夏も山川！止まらず重賞ゲット！……なのに第一声は「悔しい！」ってなんで！？

俺は悔しい！

失礼、デカい声を出してしまった。重賞・G1担当の山川だ。

何が悔しいって、北九州記念だ。

先週の段階で『ピューロマジックに追い風ビュンビュン！』という記事を公開していたように、北九州記念の本命◎はピューロマジックでほぼほぼ決まりだと思っていたんだ。

ピューロマジックと言えば、皆様の記憶にも新しいのが葵Sだろう。

３連単36万馬券だけではなく、馬連◎○１点目で万馬券も的中。超高配当とあって会員様からの反響も非常に大きかったレースであった。

その当時からお伝えしているように、この馬に対する関係者の評価は“天才”。とにかくスタートダッシュが鬼のように速く「100m走なら日本一」とか言われている馬でさ。


そんでもって、北九州記念の何が『追い風ビュンビュン』かと言うと、

・普段は開催中盤で行われるレースが、逃げ・先行馬にとって有利な開幕週の開催

・普段は８月開催のレースが、６月に開催
→従来の北九州記念よりも軽量で出走可能

といった、例年と違う開催日程による変化をいかにも味方につけやすかったんだ。


そして結果は……

いつも通り天才的なスタートダッシュを決めたピューロマジックの逃げ切り。

もし見られる方はレース映像を見直してほしいんだが、今回のピューロマジックって向正面で鞍上が手綱を引きながら先頭に立っているんだよ。スピード自慢が集まる短距離重賞で、手綱引っ張りながらハナに立つやつがどこにいるよ？本当に“天才”だ。

２着の９番人気△ヨシノイースターは「今ならどんな競馬も出来る。ちょっと先行勢がやり合うようなら差し脚を活かせば良いし、スッと行けるようなら先行できるしね」と、関係者が自在性をアピールしていた。どんな競馬でもできる自信があったって話だし、それはデキが良いからこそ。

この２頭で馬連5980円的中ってのは、俺からすれば「そんなついていいの！？」って配当。妙味ある馬券を仕留めることができて良かった。


だが……３着争いだよ。

クビ差４着だったカンチェンジュンガ(単勝10番人気)は相手候補として押さえていた一頭。というのも「これはテキ(＝庄野師)がエラい強気だったんです！古馬らしくなってきて馬体の幅が出てきたし、今の状態なら一発あると思います！」って、某厩舎関係者がめっちゃプッシュしてきたんだよ。

その話通り最後はグイグイ脚を使って伸びてきたが、惜しくも４着止まり。３着馬とのクビ差を詰め切れていれば、３連単は22万馬券ゲットだった。これがとにかく悔しい。

特に２点、カンチェンジュンガについては悔いの残る材料があった。

１つは直線の進路取り。他馬の動きが重なってしまい、明らかに自らの進路を塞がれる不利があった。あれがなければクビ差は詰まったのでは……と思うぐらいの不利だったんだよな。

そしてもう１つが急遽の乗り替わり。元々は斎藤新騎手が騎乗予定だったのだが、先日の落馬で痛めていた右肩の負傷によって急遽乗り替わりとなってしまった。この乗り替わりの発表が14時54分なのだから……田口騎手とすれば、ちゃんとした準備ができないままレースに臨むことになってしまったのは間違いない。

それでいて小差の４着にまとめたのだから、やはり今回は良いデキで臨めていたということ。せめて悔いの残る材料がなければ良かったんだがな……。仕方ない、これも競馬だ。

しかし、そんなモヤモヤを吹き飛ばすような高配当を【ワンコイン馬券】でお届けしたぞ！

更に、函館からも２本の万馬券をズバリ的中。堀江さんもお見事だったぜ。

黒木さんのレースも惜しかった！ただ、馬連完全４点提供でこの配当はお見事の一言だね。

北九州記念は的中を仕留めた一方で、悔しさの残る結果に終わってしまった。ただ、来週のプロキオンSは個人的にもっと面白いレースになると思っているので、是非こちらもご注目いただきたい！

ちなみにコチラ↓の記事では、人気を集めるであろうヤマニンウルスに関する話を先行公開させていただいた。まずはこちらを読んで、週末に向けてイメージを膨らませていこうじゃないか！

プロキオンステークス2024予想 ヤマニンウルス武豊５連勝なるか！？

個性派記者の本音トーク：山川