9/29(日)中京6R 3歳上1勝クラス
2024

週中から伝えていた
未勝利ジョッキーのヤリ
特大10万馬券など大的中

馬連

4020円

3連複

2万6790円

3連単

10万7570円

[1着]◎シャープソーン(4人気)
[2着]△ディクレアブルーム(5人気)
[3着]△ロンシャンクイーン(8人気)


水曜更新の【競馬裏チャンネル】でもお伝えしたように、今年デビューの橋木騎手は土曜終了時点で未勝利。ただ、所属である西園正厩舎はサポートを続けており、今回の⑮シャープソーンも継続騎乗での出走となった。

元はと言えば現級でも好勝負に持ち込んでいた実力馬。昨年6/24阪神7Rでは現オープンのコパノパサディナの2着に好走。その他のレースも勝ち馬が3勝クラスまで昇級しているケースが多く、1勝クラスとしてはメンバーレベルの高いレースばかりを経験していた。

前走6/16京都6Rは休み明けかつ、レース中に心房細動を発症してしまった分の敗戦。心房細動は一過性のものが多く、この中間も坂路調教でしっかりと時計を出すことができているように、その影響は皆無と見て良いだろう。

中京ダート1400m戦は初勝利を挙げた舞台(23年1/14中京2R)であり、2走前(7/16中京8R)では理想的な先行策が打てない苦しい競馬になりながらも0.8秒差の6着。同レースは7、9、13着馬が現級を勝ち上がっていることを踏まえても、この結果は決して悪くない。

今開催の中京ダートは良馬場でも時計の出やすい状況となっており、「減量を使ってうまく先行したいこの馬にとって歓迎できるコンディションだよね。スタートさえ決まればまず良い勝負になると思うんだ」と関係者。あとは師匠の期待に応える強気な競馬ができるかどうか。


9/28(土)中京10R 高山S
2024

本当に買える騎手情報!
12人気の乗り替わりヤリも
掴み5万馬券大ヒット!

馬連

7310円

3連複

1万0220円

3連単

5万4210円

関西ジョッキーは「だいたい友達」

加藤

[1着]◎マコトヴェリーキー(2人気)
[2着]★シホノスペランツァ(12人気)
[3着]△マイネルエンペラー(4人気)


今年も全国リーディングトップ10に名を連ねている上村厩舎。ここはジョッキーの起用にめちゃくちゃ偏りがあって、今年は先週までの間に岩田望来・40鞍、岩田康誠・39鞍と親子が騎乗機会の上位を独占。

ちなみにこの期間中に上村厩舎が出走させた頭数はのべ172頭。ということで、この2人の騎乗した鞍だけで全体の約46%ぐらいを占めているんだよね。半分ぐらいが岩田親子ってことなんだ。

この⑧マコトヴェリーキーも今年は岩田望来が乗ることが多かったんだけど、前走8/17新潟11Rでは岩田康誠の騎乗で3着。これが初コンビだったんだが、どうも馬の個性を把握し切れていないところがあったようで「ちょっと消極的な競馬だったよな」と、厩舎サイドが不満を抱く内容だったという。

まあマコトヴェリーキーってのはスパッとキレる脚を使う馬ではなく、しぶとくじわじわ伸びるタイプだからね。少し早仕掛けなぐらいが良い馬だからこそ、中団から進めた前走は理想的な作戦だったとは言えないってことだろう。

今回はこの馬のことをわかっている岩田望来へ再びバトンタッチ。「今年の内に重賞を使いたいと思っているぐらいの器なんだし、そろそろこのクラスはクリアしないと」と、やっぱり厩舎サイドの期待は大きい馬。着実に前進してくるはずだ。


9/28(土)中京9R ヤマボウシ賞
2024

外厩情報で大きく獲った!
人気の関東馬を軽く抑えて
馬連4点27倍&万券ズバリ!

馬連

2750円

3連単

1万4360円

外厩請負人

黒木

[1着]◎アメリカンビキニ(2人気)
[2着]★スカイブルー(6人気)
[3着]▲クレーキング(1人気)


前走で2歳レコードを塗り替えて快勝した①アメリカンビキニ

雨で湿った高速馬場、かつ減量騎手が乗っていたとはいえ、勝ち時計の57.2秒は、2024年の小倉ダート1000mで最速の数字。この小倉開催で同じタイムをマークしていたのも、3勝クラスを勝ったダノンセシボン1頭のみだから、数字的なインパクトは非常に高いと言えるだろう。

そんな小倉で圧勝したあとは『ノーザンファームしがらき』で調整。

レコード勝ちした反動も見せず淡々と乗り込みを消化して、馬も僅かながらパワーアップしてきたようだ。

トレセンに帰厩後は、ひと息で走らないことを教えながら調整してきたようで、鞍上サイドも終いを生かす競馬のイメージを掴んだ様子。

陣営は「馬の方は逞しくなってきたし、調教の動きや道中の運び方に成長を感じます。この距離でも十分こなせると思うので、勝ち負けを期待しています」と、連勝を狙っているようだ。

今回は斤量も馬場も距離も異なるが、ここまでなら成長力と能力の違いで乗り切ってくれるだろう。


9/28(土)中京7R 3歳上1勝クラス
2024

威力抜群!厳選勝負レース!
土曜一番の確勝級関西馬&
7人気の本線で万券的中

馬連

1270円

3連複

3470円

3連単

1万0710円

[1着]◎シャイニングソード(1人気)
[2着]★アラナコア(7人気)
[3着]△ベトルス(3人気)


川田騎手が辛口であることはライトなファンでも想像に容易いことであろうが、トレセンではその鞍上に配慮した動きも見られる。特に関係の深い中内田厩舎に関しては「どれだけ良いと思っている馬でも、川田が乗る場合は新聞の取材向けには慎重なトーンで話すってのがお決まりだよ」と、現場関係者の一人から報告が入っている。

そんな裏事情もあって、某大手専門紙では「昇級でどれだけやれるか」というコメントが掲載されている⑫シャイニングソードだが、実際の関係者の本音は「まず勝ち負けですよ」という強気なもの。

G1馬・ソウルスターリングの全弟とあってデビュー前から期待が寄せられていた存在。姉はマイル戦でもG1を勝ったが「こっち(シャイニングソード)はストライドが大きくてゆったり走るタイプ。だからこそ、長い距離でも折り合えるような調教をしているんだ」と関係者。

距離延長ローテだった前走6/8京都6Rで快勝を果たしたように、現状は2000mよりも長い距離でこそ真価を発揮するタイプ。今回は1ハロンの距離短縮ではあるものの「直線の坂を2回上るタフなコースだし、むしろこの前の京都よりも持久力を活かす展開に持ち込めそうじゃない?」と、陣営はコース替わりをプラスと見ている。

春シーズンは後肢が緩く加速に時間がかかったため勝ち切れないレースもあったが、夏場を休養に充てたことでこの点にも改善が見られるとのこと。パンとした今ならばアッサリ連勝を果たせていい。


9/22(日)中京10R 志摩S
2024

勝負の関西馬◎○で決めた!
人気盲点▲も激走して
◎○▲3頭で万券的中!

馬連

670円

3連複

2160円

3連単

1万6810円

[1着]○ミルトクレイモー(2人気)
[2着]◎ロードフォアエース(1人気)
[3着]▲ツインクルトーズ(5人気)


短距離路線へ切り替えてからは全く底を見せていない⑫ロードフォアエース。連続騎乗となる川田騎手サイドとしても本馬に対する評価は高く「この路線なら重賞が狙える」とまで評している存在だ。

前走8/31中京11Rではクビ差の2着と惜敗に終わってしまったものの、当時は台風が接近していた中での競馬とあって、かなりの水分を含んだ不良馬場。「脚捌きのカタい馬だから道悪は合うと思ったんだけど、それにしても馬場が悪くなりすぎちゃったからね。あれではどんな強い馬でも厳しいよ」と、敗因は特殊な馬場状態にあり。

今回も雨の影響で道悪になる可能性はあるものの「元々ダートで走っていた馬だし、重馬場ぐらいならむしろマッチするはず」と関係者。台風のような極端な大雨さえ降らなければ、問題なく能力を出し切れる見通し。

前走からは中2週での出走となるが「この中間はトモ(後肢)の緩さを感じさせない走りをしてるんですよね」と、間隔が詰まった中でも確かな良化を見せているとのこと。鞍上サイドの期待通り大舞台へ駒を進めるためにも、ひとまずここでオープン入りを決めておきたい。

左にモタれる⑥ミルトクレイモーは、左回りの中京ならばいい走りを見せられそうだ。直線1000m戦だった前走8/11新潟10Rにしても、モタれ癖のせいで馬場の悪い内側へ行ってしまっており「ラチを頼ったりできる左回りの方が間違いなく走りやすいと思うんだよね」と関係者。条件替わりで一気の前進があっていい。

ここに来て軌道に乗った③ツインクルトーズに関しては、陣営から「昇級しても見劣らないでしょう」と強気な声が出ている。今夏の札幌開催では短い直線にも対応していたが、鋭く差し込める脚質からして、ベストは直線の長いコース。中京への舞台替わりにも好感が抱ける。


9/14(土)中山10R 御宿特別
2024

上位拮抗でも「本日一番」
関西馬の序列を見抜き
本線&3万馬券的中!

馬連

3480円

3連複

5740円

3連単

3万1460円

[1着]◎ポルカリズム(4人気)
[2着]△ラレーヌデリス(6人気)
[3着]△アンリーロード(2人気)


中内田厩舎は7/14函館10R以来勝ち星から遠ざかっている。実に2か月もの間勝利がないわけだが、厩舎に焦りの色はなし。「夏競馬が終わってこれから先は良い馬がどんどん帰ってくるし、何より土曜は“ポルカ”が居るからね。そこでサクッと勝てるんじゃないかなと思っているよ」と某厩舎関係者。

“ポルカ”というのは中山10Rの◎⑥ポルカリズムのこと。「ひと叩きしての牝馬限定戦、しかもこの馬のことをわかっている津村ならまずイイトコでしょ」と関係者が話しているように、ここは早くから狙っていた鞍。

前走8/24新潟10R(厳選勝負レースで◎キープカルムから3万6440円的中)では4着止まりだったものの、当時の状況を考えれば健闘と言えるパフォーマンス。何せ当時は3か月のほどの休み明けで、骨っぽい牡馬を相手にしての一戦。更にジョッキーはテン乗りの三浦騎手であった。

ポルカリズムは抜け出すとソラを使うようなところがあり、あの川田騎手サイドですら「乗り難しい」と評価している存在。それを考えれば三浦騎手のエスコートは悪くなかったものの、やはりこういったひとクセあるタイプは事前に騎乗経験のあるジョッキーとのコンビの方が心強い。

その点、津村騎手は昨年1/14中山5Rで本馬を勝利に導いている。鞍上サイドとしても当時のことは覚えているようで「あの時はユルユルだったらしいんだけど、最近のレースぶりを受けて『しっかりしてきたんだろう』って成長を感じているみたいだったね」とは某関東情報筋。

デビュー戦で一度しか乗ったことがない馬だけに忘れていても不思議ない状況であったが、津村騎手サイドからすると関西トップステーブルの管理馬は強く印象に残っているのだろう。以前の感触を照らし合わせながらレースへ臨める今回は、大きな上積みがあると見ての本命指名だ。


9/8(日)中山4R 3歳上1勝クラス
2024

関東馬情報も掴んでいます!
14人気穴馬を本線にして
5万円など完全的中!

馬連

3270円

3連複

1万7410円

3連単

5万1970円

[1着]◎アムールドパリ(1人気)
[2着]★ミツカネヴィーナス(14人気)
[3着]▲アステロイドメア(10人気)


関西情報社CHECKMATEは『西高東低』という競馬界の顕著な傾向に則して、関西馬を中心に情報収集を行っているが、決して関東馬の情報収集をしていない訳ではない。今回の【前日情報:ワンコイン馬券】の2鞍目は、関東からプッシュされた情報馬×関西トップジョッキーのタッグに注目したい。

本命◎は⑮アムールドパリ美浦・稲垣厩舎の管理馬とあってこれまでのレースでは漏れなく関東ジョッキーが騎乗してきたが、今回は関西の武豊騎手を配して勝負の一戦。

「稲垣厩舎にとってのユタカさん(=武豊騎手)って、特定の馬にだけ乗るケースばかりで基本的には繋がりが薄いですからね」と関係者が話す通り、2019年の厩舎開業から5年以上の間でのコンビ結成はわずかに6度。ヴルカーノという馬に4度騎乗しているため、馬で言えば3頭しかコンビを組んだことがない。

更に言えば、日曜の中山にはアムールドパリに騎乗経験のある丸田・三浦騎手が居る状況。この両騎手に騎乗依頼が可能でありながら、普段はあまり縁のない武豊騎手に手綱を託すのは「なんとかしてくれ、ってことですよ」と関係者。


武豊騎手に対する関東馬の“勝負依頼”は珍しい話ではない。例えば今年(先週末まで)で言うと、関東馬への騎乗は全体の20%程度と少数ながら、勝率や複勝率といった各種成績は関西馬とのコンビよりも優れている。

少し話は逸れるが、関東の大物馬主である西山茂行氏「●●騎手に断られたから、武豊は空いてませんか?とは聞けない。武豊騎手にはまず1番最初に頼むのがレジェンドに対する礼儀」というのが持論。

鞍上にテン乗りでも結果を出せる手腕があるのはもちろんだが、普段はそれほど繋がりのない関東厩舎からしても、それだけリスペクトを持って依頼しなければならないジョッキーという存在。だからこそ、関東馬とのコンビで好成績が出ているのだろう。

関東陣営からの勝負を託されたここは、レジェンドの手綱捌きに注目だ。


9/7(土)中京12R 3歳上2勝クラス
2024

土曜一番の厳選情報!
関西馬の確勝級情報&
8人気のヤリで万券的中

馬連

620円

3連複

5510円

3連単

1万0820円

[1着]◎スターターン(1人気)
[2着]▲タカネノハナコサン(3人気)
[3着]△ロイヤルソウル(8人気)


前走8/25中京12Rで勝利した際にも厳選勝負レースで本命に指名していた⑥スターターン。今回はそこから中1週と間隔が詰まるが「良化度合いが手に取るように見えてきたね!」と、関係者は更なる状態面の上昇を強調。このデキならば連勝が大いに期待できるだろう。

1勝クラスでは3度の2着惜敗があったようになかなか勝ち切れなかったものの、これは一言で相手が悪かっただけ。4、3走前の勝ち馬(ジョーローリット、テイエムリステット)はいずれも現3勝クラス。2走前の勝ち馬クリノキングマンにしても、時計的には2勝クラスを突破できるレベルにあって、どの馬も“1勝クラスの馬”ではなかった実力馬。

要するにスターターンは現3勝クラスの馬とわたりあってきた実績があり、対戦比較を考えても2勝クラスへの昇級に壁はなし。「今回は乗り慣れた(坂井)瑠星に手が戻るし、そういう意味でも良い走りが見せられると思うんだよね」と、関係者は手替わりにも好感を抱いている。

その上で、冒頭でもお伝えした通りに良化が著しいとのこと。「間隔が詰まっているのに調教の動きは素晴らしかったからね。体つきなんかを見ても成長しているのは明らかだし、とにかく楽しみだよ」と某厩舎関係者。これまで以上のパフォーマンスを発揮できそうな態勢だ。


9/7(土)中京1R 2歳未勝利
2024

秋競馬も万券的中スタート!
馬主絡みの裏話&
ダート替わりのヤリでズバリ

馬連

1360円

3連複

1万1200円

3連単

3万4670円

[1着]◎サディーク(1人気)
[2着]★ボル(5人気)
[3着]△カペルブリュッケ(7人気)


今年3月に厩舎を開業した河嶋師は、元々ノースヒルズグループで働いていた経歴の持ち主。北海道で育成や生産に携わった後に、栗東トレセンで調教助手としてダコール(ノースヒルズ所有)などを担当。トレセンへ入った後もノースヒルズとの繋がりは強いまま。

そのノースヒルズグループの代表である前田幸治氏がオーナーである④サディークは、デビュー前の時点で「厩舎もジョッキーも、オーナーさん側もみんな“良い”って褒めているんですよ」と評判になっていた馬。

ただ、河嶋師からすると「本当はダート馬じゃないか?」という考えもあったよう。前走の新馬戦(6/16京都5R)ではまだダートのレース数が少なかったこともあり芝のレースに出走しながら5着と善戦したものの、今回は早速ダート戦へと矛先を向けてきた。

更に関係者が推しているのが「距離短縮もいいよね」という点。デビュー前の調教の段階から「前進気勢があって自分から進んでいく」という話が出ていたように、前走では勝負所で位置を押し上げていくような競馬に持ち込めていた。より先行力が重要となるダート戦にもすんなり対応できることだろう。


なお、現在のサディークは前田幸治氏名義の所有となっているが、実は前走時は法人名義である株式会社ノースヒルズの所有となっていた。

要は中間に馬主名義が変更となっているのだが、この『ノースヒルズの名義変更』は見逃せない材料の一つ。「デビュー後に『これは走るな』となった馬は、容赦なくマエコーさん(前田幸治氏)の名義に変わったりするんです」と関係者。ワンアンドオンリートランセンドもデビュー時はノースヒルズ名義だったところ、G1を勝つ頃には前田幸治氏名義に切り替わっていた経緯がある。

こういった事実からもサディークに対するオーナーサイドの期待の高さは明らかであり、厩舎サイドとすれば結果をもって応えたいところ。


9/1(日)中京12R 3歳上1勝クラス
2024

夏競馬ラストも万券的中!
確勝級情報の関西馬&
穴馬の大ヤリで大きく獲った

馬連

670円

3連複

6390円

3連単

1万5990円

[1着]◎フィルムアクトレス(1人気)
[2着]★フェンダー(3人気)
[3着]△レッドフランカー(10人気)


今回の⑯フィルムアクトレスには、あらゆる意味での“二度目の上積み”が期待できる状況。

馬自身で言えば、今回は休養明け2戦目というローテとなる。「前走(8/18中京12R)だってもちろんデキが悪いことはなかったんだけど、やっぱり一度レースに使うことで更に上向いてくることが多いからね。今回は更に良い走りがで見せられるんじゃないかな」と厩舎サイド。

中1週での出走となるが、この中間も坂路でしっかりと調教時計を出しての参戦。「体調面に不安があったらもっと調整を手控えることになるし、不安がないからこそこういう使い方ができるんです」という話を聞くに、やはりデキに関しては文句なしと言える状況なのだろう。

その上で、今回は酒井学騎手の継続騎乗となる点が大きい。テン乗りだった前走は「実は調教師がジョッキーに『無理に行かなくて良いから』って声かけをしちゃったみたいで……。そんなこと言われたら、ジョッキーはどうしても強引に控える競馬をしちゃうでしょ?その辺が噛み合わなかったんですよ」と関係者。

今回は一度実戦を経験したジョッキーの騎乗ということで「乗り方は任せるって話になっています」と現場から報告が入っている。速力の高さが武器である本馬は、多少無理にでも先行するぐらいの乗り方が合っている。本来は強気すぎるほどの騎乗をするスタイルのジョッキーだけに、ここで本領発揮が叶うと見た。


9/1(日)札幌11R タイランドカップ
2024

札幌ラストは万券的中締め
勝負の関西馬◎○が
情報通りの走りでズバリ

馬連

790円

3連複

3790円

3連単

1万9920円

栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者

ビックボス堀江

[1着]○ショウナンバシット(2人気)
[2着]◎ゴールデンスナップ(1人気)
[3着]△ハヤヤッコ(5人気)


今年は名称が変わっているけども、例年で言うところの『丹頂ステークス』に該当するレースやな。最終週恒例の芝の長丁場ですわ。

そんでもって、このレースについて掘り下げる前に、これまた最終週恒例の“行き掛けの駄賃”に関する話をしよう。

“行き掛けの駄賃”

馬子(まご)が問屋に荷物を取りに行く途中に、他の荷物を運んで得る駄賃。転じて、事のついでに他の事をすること。

この慣用句が、実は北海道シリーズ終盤にも当てはまるもんで、現場ではこの言葉がよく飛び交うんよね。

というのも、滞在競馬で行われてきたこの開催は、今週末の開催が終わったらすべての馬が札幌競馬場から撤収することになるからや。当たり前の話やけどな。

せやからこそ、シリーズ終盤に使ってきた馬は『最終週に使えるなら使って帰ろう。何なら出走手当分だけでも稼いでおこう』という風になるケースが非常に多くなるんよ。今週の札幌のレースを見て「連闘する馬、ヤケに多いな~」と思った競馬ファンの方も多いはずや。

滞在競馬ってのはトレセン以上にお金がかかる。スタッフの出張代も必要や。そこで、“行き掛けの駄賃”のごとく、最終週は「ついでに出走手当や入着賞金を少しでも稼ぎたい」と考える陣営が毎年ゾロゾロと出てくるんよね。


さて、そんな中で『休み明けながら、札幌の最終週に懸けてきた』というのが⑤ゴールデンスナップ。北海道シリーズでは恒例の芝2600mでのオープン特別がいくつもある中で、この馬は一発勝負でございますな。

昨年夏にも札幌芝2600m戦で度々の好走を重ね、洋芝適性を示しとる。その後も着実に力を付けていて、前走の阪神大賞典では格上挑戦ながら5着と好走した。勝ち馬テーオーロイヤルとは離されたが、2着馬とは0.4秒差と考えたら優秀やろ。何なら、当時3着馬はブローザホーンやでな。

そう、前走が格上挑戦で5着(=収得賞金は加算できていない)っちゅうことは、今回もまた格上挑戦っちゅうことや。それでも陣営はこの番組にこだわってきた。それだけでも勝負度合いの高さは推して知るべしやろう。


実のところ、現場ではこのレースの出走予定馬に関する情報が揃ってくる中で、自身はまだ条件馬の立場っちゅうこともあって、除外になる可能性は十分に考えられていた。水曜日の時点でも補欠の1番手で“これは除外でもしゃあない”って状況やったんよ。

ところが、最終的に賞金上位馬が回避したことで一番最後に滑り込むことができたんや。コレは運もあるな。

本来、除外の可能性が前々から分かっている立場やと、“除外→予定スライド”の可能性も考えながら調整しないといけないところ。

けれども厩舎サイドは「除外ならもう1回仕切り直して秋の京都から始動させるつもり。ココで手緩い仕上げはしませんよ」と、早くから出走に向けて逆算して調整してきとった。このヤリ態勢は見逃せへんやろう。

さあ、最高の形で鞍上の浜中にバトンは渡った。しっかりと結果を出してほしい一戦やね。

相手筆頭は④ショウナンバシット。昨日の札幌2歳Sをマジックサンズで制した『須貝尚厩舎×佐々木大輔』のタッグやね。

前走・札幌日経オープンでは思い切りの良い競馬でこの馬の良さを引き出しとった。今回も同じような競馬になることは間違いないやろうし、同じだけ走れば◎の強敵になり得るな。


9/1(日)札幌10R フィリピンT
2024

現地滞在筋が掴んだ大穴情報
10番人気馬が情報どおり
激走して万馬券ズバリ的中!

馬連

7430円

3連複

2万5400円

[1着]★ソリダリティ(10人気)
[2着]◎ハヤテノフクノスケ(1人気)
[3着]△クレバーテースト(4人気)


もしも、前走8/17札幌11Rの敗戦が影響して少しでも⑭ハヤテノフクノスケの人気が落ちるようであれば、今回は絶好の馬券の狙い時となるだろう。

その前走は1番人気を裏切る4着敗戦となってしまったが、当時は【昇級戦・初距離・テン乗り】という三重苦。特にジョッキーに関してはただのテン乗りではなく、札幌競馬場初見参であった大井・笹川翼騎手の騎乗。同騎手の技術は確かであるが、癖のある洋芝を1周半する2600m戦に一度で対応するのは簡単ではない話。

実際に当時は仕掛けどころを間違えてしまった格好。ただでさえスローペースを後方で控える展開的不利がありながら、レースラップが加速したタイミングで自身の位置取りを上げる苦しい競馬(=加速している先行勢以上のスピードを出して追い上げている状況)。馬なりで先頭に立った脚力の高さはさすがのものがあるが、大味な競馬が影響してゴール前では失速してしまった。

それでも4着に踏ん張った辺り、やはり本馬の能力は確か。「乗り慣れたサメカツ(鮫島駿騎手)に戻るのもそうだし、勝ち上がった2000m戦に戻るのもプラスだよね。この条件だったら前走みたいな厳しい競馬になる可能性も低いはずだし、何よりまだ菊花賞戦線を諦めたくないからね。ここは結果が欲しいよ」と関係者。鮮やかな巻き返しに期待したい。

大穴でマークしたいのが③ソリダリティ。かつて、中内田厩舎に所属していた頃はほとんどがダート戦への出走だったが、西園翔厩舎へと転厩してきてからは芝のレースに矛先を向けるケースも増えている。「この前(8/17札幌11R)は距離が長くて引っかかっちゃたけど、2000mだったら折り合いに不安はない。良い脚を持っている馬だし、捌ければチャンスはあるでしょ」と、色気を持っての参戦だ。