安田記念の◎は香港馬!結論にたどり着いた理由をご紹介&これから先の儲けどころも触れていくぞ!
元気にしてるか!重賞・G1担当の山川だ!
早いもので、春のG1シーズンもひと段落だな。特に4月末の天皇賞春からは6週連続でG1レースが行われていて、毎週競馬場には多くのファンの方々が集まっているのが印象的だった。
現場で情報収集をしているとなかなか競馬場でG1を観戦する機会は多くないが、日本ダービーや安田記念では当社情報班の一部が競馬場で情報収集にあたっていた。そしてその情報班が口を揃えて「メッチャ混んでました。最近は本当競馬場のお客さんの盛り上がりがすごいです!」と言っていたな。
安田記念を勝ったロマンチックウォリアーの鞍上・マクドナルド騎手も、ウイニングランでお客さんが盛り上がっているのを非常に楽しそうに見ていただろう。
良いレースを見て、思い切り盛り上がる。シンプルなことだけれども、やっぱり競馬を見ている以上はこういう楽しみ方が出来るように、馬券でも良い結果を出すため努力していかないとな。
さて、まずはその安田記念から振り返っていこうか!
◎ロマンチックウォリアー
その結論の“始点”は3月にあり
改めて、我々の本命馬は香港からの刺客◎ロマンチックウォリアーだった!
(シルバーランク以上の会員様限定)
[6月2日(日)東京11R]
安田記念(GⅠ)
◎ロマンチックウォリアー
△ナミュール(4番人気)
▲ソウルラッシュ
馬連:2850円的中
3連複:3280円的中
この◎ロマンチックウォリアーに至るまでの経緯は、最初から話すと長くなるんだが……(それこそスタートは昨年の話だからな)。
最大のポイントだったのは3月の高松宮記念だ。
我々の高松宮記念の◎は香港馬ビクターザウィナー。当時は進路選択が上手く行かなかったこともあり3着止まりだったが、今年は既に一度香港馬を本命に指名して万馬券的中を仕留めていたんだ。
(シルバーランク以上の会員様限定)
[3月24日(日)中京11R]
高松宮記念(GⅠ)
◎ビクターザウィナー(5番人気)
▲マッドクール(6番人気)
△ナムラクレア
3連複:1万0020円的中
で、このビクターザウィナーとロマンチックウォリアーは同じシャム厩舎の管理馬なんだよな。
実は高松宮記念のレース前の時点で、俺たちは既にこのシャム厩舎にフォーカスを当てた話をしていたんだよ。
ビクターザウィナーを管理するシャム調教師は今年は以降も中央競馬への参戦を企てている。現在の香港最強馬であるロマンチックウォリアーという馬で、安田記念へ臨むプランがある。
「これが毎年のように遠征してきている人なら話が違うけど、シャム師は別にこれまで積極的に遠征してきた訳じゃないからね。それが急に日本への遠征を増やしてきたっていうのは“この馬たちなら日本相手でもやれる”って自信を持つラインナップだからでしょう」と関係者。
そう、自信があるからこそ遠征してきているんだ。
中国では『猛龍過江』っていう言葉がある。ブルース・リーの映画で『ドラゴンへの道』って作品があるが、その原題もこの言葉だな。
簡単に言うと『龍が海を渡る』って意味なんだが、ニュアンス的には「龍でなければ海は渡らない」といった感じ。そう、香港勢がこうして海を渡ってきたのは、その馬を“龍”と言えるほど強い馬だとジャッジしていたからなんだよ。
ちょっと話が逸れちまったけど、シャム厩舎にとって高松宮記念でのビクターザウィナーの遠征は非常に大きな収穫だった。日本の競馬場の環境を再確認し、レースでは香港馬の能力が日本勢に全く見劣らないものだとわかる好走を果たしたわけだからな。
そして、ロマンチックウォリアーの遠征に関しては『やれることは全てやる』という姿勢も見られた。その一つが帯同馬の来日。
ビクターザウィナーは1頭で来日したが、安田記念ではロマンチックチャームという帯同馬を一緒に連れてきていた。昨秋のオーストラリア遠征でも帯同していた馬で、いわば仲良しの馬をちゃんと連れてきたんだ。
陣営はロマンチックチャームも何かしらのレースに出走させようかと企てていたらしいんだが、残念ながら安田記念週には適鞍がなくてな。国際招待競走ではない自腹の遠征で、レースには出走させられない馬を帯同させるという、コストのかかる選択をしたんだ。
終わってみれば『それだけ本気だった』ってことを、皆様にもわかってもらえるはずだ。
香港最強のロマンチックウォリアーぐらいの馬になると「強いから」という簡単な理由で馬券を買うことも出来るのは間違いない。ただし、俺たちはちゃんと裏事情や関係者情報を仕入れた上で「本気度が高い」という点を見抜いて本命に指名した。
これはG1だから特別な動きをしたわけではなく、普段から心がけていること。会員様はもちろんのこと、自分たちが納得できるだけの論拠を揃えて結論を出す。G1だろうと、朝イチの未勝利戦だろうと、やることは変わらない。今後も「なんで」「どうして」という点を意識して文章を読んでいただけると、嬉しい限りだ。
春のG1&重賞は的中ラッシュ
そしてアツイ夏競馬がやってくる!
春のG1シーズンはひと段落となったが、特に4月末から5月にかけては重賞で良い的中を仕留められたな。
特に反響が大きかったところを抜粋すると……
そして、6週連続のG1レースでは……
天皇賞春◎テーオーロイヤル(1着)
NHKマイル◎ジャンタルマンタル(1着)
Vマイル◎マスクトディーヴァ(3着)
オークス◎ライトバック(3着)
ダービー◎ジャスティンミラノ(2着)
安田記念◎ロマンチックウォリアー(1着)
と、6連続で本命馬が好走している!
とはいえ、まだまだ満足いく結果なんて言えないな。取りこぼしてしまったレースや、終わってみれば俺の考えを修正しなければならなかったレースなど、反省点はたくさん残っている。
G1シーズンがひと段落したことだし、俺は改めて春の反省をもう一度しっかりとやり直して、この先の糧に出来るように精進していくのみだ。
そして何より、
G1シーズンが終わったからといって、
競馬を見ない(馬券を買わない)のは
もったいないぞ!
安田記念の翌週からは北海道シリーズ・函館が開幕。いよいよ本格的に夏競馬がスタートすると言える。そしてこの夏競馬こそ、馬券的に美味しい情報が揃う、絶好の儲けどころなんだよ。
実際、去年の夏競馬で重賞での万馬券的中をいくつも仕留めさせてもらった。
今年もこの夏競馬が始まると思うと、楽しみで仕方ないね。
G1が終わったからと言って一息ついてる暇はないぞ。来週以降も一緒に競馬を楽しんでいこう!