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5/26(日)京都12R渡月橋S
2024 -
3連複
1万1730円
[1着]△サトノペルセウス(8人気)
[2着]△プリモカリーナ(4人気)
[3着]◎シロン(3人気)
5月某日。CHECKMATE情報班の中でも特に重要な役割を担っているスタッフらが一同に会し、某大物関係者と直に情報交換を行うシーンがあった。その会話の中で名前が挙がったのが⑩シロンを管理する栗東の小栗厩舎だ。
※大物関係者も絡む極秘情報につき、詳細について非公開とさせていただきます
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5/26(日)日本ダービー (G1)
2024 -
馬連
6860円
3連複
2万1250円
[1着]△ダノンデサイル(9人気)
[2着]◎ジャスティンミラノ(1人気)
[3着]▲シンエンペラー(7人気)
マカヒキ、ワグネリアン、ドウデュースでダービー3勝を挙げている友道厩舎。世代のトップに立つような馬を何頭も輩出している言わずと知れた名門だが、そんな厩舎を引っ張る友道師にとって⑮ジャスティンミラノは『一番』の存在だという。
何が一番かと言えば、デビューからの成長度である。「11月デビューだからまだ半年ぐらいなんだけど、本当に馬がグングン良くなってる。元々ダービー向きだと見ていたのに皐月賞でレコード勝ちできたのは、そういう底知れない成長ぶりも関係しているよ」と厩舎サイド。
ちなみに、週中からお伝えしていたように『皐月賞が高速決着となったレースは、勝ち馬があまりダービーで好走していない』という特徴がある。実際過去に1分59秒0以下で決着した年の勝ち馬9頭の内、ダービーで3着以内に好走したのは3頭だけ(ナリタブライアン、ドゥラメンテ、ディーマジェスティ)。
一見するとジャスティンミラノにとって不安なデータに思えるが、この点は心配無用。というのも“高速皐月賞”の勝ち馬がダービーで敗退しがちなのは、それらの馬に東京実績がないことが大きく影響している。前述のダービー好走馬3頭はいずれも共同通信杯で2着以内に好走した実績を持っており、共同通信杯を勝っているジャスティンミラノは好走に必要な条件をクリアしていると言える。
昨年11/18東京5Rの新馬戦→東京の共同通信杯というローテを組んでいたことからもわかるように、陣営は早くから本馬の東京適性、もう一歩踏み込めば『ダービー適性』を見抜いていた。初物尽くしだった皐月賞はあくまでチャレンジであり、そこでの好結果は確かに自信を深める要素となっている。
そして、いよいよ大目標の日本ダービーである。早くから期待していた舞台とあって、さぞ関係者の鼻息も荒くなっていると思いきや……「どのスタッフも全くもってピリピリしてる感じがないです。ダービーを3勝してる厩舎だし、やっぱりここに至るまでの経験が違う。泰然自若ってやつですわ」と、良い意味でこれまでと変わらない態勢で臨めるという。
そんな中で、一つだけ某関係者の口ぶりが熱くなるシーンがあった。
「ダービーだから当然勝ちたいんだけど、戸崎と一緒だから勝ちたいってのもあるんです。去年の有馬記念は、アイツのおかげで勝てたところもありますから……」
昨秋、戸崎騎手は友道厩舎のドウデュースに天皇賞(秋)→ジャパンCで連続騎乗。武豊騎手の負傷があり急遽のコンビ結成となった。
結果はいずれも馬券に絡めずの敗戦だったが「アイツが変なクセをつけることなく乗ってくれたから、有馬記念の大復活に繋がった。戸崎からすれば『上手く乗れなかった』って悔しがってるかもしれないけど、本当に感謝してるんだよ」と、関係者は目を細める。
その有馬記念で、CHECKMATEは◎ドウデュースから馬連3点目2730円&3連単4万2110円的中を含む完全的中をお届け。関係者の話を踏まえると、この的中も前2戦の戸崎騎手の騎乗が重要なキーとなっていたと言える。
今度は、馬上で的中の立役者となってもらおう。
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5/25(土) 葵S(G3)
2024 -
馬連
1万6870円
3連複
5万8860円
3連単
36万2410円
[1着]◎ピューロマジック(8人気)
[2着]○ペアポルックス(7人気)
[3着]△ナナオ(6人気)
人呼んで“天才スプリンター”。これまでに多くの競走馬を見てきた関係者から「類まれなる才能を持っている馬だよね」と絶賛されている⑰ピューロマジックが本命だ。
関係者が天才と称するのは、ゲートを出た直後のスタートダッシュの速さが最大の理由。いわく「ゲートを出てから加速するまでには時間がかかる馬も居るんだけど、この馬はジョッキーが促さなくてもグングン前に出ていく。京都で勝った時(=1/6京都6R)なんてヤバかったよな」。
当時はゲートを出た瞬間は他馬と横並びだったが、スタートしてから100mを走った時点では既に3馬身ほど抜け出している状況。しかも本馬はそのロケットスタートを一度ではなく、繰り返し成功させている。
葵Sと言えば、昨年はモズメイメイが反則スレスレの凄まじい好発を決めたが、関係者は冷静に「ありゃちょっとしたマグレだからね。ゲートが開いてなかったら大出遅れだったと思う、紙一重のスタートだったよ」と振り返っていた。実際、モズメイメイはその後のレースでほとんどハナを切れていない。
一方でピューロマジックは、3歳限定戦とはいえ5戦連続でハナを切っており、12/2阪神9Rではコース史上最速となる前半3ハロン32秒6という恐ろしいハイラップも叩き出すほど高い速力の持ち主。紛うことなき才能をもってして、ロケットスタートを繰り返し再現している。
素晴らしいスピードの持ち主とあって「かなり早い段階から葵Sを意識してきました」と関係者。3歳短距離馬にとってここは一つの目標となるレースだが、ピューロマジック陣営にとってもやはりここは大一番。
8枠17番と極端な外枠にはなったものの、この馬のスタートセンスならば楽にクリア出来て良い。そもそも、実は京都芝1200m戦において17番枠はそこまで不利な枠順ではなく、勝率や連対率は内枠と比べても遜色なし。むしろ、この極端な枠順で必要以上に人気を落とすならば、妙味ある馬券を仕留められる絶好機と言えるだろう。
対抗には厩舎サイドの評価がすこぶる高い⑬ペアポルックスを指名。
前走の橘Sでは2着に敗れてしまったものの「余裕があるから使ったけど、葵S一本で行こうかって話をしていた馬なんだよね。それぐらい1200mに対する適性が高いとジャッジしているし、この距離なら今度は負けられない気持ちだよ」とのこと。先行した上で上がりをまとめられる末脚性能も備えており、展開に注文がつかない点も魅力的。
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5/18(土)東京12R 4歳上2勝クラス
2024 -
馬連
3180円
3連複
1万3570円
3連単
6万7610円
関西ジョッキーは「だいたい友達」
加藤
[1着]◎マテンロウガイ(5人気)
[2着]★トクシースタローン(3人気)
[3着]△トーセンクライスト(7人気)
角田大和は東京競馬初見参。実は東京以外の9場では既に騎乗経験があって、これが10場目の参戦になるんだよな。
で、これまで騎乗のなかった東京に何しに来たのか。この最終レースの⑬マテンロウガイをお目当てに遠征してきたってことなんだよね。
厩舎関係者に“サウスポー(左利き)”って言われているぐらいで、この馬は左回りの方が力を出し切れる特徴がある。初勝利や現級での二度の馬券絡みもそうなんだけど、昨夏は重賞のレパードSで6着と善戦した実績もある。今回は左回りって舞台設定を求めての東上。
もちろんこれだけでも狙う価値アリなんだけど、今回は外厩担当の黒木さんからも良い話が入ってさ。なんでも「この中間から外厩を違う場所に変えたら、もう雰囲気がガラッと変わった。走っていた頃のイイ雰囲気に戻っているんだ」って話。
人間だって環境によって良いこと悪いことあるように、馬にとっても環境の変化って大きな要素だと思うんだよな。マテンロウガイに関して言えば、この外厩チェンジが良い方に出そうな可能性が高いって話だけに、より狙ってみたい気持ちが強くなった。
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5/18(土)京都10R シドニーT
2024 -
馬連
3340円
3連複
1万1310円
3連単
7万8000円
栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者
ビックボス堀江
[1着]◎マイネルエニグマ(7人気)
[2着]▲ロードマンハイム(2人気)
[3着]★ドットクルー(4人気)
大半の競馬ファンの皆さんにとって『最終追い切り』と言えばイコール水曜日という認識だと思う。けれども、実際は厩舎によって調教のルーティーンは様々や。
例えば、栗東・吉田直弘厩舎は最終追い切りを火曜日に持ってくるケースが多い。レース当日までの時間を長めに取りたいんやね。
そして、この火曜追い切りには厩舎の思惑とは違うところで、ひとつ副次的効果がある。それは“調教をチェックしている新聞記者がほとんどいない”ということ。通常、一般取材陣がトレセンに入るのは水曜日からやでな。
ましてや近年は坂路だけじゃなくてウッドコースにも自動で時計を計測してくれるようになったし、紙面用の調教タイムはその数字を引っ張ってくるだけでエエもんな。だから、ほとんど追い切りをする馬が居ない火曜日に熱心にトレセンに行く人間なんてゼロに等しいというワケよ。栗東を拠点としとるワシらと違ってな。
ということで、この厩舎の火曜追いは盲点となるケースが少なくない。重賞で活躍したマリアエレーナとかもそうやったね。
ということで、その吉田厩舎からエエ話が聞こえてきた②マイネルエニグマに注目。この馬は前走が8ヶ月ぶりのエントリーで4着と見せ場十分の結果やった。
ただ、その8ヶ月前のレース(2023/8/12小倉10R)というのが“感冒のため出走取消”。夏の暑さにやられて熱中症になり、立て直しに時間がかかったんや。
加えて2走前は、さらに1年遡って2022/8/10札幌10R。その後に脚部不安を発症して休みが長くなり、取消を挟んでの復帰ということで、実質的にはほぼ2年近くのブランクがあったんよね。
そんな過程での出走だったことを考えるとメチャクチャ良い内容やったし、一度叩いたことでの上積みはかなり大きいようや。実際、調教師は馬主サイドに「使った効果がテキメンですし、一度使ってしっかり走れるようになった。期待してください」と報告しとったみたいやしな。
そもそも、昔の話やがこの馬は未勝利時代から結構強い相手と戦ってきとった。
例えば未勝利時代を見て行くと、2021/3/14阪神5Rではサトノラムセス(現オープンクラス)の2着、続く2021/3/27阪神2Rではリッケンバッカー(後にアーリントンC2着、NHKマイルC4着)の2着や。
1勝クラス時代の2021/11/7阪神7Rではメイショウシンタケ(後にリステッド勝ち)の2着に入り、この時の3着馬も現3勝クラスのサトノペルセウス。これらの比較から、マイネルエニグマ自身も2勝クラスでは大威張りできるだけのポテンシャルは秘めているはず。まだ人気の盲点(午前11時時点で単勝5番人気)になっているココで決めてもらいたいね。
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5/11(土)東京9R 国分寺特別
2024 -
馬連
3100円
3連複
2万5590円
[1着]◎ウインエーデル(3人気)
[2着]△ロジシルバー(4人気)
[3着]△ビターグラッセ(11人気)
あえて東京のレースへと矛先を向けてきた⑧ウインエーデルは、まさに【勝負の関東遠征】というキーワードがふさわしい臨戦過程である。
前走4/7阪神7Rで3着に好走し、以降4週間にわたって有効な優先出走権を獲得。しかし陣営は期間内に権利を行使せず、今回は前走から5週間後の国分寺特別を早くから目標に設定してきた。
なぜ優先出走権を使わずにここまで待ったか。「まあ、モレイラが確保出来たってのも大きな要因の一つではあるんだけど、それよりも左回りの牝馬限定戦ってのが魅力的だったんだよね。右回りでも勝ってる馬なんだけど、どうしてもモタれるところがあるからさ」と関係者が話す。
たしかに本馬は左回りで3戦して②②①着と連対率100%。右回りの京都よりも左回りの東京の方が高いパフォーマンスを発揮できる可能性が高い。更に、これまでのキャリア12戦は全てが牡馬相手の戦い。牝馬限定戦の今回は自ずと相手関係の軟化も見込める。
つまるところが、当レースはウインエーデルにとってかなりの“適鞍”。そこを狙い打ってきた陣営の選択を信頼したい。
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5/11(土)新潟8R 4歳上1勝クラス
2024 -
馬連
5880円
3連複
5530円
3連単
6万1930円
関東情報網を束ねる
佐山
[1着]○アニトラ(8人気)
[2着]◎コスモオピニオン(2人気)
[3着]▲シャンデルナゴル(1人気)
今週狙いたいのが◎⑪コスモオピニオン。そうだ、笠松・笹野厩舎からの再転入だ。
地方競馬の事情通にもわざわざ話を聞きに行ったが「ぶっちゃけ、笠松での走りで言えばコスモが断トツです。ウイン2頭は芝向きってのもあったけど、笠松で使い続けてたらすぐに頭を打ったと思う。でも、コスモはまだしばらく連勝が続きそうな勢いだった」と、かなり高い評価。
以前中央に在籍していた時には一度だけダート戦を使って4着(23年1/28中京3R)。ただ、当時は勝ち馬が現2勝クラス、2着馬が現3勝クラス。3着馬ももうすぐ1勝クラスを勝ち上がれそうな3頭で、メチャクチャレベルが高かった。
当時の走りからしてダート適性が高いのは間違いなく、笠松で力をつけた上でローカルの1勝クラスへの参戦となれば、一発回答を決める可能性は高いんじゃないかな。
対抗は⑧アニトラ。どうしても砂を被ると良くないため、今回はスムーズに先行策を打てるようにと距離を延長。タフな川崎で良い走りを見せていた馬だけに、理想的な形にさえ持ち込めれば十分に通用の可能性は秘めている。
関西勢では⑥シャンデルナゴルに注目している。まだ少し太目残りのところがあるというようが、その点は新潟への長距離輸送で良化してくるのではないだろうか。先行力のあるタイプだけに、いかにも平坦の新潟コース向き。
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5/4(土) 京都新聞杯(G2)
2024 -
馬連
1万1990円
3連複
2万1060円
[1着]★ジューンテイク(8人気)
[2着]◎ウエストナウ(5人気)
[3着]△ヴェローチェエラ(2人気)
⑤ウエストナウの前走(4/7阪神4R・芝1800)は強烈な走りであった。勝ちタイムの1分45秒4は未勝利戦としてはコース史上最速。基本的には秋のローズSぐらいでしか記録されない、非常に速い時計だった。
時計面の優秀さは改めて後述するとして、厩舎関係者が強調していたのは「たった1回しか走っていないんだけど、その1回で3、4レース分の経験値を積めたと思うんだよね。これはただの“キャリア1戦の馬”じゃないぞ」という点。
その前走は前半1000mの通過ラップが58秒3というハイペース。デビュー戦だったウエストナウは少々追走に手間取り、道中では鞍上が促しながらのレースに。更に、馬群の中に入って窮屈なシーンもあったように、決してノンストレスな競馬ではなかった。
精神面の弱い馬ならばどこかで気持ちが切れてしまってもおかしくなかったが、ウエストナウは直線で外に持ち出すと一気に脚を伸ばして2馬身差の快勝。ただ一度の実戦経験で様々な困難を克服しており、スローペースからの決め手勝負を繰り返しているような馬よりも濃密な経験をしている。
その上で、改めて触れたいのが1分45秒4という勝ちタイム。阪神芝1800m戦において、1分45秒4以下のタイムが出たのは……
マスクトディーヴァ(ローズS)
シャフリヤール(毎日杯)
ダノンファンタジー(ローズS)
ブロードストリート(ローズS)
タッチングスピーチ(ローズS)
フランツ(アルメリア賞)
ウエストナウ(未勝利)
というラインナップ。そして、この中でシャフリヤールとウエストナウのレースだけが、連続開催の10日目以降の使い込まれた馬場でマークされたもの。ご存知の通りシャフリヤールはダービー馬。時計的にも価値の高いパフォーマンスであったことは間違いなく、いきなりの重賞挑戦でも十分に通用すると見た。
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5/4(土)東京8R 4歳上2勝クラス
2024 -
馬連
2390円
3連複
4580円
3連単
1万9070円
[1着]◎ユハンヌス(1人気)
[2着]△ルルローズ(7人気)
[3着]▲メイケイバートン(4人気)
③ユハンヌスの“もう一丁”を狙う。
前走3/17中京7Rでは【穴の厳選1鞍】で本命馬として2万3970円的中に貢献した情報馬。今回は2勝クラスへの昇級戦となるが「これは今回も1400m戦に使えるんだから“負けない”って気持ちだよ」と、関係者は強気の姿勢だ。
昨年12月以降はマイル戦へと出走する機会もあったが、以前から厩舎サイドは本馬のことを「短距離向き」とジャッジ。ただ、外国産馬は特に1勝クラスでは出走できるレースに制限があるため、なかなか適鞍へと出走出来ていないという経緯があった。
1400mへと距離を詰めた前走で鮮やかな差し切りを披露したように、この条件はベストに近い。「東京は初めてになるけど、同じ左回りの中京で勝ち上がったワケだからね。東京の方が直線も長くてじっくり構えられるし、むしろ更にパフォーマンスを上げられるんじゃないかと思っているぐらいだよ」と、担当者はコース替わりにも好感を得ている。
前走は差しに構える形で鋭い末脚を行使したが、場合によっては先行押し切りという競馬も出来る自在性の持ち主。昨夏の中京戦(7/16中京3R)では超ハイペースを2番手追走から粘り込み。後方待機で展開が向いたシランケド(G2紫苑Sでも③着)とわずか0.1秒差の争いに持ち込む好内容を見せている。
モレイラ騎手ならば、レースの流れが遅くなった際には自ら動いて行く選択が出来るはず。鞍上強化も含めて、連勝濃厚と言えるシチュエーションだ。