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1/28(土)小倉12R 4歳上1勝クラス
2023 -
馬連
4470円
3連複
1万1410円
栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者
ビックボス堀江
ここは力量接近の混戦模様やが、入手した情報含め食指が動く⑨トーホウジュナールを狙い撃ち。
実績的には同馬主の①トーホウデュランの方が上やけど、小倉のここに照準を合わせて久々でも一発目から“大ヤリ”モードなんや。
今週は雪の影響を考慮し、水曜ではなく火曜にCWで追い切る周到さ。早めに2キロ減の角田大河を確保していたのも見逃せん。
陣営は「2走前は直線で前が壁になっての不完全燃焼。前走のようにスムーズに運べれば勝ち負けできるのを確認できた。渋った馬場も対応できると思うし、機動力の高さを存分に発揮できれば期待大」と色気タップリや。
この馬の母トーホウアマポーラは芝短距離で6勝を挙げ、高橋亮厩舎に初重賞タイトル(2014年CBC賞)をもたらした活躍馬。
これまではダートを中心に使われてきたが、芝のスプリンターとしての資質を受け継いでいるのは間違いなく、ここから一気に素質開花するシーンも十分や。
人気薄で好走した前走をフロック視する向きも残るだけに、妙味十分のこのタイミングで馬券を仕留めたるで!
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1/28(土)小倉5R 3歳未勝利
2023 -
3連複
1万1710円
年明けから惜敗(2着5回3着4回)が多く、まだ2023年に入って片目が開いていない寺島良厩舎。
愛弟子の今村聖奈を乗せ、マトモなら勝っていたように映る勿体ない競馬も結構あっただけに、その胸中が複雑なのは推して知るべし。
2月も目前だけに、ソロソロ初勝利が欲しいタイミングだが、厩舎関係者が「コレはイイ。初勝利あるぞ!」とプッシュするのが④ゴールドプリンセス。
「ゲートの出が遅いので長い直線を求めて東京を使ったが、モタれるシーンもあって目論見通りとはいかなかった。リフレッシュさせて馬は良くなっているし、素質を評価している馬なので巻き返してくれないと困るんだ」とのこと。
同オーナーでゴールドアクター産駒のゴールドレコーダーが先週初勝利(1/21、小倉6R)を挙げており、この馬も減量騎手、差しの利く馬場を味方に猛反撃があっていい。
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1/22(日)小倉12R 4歳上1勝クラス
2023 -
3連複
1万4770円
ここは久々でも勝負ムードが漂う⑮ゴールドエクリプスを狙い撃ちしたい。
骨折で9ヶ月もの休養明け。表向きの新聞コメントでは「久々でどこまでやれるか」と控え目だが、厩舎サイドの本音は「1勝クラスはあくまで通過点」と強気。
約1年前に同じ小倉で経験馬相手に強い勝ち方。続く君子蘭賞では1番人気に支持されるも、若い鞍上(松本)の消極的な騎乗が祟って6着に敗れた。
そのレース後、普段冷静な厩舎の番頭格スタッフが「何を考えて乗っているのか。普通に強気に乗れば勝てるののに!」とかなりの剣幕で怒り心頭だったのを思い出す。
それだけこの馬のポテンシャルを高く買っていることの裏返しであり、前走はオークス出走を目指し、中1週で2勝目を狙いに中山遠征したのが裏目に出た格好だ。
「前走はタイトなローテで輸送し、体が大きく減ってしまったからね。骨折が判明して思いのほか休養が長引いてしまったけど、切り替えてジックリと態勢を整えてきた。馬体が大きくなって成長を感じるし、鉄砲駆けも利くタイプ。正直1勝クラスで足踏みはして欲しくない」と陣営。
鞍上が鞍上だけに人気を落としているが、マークも薄くなる分ここは“絶好の狙いドコロ”となりそうだ。
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1/15(日)中山12R 4歳上2勝クラス
2023 -
馬連
1760円
3連複
1330円
3連単
1万0380円
日曜の推奨馬は【勝負の関東遠征】を敢行する⑥ウインバグースです。
事前段階では小倉の1200m戦へと出走のプランもありましたが、様々な要素を吟味した結果、この中山の平場戦へと矛先を向けてきました。
様々な方にも話を聞きましたが、私はこの陣営の選択には「なんとしても勝ちたい」という意思を強く感じています。
昨年31勝、馬主リーディング11位とそこそこの成績を収めているウインですが、関係者は1つ悩みを抱えています。それが「現3歳世代がほとんど勝てなかった。出資している一口馬主の中でも、心配や不満の声が出ている……」という部分。
確かに現3歳世代で勝ち上がったウインの馬はわずかに2頭のみで、最後に勝ったのは9月18日です。しかも、追い打ちをかけるような出来事が起きたのが先週1月8日。東西でデビューしたウインの新馬が、いずれも大差でのシンガリ負けを喫しているのです。
クラブというのは、一口馬主の出資をもって運営する形態。現3歳世代がこのまま不調で、トータルの勝ち星も減って行けば、出資者の減少に繋がりかねないのはおわかりいただけるでしょう。少しでも悪いイメージを払拭すべく、馬主サイドは結果を持ってアピールしたいところ。ウインバグースを小倉ではなく、関東の中山へと遠征させる理由は、こういった側面も関係していると見ています。
西園厩舎といえば、関東では石橋脩騎手の起用が非常に多いところ、今回はあえて減量騎手の横山琉騎手へと騎乗を依頼。ウインバグースが直近のレースで好走しているのは共に減量騎手が騎乗している時ですから、この選択もまた強く結果を意識したものと言えます。
ちなみに、1400m戦だった前走は積極的にハナを切ると、残り200m地点までは先頭。その通過ラップが1分8秒2。翌週に行われた1200mの3勝クラスの決着タイムは1分8秒3でした。この距離ならばもう1つ上のクラスでも勝ち負けレベルの力はありますから、こういった面でも楽しみな1戦ですよ。
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1/15(日)中山11R 京成杯(G3)
2023 -
3連複
1万1010円
中山芝1800mでデビュー勝ちしている⑦セブンマジシャン。1勝クラス(黄菊賞)も連勝して挑んだG1ホープフルSは道中少し行きたがる面を見せ、中団から伸び切れず6着止まり。
スローペースに上手く対応できず完成度の差も出た格好だが、3着馬(キングズレイン)とは僅か0.2秒差。一線級相手でもヒケをとらない素質は披露した。
「前走はスローで道中噛む場面もあり消化不良な感じだったが、強いメンバー相手にあの形でも崩れなかったからね。同じ舞台での敗戦を糧にしないといけないし、最低でも賞金加算はしないといけない」と厩舎サイド。
初コンビを組むルメールは「自分のペースで走れて乗りやすかったし、競馬でも折り合いをつける自信はあるよ」と好感触。これまで数々の乗り難しい天才肌を乗りこなしてきた名手だけに、この程度なら絶妙なアシストを決める可能性大。頭数は手頃ながらハナ主張が濃厚な馬もおり、初重賞制覇を期待する。
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1/15(日)小倉5R 3歳新馬
2023 -
馬連
1330円
3連複
2960円
3連単
1万8340円
土曜の中京10R(3330円的中)はドンフランキーが期待通りの強さで圧勝、堂々のオープン入りを果たした。
これからOP、重賞の舞台でどんな活躍を披露するのか楽しみでならないが、厩舎関係者が「この馬の将来も前途洋々」と評価する好素材が⑫ジャミーレだ。
オークス馬シンハライトを筆頭にアダムスピーク、リラヴァティといった重賞勝ち馬、兄姉のほとんどが中央で2勝以上挙げている日本でも屈指の名牝系出身。
この馬は1つ上のスリーパーダに似たスピードタイプで、姉と同じく小倉芝1200mで初陣突破を目指す。
「そこまでビシビシとは攻めていないが、やればいくらでも動きそうな馬。姉より馬格に恵まれており安定したフォーム。順調に調整できて仕上がりに不安はないし、初戦から質の高い走りが披露できそうだよ」と陣営。ローカルでそこまでメンバーが揃っておらず、マトモならアッサリのシーンも十分だ。
厩舎サイドが「前向きなスピードタイプで初戦から楽しめる」と密かに盛り上がる②テーオーヴァイナーが対抗。
ゲートの速さも水準以上で、父ビッグアーサーの上質産駒の傾向に合致する好素材といえそうだ。
雨の影響は残るものの、開幕週の内枠なら持ち味発揮に支障なし。見切り発車といえるメンバーも結構おり、好枠を利した立ち回りによる上位争いが濃厚とみる。
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1/9(月)中京10R 雅S
2023 -
馬連
1250円
3連複
1960円
3連単
1万1620円
一昨年の開業から14→19勝と勝ち星を伸ばし、3年目の今年更なる飛躍を期すのが杉山佳明厩舎。
昨年のNHKマイルCで最低人気ながら3着に激走し、先日の1/5に今年の厩舎初勝利をもたらしたカワキタレブリーなどが在籍し、栗東の一部で「穴の杉山佳厩舎」と支持を受けている。
師はまだ30代と若いが「馬になるべくストレスを掛けない楽しい調教」をモットーに、確かな適性把握と番組選びで成績を伸ばしている。
そんな新進気鋭の注目厩舎が「今度こそOP入りさせる!」と意気込むのが⑤トウセツ。
デビューから一貫してダートを使い、馬券圏を外したのは3走前のG3レパードSのみ。器用さはないが、追ってバテない堅実な末脚で将来が楽しみな好素材だ。
「久々、昇級の前走はスムーズさを欠く厳しい形だったけど、最後あそこまで迫ったのは成長した証。使った上積み十分だし、中京ダートは3勝を挙げているベストコースだからね。鞍上も手の内に入れてくれているので期待しかないよ」と厩舎関係者。
パサパサの乾燥したダートで上がりを要する可能性が高く、この馬にはもってこいのシチュエーション。前走の再戦ムードで今度こそ決める。
対抗には鞍上に川田を起用し勝負気配漂う⑯オディロンを指名。
前走は5着止まりだったが「馬込みで包まれる形になり動くに動けず不完全燃焼。早めに自分から仕掛ける形ならもっとヤレる馬だし、ポジション取りが巧みな鞍上で上位を狙いたい」と陣営の鼻息が荒い。
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1/8(日)中山11R ポルックスS
2023 -
馬連
640円
3連複
2520円
3連単
1万0510円
2走前のジュライS(2万2560円的中)で後にチャンピオンズCを制するジュンライトボルトを下している⑨ニューモニュメント。
あのときは相手が落鉄していた事情もあったにせよ、小回りコースの同斤量で差して0.2秒差。マトモでも逆転されたかは微妙なところだろう。
そこからリフレッシュ放牧を挟み、前走はクビ差の2着惜敗。気楽な立場でシンガリから追走した勝ち馬の末脚に屈したが、この馬自身の充実ぶりも示す好内容だった。
「負けはしたものの、2キロの斤量差もあったし直線は外からプレッシャーを受ける形。1頭分をこじ開けるように伸びた内容は評価できるよ。叩いた上積み十分だし、中山コースも2度目。今度はキッチリ勝って賞金加算を果たしたいね」と厩舎関係者。
暮れの交流重賞・東京大賞典に登録して除外された経緯もあり、陣営としては7歳を迎える今年が“勝負の1年”という位置付け。
海外修行から帰国し、一皮剥けた姿をアピールしたい鞍上(小崎)ともども、親子鷹での『初笑い』となる公算大とみる。
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1/8(日)中京10R 新春S
2023 -
馬連
8050円
3連複
2万2820円
昇級後は4戦して一度も掲示板に載れていない不発つづきだった⑨サトノラムセス。普通なら軸どころか相手に入れるのも躊躇うほどだが、厩舎精通の情報網から威勢の良い猛プッシュ。
「状態はずっと良いのに結果が出ないのは折り合いに気を遣い過ぎて流れに乗れていないから。今回は先入観のない外国人騎手(ムルザバエフ)を起用し、構え過ぎず正攻法で乗って貰う予定。いかにも手が合いそうだし、コース替わりと相まって能力全開ならガラリ一変があっていいよ」と厩舎サイドが虎視眈眈とのこと。
ここは手頃な頭数だが力量は拮抗しており、そこまで抜けた主役は不在。情報に乗って鞍上強化による“覚醒劇”を狙う価値十分とみる。
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1/8(日)中京6R 3歳新馬
2023 -
馬連
570円
3連複
4930円
3連単
2万3910円
昨年は年間40勝で過去2年(20年・50勝、21年・48勝)には及ばなかったが、3度目のダービー制覇(ドウデュース)に加え、大阪杯(ポタジェ)、チャンピオンズC(ジュンライトボルト)とキャリアハイの中央G1・3勝をマークした友道康夫厩舎。
無理のない馬優先主義で“ここぞ”の場面でキッチリ結果を出す勝負強さはさすが。今や矢作厩舎と並び、日本競馬を代表する名門厩舎といっても過言ではないだろう。
2023年は初日、2日目と各1頭使いのスロースタートだが、関係者が「コレはデビュー勝ちさせないといけない!」と意気込むのが⑨アドマイヤイル。
父ディープインパクトの欧州クラシックホース・サクソンウォリアーの初年度産駒にあたる持ち込み馬。良血らしい好馬体と動きの良さが早くから関係者のあいだで評判となっていた。
「調教をやるごとに走りのバランスがどんどん良化。追ってから素晴らしい反応をみせるし、潜在能力は相当だね。重苦しさが全然ないし、先々も含めてかなり楽しめそうだよ」と鼻息が荒い。
前残りが目立った開催初日から徐々に差しも決まる馬場へシフトしており、この馬の総合力の高さを素直に評価すべきだろう。
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1/8(日)中京2R 3歳未勝利
2023 -
馬連
8980円
3連複
1万5970円
ここで初ダートとなる⑨スリーアイランドも、2月末に引退する橋田調教師が必勝態勢で送り出す『引退ヤリ』の1頭だ。
デビュー戦は芝を使っていたが、これは「ダートの番組だと除外されそうだったので、確実に使えるところへ入れたかった」と、馬のデキを優先した采配だった。それでも芝の瞬発力勝負にもキッチリ対応して2着を確保し、能力の高さを証明した。
その後は外傷で間隔を空けてきたが、この正月競馬で結果を出すべくジックリと乗り込まれてきた。
陣営は「外傷の影響もなく走れる状態にあります。もともとダートの方が合うと思っていたくらいなので、コレは決めておきたいね」と、自信満々で送り出す。
鞍上サイドも陣営の想いを把握しており、無様な競馬は見せられないところ。ここは渾身騎乗を期待したい。
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1/7(土)中京10R 寿S
2023 -
馬連
1240円
3連複
3820円
3連単
1万5110円
ここは中京馬主協会所属の『ヤマニン軍団』土井肇オーナーが正月の“お膝元ヤリ”を敢行する⑦ヤマニンサルバムを狙い撃ち。
前走の2勝クラスを含め、中京コースは3戦3勝とパーフェクト。徐々に距離を延ばしながら競馬運びにも進境が窺え、今年の飛躍が期待される明け4歳馬だ。
「右回りだと外に張る面を出すけど、左回りでは大丈夫。使いながら自在性が出てきたし、前走で2000mも上手にクリアしてくれたからね。馬が充実してきたし、相手強化のココでもイキナリ好勝負になると思う」と陣営はキッパリ。
昨年開業し17勝を挙げた中村直也厩舎。師はトレセン入りする前にアイルランドの超名門・A.オブライエン厩舎の門を叩き、本場の調教スタイルで修行した国際派トレーナー。技術調教師時代は矢作厩舎で帝王学を学んでおり、これから飛躍が期待される有望株だ。
定年解散した浅見厩舎からスタッフの多くを引き継いでおり、厩舎を支えていた老舗オーナーの期待馬で今年の初勝利を挙げる構えだ。
昨夏に1勝、2勝クラスを連勝、休養を挟み3連勝を目指す⑬ゼッフィーロが対抗。
「もっと良くなる余地はあるけど、減り気味だった馬体が戻り好気配。久々でも動けるタイプだし、実戦に行くと自在に立ち回れるからね。素質的に昇級でも全くヒケはとらないよ」と厩舎サイドは好ムード。
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1/5(木)中山10R ジュニアC
2023 -
馬連
1760円
3連複
6240円
3連単
2万5690円
栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者
ビックボス堀江
正月競馬から『フルスロットル状態』の厩舎関係者に「絶対コレは買わんとアカン!」と猛プッシュされたんが⑬クルゼイロドスルや。
1勝馬の身で挑んだ前走G2デイリー杯2歳Sでは2番人気の支持を集めるも5着。逃げたオールパルフェがそのまま押し切る競馬で展開も向かなかった印象やが、陣営の見方は少々異なる。
「確かにスローペースの外枠やったから仕方ない面もあるけど、道中気分良く行かせ過ぎて持ち味が半減。乗り方次第じゃもっと際どい競馬になったハズや」と不満の声。
「最低でも賞金加算」と目論んでいただけに落胆も大きかったっちゅうコトやな。
いくつかある選択肢の中、リステッドのココに照準。鞍上には未勝利を勝ったときのM.デムーロを配して“勝負の中山遠征”を敢行や。
「旺盛な前進気勢をなだめながら、いかに道中上手くタメを利かせられるかがポイント。その意味ではトリッキーな中山の方が合うし、鞍上もこの舞台は本当に得意。相手関係も少し楽になるし、今度こそ賞金を加えて春の大舞台に繋げないといけない」と厩舎関係者。
大外枠が嫌われるようなら配当妙味も期待できそうやし、厩舎渾身の『正月ヤリ』を狙い撃ちといくで!