ダービーも!目黒記念も!人気薄ながら勝負情報を得ていた伏兵に◎本命を打った結果……
騎手情報班の加藤です。
ダービー週の開催を終えた夜。今週は本当に色々なことがありました。
CHECKMATEとしては前日情報『ワンコイン馬券』で採り上げた土曜京都3Rが、◎-○1点目の決着で6万8600円的中と非常に幸先いいスタートを切ったんだ。
【前日情報:ワンコイン馬券】
[5月27日(土)京都3R]
◎エレガントギフト
○ブルーウィン(5番人気)
△プレッジ(7番人気)
3連単:6万8600円的中
3連複:1万4240円的中
馬連◎○:2380円的中
土曜の午前に高配当の的中が出て「ヨシ!今週もやるぞ!」と気合が入っていたんだが……。終わってみれば、とにかく悔しい週末だった。こんなにも、写真判定になるような『あと一歩』に阻まれ続けるなんて。と、嘆いてしまいたくなるほど。
【ダービー】勝負情報から導き出された
9番人気の◎本命馬はハナ差に泣く……
やっぱり今週のメインと言えば日本ダービー。俺も個人的に楽しみにしているって本音トークでもお伝えさせていただいていたぐらいだからね。
今年のダービーは上位人気に関東馬が多くて、関西勢で最も人気を集めていたのが⑭ファントムシーフ。その次が⑩シャザーンで、京都新聞杯組の⑱サトノグランツなんかもいわゆる“穴人気”をしていたよね。実際、会員様もこの辺りが本命で公開されるのではないか、と思っていたんじゃないかな。
実際に関西情報社CHECKMATEが出した結論は9番人気の◎①ベラジオオペラだった。
結果は4着。3着馬とはわずかにハナ差どころか、勝ち馬と同タイムで走ってのハナ差。『もうちょっとで3着があった』どころか、もうちょっとでアタマまであったと思うんだ。
しかも、CHECKMATE的には『3着OK』の馬券作戦を組んでいた。
馬券作戦としては、馬連と3連複の併用で攻めたい。◎①ベラジオは朝イチ9番人気と伏兵扱いだけに、馬連も3連複もいつもよりも手広く構えるのが吉。少々点数が多くなったとしても、ある程度の利益は見込めるからだ(朝9時の時点でトリガミの目はなし)。
反対に、こういったレースで3連単を広げていてはキリがない。3連単はあくまでオマケで、◎から本線の馬に相手を絞る。本線での決着時に利益アップを狙った作戦。
これが当時公開していた【馬券のポイント】だね。ちなみに3連単の馬券の買い目は……
【3連単】
軸馬:1
相手:14.10.5.12
(軸1頭マルチ36点)
といった組み合わせ。
①ベラジオオペラがハナ差だけでも3着に上がっていれば12→5→1の3連単が的中していた。その配当は407.1倍。痛恨としか言いようがない。今春、リニューアル後から導入した【馬券のポイント】が活きる結果になるまで、あと一歩だったのに……。
①ベラジオオペラは上がり最速。横山和生はそれまでのレースではどうもリズムが悪かったが、このレースでは上手くアジャストして乗れていた。それだけに、最後の首の上げ下げで3着を掴みきれなかったことが本当に悔しくてたまらないよ。
【なぜ?】
大一番の◎は9番人気の穴馬
お昼に◎ベラジオオペラだと会員様に公開した際には「ええ!?随分と穴に行きますね!」というお声も寄せられていたそうだ。確かに、ダービーで9番人気の馬を本命にするなんて、なかなかないことだとは思う。
それでも本命に抜擢したのは、確固たる論拠があったから。その一つが『乗り替わり』だった。
ダービーにおける乗り替わりは忌み嫌われているもの。今年の勝ち馬がジンクスを打破したことにより流れが変わる可能性もあるが、とにかく『ダービーの乗り替わりは勝てない!』という言葉ばかりが独り歩きしていた印象もある。
じゃあ、なんで乗り替わりだと勝てないのか?と考えてみると、ちょっと見方が変わると思うんだよね。以下は実際にレース当日に公開した推奨文の一部だ。
ダービーともなると、主戦が騎乗停止だとか、他馬に騎乗するため“捨てられた”だとか、そういうネガティブな理由で乗り替わりになることが多いんだよ。だって、ジョッキーも皆ダービーには乗りたいと考えているでしょ。理由なく断ることってほとんどあり得ないからね。
その点、ベラジオオペラの乗り替わりはちょっと話が違った。皐月賞の直後から「ダービーは違う騎手で」という話になっていたように、皐月賞での田辺の騎乗に不満を覚えた陣営は、早くから乗り替わりでダービーに向かうことを決めていた。
なぜか?最善の結果を求めて、だ。
ダービーでの乗り替わりのほとんどが「お目当ての騎手が乗れないから」という理由なだけに、今回のベラジオオペラのケースは異質。それだけ本気度が高く、だからこそ低評価を覆して勝ち馬にも迫れたのだろう。
情報収集ってのはこういった深いところも大事になってくる。競馬に限った話じゃないけど『なんで?』という部分を追究していくことが、限りなく答えに近づく方法だと思っている。オレもこれを忘れずに頑張っていきたいね。
【目黒記念】◎本命は6番人気伏兵
ワイドダブル的中も……
ダービーの後、最終レースだった目黒記念では6番人気の◎⑦ディアスティマを本命に抜擢した。ここ最近は同型のタイトルホルダーが居てなかなか自分の競馬が出来なかったが、ここならマイペースの先行策が叶うだろうという話でね。
実際、⑦ディアスティマは果敢にハナを切ると最後までしぶとく粘り込んでの2着だった。
【目黒記念(G2)】
[5月28日(日)東京12R]
◎ディアスティマ(6番人気)
△ヒートオンビート(4番人気)
△サリエラ
3連複:7770円的中
ワイド:1470円的中
ワイド:1240円的中
リニューアル後から積極的に提供しているワイドのダブル的中を仕留めたのは良かったね。馬連や馬単などは同着にならない限り当たりが1パターンしかないが、ワイドなら3パターンの的中がある。ダブル、トリプル的中なんてのが出来たら回収率アップが狙えるだけに、積極的に取り入れるべきだとオレも思うんだ。
ただね。⑦ディアスティマはゴール前、最後の最後まで先頭で粘り込んでいた。それこそ、ゴールラインの手前と直後ではディアスティマの鼻が出ているんじゃないかって感じだったんだが……ゴールの瞬間だけ、勝ち馬⑩ヒートオンビートに交わされてしまっての2着。
もちろん、ワイドや3連複という券種はこのような結果でも的中出来るだけに、これも券種の選択が上手く行った一つの例ではある。
ただ、⑦ディアスティマが1着ならば3連単でも的中を仕留められていた。その配当は602.9倍だというのだから、もう悔しい以外の何事でも言い表せないな。
ダービー、目黒記念と2つのレースで、連続してわずかハナ、アタマ差と小差敗れて万馬券を獲り逃してしまった。これはCHECKMATEとしてではなく、加藤としての個人的な感想だが「あまりにも運が悪い」。そうとしか言えない結果だったよ。
ただ、もちろん『運が悪い』で済ませていい話でもない。今度はしっかりと的中を仕留めるべく、既に我々は来週以降に向けての準備を始めているからね。
リニューアル後1ヶ月は
今後に手応え十分の特大万券ラッシュに!
5月競馬のラストが紙一重の結果続きで、あと一歩が足りなかったのは本当に悔しいところ。
とはいえ、CHECKMATEがサイトリニューアルを実施してから約1ヶ月を経て、改めて大きな手応えを得られた部分もあるし、『この方向で間違いない!』と思える場面が沢山あったぞ。
【個性派記者の本音トーク:赤崎】
[5月20日(土)東京9R]
◎アンリーロード(6番人気)
△ハリケーンリッジ(4番人気)
○アリスヴェリテ(2番人気)
3連単:7万3060円的中
3連複:6750円的中
馬 連:8230円的中
【個性派記者の本音トーク:加藤】
[5月21日(日)東京12R]
◎ジャスパーグレイト
○レッドファーロ
△アイブランコ(13番人気)
3連単:7万1730円的中
3連複:1万7390円的中
馬連1点目:530円的中
【厳選勝負レース】
[4月30日(日)東京10R]
◎ディクテオン(4番人気)
★ダノンラスター(3番人気)
△アーテルアストレア(7番人気)
3連単:6万4540円的中
3連複:1万3750円的中
馬連3点目:1860円的中
【穴の厳選1鞍】(ゴールド会員様限定)
[5月20日(土)東京12R]
◎エピックジョイ(7番人気)
▲スノーグレース(2番人気)
○マウントベル(5番人気)
3連単:6万4230円的中
3連複:9810円的中
馬連2点目:5250円的中
【前日情報:ワンコイン馬券】
[4月30日(日)東京3R]
◎パワフルボンド(3番人気)
△バルフォアテソーロ(4番人気)
△ビルドラポール(7番人気)
3連単:4万7090円的中
3連複:1万6600円的中
馬 連:1990円的中
上記の的中もそうだし、先述したの日本ダービーや目黒記念のように、馬券で攻めるべき時は徹底して攻める。そして他とは一線を画して、券種選びでもさらに先を行かないとな。
今日は最後の最後で“ハナ差の運”が味方してくれなかったけれども、この方向性を継続して行くことと、何よりも『中長期的な視点に立てば、我々が追い求める関西情報こそが勝利への近道である』という確信は変わらない。
「結局、ダービーは関東馬が勝ったじゃん」と思う方も居るかもしれないが、ハッキリ言って1鞍、1日単位で左右されてるようじゃダメだ。
今週の結果をもってもなお、我々は勝負の関西情報を引き続き徹底追求していく所存だ(佐山さんを中心に関東陣営のこともしっかり聞いているぞ)。
6月も安田記念に始まり、CHECKMATE情報網一同が待ちに待っていた儲け処・北海道シリーズの開幕ももう目の前にある。
良かった点はさらに良くしていき、反省点はすぐさま潰す。その繰り返しで頑張っていくので、6月競馬も大いにご期待ください!
最後に……今年のダービーはドゥラエレーデの落馬に始まり、入線後にはスキルヴィングが心不全で亡くなるという悲しいアクシデントもあった。
各関係者をより近い位置で追いかけさせてもらっている身として『レースに送り込んだ担当馬・管理馬が手元に戻ってこない』ことがどれだけ悲しいか……。当事者の心中は察するに余りある。
スキルヴィング号の冥福を心よりお祈り申し上げます。