態面は文句なしと言えそうだ。