関西情報社が関東馬のみで1点勝負をした理由とは!?(秋華賞の馬券ヒントもあります)

今週は重賞担当の山川がお伝えしていくぞ!

これがシン・CHECKMATEのやり方!
まず採り上げたいのが土曜のサウジアラビアRC。関西情報社のCHECKMATEが公開した最終結論は、こうういったものだった!

(シルバーランク以上の方限定)
[10月7日(土)東京11R]
サウジアラビアRC(G3)
◎ボンドガール(関東馬)
○ゴンバデカーブース(関東馬)
▲シュトラウス(関東馬)
馬連完全1点:560円的中
3連複完全1点:220円的中
そう、このレースでCHECKMATEが公開した結論は「関東馬3頭のみに印を打ち、馬連と3連複は1点のみ」というものだった。関西馬が2頭出走していたのにもかかわらず、な。
「関西情報社なのになぜ!?」
シルバーランク以上の方で情報をご覧になられた方の中には、こう思われた方もきっと少なくなかっただろう。
ただこれは「関西情報社だからこそ」の選択なんだ。
簡単にまとめると……
・関西勢はこのレースに力が入っていない
⇒1歳時の育成スケジュールの問題もあって今年は力の入っている早期デビュー組が少ないという裏付けもあった。
・関西トップ川田将雅のこのレースに対する姿勢
⇒◎ボンドガールは折り合いが難しく「これから乗り続けるというよりも、ここを勝たせて手放すことになるかも」というタレコミあり。後先考えずに勝ちに来ていた。
(※もちろん、○ゴンバデカーブースの松山騎手に関してもしっかりと情報収集を行っていた)
あくまで一部ではあるものの、こういった情報を仕入れていた。
こうなってくると、無理に関西馬の馬券を買う必要なんてないんだよ。シン・CHECKMATEは、そういう思い切った策も打っていく。
大前提として、競馬界が西高東低なことに変わりはない。ただ、だからと言って全レースで関西馬が優勢かというと別にそんなことはない。
関西馬の情報をしっかり集めているからこそ「ここは関西馬で馬券勝負する必要はない」と断言できるというもの。一般の競馬ファンにも関西馬の強さがバレているからこそ、盲目的に関西馬が買われてしまうケースも増えているからな。そこに引っかからないのも大事なことなんだよ。
【衝撃】関東馬ワンツースリーの40分後に……
サウジアラビアRCは偶然関西陣営に力が入っていなかっただけ。その後に行われた土曜東京12Rでは【勝負の関東遠征】を敢行した関西馬たちで大変なことになった!

1着ハッピーアズラリー(関西馬)
2着トリフィス(関西馬)
3着ハッピーロンドン
馬連:1万7900円
3連単:12万1390円
“自ブロック制”というルールがあり、本来は関東馬同士の戦いになりやすい1勝クラスのレース。ここに関西馬が2頭遠征をした結果、いとも簡単にワンツー決着だ。
しかもこの2頭、どっちも未勝利馬だぞ?
この結果にはさすがに現場もどよめいていた。「たしかにどっちも力のある馬だけど、未勝利馬同士のワンツーって……。前から知っていたはずなんだけどさ、さすがに関東馬弱すぎとしいか言いようがないわ」と、某関係者も苦笑いするしかなかった様子。
この土曜東京12Rの結果からしても、やっぱり競馬界は西高東低である。それが当たり前となっているからこそ、時に“過剰に人気してしまう関西馬”というのも出てくるわけだ。
それが“本当に馬券を買うべき馬なのか”という点をしっかり見極めていく。それが関西情報社CHECKMATEの大きなテーマだ。今後も、時には関東馬を推奨するレースが出てくるかもしれないな。
【秋華賞】リバティアイランド“以外”の話をしましょう
さて、最後に次週の話をして終わろう。いよいよ牝馬三冠目の秋華賞が行われる。今年はリバティアイランドによる三冠がかかっているだけに、一層注目を集めるレースとなりそうだ。

リバティアイランドはオークスは6馬身差の圧勝だったからな、一般のファンやマスコミのトラックマンの中には、三冠達成を確信しているような人も少なくないんじゃねえか?
じゃあオレがリバティアイランドをどう見ているかというと……それは当日まで秘密にしておこうか。とりあえずオレは●●●●●で●●●●●●●を●●●●●●●●のを楽しみにしているよ!
※編集部より:あまりにも過激かつオフレコ案件をぶっ放してしまったので伏字にさせていただきました
さて、ではリバティアイランドのライバルについてちょっと触れていこうか。今年は大きく分けるとこういった派閥になっているよな。
・オークスからの直行組
コナコースト、ドゥアイズ、ハーパーなど
・紫苑S組
モリアーナ、ヒップホップソウルなど
・ローズS組
マスクトディーヴァ、ラヴェルなど
その他、夏競馬組なども居るものの、大枠はこんな感じになってるよな。
ここで最終結論を言うわけにはいかないので、各レースの性質を少しだけ触れてヒントとしたい。
・オークス
レース中盤から後半にかけて、1ハロン12秒0という淀みないラップが機械的に続いたロングスパート戦。道中で1~3番手につけていた馬が16~18着。体力の求められる“差し競馬”。
・紫苑S
中山芝2000m史上6位タイのハイペース。ひたすら上がりの速いレースが続いていた9月中山の開幕週としては異例と言える、ゴール前12秒4-12秒0と上がりのかかる決着。道中で1~3番手につけていた馬が11~13着の“差し競馬”。
・ローズS
阪神芝1800m史上5位タイのハイペース。高速馬場を目一杯につかった競馬で、決着タイム=1分43秒0は芝1800m戦における恐らく世界レコード。4角5番手以内の先行勢が軒並み着外の“差し競馬”。
こんな極端なことあるか?ってぐらい、先行勢にとって受難のレースばかりだよな(笑)。これが秋華賞でどうなるかっていうのは、大事なポイントだな。
ちなみに、秋華賞で先行した馬がどうなりがちなのかは、こちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでいただきたい!
来週から年末まで、JBC競走を含めると毎週G1が行われる。もちろんG1にも注目だが、G1裏で勝負をかける陣営が存在することもお忘れないように。そちらの方が良い配当を得られるという可能性もあるからな。
来週から更に良い結果をお届けできるように、さっそく月曜夜から準備に取り掛かる。以降もお見逃しなく!
