4/6(日)大阪杯 (G1)
2025

1番人気の関東馬が沈み
関西馬が上位独占!
勝負の関西馬で馬券もズバリ!

馬連

1720円

3連複

6910円

[1着]△ベラジオオペラ(2人気)
[2着]◎ロードデルレイ(4人気)
[3着]△ヨーホーレイク(8人気)


「ようやくこの舞台に立たせることができました」と陣営が並々ならぬ思いで臨む⑬ロードデルレイを本命に。

実は、昨年の大阪杯にも出走を予定していたが、補欠1番手で除外となった。秋華賞馬で、後にエリザベス女王杯を制するスタニングローズに騎乗予定だった西村淳也「ロードデルレイが出走できるなら、そっちを優先する」といういわゆるAB方式で出馬投票を行っており、当時から重賞未勝利の⑬ロードデルレイを高く評価していたことが分かる。

その後は『秋の天皇賞を最大目標に』をテーマに調整を進めていたが、

新潟大賞典→ジョッキー不在で取り止め
鳴尾記念→ハ行により出走取消
小倉記念→蹄に不安
毎日王冠→夏負けで整わず
オクトーバーS→夏負けで整わず
天皇賞・秋→賞金足りず

と、陣営が思い描いていたローテーションをまったく消化できなかった。それでも“馬第一”の中内田厩舎だけに、無理をせず、状態が上がってから使うという方針を貫いてきたことが、今回の大一番に繋がっている。

とはいえ、復帰戦となったアンドロメダSは手薄なメンバーで勝てると見込んでいたが、夏負けが尾を引き万全とは言えないデキで取りこぼす結果に。そこを叩いた中日新聞杯も「思ったより上がってこないんですよね」と、厩舎サイドは頭を悩ませていた。

だが、ようやく日経新春杯あたりから状態が少しずつ上向き「大きく上昇という感じはしないけど、前進気性が出てきているし、硬さも気にならない。徐々に良くなってきている傾向にある」と陣営。その結果、2着馬に3馬身差をつける完勝劇を演じてみせた。2、3走前はデシエルトに完封負けを喫したが、当時は状態が整っていなかった中での競馬。この日経新春杯の走りこそが、⑬ロードデルレイ本来の姿だ。

そして今回、ここ3戦よりもさらに状態が上がってきており「以前は使って硬さが出ていましたが、ここ3戦はそれがなくなったし、この中間は逆にすごく柔らかくてなめらかなんですよ。体調は今までで一番。ずっとGⅠの舞台に立たせたかった馬ですし、ようやくチャンスが巡ってきただけでなく、本当に良いデキで送り込めるだけに楽しみです」と、厩舎サイドからは大絶賛の声が届いている。

2、3走前にはデシエルト、前走はメイショウタバルと、ハイペースの厳しい流れを3戦続けて経験し、結果を残している点も大きなアドバンテージ。内の馬場が荒れて外がよく伸びる傾向にある今の馬場も、外枠を引いた本馬にはプラスに働くはずだ。

ジョッキーの西村淳也としても、1年越しの思いが詰まった大阪杯。勝負がかりであることは言うまでもない。