12/22(日) 有馬記念 (G1)
2024

1人気の関東馬が沈み
情報的に買える関西馬&関東馬で
またまた獲ったぞ!万馬券!

3連複

2万0850円

[1着]★レガレイラ(5人気)
[2着]△シャフリヤール(10人気)
[3着]◎ダノンデサイル(2人気)


今年の有馬記念……否、今年の秋以降におけるCHECKMATEのスタンスは一貫している。何せ一般マスコミや世間がドウデュース一色ムードであったにもかかわらず、【山川レオの予想講座・有馬記念編】でフィーチャーしたのは『3歳世代のレベル』であった。

3歳馬に目をつけたのは有馬記念に限った話ではない。ジャパンCでは3歳馬◎シンエンペラーから買い目を公開し馬連1点目1510円&3連単2万2390円的中を含む完全的中。牝馬のチェルヴィニアが上位人気に推されていたが“3歳牡馬”のレベルの高さに注目し、的中をお届けしてきた。

各レースを線で繋げば、結論はシンプル。3歳牡馬は強い


有馬記念の本命◎は①ダノンデサイル。ダービーでは東京芝2400m戦史上最速記録である、上がり1000m=56秒8の決着を完勝。文字通り世代の頂点へと登り詰めた存在。

しかも当時は、お世辞にも好調とは言えなかったという。「テキ(安田翔師)のアニキは助手をやってるんだけど、レース直後から泣いちゃうぐらい喜んでたね。でも、テキはずっと険しい顔。もちろん勝ったことは嬉しいけど、それ以上に馬の様子を心配しなければいけないような状態だったんだ」と関係者。

関係者が夢を追ってメイチもメイチに仕上げるレースであるダービーを、不安を抱えながら、しかも史上最速記録をマークしての完勝。我々が本馬を評価しているのは“ダービー馬”だからではなく、底知れない能力の高さを披露しているからだ。


菊花賞では道中で動けないポジションにハマり込んでしまい、不完全燃焼に終わってしまったが、とにかく本馬の陣営は“先を見据える”ことが上手い。

それこそ皐月賞では、ゲート裏まで辿り着いていながら、鞍上の判断で競走除外という選択をとった程。ダービーにしても、1週前追い切りを終えた時点ではデキが上がらず「(出走するのを)やめてもいい」と鞍上・調教師が考えていたほど。一生に一度の大舞台を目前にしても、馬本位で居られる点が確かな強み。

今回は菊花賞の8日後には早くも有馬記念への参戦を明言し、当レースに向けてじっくりと調整。有馬記念の開催は年末とあって、他馬陣営の中には「連戦したけどデキが落ちてないからもう一つ使う」「使い分けの整理ができたのでゴーサイン」というパターンも散見されるが、ダノンデサイルにはそういった不安要素は皆無。


今年はドウデュースの出走取消という大きなアクシデントがあったが、既にサイト内でもお伝えしてきた通り、それも大事をとっての選択。

もちろん、この選択が正解であったか否かは、神のみぞ知ること。レース当日には症状が治り、問題なく走れたかもしれない。

しかしそれは“タラレバ”だ。人にも馬にも“先”がある。ドウデュースは種牡馬生活という“先”を見据えて大事をとった。

ダノンデサイルが皐月賞を回避した英断は、ダービを勝ったからといって意味を無くした訳ではない。「むしろ見据えていた“先”ってのは本来、ダービーよりももっと後だったと思うんだ。上手く行ってダービーを勝つことができたけど、もっと先の大舞台でも活躍できる馬であるように、無理はさせないようにしたんだ」と関係者。

この有馬記念もまた、皐月賞を回避した英断が線として繋がる時なのだ。