9/24(日) 神戸新聞杯(G2)
2023

宣言通り鉄板万券的中!
勝負の関西馬◎○▲が
1番人気の関東馬を撃破!

馬連

4740円

3連複

6370円

3連単

3万4690円

[1着]◎サトノグランツ(3人気)
[2着]▲サヴォーナ(10人気)
[3着]○ファントムシーフ(2人気)


友道厩舎らしからぬ強気の調整は、この神戸新聞杯でしっかりと結果を出して本番へ向かうという姿勢の表れ。「夏を越して川田サイドが更に褒めてくれるようになってきたんだ」と良化も見込める③サトノグランツが◎。

1週前にCWコースで負荷をかけ、当週の追い切りは坂路・芝・ポリトラックで軽めというのが友道厩舎の一般的な調教パターン。しかし今回のサトノグランツは当週水曜の最終追い切りで、坂路での自己ベストをマークと速いタイムを出してきた。

これは決して仕上げが遅れていたからではない。「たしかに1週前に川田が乗った追い切りは併せ馬で遅れているけど、あれは相手が先行していただけだし、川田も持ったまま感触を確認していただけだからね。速い追い切りはあの一本しか乗ってないけど『シュッと動けるようになってる』ってご満悦だったぐらい」というのが関係者の話。それでもなおレース当週に強い追い切りを行ったのは、万全の状態でレースに向かいたいと考えているからだろう。

春のダービーではサトノグランツ・シャザーンと2頭出しだった友道厩舎だが、菊花賞ではシャザーンを出走させない方向。サトノグランツは既に菊花賞へ確実に出走できるだけの賞金を持っているものの「自信を持って大一番に向かうためにも、前哨戦のメンバーなら結果が欲しいと考えるものですよ」と関係者。

ダービーでは11着と敗れたが、当時は超スローペースからの瞬発力勝負。スタート直後にカラ馬に煽られたこともあってポジションを下げたサトノグランツにとってはかなり厳しい競馬。それでも上がり3ハロン33秒1とメンバー中2位の脚を使っているように、脚力の高さはかなりのもの。秋初戦から積極的に狙いたい。

対抗は地力を評価して⑦ファントムシーフ。実は厩舎に近しい某関係者は「ここよりも次の菊花賞の方が舞台としては合っているんじゃないの?」と本音をこぼしており、これに関しては我々としても同意見。長い直線での切れ味勝負となりがちな阪神外回りコースよりも、ロングスパートを仕掛けやすい京都外回りの方が、より力を出し切れると見ているからだ。

とはいえ、だから「神戸新聞杯では狙えない」という訳ではない。「ユタカさんも2回目になるし、この馬にとってどういう競馬が理想かはわかってくれている。ゲートが決まればある程度先行する予定だし、スムーズに進められれば普通に勝ち負けでしょ」と一定の自信は持っているのだ。ここを勝つようであれば、次走はかなり有力となるかもしれない。

穴馬ならば⑥サヴォーナが狙い目。春はここ阪神芝2400mで◎サトノグランツと小差の争いを繰り広げているだけに「なんでサトノが3番人気でこっちが10番人気なん?」という声も現場では飛び出している。それだけ、ここでも通用するだけの手応えを持っているということ。


9/24(日)阪神3R 2歳未勝利
2023

勝負の条件変更&乗り替わり
8人気の大ヤリも入手
関西馬情報で万券的中!

馬連

4450円

3連複

5370円

3連単

2万6060円

[1着]◎オコタンペ(1人気)
[2着]△ユウスペシャル(8人気)
[3着]▲アスロス(2人気)


なかなか過激な発言だけにどういった関係者が発していたかは伏せさせていただくが、①オコタンペに関して当社情報班が聞き入れたのは「大きく2つ間違いがありましたよね。条件と、乗せる騎手がミスチョイスでしたわ」との声。その2つを一挙にクリアしてきただけに、今回は堅軸と言える存在だろう。

関係者の言う1つ目は“条件”。ここ2走は共に芝のレースに使っていたが、本馬は父・母ともにダートで活躍していた血統。芝のスピード比べよりも、ダート戦でパワーが必要なレースでこそ真価を発揮するタイプという見立て。

その上で、前走9/3札幌1Rでは武豊騎手を配していたが……冒頭の関係者からすればこの鞍上采配も不満が残るよう。いわく「前半からしっかりと動かしていく必要のある馬ですからね。ユタカさんみたいにフワッと乗るタイプのジョッキーには合わない馬なんですよ」とのこと。これが2つ目だ

今回の鞍上は川田騎手。馬へのあたりの柔らかい武豊騎手とは裏腹に、とにかく自身の支配下に置いて御す乗り方をするジョッキー。たしかに、レース前半から動かす必要のある馬には川田騎手の方がマッチするだろう。結果はもちろんだが、条件変更・乗り替わりによってレースぶりがどれだけ変わるかにも注目したい。


9/18(月)阪神11R JRAアニバーサリーS
2023

月曜一番の大ヤリ関西馬&
関東情報網プッシュの
10人気穴馬で特大万券的中

馬連

9550円

3連複

1万3700円

3連単

6万7710円

[1着]◎セラフィックコール(1人気)
[2着]△アイブランコ(10人気)
[3着]○オーロイプラータ(3人気)


あまり声を大にして言ってしまっても得がないだけに、あくまで内々でコッソリという雰囲気だが「本当にこのハンデでいんですかね?間違ってませんかね?」と思わずハンデ54キロという斤量を二度見していたのが、⑩セラフィックコールの関係者だ。

そもそも、3歳9月のダート1800m戦における定量は55キロである。ハンデ戦はメンバー構成によって斤量に変化が生じる面もあるため一概に言えないところもあるが、定量戦に出走するよりも軽い斤量設定を与えられたということ。陣営が驚くのも不思議ない。

特にこのセラフィックコールは現在3連勝中。こういった馬は陣営の想像以上にハンデが見込まれるケースの方が間違いなく多い。「まさか⑨オーロイプラータよりも1キロ軽くなるとはね。逆にコッチの方が1キロ重くなるかも、とすら思っていただけにこれはラッキーだよ」と関係者は笑顔。

恐らく⑨オーロは2勝クラスを約1秒差で楽勝したことや、交流G1で5着に入ったことが評価されたことでの55キロ設定なのだろう。ただ、セラフィックコール陣営に言わせてみれば「ウチだって状態が万全ならG1に使う予定があったんだし、前走(6/11東京9R)は並の馬だったらコロっと負けてるような内容だからね。見た目は辛勝だったけど中身は濃密だった。あれを見て改めて、上のクラスでやっていけると自信を持ったんだよ」とのこと。

その前走について補足すると、当時は降雨で馬場が軽くなっており、ラスト2ハロンが12秒0-12秒0と失速しないラップ構成。先行勢が雪崩れ込む決着を、ただ1頭だけ中団から差し切ったセラフィックコールの走りは極めて優秀である。

今回は新馬戦で秀逸な内容を披露した阪神ダート1800m戦。良馬場の競馬ならば前走のように極端な先行有利の決着にもならないだろう。「ミルコ(デムーロ騎手)としてもここで結果を出せば自分のお手馬に出来るかもしれないからさ、力入ると思うぞ」と騎手情報班。鞍上の騎乗ぶりにも注目だ。


9/16(土) 阪神ジャンプS(JG3)
2023

これが本物の騎手情報!
鞍上サイド高評価の話で
本線から万券ズバリ的中!

馬連

1620円

3連複

2760円

3連単

1万1760円

関西ジョッキーは「だいたい友達」

加藤

[1着]◎ジューンベロシティ(1人気)
[2着]▲ホッコーメヴィウス(4人気)
[3着]★ネビーイーム(3人気)


厩舎サイドも褒めている馬なんだけど、それよりも何より西谷誠⑪ジューンベロシティへの評価は相当なもの。だって、この馬を語る時に引き合いに出されるのが、あのサナシオンなんだからね。

先にサナシオンという馬についてちょっと触れておこうか。障害重賞2勝でG1は勝っていないから、知名度という点においてはあんまりな馬かもしれないんだけど、西谷はサナシオンのことを「天才」「日本のジャンプレースの完成形」とまで評していたんだよね。

というか、サナシオンがG1を勝てなかったのは、アップトゥデイトオジュウチョウサンと言った『何年に1頭』というレベルの実力馬に阻まれていただけ。後者に至ってはもはや伝説だからね(笑)。普通なら障害界で一時代を築くような馬だった。障害G1を複数勝っている西谷がこれだけ言うんだから、相当な馬だったんだろうなあ。

で、改めてそんな馬が引き合いに出されているんだからジューンベロシティってどんだけ良いのよって話なんだよね。「(西谷)誠の評価は高いのはもちろんだけど、厩舎側としてもかなり楽しみにしている存在。年末の(中山)大障害が一番の目標になるだけに、ここでは負けたくないんだよな」と、厩舎関係者もかなり強気。

この夏は猛暑にやられてしまう馬も少なくなかったけど、この馬に関しては上手く乗り切れたみたい。「早めにトレセンに戻して、しっかり乗り込めましたよ~」と満足気に話していたからね。これまで障害戦で大きく負けたのは、試運転だった初障害のレース(22年10/30新潟4R)に、重馬場で慎重に乗った中山グランドジャンプだけ。ここでは崩れず走り切れると思っているよ。


9/3(日) 小倉2歳S(G3)
2023

夏の小倉ラストで決めた!
クラブ絡みの裏事情を入手して
◎○関西馬で完全的中

馬連

1460円

3連複

3000円

3連単

1万7530円

[1着]○アスクワンタイム(5人気)
[2着]◎ミルテンベルク(2人気)
[3着]△キャンシーエンゼル(4人気)


オーナーの悲願成就を果たすため。⑨ミルテンベルクの関係者はとにかく“結果”にこだわりたいという話だ。

本馬を所有するキャロットファームは毎年この小倉2歳Sに出走する“速攻枠”が存在する。特にここ数年はモントライゼ、スリーパーダ、プロトポロスなど毎年有力馬を送り込んでいるが、最高着順は2着。今回のミルテンベルクは悲願の小倉2歳S制覇を果たせるかどうかがポイントとなる。

なぜキャロットファームがこの小倉2歳Sに力を入れているか?それはクラブの出資募集スケジュールも関連しているという話。

キャロットさんは9月の上旬に出資の募集が始まるんですよ。まあ考えてみてください。出資者が『どうしよう、申し込むか悩むなあ』と考えている目の前で、キャロットの勝負服が重賞を先頭で駆け抜けるようなことがあったら。『よっしゃ申し込むぞ!』ってなる人は絶対いるでしょう?

#

現在は一口馬主人気が高まっており、キャロットファームのような大手クラブではあまり売れ残りも見られないものの、販促のために結果が欲しいことには変わりはない。

厩舎サイドのトーンも高い。「馬は更に一段階良くなっているし、もう調教ではキレッキレって感じ。万全を期して先週の内に小倉に入れて調整もしたのが上手く行った感じがあるし、楽しみだよ」。連勝でのタイトル獲得が濃厚だろう。

対抗は追って味のある⑩アスクワンタイムボンボヤージファンタジストといった小倉で重賞を勝った実績馬の弟にあたる存在とあって、今回はコース替わりがプラス材料となりそう。「坂のあるコースでも結果は出たけど、あれだけちょこまか走る前のめりなピッチ走法は、平坦の方が合っていると思う。コイツも小倉で重賞を勝てるレベルにあるんじゃないかな」と、厩舎関係者は色気あり。


9/2(土) 札幌2歳S(G3)
2023

北海道で掴んだ厩舎のヤリ話
関西馬の勝負度合いも見切って
◎○▲3頭で万券ズバリ!

馬連

2060円

3連複

2370円

3連単

1万6700円

[1着]▲セットアップ(3人気)
[2着]◎パワーホール(4人気)
[3着]○ギャンブルルーム(2人気)


今年のクラシック戦線ではトップナイフが重賞でも活躍した昆厩舎だが、実は管理していた3歳世代の内、勝ち上がったのはわずかに2頭だけ。聞くところによると現3歳世代に関してはとある理由(オフレコ指令)からあまり力が入っておらず「今年の2歳世代からまた成績が上向いてくるはずだよ」というのが厩舎に近しい関係者の話。

実際に現2歳は夏競馬の時点で既に3頭が勝ち上がり。中でも「こいつはかなり走ると思うんだ」と関係者も絶賛しているのが⑧パワーホールだ。

今年最も管理馬が馬券に絡んでいる数が多いのが札幌開催と、わかりやすく北海道シリーズに力の入っている昆厩舎。このパワーホールもデビューは札幌。「走るのはわかっていたから、(札幌)2歳Sは新馬に使う前から狙っていた。だから目一杯に仕上げたわけではないし、一度叩いた上積みは相当大きいと思うんだ」と厩舎サイド。

仕上げ切らずに送り出したというデビュー戦だが、その内容は非常に秀逸なもの。確かにスローペースではあったものの、ラスト2ハロンを11秒2-11秒1=22秒3とタイトにまとめての勝利。札幌芝1800mで行われた2歳戦でラスト22秒台がマークされたレースは過去に5例しかなく、その勝ち馬はプロフェット、クラージュゲリエ、ホウオウピースフル、バスラットレオン、オーソクレース。重賞勝ち馬が3頭、G1・2着馬が1頭、重賞2着馬が1頭という凄まじいハイレベル。

厩舎側としても重賞で通用の器という見立てであり、なおかつデビュー戦でマークした時計が過去の例と比較するに、一言で“重賞級”。一方で、当レースはノーザンファーム生産馬など“ブランド”で人気している馬も多いメンバー構成とあって、パワーホールは馬券的に妙味も十分の状況。積極的に狙いたい。

対抗には⑦ギャンブルルームを指名する。現場で情報収集を行っている当社情報班によると、本馬が当レースへ出走することは随分と前から内定していたようだ。「洋芝が合うだろうという見立てで北海道へ連れてきたんだけど、荒れた芝でもビシッと追い切れたように、やっぱりマッチしそうな印象はある。楽しみだね」と厩舎サイドも前向き。

関東勢では④セットアップに注目したい。キャリアの浅い2歳馬はどうしても経験値が低いが、この馬は初戦でドスローからの瞬発力勝負を、2戦目ではロングスパートからの持続戦を経験。いずれのレースでもしっかり好走した点は高く評価すべきだろう。2歳戦ではこういった経験がモノを言うケースも多々見受けられる。


9/2(土)小倉7R 3歳上1勝クラス
2023

小倉最終週の勝負話!
当日一番の厳選関西馬
◎○から万馬券的中

馬連

860円

3連複

5180円

3連単

1万9020円

[1着]◎バースクライ(1人気)
[2着]○マメコ(4人気)
[3着]△ビーナスローズ(8人気)


「どうしてまだ1勝クラスに居るのか、不思議だよ」と関係者が本音をこぼす⑭バースクライ。陣営にとってはまだまだ上のクラスでも通用の手応えがある実力馬。今回はしっかりと立て直し、確勝を期しての1200m戦。

これまでは1400m~1600m戦を使われてきたが、元々はデビュー戦(1600m)で騎乗した福永元騎手「ベストは間違いなく短い距離」と評していた。ただ、オーナー・厩舎サイドの期待が大きい馬であり、ひとまず春は桜花賞を視野に入れたローテ。トライアルで敗れた後も大きくは距離を詰めずにきた。

前走5/27東京7Rではルメール騎手の進言を基に1400m戦へ出走したが、レース後の鞍上からは「カタさが気になった」との声が。元々そういった面のある馬だったが、レース当日は名手も気になるレベルにまでカタさが目立つようになってしまっていたようだ。

同レースでは4着と好走したため、古馬混合となる6月の1勝クラスにもすぐ出走可能な優先権を獲得。ただここで陣営は急がなかった。「カタさを取り除くのもそうだし、テンションが上がり気味なところもある。一度リセットした方がいいだろう」と休養へ。

その効果は絶大だったようで、中間に某関係者から話を聞くと「一番良かったデビュー前の雰囲気にかなり近づいている」と胸を張る。そのデビュー前と言えば、厩舎関係者が思わず「これはバケモンかもしれませんわ!」と絶賛するほどの動きを見せていたのが特徴。「調教では唸って走っているし、かなり仕上がりが良い」と担当者もご満悦の様子。

小倉開催は今週が最終週となるが、ややカタさのある馬の個性を踏まえると、使い込まれてソフトになりがちな最終週の馬場はマッチする見立て。ここでの勝利を機に一気にオープンまで駆け上がっても驚かないだけの素質馬だ。

相手の筆頭は⑩マメコ。札幌→小倉というかなりの長距離輸送を挟んだローテーションではあるが「帰ってきてからも全然疲れはないんだよね。北海道の水が全然合わなかったから、力を出し切っていないという部分もあるんだろう」と厩舎関係者。小倉は大の得意舞台であり、巻き返しの可能性は十分。


8/27(日)新潟9R 五頭連峰特別
2023

新潟に懸ける厩舎&騎手のヤリ
◎○関西馬&9人気馬で決まり
3万馬券など大ヒット高回収

馬連

1140円

3連複

7270円

3連単

3万1150円

[1着]○テーオーグランビル(3人気)
[2着]◎ジュンブロッサム(1人気)
[3着]△レッドロワ(9人気)


厩舎サイドからすれば騎手を替えてのリベンジマッチ。そして託された鞍上からすれば、名門厩舎から更なる信頼を勝ち取るための勝負どころ。2勝クラスのレースながら、⑬ジュンブロッサムは各関係者が燃えに燃えている。

この馬は軽い馬場での決め手比べを得意としており、新潟外回りコースのようなレイアウトが最も合っているタイプ。クラシックを視野に入れていた3歳時や、ルメール騎手のスケジュールに合わせた2走前(3/18中山9R)では1周コースのレースにも使っていたが、ベストはワンターンでの末脚勝負。

前走7/30新潟9R(◎ジュンから的中)も陣営の本気度は高かったが、当時は最内枠を坂井瑠騎手が上手く捌けず踏み遅れる形。ラストは凄まじい脚を使って追い上げていたが、差し遅れての2着。陣営としては悔いの残るレースであったことは言わずもがな。

すぐに当レースを目標に定めてきたが、今週は札幌でWASJが行われるため坂井瑠騎手が不在。そこで白羽の矢が立ったのが石川裕騎手だった。石川騎手は昨年12月、友道厩舎ジュンライトボルトでG1を勝利。先週の新潟でもレッドラディエンスという馬で2着に好走しており、コンビを組んだ際の連対率は53.3%。石川騎手単独での数字を上回っているのはもちろんのこと、友道厩舎単独の数字よりも高い。

騎手情報班によれば「石川が友道さんのところに多く乗るようになったのはジュンライトボルトがキッカケ。とはいっても去年は6鞍、今年はまだ2鞍しか乗っていないからね。ジョッキーからしたら、そりゃ友道さんレベルの調教師と繋がりが深くなるのはイイコトしかないわけだし、これは前々から気合が入っていた様子だったよ」とのこと。更なる関係良化のためにも結果が欲しい場面。

厩舎関係者としても、このジュンブロッサムは以前からかなり期待を寄せていた素質馬だ。「ぶっちゃけなんでまだ2勝クラスに居るんだよ、ってのが正直なところ。さすがにもう勝っておきたい」と話しており、得意の新潟で行われる当レースにかける本気度は相当だ。

対抗は、上村厩舎サイドから「かなりのポテンシャルを感じる」と高評価が与えられている⑮テーオーグランビル。体質の弱さがあって間隔を空けての臨戦過程にはなるが「まだまだ完成度は高くないけど、その中でもしっかりしてきている。今回は乗り込んだし、仕上がりは十分だよ」という話。ここ新潟で上がり最速をマークした実績もあり、3連勝の可能性も十分。


8/27(日)小倉11R小倉日経オープン
2023

近走大敗も関係なし!
鞍上起用の裏話&
穴馬ヤリ話を掴んで万券的中

3連複

1万0750円

関西ジョッキーは「だいたい友達」

加藤

[1着]△カントル(5人気)
[2着]△ワールドリバイバル(7人気)
[3着]◎グラティアス(2人気)



⑩グラティアス安田隆行厩舎に転厩してきたわ。来年2月に定年の厩舎になぜという感じだが、これに関してはそんなに気にしなくていいんじゃないか。馬主のスリーエイチレーシングって美浦の厩舎と結構ケンカ別れが多いみたいで……関西で厩舎を探したところ、手を挙げてくれたのが安田パパのところだったんだろう。

それよりもね、今回は和田竜二が騎乗するってのに驚いたんだ。スリーエイチレーシング×和田のタッグって、21年菊花賞(ノースザワールド)以来のこと。グラティアスが転厩してくると聞いた時には「一体誰が乗るんだ?」と思っていたんだが、まさか久々の和田起用とはね。

スリーエイチさんは高い馬をセリで落としていたり、なかなかな血統馬を持っていたりするんだよね。昨年はドゥラエレーデでG1も勝っている。そんでもって、騎手起用に偏りのある馬主さんでもあるから、お気に入りのジョッキーには繰り返し乗ってもらう傾向にあるんだ。今は坂井瑠星の起用が多いかな。

要するに、ここで和田が結果を出せば、今後は馬主さんの選択肢に入ってくる可能性が高い。騎乗数の多い和田からすれば乗り鞍には困っていないけど、やっぱり重賞級・G1級の馬とはより多く出会いたいものでしょ?ここで勝てばそのチャンスが広がるニオイがプンプンするんだよなー。

そもそもグラティアスは重賞ウィナー。最近はワンターンのレースに出走する機会が多かったけど、実はコースを1周する競馬でしぶとさを活かしたらもっと良いんじゃないかと思っていたのも、ここで本命にする理由の一つ。鳴尾記念は着順だけ見たら10着だけど、勝ち馬とはたったの0.5秒差だからね。このメンバーなら面白いだろう。


8/26(土)小倉12R 3歳上1勝クラス
2023

ライトなファンでは掴めない
穴の厳選関西馬情報
◎○▲で万券ヒット!

馬連

2240円

3連複

2890円

3連単

1万7480円

[1着]◎ハクサンパイオニア(3人気)
[2着]▲ニシノコウダイ(2人気)
[3着]○トーホウフランゴ(1人気)


ライトなファン層が戦績だけを見ると芝では3戦0勝。ダート替わりが転機となって活躍しだしたように思えるであろう⑥ハクサンパイオニアだが、関係者の見立ては少々異なる。「切れ味勝負が苦手なだけで、スピードを活かす形なら芝でも問題ない。特に1200mはもう一度使ってみたかった条件だし、これはガラッと変わるかもしれない」と、色気十分なのだ。

ハクサンパイオニアが出走した芝のレースは全てがスローペースからの決め手勝負。持続力に長けているこの馬にとっては苦手な展開で結果が出なかった。とはいえ、昨年10/16もみじSではオープン特別に格上挑戦しての4着善戦。決して芝コースに対する適性がなかったわけではない。

ダートに矛先を向けてから好走を果たしたのは、短距離戦を主戦場としていたのも要因の一つ。「芝の時も1400mを使っていたけど、ダートの1400m戦ともなるとテンからガンガン出して行くからね。この馬のしぶとさを存分に活かせる条件になる分だけ、パフォーマンスが上がったんじゃないかと思うんだ」と厩舎関係者。

芝スタートのレースでは安定して先行出来ていたように、やはり芝コースへの適性は十分にあると判断。その上で、初勝利を挙げた4/8阪神3R(ダ1400m)は単独先頭で通過した1200m地点が1分11秒0。これは、同じ不良馬場で行われた前週のダート1200mの2勝クラスと全くの同タイム。

更にその2勝クラス(3/26阪神12R)は、1着サトノテンペスト(現OP)、2着カフジエニアゴン(現3勝クラス)、3着マルモリスペシャル(現OP)と極めてメンバーレベルが高かった。この比較からも、ハクサンパイオニアの先行力・速力の高さは1200m向きだろう。

小倉芝1200mは序盤が下り坂とあって、前半のペースが速くなりがち。自ずと上がりのかかるレースが多く、ダート戦で活躍している馬の好走が目立つ特徴もある。ハクサンパイオニアの今回の条件替わりは、激走の可能性を十分に秘めた機会である。

③トーホウフランゴが対抗。前走8/12小倉12Rでは9着と着順を落としたが「さすがに開幕デーの8枠はキツかった。上手く内目で脚を溜めたい馬だけに、あの形はしんどいよ」と、極端に不利な枠を引かされてしまったのが敗因。今回は一転して内目の枠をゲットし、なおかつ相手関係も軟化。「前走に比べたら時計もかかる馬場になってきたと思うし、今度は違うぞ」と巻き返しを期す一戦。

同じレースに出走していた⑫ニシノコウダイは内枠を引いていたが、スタートを失敗して後手を踏む形。「休み明けってこともあって反応が悪かったし、叩いた今回はもっと良くなってくるはず」と関係者。減量騎手を配したことで前半の反応面も変わってくる可能性が高く、こちらも巻き返しに注意が必要だろう。


8/26(土)新潟11R BSN賞
2023

新潟のメインでも
関西馬が上位独占
穴馬のヤリ話も掴んで的中

3連複

1万6790円

[1着]△アイコンテーラー(8人気)
[2着]△ブルベアイリーデ(9人気)
[3着]◎ヴァンヤール(1人気)


「本当にこれでいいんですか!?」と、関係者の声が聞こえてきそうなのが④ヴァンヤール。今年1月の東海Sでこそ落馬のアクシデントがあったが、それ以外の重賞では出走機会3連続で馬券圏内に好走中。オープン戦のメンバー構成では明らかに一枚上の実績がありながら、斤量は57キロに収まった。

特に陣営が自信を持っているのが「2走前にキングズソードに勝っているんだよね。あの馬ってかなり力を付けているじゃない?」という点。自身が2着だったアンタレスSでは、3着のキングズソードに2馬身差をつけて先着。そのキングズソードは現在オープンで連勝中。特に小倉の阿蘇Sでは58キロを背負っての勝利だった。

この力関係を考えると、ヴァンヤールが57キロでオープン戦へと出走できるのは明らかに有利と言えるだろう。「先々を見据えたらここで賞金を加算したいと思っていたし、恵まれたここはなんとしても結果が欲しいね」と関係者も口を揃えている。

昨年の当レースでは4着だったが、当時の勝ち馬は後のG1馬であるジュンライトボルト。更にヴァンヤール自身も蹄の不安を抱えていた。ここ最近は関係者から“蹄”という単語も出なくなるほどには状態が安定しており「去年とは全く違う馬になっていると思いますよ」と某関係者も自信あり。更なる飛躍を目指すためにも、ここは落とせない一戦。


8/26(土) 小倉サマージャンプ(JG3)
2023

最初から小倉を狙っていた
勝負の関西馬&8人気の穴馬で
万馬券ズバリ的中!

馬連

4270円

3連複

1万0000円

[1着]◎テーオーソクラテス(1人気)
[2着]△ナギサ(8人気)
[3着]△マイネルヴァッサー(5人気)


⑧テーオーソクラテスはこのレースを狙い撃つため、特殊な臨戦過程を踏んできた。

今回は中山グランドジャンプ以来の実戦で、栗東へと帰厩したのは8月上旬になってから。中間の4か月ほどは放牧に出ていたのだが、実は6月に一度トレセンへ帰厩しているというのだ。

厩舎関係者に聞くと「元々早い段階からこのレースを狙っていたんだけど、あんまり休みが長いと馬がボケちゃうかもしれないと思ってね。一瞬だけトレセンに戻して飛越の確認をしたんだよ」とのこと。レースに使う予定は一切なかったが、とにかくこの小倉サマージャンプを万全の態勢で臨むために、わざわざ中間に一度師の手元に戻している。

字面だけで見ればこの工夫はそう難しいものではないと思えるかもしれないが……。「6月って2歳馬も3歳馬も入り混じって調整する時期で、馬房の数が足りないって嘆いている厩舎も多いんだよ。奥村豊厩舎だって馬が少ないわけじゃないのに、この時期にわざわざ一つ馬房を割くってのは、それだけ力が入っているってことでしょうよ」と、現場の関係者は力説する。

今年の冬には、ここ小倉のOP特別を連勝。好相性の舞台で行われる重賞でなんとかタイトル獲得を狙っているということだろう。道悪も問題なしの万能型とあって、雨が降っても問題なし。得意舞台で重賞勝ちが見込めるところだ。


8/20(日) 北九州記念(G3)
2023

小倉だからこそ狙える◎○
9番人気・穴馬情報も入手して
特大9万馬券など完全的中

馬連

2490円

3連複

1万6910円

3連単

9万9380円

[1着]○ジャスパークローネ(5人気)
[2着]◎ママコチャ(1人気)
[3着]△ストーンリッジ(9人気)


金子真人ホールディングスといえば、ディープインパクトキングカメハメハなど、競走馬だけではなく種牡馬としても超大物を所有してきた、国内を代表する馬主。王道と言える中距離路線を歩んできた馬が非常に多く、現在の馬主名義で最も勝利を挙げているのは芝2000m。以下、芝1800m、芝1600m、ダ1800mと続いて行く。

そんな金子オーナーが、ここに来て短距離戦線にも力を入れてきている傾向にある。今年はゾンニッヒという中距離実績のある馬を1200m戦に使い勝利を挙げるなど、その馬に合った条件へ切り替える動きが目立っているのだ。この⑨ママコチャも今回が初めての1200m戦で「短距離はゾンニッヒ、ママコチャの2頭で大きいところを狙う態勢だね」という声が現場でもっぱらだ。

ママコチャは元々1400~1600m戦を中心に使われてきたが「ジョッキーが促して出して行く競馬をしていたら、徐々に引っかかるようになってきちゃったんだよ」と担当者。位置取りへの意識が高い松山騎手が騎乗していく内に、馬の前進気勢がかなり強くなってきたよう。

たしかに前走の安土城Sでは、1400m戦ながら道中でハミを噛んで行きたがるようなシーン。今は1400m戦のペースでも折り合いが難しくなっており、陣営は早々と距離短縮を決断。「今の短距離界ならG1でも台頭できる」という手応えを持っての路線変更だ。

ハミを噛んでいながらも、安土城Sの内容は秀逸だった。ラスト2ハロン=21秒8というラップはコース史上2位。「要はそれだけ余力が残ってたってこと。気分よく進められれば、まだまだパフォーマンスが上がると思うんだよね」と、厩舎関係者は当時の走りを振り返る。

鮫島駿騎手はここ九州が地元だが、基本的に夏の間は北海道が拠点。今週が終わると残り2週の小倉開催で故郷に錦を飾るチャンスは少なく「もちろん気合入ってますよ」と騎手情報班。先週は川田騎手が地元九州での重賞制覇を果たしただけに、続きたいところだろう。

出脚が速いのは⑮ジャスパークローネだろう。逃げる形に持ち込めれば、多少のハイペースならば耐えられる持続性能の持ち主。小倉芝1200m戦は前半が下り坂でペースが上がりやすく、上がりのかかりやすいコース形態。道悪適性のある本馬はタフさも備えているだけに、いかにもこのコースレイアウトが合いそう。


8/20(日)札幌4R 3歳未勝利
2023

◎○1点で馬連40倍的中!
人気の関東馬が沈み
3連単も万馬券ズバリ!

馬連

4010円

3連複

4340円

3連単

3万4880円

[1着]◎カナオールウェイズ(5人気)
[2着]○ヴェルミセル(4人気)
[3着]★ドラゴンヘッド(3人気)


一般向けの取材では公になっていないが、現場からは「厩舎サイドからしたら前走は明らかな失敗。今回はそれを取り返すためにも、かなり気合の入るレースになるんだよな」という報告。⑩カナオールウェイズ陣営に力が入る。

何を失敗したかと言えば、前走8/6札幌6Rではブリンカーを装着しなかった。それまではブリンカーを着けて好走に持ち込んでいたのだが、ややモタれる面がある馬だけに、厩舎サイドとしても良かれと思って変化を与えたよう。ただ実際は逆効果で「全然進んでいかなかった」と鞍上サイド。力を出せず終いのレースに。

こういった類の話は決して珍しいものではないが、カナオールウェイズに関してはタイミングがタイミングである。もうすぐ未勝利戦が終わるというタイミングで、馬具の選択を誤ってしまったというのは、厩舎側としても痛い。「しかもこの馬って海外の大物馬主の馬だからさ。そういう意味でも勝たせたい馬なんだよ」との声も。

今回は当然ブリンカーを再装着。「これで行きっぷりが変わってくるだろうし、条件的にはこの馬向きだと思っているコースだからね。本当、ここでなんとかしないとアカン」と、某関係者も燃えている。

距離延長で前進が見込める⑬ヴェルミセルが相手の筆頭。これまでは2000m戦までにしか出走していないが「ゴールドシップ産駒だし、スタミナ勝負に持ち込めれば簡単には止まらないタイプ。洋芝の2600mなんていかにもこの馬向きじゃないか」と関係者内で話題になっていた馬。待望の条件替わりで更にパフォーマンスを上げてきそうだ。


8/20(日)札幌1R 2歳未勝利
2023

断然人気馬が絡んでも
組み合わせを工夫すれば
万馬券も簡単に獲れる!

馬連

370円

3連複

3270円

3連単

2万6330円

[1着]▲タイセイレスポンス(2人気)
[2着]◎キャプテンシー(1人気)
[3着]△アンクルクロス(9人気)


デビュー当初から「ひとまず札幌2歳Sは狙えそうな器かもしれないって、結構盛り上がっているんだよ」と現場の評価が報告されていた①キャプテンシー。新馬戦を勝ち損ねてしまった分だけ札幌2歳Sには間に合わない可能性が高くなったが、重賞級の期待が寄せられている馬である。未勝利戦はアッサリ通過しなければならない。

陣営の本気度の高さがわかるのが、ここで1500m戦へと矛先を向けてきた点だ。冒頭の通り、2歳重賞でも活躍が期待されている馬。基本線は1800m戦への続戦が考えられたが、陣営は距離短縮を選択。「前走乗ったジョッキーの感触からも、先々は距離が短い方がいいかもって話でね。それなら、もう早い内にシフトチェンジしていこうかとなったんだよ」と関係者。

なおかつ、新馬戦の時は「正直まだまだ太目が残っていた」とのこと。松永幹師もレース時、この中間と馬体を確認し「前回はちょっとポッチャリしてたな。今回はかなり絞れているから、わかりやすく変わってきた」と変化を実感しているよう。

鞍上にモレイラ騎手を抜擢した辺りにも、陣営が当レースで結果を求めているのがよくわかる。鮫島駿騎手が小倉で騎乗するため不在というのは早くからわかっていたことで、水面下でモレイラ騎手をしっかり確保していた。好枠も得て、ここは必勝を期す一戦。


8/19(土)小倉4R 3歳未勝利
2023

一戦必勝態勢の勝負馬
7人気のヤリ話も入手して
本線&万券的中!

馬連

400円

3連複

4140円

3連単

1万0150円

[1着]◎プロスペリダード(1人気)
[2着]▲ゴレアドール(2人気)
[3着]△ジャパンノウレッジ(7人気)


今春に新規開業を果たした西園翔太厩舎。これまでに挙げた勝利は5勝だが2着が13回あり、トータル18連対という数字は新規開業の中でトップの数字。悪く言えば勝ち切れていないところもあるにはあるが、他の新規開業厩舎よりも好成績を残しているというのは間違いなし。

そんな西園翔厩舎サイドが一戦必勝を期すべく、万全の態勢でレースへ送り込んでくるのが⑧プロスペリダード

元々は父である西園正都厩舎に預託されていた馬だが、西園翔厩舎の開業と共に転厩。当初は父の厩舎で使われていた時と同じようにダート戦を出走していたものの、3走前からは芝へシフトチェンジ。これが大正解で、一気に安定感を手にした。

西園翔厩舎は度々こういった大きな条件替わりに打って出て、結果を出している傾向にある厩舎としても現場でお馴染み。「固定観念に囚われないというか、厩舎として“こっちの方がいいのでは”と感じたことをキッチリ実行してくるんだよね」と、現場の某関係者も舌を巻いている。

今回は同じ芝のレースだが、1200mへと距離を短縮。テンのスピードが速いタイプだけに、前々から当条件が合うだろうとの声が出ていたそう。しかも今回は「本当は先週の開幕週にも使えたんだけど、より確実に勝ちに行くなら牝馬限定戦の方でしょ」と、番組も吟味してきたという話。勝ちにこだわった選択をしてきただけに、ここは結果が欲しい。


8/13(日) 関屋記念(G3)
2023

勝負の関西馬&関東馬ヤリ話
「新潟でこそ」買える情報で
3万馬券など完全的中!

馬連

1800円

3連複

7990円

3連単

3万6190円

[1着]▲アヴェラーレ(4人気)
[2着]◎ディヴィーナ(2人気)
[3着]△ラインベック(6人気)


「ココで勝ってサマーマイルシリーズ優勝の権利を確定させておこう!」と厩舎サイドに明確な狙いアリ。①ディヴィーナだ。

前走・中京記念(2着)時にも◎本命提供。その際にお伝えしていたように、レース前にひとつ懸念があった。それが“抽選”。

舞台適性や相手関係、関係者の本音などから“それでも◎指名に値するだけの勝算が陣営にはあった”とはいえ、中間は抽選次第では除外の可能性がある中での調整。名門・友道厩舎をしても除外になった際のリスクを見越して仕上げる必要があったのだ。

そこで賞金と共にサマーマイルシリーズのポイントを加算できたことで、関屋記念出走に向けた障壁はなくなり、むしろサマーマイル優勝へのビジョンが一気に開けてきた。今回勝利すれば、サマーマイル優勝の条件である『シリーズ1勝以上』『12ポイント以上獲得』の条件を共に満たすことになる(※最終確定は今日の結果と9月・京成杯AH次第ではあるが)。

昨年の関屋記念では13着と敗れているだけにコース適性で懸念を持つ方が多いかもしれないが「当時は馬の状態が良くなくて迷走状態だった。結局、使った後は半年くらい休まざるを得なかったからね。今は充実度に雲泥の差があるから心配していないし、むしろ左回りのマイル戦が合わないはずがない」と厩舎サイドは不安を一蹴。

母ヴィルシーナという厩舎ゆかりの血統馬であり、デビュー当初から「この血統だから遅咲きにはなるだろうけど、どこかでタイトルを獲らせてあげたい」と度々言われてきた期待の存在。いよいよ機は熟した。

関東勢からは②アヴェラーレの周辺が大いに盛り上がっている。前走・京王杯スプリングCでは1400mの忙しい流れに道中付いていけず後方からの競馬になるも、直線では豪脚を発揮して4着と健闘。「このパフォーマンスなら新潟マイルは絶好だろう」という関係者の見立て。


8/13(日)小倉10R博多S
2023

ビッグボスの穴スクープが炸裂
上位人気壊滅の混戦を見抜いて
宣言通り万券的中!

馬連

8570円

3連複

3万0450円

栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者

ビックボス堀江

[1着]★ダンテスヴュー(7人気)
[2着]◎ウインリブルマン(4人気)
[3着]△タガノパッション(5人気)


こちらも引退間際の調教師が関係する勝負話や。その主役は御年70歳の飯田雄三調教師

1鞍目で採り上げた松永昌博調教師と同じく、来年2月をもって定年を迎えるんやけれども、昨年もビーアストニッシドテイエムサウスダンといった馬で重賞を制している。調教師生活終盤になっても、大きいところで活躍してるのはさすがや。

そんな飯田厩舎と繋がりが深いのがウインウインオスカー、ウインユニファイド、ウインリバティとか、渋いところやけどもオープンまで昇級した馬を管理してきた実績があってね。

ウインさんとしても、最後に飯田厩舎と頑張りたいって気持ちがあるみたい。来年すぐに転厩が確定しているにもかかわらず、2歳世代の馬を飯田厩舎へ預託していたりとか、3歳1勝クラスの関東馬を飯田厩舎へ転厩させたりとか、定年間近の厩舎とは思えないような馬の預け方をしている。

そんな飯田厩舎×ウインの集大成の一頭となりそうなのが、⑤ウインリブルマン。さっき名前の挙がったウインリバティの仔で、厩舎にとってもゆかりの血統馬なんや。

繋靭帯炎の影響で長い休み明けだった前走6/24東京11Rが見せ場十分の走り。確かに当時は中間の坂路で自己ベストをマークしとったけど、明らかにブランクがある中でもしぶとく粘り込んだんやから立派の一言。勝ったのは関東の実力馬やったし、同タイムで走った5着馬も既にオープン入りを決めていて、決して相手も弱くなかった。

その東京をひと叩きして、今回は厩舎サイドとしては思惑通りの小倉戦。何を隠そう、ここ小倉では4戦3連対と好相性の舞台やからね。

昨年の博多Sでは敗れてもうてるけれども、昨年が2000m戦だったのに対して今年は1800m戦。「長い距離にも対応できるだけのスタミナもあるけど、先行できるスピード性能が活かせる1800mの方が安定して走れるんだよね」というのが厩舎関係者の話。実際にこれまでの成績を見ても、1800m戦では一度も連を外しとらん。

短期放牧を挟んでの出走にはなるが「間違いなく上積みがある」ということで、前走以上のデキも見込めるところ。繋がりの深い厩舎×馬主のコンビが決めてくれるんちゃうかな。

穴っぽいところでは⑨ダンテスヴューがおもろい。軽い馬場を得意としているんやけど、かといってワンターンで直線の長いコースでは決め手勝負で見劣ってしまうというタイプ。本質的にはコースを1周するレースが合っているやろうし、小倉替わりが大きくプラスになってもおかしくない。

脚質的にハマり待ちになってしまうけど、現級の安定株である⑫タガノパッションも相手の本線に入れておこか。


8/6(日) エルムS(G3)
2023

現地で掴んだ勝負馬は
本命10人気・対抗6人気
情報通りの激走で万券的中

3連複

3万0680円

[1着]○セキフウ(6人気)
[2着]△ワールドタキオン(4人気)
[3着]◎ロッシュローブ(10人気)


考え得る全てのピースが噛み合った⑧ロッシュローブに、重賞タイトル獲得の絶好機が到来したと言える。

田中克典厩舎へ転厩してきてからはダート1700M戦で3勝2着3回。とにかく小回りの1700m戦での持続戦を得意としており、今年1月には小倉ダート1700mで重賞ウィナーも混じっていたようなメンバーでのOP特別(門司S)を完勝。関係者いわく、この小倉でのレースは一言で“絶好調”の仕上がりだったという。

その後の直近2戦では結果が出ていないが、これらはいずれも良馬場でのレースだった。ロッシュローブは極端な道悪巧者で、中央再転入後にダートで良馬場以外のレースに出走した際は5戦5連対とほぼパーフェクトの成績。近走はただ単に乾いた馬場で結果が出ていないだけで、少しでも湿った馬場になれば大きく変わる可能性を秘めている。朝イチ重馬場の今回は激変のチャンス。

なおかつ「門司Sの時に近い仕上がりになっている」というのが厩舎サイドの話。前述の通り“絶好調”だった時の仕上がりならば、持つ力は存分に出し切れるはず。

また、今回はブリンカーを再装着する。門司Sが初ブリンカーで完勝だったように明らかに効果はあった馬具だが、前走では一度外してレースに臨んでいた。「ブリンカーはずっと着けていると徐々に慣れてきてしまう」という話も現場ではよく聞くだけに、その辺りを考慮しての馬装だったのだろう。再装着の今回は関係者の目の色が違う。

最後に、今年のエルムSは先行勢が多く集結するメンバー構成となったのも好材料。揉まれたくない先行馬が積極的に運べば、脚を溜めて進めるロッシュローブにとって最適のペースになるはず。ゴール前で強襲するシーンに期待大。

ちなみに、田中克厩舎の初勝利が他でもないこの馬で、2021年3/14中京7Rでは◎指名し1万5840円的中にも貢献。そういった意味で、関係者にとっては強い思い入れのある馬という点も付け加えておく。

大沼SやマリーンSよりも軽い斤量でレースに臨める⑥セキフウが相手の筆頭。以前は砂を被ってしまうと前進気勢が削がれる気難しい馬だったが、近走では精神面も大人になってきており、ある程度は問題なく走れるように。「叩いて叩いてデキが上がっている上に斤量も軽くなるし、コーナーの緩い札幌も合いそう。いよいよ逆転できるんじゃないかな」と、関係者はここ2走で先着された馬を上回れるだけの手応えがあるよう。

武豊騎手は言わずと知れたレジェンドとあって、若手厩舎などでは「恐れ多くて騎乗指示ができない」という話もあるが、セキフウの場合は実弟の武幸厩舎の管理馬。その辺りの意思疎通が問題なく取れる関係性だけに、乗り替わりはプラスに働く可能性が高い。


8/6(日)新潟3R 3歳未勝利
2023

関西馬の上位独占!
勝負の関西馬&穴馬情報で
ダブル万券ズバリ!

馬連

1490円

3連複

1万0720円

3連単

2万9840円

[1着]◎カレンチャンキー(1人気)
[2着]△メイショウホウセン(6人気)
[3着]△レインメーカー(8人気)


鈴木孝厩舎は日曜メインのレパードSにクレメダンジュという馬を出走させる。交流重賞の関東オークスでも2着に好走と力のある馬で、チャンス十分に思えるが「担当者からすると、コッチの方が調子いいって話になっているんですよ」というのが新潟3Rの①カレンチャンキー

名前の挙がった両馬は別オーナーの所有とあって、一般にはこれらの比較が公になることはないが「ゲート練習を入念にしてもテンションが上がりすぎることはないし、とにかく絶好調をキープしている。今回も良いと思うんだよな」と、カレンチャンキーに関してはとにかく前向きな言葉ばかり。

ダートでは2度の2着と惜しい競馬をしている一方で、2走前の5/21新潟2Rでは10着と大敗してしまった。ただ当時は「それまでと違うスタッフが担当していて、その影響もあったみたいなんだよね。前走では担当者が戻って巻き返したし、やっぱり人と馬の相性ってのもあるんじゃないか」とのこと。担当スタッフが前走と替わっていないここは、良い時のパフォーマンスが期待できるだろう。

新潟では3走前5/6新潟3Rで2着と好走しているが、当時の3、4着馬は既に未勝利をクリア。この力関係を考えても、カレンチャンキーも現在の未勝利戦のレベルならばまず力上位と言える存在だ。


7/30(日)新潟10R佐渡S
2023

これが開幕週の勝負話!
鞍上絡みの当日情報も
入手して万券的中!

馬連

5080円

3連複

2万7580円

関西ジョッキーは「だいたい友達」

加藤

[1着]◎トゥデイイズザデイ(3人気)
[2着]△ルドヴィクス(9人気)
[3着]○オヌール(6人気)

津村は本当ラッキーだなあ。週中の段階から「デキも条件も良いし、まず勝ち負けになるっしょ!」と関係者が自信を持っていた⑭トゥデイイズザデイが、ホーちゃんの落馬負傷で回ってきた。

先にホーちゃんの話をすると、落馬の影響で肋骨を骨折してしまっている。とりあえずこの後は香港に帰って療養する形になりそう。完全に他馬のアオリを食らった不運な落馬だけに、いたたまれないわ……。

で、トゥデイイズザデイの鞍上に白羽の矢が立ったのが津村だった。津村×池江寿厩舎は今年ここまで2例、昨年3例、一昨年も2例と年に数回しかないタッグ。乗り替わりとはいえ、普段はあまり乗らない厩舎の有力馬が回ってきたんだから、これはジョッキーとしても「やってやろう」と気合入るよな。

しかもこの馬って先行策がスタイルなんだよ。3走前は枠順の影響、2走前は大きく出遅れてしまって後方からになったけど、基本的には前々で立ち回って粘り込むのがスタイル。先行馬に乗った時の好走確率が他の脚質と比べてかなり高い津村が乗るのは、プラス以外の何物でもない。開幕週の馬場を利してスイスイ押し切りが見込めるんじゃないかな。


7/29(土)新潟11R 関越S
2023

紅一点が掴んだ鞍上の一番!
8人気穴馬もスクープして
関西馬決着で万券的中

馬連

1500円

3連複

1万0140円

一口クラブから大馬主まで

紅一点・赤崎

[1着]△ストーリア(4人気)
[2着]◎アドマイヤハダル(1人気)
[3着]△シュヴァリエローズ(8人気)

厩舎サイドも鞍上サイドも「ここはなんとかしたい」と共に気合が入っている⑯アドマイヤハダル。確かに、秋の重賞戦線を見据えている以上は、ここでしっかり賞金を加算したいところですよね。

「右の後ろ脚に不安がある馬だから、無理せずじっくりやっているんだよ」と厩舎関係者が話すように、これまでに半年以上の長期休養を2度挟んでいます。今年初戦の六甲Sも1年以上の休み明け。さすがに復帰初戦から完調とは言えない状況だったようで、レースを使う毎に徐々に状態を上げているんですよね。

重賞で3着に好走した前走の鳴尾記念にしても「もう一つ調子が上がりそうな雰囲気を残している」というのが厩舎サイドの本音。それでも馬券圏内に好走しているように、これだけの地力があるのですから、オープン特別なら負けてられないところでしょう。

岩田望来騎手としても2戦連続のタッグ。どんな馬か分かった上での再タッグですから、今度は決めたいですよね。騎手情報班の方々に聞いても「これが望来の土曜一番だろう」という意見で一致していましたね。


7/16(日)中京12R 3歳上1勝クラス
2023

前走時から主張の穴馬!
執念で掴んだ
特大6万馬券!

馬連

5600円

3連複

8950円

3連単

6万0410円

栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者

ビックボス堀江

[1着]◎ウォータールグラン(6人気)
[2着]★サトノグレイト(5人気)
[3着]△トーホウフランゴ(1人気)


前走・7/2中京8R出走時にも“主張の穴馬”として注目していた③ウォータールグランやが、結果的には逃げた勝ち馬アドマイヤラヴィ(コレを◎本命にしていた)を追いかける形になってしまい、展開厳しく9着敗退。現状は逃げが打てないと脆さが残る。

とはいえ、今回もスポーツ紙や専門紙をチェックする限り、人気が無さそうなんよね。単騎逃げが叶った時のリターンが大きいならば積極的に狙ってみたいところ。

その前走時にもワシの記事を見ていただいた方にはお伝えしたように、元々、昨年のこの時期(2022/6/19阪神2R)に未勝利戦を勝ち上がった時のパフォーマンスがメチャクチャ優秀でな。阪神芝1400mで、1200m戦のようなハイペース逃げでそのまま押し切ったんや。

その後は目立った結果が出てへんけど、休み明けの3走前(5/6新潟12R)は千直かつ雨の影響が大きい中、内枠を引かされた時点でそもそも厳しかったし、2走前(6/11阪神12R)は阪神芝1400m戦で7着に終わったが、得意のハイペース逃げを見せて残り200m地点=1200m通過時は先頭やった。

前走で負けた後も厩舎サイドのトーンは落ちておらず「行き切ればガラリ一変があると今でも思っている」とヤル気十分。内枠を引けたのも好材料やし、土曜の競馬を見る限りでは雨の影響はなく、スピードが生きる馬場状態なのもありがたい。人気がないうちにカネにしたい情報馬やね。


7/16(日)中京7R 3歳上1勝クラス
2023

これぞ夏競馬!
マイナー騎手絡みのヤリで
万券的中を仕留めた

馬連

2800円

3連複

1万2520円

[1着]△スタボーンイメル(9人気)
[2着]◎メイトースイ(2人気)
[3着]★マサハヤウォルズ(8人気)


競馬はリスクとリターンのバランスが重要なポイント。多少のリスクがあろうとも、その分で期待以上のリターンが見込めるならば、思い切った狙いをするのも一つの手。ここは⑦メイトースイを狙いたい。

本馬は中京ダートでの1勝クラスなら胸を張れるだけの実力馬。当地で新馬勝ちしているだけではなく、前走7/1中京12Rでは11番人気という世間の低評価を覆しての4着。

3走前3/11中京6Rでは2、3、6着馬が既に2勝クラスへ昇級しているレベルの高いメンバー構成で5着に好走。特に同レース2着のメイショウポペットは、土曜の2勝クラスで2着に好走して的中にも貢献しているような馬で、1勝クラスとしては上質なメンバー構成での一戦と言える。

中1週と間隔を詰めて中京にこだわってきたのも納得の適性の高さだが、鞍上には減量騎手である川端騎手を配してきた。「馬体重を見ての通り400キロぐらいしかない馬だから、出来るだけ斤量は軽い方がいいと思ってね」というのが関係者の狙い。結果を求めて手も打っており、本気度の高さも確かなのだ。

ただしその鞍上の川端騎手はなかなか騎乗馬の質が上がらず、まだ通算2勝止まり。メイトースイの実績やコース適性を考えれば抜けた人気になってもおかしくないが、これだけ単勝オッズが割れているのは“鞍上がまだまだ実績のない若手だから”という点が大きく影響しているだろう。

これこそが当レースの“リスクとリターン”。経験の浅い若手騎手だけに上手く乗れない可能性=リスクもあるが、そのお陰である程度のオッズ、つまりリターンが確保できる機会。情報的にも前向きな話が入っているのだから、川端騎手を信じて思い切ってバットを振ってみたい。


7/15(土) 函館2歳S(G3)
2023

函館最終週で掴んだ
10人気関西馬のヤリ話
万券&ワイドW的中!

ワイド

5330円

ワイド

3200円

3連複

3万9010円

[1着]◎ゼルトザーム(10人気)
[2着]△ナナオ(6人気)
[3着]△スカイキャンバス(4人気)


「土曜はもうメチャクチャに大雨だ」と、天気予報は週中の段階で各関係者の間にも知れ渡っていたが、それに対するリアクションは関係者によってマチマチ。特に今回の舞台は洋芝の函館の最終週。大雨ともなると一気の馬場悪化が見込まれるだけに、良馬場希望の陣営の意気消沈っぷりは言わずもがな。

対して「いくらでも降っていい」というのが⑮ゼルトザーム。本馬が鮮やかなデビュー勝ちを果たした新馬戦は良馬場のダート。力の要る馬場に対する適性の高さは十分に証明しているだけに『時計のかかる馬場でこそ』という考えを持っているから。

そもそもこの馬は栗東トレセンでも評判の一頭だった。「函館のウッドでも動いていたんだけど、栗東のウッドや坂路でもいい併せ馬をしていてね。周囲の人間からも『あれは動くなあ』って声が出ていたぐらいなんだよね」と関係者。ウッドチップの敷かれたコースで良い動きが出来るのは、確かなパワーを持っているからこそ。

この中間は函館滞在。「落ち着いていて良い雰囲気だわー」と厩舎サイドが話すように、滞在調整の効果は明らかに出ているよう。前走では最内枠とあって窮屈なシーンも見受けられただけに、一転して大外枠で自分のリズムで進められる点もプラス。

日曜の函館記念は内枠有利の傾向だが、土曜の函館2歳Sに関してはまだキャリアの浅い2歳馬のレース。過度なプレッシャーを受けない外枠各馬の成績が良く、レースとの相性を考えても絶好枠だろう。他馬の動向を見ながら進められれば、勝ち負けに持ち込める可能性は十分。


7/15(土)函館9R 湯浜特別
2023

現地で独自入手!
「函館なら」の勝負話で
万券ズバリ的中!

馬連

890円

3連複

2700円

3連単

1万0260円

[1着]▲オセアフラッグ(1人気)
[2着]◎メイクザビート(2人気)
[3着]△ネッケツシャチョウ(3人気)


既に猛暑に襲われている本土に比べると、北海道の中でも気温の低い函館は馬にとっても随分過ごしやすいよう。⑧メイクザビートに関しても「函館入りしてから体調がいいんですわ」と関係者から独自に聞き出している。

好調でレースに臨める上に、今回厩舎関係者が強調していたのが「小回りの1700m戦ってのがいかにも合いそうなんだ」という点。どうしても気を抜いてフワフワと走ってしまうタイプとあって、広い大箱コースでは集中力を欠いてしまうような面があったよう。淀みなく流れがちな函館のレース展開ならば、最後まで気を抜かずに走り切れるのではないかという算段。

能力だけを考えれば、1勝クラスなら間違いなく上位。初勝利を挙げた際(9/25中京2R)に下したのが、後に重賞のユニコーンSでも2着に好走するサンライズジーク。その前のレースでは交流G1や海外で重賞も勝ったデルマソトガケを下しているほど。

近走は西園正都厩舎らしく使い詰めだったが、間隔をとってリフレッシュした今回は状態面での上積みが見込めるのも間違いなし。様々なパフォーマンス向上が見込める要素が揃っての一戦だけに、ここで真の姿を見せられる可能性は高いだろう。


7/9(日)福島8R 3歳上1勝クラス
2023

この舞台を狙ってきた
勝負の福島遠征情報で
万券ズバリ的中!

馬連

4200円

3連複

1万4930円

[1着]△フィールザオーラ(7人気)
[2着]◎ホウオウスーペリア(1人気)
[3着]▲パルティクラール(5人気)


「先週の競馬を見たでしょ?アイツがサクっと勝ったんだから、ウチの馬もこんなところで足踏みできないよ」と厩舎関係者。ここは⑥ホウオウスーペリア陣営が復帰即勝利の青写真を描いている。

関係者の言う“アイツ”はソレイユヴィータのこと。前走4/8福島9Rで両馬は直接対決。1着ソレイユヴィータ、3着ホウオウスーペリアと後塵を拝する形にはなったが、クビ+ハナ差でタイム差はなし。一言で同等の走りを見せた。

そんなライバル・ソレイユヴィータは先週7/1福島10Rで2勝クラスのレースに出走して勝利を挙げている。ホウオウスーペリアにとってみれば、同じタイムで走った馬が一つ上のクラスのレースを快勝したのだ。単純計算で自身も2勝クラスで通用の実力を持っているということで、1勝クラスでは負けられないところだろう。

また、現場の担当者からは「期待しているからってのもあるんだけど、ここはなんとか一発で勝たせたいんだよね」との声も。

この中間は普段の調教でも前進気勢が強くなっているようで「今回は大丈夫だと思うんだけど、一度輸送を挟んでレースを使ったらガツンとテンションが上がっちゃっても不思議ではない。そういう意味で、ここで決めちゃいたいんだよね」という話。裏を返せばそれだけデキがいいという話でもあるだけに、思惑通りに好結果を出せるのではないか。