-
11/30(土)京都7R 3歳上1勝クラス
2024 -
馬連
2040円
3連複
6630円
3連単
2万0510円
[1着]◎シャンデルナゴル(1人気)
[2着]△タマモナポリ(6人気)
[3着]△トーレ(5人気)
意欲の連闘策で臨む⑧シャンデルナゴルが本命◎。今回は“計算づくの連闘”と言える選択であり、決して無理使いしている訳でない点に注目すべき。
先週の11/23京都8Rでは単勝1番人気ながら4着に敗れてしまったが、これは「良かれと思って着けたチーク(ピーシズ)が完全に裏目に出てしまいました。気難しい面を出して、全然真面目に走ってくれなくて……」と関係者が話していたように、敗因が明確。
馬具が逆効果となってしまった分だけ馬は力を出し切っていなかったようで「全くダメージがなかったんですよ」とは某厩舎関係者の声。連闘となると馬の状態面が気になるところだが、疲労の類いに関しては全く心配する必要はなさそうだ。
更に今回はCデムーロ騎手の続投でもある。連闘策となると、当たり前だが出走が決まるのは“前週の競馬が終わってから”になる。そのタイミングでは、Cデムーロ騎手のような人気ジョッキーは既に他馬への騎乗予定が決まっているケースがほとんどだろうが、当レースではこうして継続騎乗が可能であった。
「せっかく連闘するのにジョッキーがショボくなっちゃったらもったいないでしょ。クリスチャンがもう一度乗れるからこそ、ここを狙ったという流れなんです」と担当者。馬装もリセットして力を出し切れるように対策しているのだから、今度こそ能力全開に期待したい。
-
11/30(土)中京6R 3歳上1勝クラス
2024 -
馬連
1280円
3連複
3320円
3連単
1万4730円
[1着]◎アンシール(1人気)
[2着]○ララマルシュドロワ(5人気)
[3着]★ダンツビガー(3人気)
今週から3週間の4回中京開催がスタート。早いものでこれが2024年最後のローカル開催となる。
この中京競馬場はローカル開催だけではなく、夏競馬や代替開催で主場としても使われている競馬場。来年1月からの関西主場開催は中京開催となるため、左回り巧者を抱える陣営からは「ここから先は稼ぎ時だね!」との声が出るようなことも。
実際に中京に照準を定めて調整を進めてきたのが⑩アンシールだ。これで実に5戦連続での中京コースへの出走。なおかつ「この舞台で自己条件なら一度も崩れていないし、何より明日(=土曜)はよく晴れるみたいだからね。チャンス大でしょう」と、関係者が自信を持って臨める状況。
不良馬場の2走前(8/31中京12R)でも3着にまとめてはいるものの「パワーのある馬だし、基本的には乾いた馬場向き」というのが某関係者のジャッジ。金曜時点で中京ダートは稍重馬場だが、土曜日が好天に恵まれる予報であることを考えると、アンシール向きの馬場状態に落ち着きそう。
去勢してセン馬となった近3走はいずれのレースも馬券圏内に好走。「気性面が改善したし、今の状態だったらもう決めないとね」と、課題が解消されたこともあって、関係者は自信を深めている。
速力の高い⑪ララマルシュドロワがここに来てブリンカーを着用。近走はスランプに陥ってしまっているものの、前走10/12京都7Rでは久々にハナを切る形に持ち込めており、馬具効果があれば前進を果たしても不思議ない。
-
11/24(日) ジャパンカップ(G1)
2024 -
馬連
1510円
3連複
1万2230円
3連単
2万2390円
[1着]○ドウデュース(1人気)
[2着]◎シンエンペラー(8人気)
[2着]▲ドゥレッツァ(7人気)
現場の関係者内で「まだバレてないやろうけど」という前置きのもとで、まことしやかに囁かれていることがある。それが「今年の3歳牡馬は粒揃いやないか」というもの。
実際に土曜に行われたリステッド・キャピタルSが3歳牡馬のワンツー決着。その他にも毎日王冠でシックスペンスが勝ち、スワンSは3歳牡馬のワンツー。ダート重賞のみやこSもサンライズジパングが勝利するなど、様々な路線においてとにかく3歳牡馬の好走が目立つのは事実。
しかし、クラシック路線を上位でまとめてきた3歳牡馬は、まだ古馬の一線級と対戦経験がない。これは、つい先日まで各馬が菊花賞を目指していただけでなく、皐月賞馬・ジャスティンミラノやNHKマイルCを勝ったジャンタルマンタルが故障で目標のレースに出走できなかった点も大きく影響している。
要はここまで、まだわかりやすく3歳牡馬のトップ級が実力を示す場が存在していないのだ。
これによってジャパンカップで“人気の盲点”となっているのが⑦シンエンペラー。今年は外国馬や古馬勢に注目が集まりがちだが、冒頭の通り3歳牡馬は現場で高評価が与えられている世代。馬券的にはここでの先物買いに妙味ありと見た。
シンエンペラーは今秋海外へ挑戦。凱旋門賞では結果が出なかったものの、アイルランドのチャンピオンSでは今回も対戦するオーギュストロダンと小差の3着。相手がホームである競馬場で、なおかつシンエンペラー自身の状態面もそこまで強調できる状況になし。更に競馬でも窮屈なシーンがあり明らかに脚を余していることを考えれば、大健闘と言える内容だ。
今回はシンエンペラーのホームである日本での再戦。しかも舞台は本馬にとって現状ベストと言える東京競馬場。
高い能力の持ち主故に右回りのレースでも結果を残しているが、厩舎関係者に言わせてみれば「左回りでは走り方が全く違う。どう見てもラストの末脚のクオリティが高いのは左回り」とのこと。
関係者の話す通り、ここ東京では①③着。新馬戦(昨年11/4東京5R)ではラスト2ハロン11秒1-11秒0とタイトなラップ構成でまとめての完勝。
ダービーは3着に敗れてしまったものの、当時は超スローペースとなったこともあり、後半1000m=56秒8という東京芝2400m戦史上最速のラップタイムが記録されている。後の菊花賞馬であるアーバンシックなどが差しに構えて苦しんだ展開を、4角9番手から差しての3着はとにかく価値が高い。
なお、当コース2位となる後半1000m=57秒0が記録されたのが21年のダービー。当時はシャフリヤール(ドバイシーマクラシック①着)とエフフォーリア(天皇賞・秋、有馬記念①着)という、後に古馬相手のG1を勝つ馬のワンツー決着。これだけタイトな展開を上位にまとめられる馬は確かな素質を備えている。
何よりシンエンペラーには、3歳馬らしからぬ豊富な経験がある。「超ハイペースの皐月賞、超スローのダービー。そんでもってアイルランドにフランスへの海外遠征。古馬でもこんなに色々なことを経験してるのは稀でしょ。それでいてこの中間は状態面もすこぶる良いんだから、タフな馬だよ」と関係者は目を細める。
あらゆる面において十分に通用の可能性が見込める上に、朝イチ単勝8番人気と世間からは伏兵扱い。少額でも大きなリターンに期待できるチャンスとなれば、狙わない手はないだろう。
対抗は③ドウデュース。スローペースを後方・大外から一閃というパフォーマンスを発揮した天皇賞・秋の後は、さすがに多少なりともダメージがあったという話だが「すぐに調教を始められたし、もう状態面を心配する必要はないですね」と厩舎関係者。
今年限りの引退が決まっている本馬にとって残されたレースはあと2戦。次走に控えている有馬記念は昨年制していることを考えると、種牡馬的価値をより高めるには、外国馬相手であり、なおかつ本馬自身まだ獲得していないタイトルであるジャパンカップでの結果が欲しいところ。今回も万全のデキであることは間違いなし。
関東情報班から強気にプッシュされたのは⑩ドゥレッツァだ。熱中症に陥ってしまった天皇賞・春や、慣れない地での競馬だった前走の海外遠征に関しては度外視すべき結果。
前々から厩舎サイドは「東京2400mを使ってみたかった」と考えていたようで、待望の参戦である今回はトーンも上昇。研究熱心なビュイック騎手の騎乗もプラス材料であり、持続力を活かしたエスコートに期待できる場面である。
-
11/24(日)東京10R アプローズ賞
2024 -
馬連
1280円
3連複
3140円
3連単
1万6580円
[1着]○シゲルソロソロ(4人気)
[2着]◎ヴァンドーム(1人気)
[3着]△アッチャゴーラ(5人気)
このスミヨン騎手参戦を見逃さなかったのが⑮ヴァンドームの安田翔厩舎サイド。現場の関係者によると「来日が決まったタイミングで既にこの馬に乗るのが決まっていたとか、そのレベルの早さで依頼がかかっていたんだよね」という話。
※大物関係者も絡む極秘情報につき詳細は非公開とさせていただきます
-
11/17(日)京都3R 2歳未勝利
2024 -
馬連
1万6930円
3連複
7140円
[1着]△キスアンドクライ(8人気)
[2着]◎ルクスジニア(3人気)
[3着]○ネーヴェフレスカ(1人気)
金曜夜に公開した【前日情報:ワンコイン馬券】では、平田厩舎×池添騎手の◎ピエマンソンから買い目を公開し1万0600円的中をお届け(土曜京都3R)。池添騎手の“お気に入り”であるということも推奨文でお伝えした。
この平田厩舎×池添騎手の組み合わせでは、日曜京都3Rで⑭ルクスジニアも出走するが「これも調教の動きがすごくよくて、池添が気に入っているんだ。それこそ、追い切りの日じゃない火曜なんかもトレセンに出てきて乗っていたぐらいだからね」と、現場でしかわからないような話が関係者から入っている。
新馬戦(10/20京都4R)では内目の4番枠からの発走。テンションが高いタイプとあって、鞍上が「上手くスタートを切れなかった」と悔やんでいる面もあったという。結果的には2着に好走しているものの、陣営としても決して大満足のレースぶりではなかったとのこと。
一転して今回は大外枠からの発走。「折り合い面は大事になるけど、この枠ならスムーズな競馬ができるでしょ」と某関係者が話すように、レースそのものの進め方も良化するとの見立て。引き続きの牝馬限定戦ならば、今度は勝ち切れる公算大。
-
11/16(土)京都3R 2歳未勝利
2024 -
馬連
680円
3連複
2690円
3連単
1万0600円
[1着]◎ピエマンソン(1人気)
[2着]△ミライエイゴウ(2人気)
[3着]△トリプレーテ(7人気)
結果的に4着だったものの、⑬ピエマンソン陣営は新馬戦(10/27京都5R)の前から「これは強気に行ける馬ですよ。文句なしの態勢だし、池添も気に入ってくれているんです」と本馬を高く評価していた経緯が存在する。
今回はその新馬戦を一度使っての2戦目。「体が締まってきたし、ちょっと行きたがったとはいえ坂路で49秒台が出るように、明らかに馬が良くなっている」と関係者はその良化に目を細めている。
更に今回は芝ではなくダート戦へと矛先を向けてきた。「調教で良い動きを見せられているように、力の要る馬場を全く苦にしないタイプ。芝のレースでちょっとキレ負けするようなところがあったし、条件を替えることで上手く補うことができるんじゃないかと思っているんだ」と厩舎サイド。
加えて引き当てたのは大外枠である。砂を被らず、先行力を活かす競馬に持ち込むには最高の枠をゲットしたとなれば、ここでの変わり身は更に可能性が増したと言える。馬券的な狙いはこのタイミングだろう。
-
11/10(日) エリザベス女王杯 (G1)
2024 -
馬連
1万6020円
3連複
4万4140円
ワイド
3620円
ワイド
4630円
[1着]△スタニングローズ(3人気)
[2着]◎ラヴェル(12人気)
[3着]★ホールネス(2人気)
特別登録が発表された時点では補欠1番手ながら、滑り込みで出走が叶った⑯ラヴェル。要は出走が可能か不透明な立場であったのだが、今回その背にはなんと川田騎手を迎え入れた。
これまで一度も騎乗経験がない上に、当レースでは全くの人気薄である。見方によっては「川田、乗る馬が居なかったから参加賞を選んだね」と思われるかもしれない。むしろそれが自然な考え方とも言える。
しかし現場で情報を聞き集めると「これね、スケベ心があるチョイスなんですよ。ノーチャンスだなんて話には一切なっていませんよ」という関係者の本音をゲット。実は色気を持って臨む一戦であるというのだから、少額でも買う価値があるだろう。
川田騎手はラヴェルに乗ったことこそないが、負かされたことはある。昨年のアルテミスSでリバティアイランドに騎乗していた川田騎手は、自身の進路が上手く確保できないロスがあったとはいえ、ラヴェルを交わすことができずの2着。リバティアイランドが同世代の牝馬に負けたのはこれが最初で最後のことであり、鞍上としても一目置く存在となっていたことは容易に想像ができる。
ただ、その後ラヴェルは伸び悩んだ。「少し引っかかりやすいところがある馬で、こういうタイプに瑠星は合わないんだよな。川田サイドはそこに目をつけていて『乗る人が替われば違うんじゃないか』という考えを持っているみたいなんだ」と関係者。
少し話は逸れるが、矢作厩舎×川田騎手の組み合わせといえば、活躍馬の筆頭格はラヴズオンリーユー。オークスを勝った後に伸び悩んでしまった同馬を、様々な工夫を持って立て直したのが他でもない川田騎手であり、今回のラヴェルに関しても各関係者からは同馬のような変身に期待する声が出ている。
しかも内々では「もしここがダメでも、川田とのコンビを継続させていきたい」とのプランもあるという。成績だけを見たらピークアウトした馬に思えるかもしれないが、実のところ関係者の評価はまだまだ下がっていないのだ。
更に言えば矢作厩舎×川田騎手のコンビは今年ここまでに5鞍で①②①①②着。連対率100%の高確率コンビであるということも見逃せない材料だろう。
そもそも今回と同舞台の京都記念ではシュヴァリエローズ(目黒記念②→京都大賞典①着)とクビ差。マーメイドSは2キロ差のホールネスと0.2秒差で、今回は斤量差なし。ここ2走はいずれも2000m=1分57秒台で走破と、近走の走りは十分に評価できるレベル。
もちろんいきなりの初コンビというのは難しい材料ではあるものの、川田騎手サイドが色気を持って騎乗するというのであれば、今年のメンバー構成を考慮しても、馬券を購入してもいいだけの状況&オッズだ。
-
11/10(日) 福島記念 (G3)
2024 -
3連複
1万9070円
11/10(日) 福島記念 (G3)
[1着]△アラタ(7人気)
[2着]△フェアエールング(6人気)
[3着]◎ダンディズム(3人気)
⑪ダンディズムにおいて注目すべきは2走前の七夕賞における一幕である。
元々追い込み一辺倒であった本馬だが、七夕賞の際には初コンビの三浦騎手が先行策を選択。これは本馬にとって大きな進歩であったことは間違いないのだが、当時は前半1000m=57秒3(※コース史上3番目の記録)という超がつくほどのハイペース。ただでさえ先行馬にとって厳しい展開でありながら、三浦騎手はあろうことか直線早め先頭という強気な競馬をしてしまった。
差し馬向きの展開だけに負けて強しの4着であったことは間違いないのだが、野中厩舎サイドからすれば全くもって納得できない競馬であったことは言わずもがな。「先生(野中師)はブチギレで大変だったよ……たしかにコワモテな人ではあるんだけど、あんなにキレているのは珍しいなって思うぐらい」と、近しい関係者は当時を振り返る。
今回は、なんとその三浦騎手との再コンビとなる。主戦の富田騎手が突然アメリカへの武者修行を決めたことや、福島の騎手のラインナップが手薄であることから「上位で乗れるジョッキーが(三浦)皇成ぐらいしか居なかったんだよね」と厩舎サイド。
これは鞍上サイドからすれば名誉挽回の大チャンスである。「あのキレ方からして、普通なら三浦って野中厩舎出禁レベルなんだよ(笑)。実際に七夕賞以来は一度も乗っていないからね。それがこういう巡り合わせで再コンビが叶って、しかも十分にチャンスがあるレース。同じようなミスをすれば間違いなく今度こそ絶縁だろうし、これは気合入るよな」とは、某関係者の声。
あと2か月もすれば9歳シーズンに突入する大ベテランだが「全くもって衰えはなくて、むしろまだまだ馬が良くなっているぐらい。本当の意味での超晩成だったんだろう」と、デキ落ちは一切なし。あとは鞍上の乗り方一つ。
-
11/9(土)福島8R 3歳上1勝クラス
2024 -
馬連
1650円
3連複
2410円
3連単
1万4650円
[1着]○ハイラント(1人気)
[2着]◎カエルム(2人気)
[3着]△マイファミリー(3人気)
以前は関係者が「調教は地味なんですよね~」と評していた①カエルムが、この中間は中2週と間隔が詰まっていながら、坂路で4F51秒5という自己ベストをマーク。ここに来て明らかに走りが変わってきている。
元々坂路での調教がメインであったが、今夏は函館競馬場での滞在調整を選択したため、競馬場内のウッドチップコースを使用した調整パターンに変化。競馬では勝ち切れなかったものの「馬体に変化が出てきたのか、秋にトレセンに戻ってきてからは坂路の時計がグンと詰まってきたんですよね」と厩舎サイド。実際、前走10/19新潟7Rの前も51秒台のタイムを記録している。
その前走は6着に敗れてしまったが、当時は直線が長い新潟の外回りコースを使用する芝1800m戦。カエルムは長く末脚を持続できる一方で、瞬発力の高さが問われる末脚勝負では分が悪いタイプ。ややストライクゾーンから外れていた条件での出走だけに、好走が叶わなくても致し方なし。
今回は一転して福島芝2600m戦へと矛先を向けてきた。長距離戦への出走は今回が初めてとなるが「夏場の競馬で(藤岡)佑介がマクる競馬をしていたように、しぶとさを活かす形が一番合っているからね。マッチすると見てのチョイスですよ」と関係者。
加えて鞍上にはホリー・ドイル騎手を起用。強気な仕掛けが得意とあって小回りコースとの相性が良いジョッキーであり、持続型のカエルムにとっても最高のコンビと言えるだろう。ここで一変があっていい。
各馬陣営のトーンを比較すると、相手関係では関東馬に妙味ありと見た。
まず対抗は⑨ハイラント。近走は差しに構えての敗戦が続いているものの、丹内騎手が騎乗した今春の2走はいずれも積極的な競馬をして②①着。「一番手が合うのは丹内じゃないかと見ているし、小回りの福島ならより一層アイツの乗り方がマッチしそうだよね。ここで変身できるはずだよ」と関係者は前向き。
-
11/3(月)福島9R 土湯温泉特別
2024 -
馬連
2090円
3連複
3150円
3連単
1万3280円
栗東生まれ栗東育ちのベテラン記者
ビックボス堀江
[1着]◎ミッキーツインクル(2人気)
[2着]▲オルノア(3人気)
[3着]★エルフストラック(1人気)
実に1年7ヶ月ぶりの出走となる①ミッキーツインクル。常識的には狙いづらい場面やし、実力がある馬でも実戦勘が乏しければアッサリ敗れるリスクは小さくない。久々のレースでテンションが上がりすぎる馬も目立つ。
それでも、表向きには慎重な姿勢に終始することが多く、“秘密主義”的な側面が強いとされる中内田厩舎サイドが「これは流石に能力が違うし、不安という不安がない」と内々でエラく強気なんよね。鞍上が中井という点も手伝って、そこまで人気が被っていないようなら買っておく価値は十分あるやろう。
休養が長くなった理由としては“なかなか体調面が整わなかった”というのが実情なんやが、その発端となったのが前走・忘れな草賞(2着)後に判明した骨折や。どうやらレース中に折れとったようでな。
このレースの時に川田は「競馬でコントロールが利かない部分があった」と指摘しとったんやが、気性面だけやろうのて骨折の影響もあったんとちゃうかな。
その後、一旦は昨年暮れにトレセンに戻ってきてたんやけど、状態が整わずに再放牧へ。当時は坂路でしか調整できてへんかったし、順調さを欠いているのは目に見えとった。
ただ、再びトレセンに帰ってきた今回の調整過程は至って順調。坂路とウッドコースを併用してじっくり乗り込んできて、1週前に一杯に追って直前は馬なり……という理想的な過程を踏んできた。復帰に向けてヤレることは十二分にヤッてきたんちゃうかな。
あと、もうひとつ。今回手綱を執る中井としても大いに力が入るレースやろう。
というのも、近年は中内田厩舎の調教要員・ローカル要員として重用してもらっとる中で、今年はまだこの厩舎の騎乗馬での勝利がない。(0-2-2-10)という結果になっとる。
それだけに「今年勝利を届けられずに終わるワケにはいかない!」と、今回は期するモンがあるっちゅう話。頑張ってもらいましょうや。
③オルノアは4走前(7/28新潟12R、◎エマロアのレースやね)に2着した時に、28万5380円的中に貢献してくれたことで覚えていらっしゃる方も多いはず。その後も大崩れせずに走っているが、今回はもう一押しを狙ってブリンカーを着用してきた。その意気込みを買っておこう。
②エルフストラックは先手を奪いたい馬やで、良い枠を引いたな。スンナリ行ければチャンスはあるはず。それに今回は「状態がかなり良いんですわ」という関係者談も覚えておきたいところ。
-
11/2(土)京都10R 貴船S
2024 -
馬連
5200円
3連複
1万4600円
関西ジョッキーは「だいたい友達」
加藤
[1着]◎インユアパレス(1人気)
[2着]△カミーロ(11人気)
[3着]△ドンレパルス(4人気)
CHECKMATEのサイト内でも何度も話題にしてきた佐々木大輔×須貝尚厩舎のコンビ。札幌2歳Sで◎指名して勝ち切ったマジックサンズなんかは今年の内にG1制覇のチャンスが来そうなだけに、まだG1を勝っていない佐々木とすればこの厩舎との繋がりを強められたのは大成功だよな~。
そして土曜の佐々木は京都へ遠征。それを見逃さなかったのが須貝尚厩舎であり、なんと佐々木の乗り鞍8鞍中4鞍がこのコンビとなった。厩舎としても信頼しているジョッキーであることは間違いないよね。
中でも注目は④インユアパレス。川田や横山武史が乗ってきたことを考えても厩舎・鞍上サイド双方の評価が高いのは間違いない。そしてこのタイミングで乗れる佐々木は、上手く行けばこの馬を自分のものにできる可能性だってあるところ。これはなんとか結果を出したいよな。
ちなみにこのインユアパレス、6/15京都12Rで1勝クラスを勝ち上がった時のタイムが1分11秒3。そして、前週に同コースで行われた3勝クラスの勝ちタイムも、全く同じ1分11秒3であった。要するに春の時点で現級通用の走りを見せていたということで、このクラスでも全く見劣らない馬だぜ。