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10/29(日)東京12R秋嶺S
2023 -
ワイド
6520円
ワイド
2590円
3連複
3万7760円
[1着]◎サクセスローレル(11人気)
[2着]△タイセイブレイズ(7人気)
[3着]△テーオーステルス(2人気)
⑭サクセスローレルを管理する北出厩舎の関係者とは、当社情報班の一人が独自のルートを通じて毎週欠かさず本音でのやり取りをする仲。サクセスローレルに関しても以前から何度も話を聞いてきたが、今回の東京12Rは考え得る最高の条件での出走。
まず、今回は1300m戦へと距離を詰める。これまでは1400~1600m戦を主戦場としていたが「ハイペースでガンガン先行できる馬。ラップタイムなんかを見ても、短距離戦ならもっとやれると思っていたんだよね」と、関係者は1200m戦でも好勝負になると考えていた馬。距離短縮は他ならぬプラス材料。
しかも、広い東京コースはこれまでに複数回好走している得意舞台。2勝クラスを勝ち上がった5/27東京12Rを含め、これまでに2勝2着1回。
東京コースで結果が出なかったレースはいずれも内枠からの発走で窮屈な競馬になっていた。揉まれずスムーズな競馬をすると強いタイプとあって、少しの出遅れが致命傷となる内枠は本馬にとって鬼門。今回の7枠14番という枠順も大きな強調材料。土曜朝に枠順が確定した後は、関係者のトーンが明確に上昇している。
北村宏騎手は前走(6/25東京10R)に続いての継続騎乗。その前走は勝ち馬から5秒離されての15着と、鞍上サイドのトーンがガタ落ちしても何ら不思議ない着順でありながら「ジョッキー側は今回も色気を持っていましたよ。スタートを決めて前々で運べれば、まず見せ場は作れるだけの手応えはあるみたいです」というのが騎手情報班からの報告。鞍上としても結果を出せるだけの感触はあるよう。
遡れば、キャリア3戦目の22年2/13東京7Rから、2走前5/27東京12Rまで9戦連続で3番人気以内に支持されていた馬。それが、たった一度の敗戦で朝イチ単勝13番人気はさすがに人気がなさすぎる。ここで美味しくいただきたい。
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10/28(土)東京9R 伊勢佐木特別
2023 -
馬連
700円
3連複
5740円
3連単
1万6250円
[1着]◎クールミラボー(1人気)
[2着]○キングサーガ(3人気)
[3着]△アコークロー(8人気)
制裁点の蓄積により、来年6月中旬まで日本での短期免許取得が不可能になってしまったダミアン・レーン騎手。実は、既に春の時点で下半期の来日予定も内々で組まれていたのだが、ペナルティを受ける形で来日できず。
来日していれば多くの実力馬への騎乗依頼があったはずだが、中でも「これは乗りたかっただろうな」と言われているのが⑤クールミラボー。レーン騎手は5/13東京7Rで騎乗し勝利に導いているのだが「オープンまでポンポンと行ける」「大きなところを狙えるので、次もお願いします」という話を関係者にしていたそうなのだ。
たしかに当時下した2着馬はルクスフロンティア。後に重賞レパードS③着→2勝クラス3馬身差①着という実績を残している実力馬。この比較からも高い能力を持っていることは明らかで、レーン騎手が好感触を得ていたことも納得。
クールミラボーはレパードSで10着に敗れてしまったが「小回りの新潟はこの馬にとってコーナーの角度がキツすぎた。走りがバラバラになっちゃったし、全然合っていなかったね。まあ、先生(寺島師)は『チャレンジしただけだからいいけど』って、ハナから合ってないのがわかっていた感じだったよ」と関係者。コース適性の差が出てしまった形。
春にレーン騎手が走りを絶賛した東京ダート2100mでの仕切り直しならば、2勝クラスは楽に突破できていいだろう。
相手の筆頭は当舞台で抜群の安定感がある⑥キングサーガ。関西馬ながら9戦連続で関東のレースに出走中で、中でもこの東京ダート2100m戦はベスト条件。この中間も得意舞台である当レースを早くから目標に設定してきた。「前走は1800mでちょっと忙しかったし、何より休み明けでまだまだデキが上がってなかった。今度は普通のローテで使えるし、変わってくるはずだよ」とかなり色気あり。
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10/28(土)京都2R 2歳未勝利
2023 -
馬連
2510円
3連複
3650円
3連単
1万5200円
[1着]◎トッピゴー(1人気)
[2着]△プロミシングスター(5人気)
[3着]★フタバ(4人気)
「何もかもいい材料しかないと思うんだけど、テキ(角田師)は慎重だな~」と某厩舎関係者。専門紙上には強気なコメントは掲載されていないようだが、実際のところ⑦トッピゴーの周囲では、関係者が前進を確信する声が複数挙がっている。
何より今回は1200mへと距離を詰める。実はCHECKMATEでは新馬戦(ダ1400m)の前から「体型だの走り方だのを見ていると、これは1200mの方が合っていると思うんだよね。ただ、スタートがまだゆっくりだし、新馬戦なら大丈夫だろうってことで1400mを使うんだ」という厩舎関係者の話を聞き入れていた。
結果的に当時は幼さが出てしまい競馬にならず、あまり参考にならないレースとなってしまったものの、厩舎サイドとすれば本当の意味でベスト条件へと出走させているとは考えていなかったよう。当然、ベストの1200mへ矛先を向ける今回はトーンも上昇。
更にこの中間は「とにかく1200mを押し切るための調教をしてきました。坂路で猛時計(4F49秒台)を出したのもそうだし、ゲート練習もメチャクチャやっている。馬に気合をつけているから、2走目で慣れも見込めるここはまず変われると思うんだ」とのこと。結果を出すためにテーマを持って調整しているのは好感。
ちなみにトッピゴーという名前は武豊騎手が命名したという話。母スマートレイチェルは武豊騎手とのコンビで3勝、重賞にも挑戦したほどで、鞍上サイドにとっても思い入れのある血統。早く勝たせたいという気持ちも強いはずだ。
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10/22(日)新潟6R 3歳上1勝クラス
2023 -
3連複
1万4340円
[1着]★ワイアウ(5人気)
[2着]△プラティクレール(4人気)
[3着]◎ゴッドセンド(3人気)
「これはコニー(=西塚騎手)にとってマジでラッキーだよな」と現場で話題になっていたのが①ゴッドセンド。前走10/9京都8Rでは園田からスポット参戦だった吉村騎手へと乗り替わり。鞍上強化でアッサリ勝たれてしまってもおかしくなかったが、スタートで遅れてしまい6着。
どうやら吉村騎手の起用にはとある裏事情もあったよう。「オーナーサイドからの要望があったんだよね。調べてみたら、このオーナーって地方でも結構馬を持っているんでしょ。その繋がりもあって、せっかく吉村が中央に来るからってことで乗せたんだろうね」というのが現場の話。
今週はそんな吉村騎手不在とあって、西塚騎手に手綱が戻ってきた。「いくら地方のリーディングジョッキーとはいえ、クセのあるこの馬はテン乗りだと難しい。勝たれずに戻ってきてラッキーだったし、このメンバーなら結果を出して見返したいよね」と、その口ぶりにも熱が入る。
先行して粘り込むのがこの馬のスタイルだが、今回は先行勢が手薄な面子にもなった。最内枠ならば楽に好位置が確保できそうなだけに“メンバー構成”という観点においてもラッキーな一戦だろう。
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10/21(土) 富士S(G2)
2023 -
馬連
1700円
3連複
6060円
3連単
2万7890円
[1着]◎ナミュール(1人気)
[2着]△レッドモンレーヴ(4人気)
[3着]△ソーヴァリアント(6人気)
ただでさえ勝ちパターンで臨む一戦である⑥ナミュールだが、今回は更に鞍上をモレイラ騎手に強化と鬼に金棒状態だ。
小柄な牝馬とあって、好走時は出走間隔を十分にとった時がほとんど。実際に中9週以上のレースでは①①②②⑦着。今春のヴィクトリアマイルではスタート直後に非常に大きな不利を受けたこともあって着順を落としてしまったが、それ以外のレースでは連対率100%と、休み明けのレースが大の得意。
手頃な頭数に落ち着いたことで、ヴィクトリアマイルのような不利を受ける可能性も今回はそう高くない。得意コースである東京マイルということもあり、この臨戦過程は完全に勝ちパターンと言っても過言ではないだろう。
しかも鞍上を横山武史騎手→モレイラ騎手へとスイッチ。当初はある程度結果の出ていたコンビだが、今春は不利もあって全く力を出し切れず。「そろそろ乗り替わりでリセットした方が良いと思っていたし、何よりこの馬は高野先生がなんとかG1を勝たせたいと力の入っている期待馬。より良いジョッキーを乗せられるなら、そりゃ替えるのは当然の流れだよね」と厩舎関係者。
見据えているのは次のG1なのだから、好材料の揃ったここは落とせない一戦。「良かった頃に見せていた沈み込むようなフォームになっているね」と厩舎サイドも良化を実感しており、見立て通りに変わり身を見せられそうだ。
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10/21(土)新潟8R 3歳上1勝クラス
2023 -
馬連
4860円
3連複
2400円
3連単
1万5870円
[1着]◎エランティス(1人気)
[2着]△ヤマカツパトリシア(9人気)
[3着]○スマイルアップ(2人気)
先週の日曜に【前日情報:ワンコイン馬券】で◎ガルデルクラージュから的中を仕留めた10/15新潟3Rでもほぼ同じ声をお伝えしたのだが、今回は関東の大物関係者周辺から冒頭のような声が飛び出ている。“コイツ”というのは⑥エランティスのこと。関東の人間も西高東低の現状はよくわかっているだけに、関西馬は目の上のタンコブと考えているのだ。
特にエランティスは関西の1勝クラスでもトップクラスと言える存在。安定して先行できる速力があり、まだ一度も3着以内を外していない安定感の持ち主。
1勝クラスへの昇級戦だった前走8/27小倉12Rでの好走ももちろんのこと、優秀だったのが7/16中京2Rでマークした勝ちタイム=1分12秒1だ。同じ3回中京ではダート1200mの1勝クラスが2鞍組まれていたのだが、その両レースで1分12秒1以下のタイムをマークしたのは、
既にこのクラスを勝ち上がっているか、直に順番が回ってくるだろうという実力馬しか存在しない。これらと遜色ないパフォーマンスを披露した馬がローカルに回ってくるのだから、関東勢から悲鳴が上がるのも納得。
しかも今回の舞台は新潟ダート1200mだ。「どうしても押して位置を取りに行くと、坂のあるコースでは終いが甘くなってしまう。平坦の新潟はいかにもこの馬にとってベスト条件だと思うし、ぶっちゃけ言うともっと早く使っておけばよかったなとも思っているぐらいだよ」と厩舎関係者。コース替わりで走りの質を上げる気満々というトーン。
ちなみに、リーディングトップをひた走る杉山晴厩舎が佐々木騎手を起用するのは今回が5回目。これまでは2着が最高で、鞍上サイドとしてもここでなんとか一つ勝たせておきたいところだろう。1キロとはいえ減量の恩恵があるのも大きく、鞍上にとって待望となる、トップ厩舎と手を組んでの勝利に期待大。
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10/1(日)阪神4R 3歳上1勝クラス
2023 -
3連複
3万2730円
[1着]△カレンマックナイト(2人気)
[2着]★ヒルノデプラーツ(11人気)
[3着]◎メイショウコガシラ(4人気)
前述の通り、この阪神はいわゆる“G1裏”。トップジョッキーの多くがG1のある中山へと遠征するため、主戦不在で乗り替わりとなる馬も少なくはない。⑤メイショウコガシラもその一頭だ。
団野騎手が中山で騎乗するため、今回は泉谷騎手の騎乗。これは泉谷騎手にとって大チャンス。メイショウコガシラは過去、優に1勝クラスをクリアできるだけに高いパフォーマンスを発揮した高い能力の持ち主で、主戦騎手が不在の間に一つ勝ち星を重ねる絶好機を得た。
そもそも、騎手情報班いわく「泉谷はこんな形じゃなくて、デビューからこの馬に乗っていないといけないぐらいなんですけどねえ」という話だ。
泉谷騎手はメイショウコガシラを管理する本田厩舎の所属騎手。今年最も本田厩舎の馬へと騎乗(62鞍)している一方で、勝ち星に関してはわずか2勝。そのため「師匠も色気がある馬は他の騎手に頼むような傾向にあるんだよね」と関係者。メイショウコガシラは力のある馬ながら、これまで一度たりとも手綱を託されたことがなかったのだから、泉谷騎手としても思うところがあったはず。
主戦不在の“おこぼれ”ではあるものの、こういった場面でキッチリ結果を出せれば今後の乗り鞍にも少なからず好影響があるはず。2/18阪神3Rでは、同開催に現3勝クラスのオーロイプラータが勝った3歳1勝クラスを上回る好時計で勝ち切った実績があるように、能力は1勝クラスでも明確に上位。あとは泉谷騎手が上手く導くのみ。