【赤崎先生が説明!】5万馬券的中のカラクリは?厳選勝負レースのヒットは特殊な条件が影響?そして、来週はもっと面白いレースがある!?


こんばんは。馬主・クラブ情報班の赤崎です。
早速ですが……さすが“セール前”でしたね!
サイト内はもちろん、競馬中継などでも何度も触れられていましたが、7/8(月)、9(火)は北海道でセレクトセールが行われます。日本国内はもちろん、世界中から注目されるセールになっています。今年も海外から有名な馬主さんが来日する可能性もありますね。
そんな大きなセールの直前だからこそ、週末の競馬ではセール絡みの勝負話が多々飛び出していていました。特に私がスクープしたこのレースは、いい配当になってくれましたね!
(シルバーランク以上の会員様限定)
[7月7日(日)函館11R]
◎キミノナハマリア
▲マイネルエンペラー
△ニューノーマル(10番人気)
馬連2点目:1450円的中
3連複:1万7470円的中
3連単:5万6320円的中

今回は私がなぜこのレースの買い目を公開したか、そしてなぜ的中をお届けできたかという点にフォーカスを当てましょう!
本命馬も穴馬も“セール絡み”!
まずは本命馬に指名した◎キミノナハマリアについてです。
そもそもこの馬はセレクトセールでの取引馬なんですよ。21年に上場されて、税込み1320万円で落札されています。特に近年は価格が高騰しがちなセレクトセールとすれば、お手頃な価格ではありましたね。
とはいえ、馬主の浦野氏がこれまでに中央競馬へ登録した9頭の中で、セリ価格が1000万円を超えたのはわずかに3頭だけ。というか、億超えの馬を見過ぎてしまって感覚がおかしくなっているだけで、1000万超えって普通に大金ですからね(笑)。それだけお金をかけた馬なんです。

こんな高額馬ばかりですから……
そしてこの浦野オーナーは北海道が拠点で、札幌馬主協会に所属しているんです。明日からのセレクトセールの舞台は、札幌から1時間ほどの千歳にあるノーザンホースパーク。セールに参加しやすいオーナーと言えますよね。
推奨文にも書きましたが、管理する千田厩舎サイドからすれば「今年もセールで一頭行きませんか!?」と声をかけたいオーナーの一人でしょう。そしてそのためにはキミノナハマリアで結果を出してアピールするのが最善手。
結果は2馬身差の快勝。万全の仕上げ、勝負がかりの一戦だったからこそ、後続に差をつけての勝利だったのでしょうね。
さて、もう一頭注目したいのが3着のニューノーマル(単勝10番人気)という馬です。人気のない関東馬なのになぜ買い目に入っていたか……?というのは、やはり“セール”が関係しているんですよ。
というのも、このニューノーマルもセレクトセールでの取引馬。2020年に税込み1980万円で落札されています。
オーナーであるフィールドレーシングは現6歳世代から馬主業を開始しているのですが、所有馬はセレクトセールやセレクションセールといった市場取引馬がほとんどなんです。つまり、今年もこれから1歳馬や当歳馬を買い集めていく訳ですから……それを知っている厩舎サイドからすれば、ここはいかにも“頑張りたい”タイミングでしょう。
このようなセール絡みの勝負情報は、やはりオカネになりますね~!

もう一鞍ピックアップしたいのが、土曜の厳選勝負レースです!
(シルバーランク以上の会員様限定)
[7月6日(土)小倉11R]
◎ダノンセシボン
★エコロアイ
△クロデメニル(7番人気)
馬連3点目:600円的中
3連複:3120円的中
3連単:1万2370円的中
こちらも面白い話が入っていたんですよ。
まず、3勝クラスでのダート1000m戦って1年間に何レース組まれているか知っていますか?
実は1年に1鞍、もしくは2鞍しか施行されていない超レアな条件。そもそも中央競馬のダート1000m戦は札幌・函館・小倉の3場しかありませんし、夏競馬の終了と共にこの条件のレースが終わってしまうんですよ。
そしてダノンセシボンは「1200mでも引っかかるぐらいだし、テンの100mのスピードだったらあのピューロマジックとタイマンでも良い勝負になるんじゃないか!?」と評されている馬。いかにも1000m戦向きの馬だけに、この適鞍を逃さず狙い撃ってきたんです。
更に言えば……今年のダービーも勝った馬主:ダノックスさんって、とにかくセレクトセールで高い馬をバンバン落札しますよね。2歳世代でも1億円超えの馬が複数競走馬登録をされていますし、ダービー馬のダノンデサイルも約1.5億円で落札された高額馬です。

偶然こちらも千田厩舎の管理馬なのですが「ダノンさん、ウチにも高い馬をお願いします!」と言いたいところでしょう。セール直前のここでオープン入りさせられただけに、今年はもしかしたら“お礼”が返ってくるかもしれませんよ♪

ただ、今週は全てが上手く行ったとは言い難い結果でもありました。
結果的に私たちの見立てが少々違っていた……というレースもありましたし、アクシデントもありました。日曜小倉7Rで本命指名したラコルネータは「3コーナーから異常な呼吸音が出てしまって、止めざるを得なかった」という話が出ていたり。
七夕賞で単勝9番人気ながら◎本命に抜擢したダンディズムは、鞍上が勝負をかけていつもと違う先行策を打った結果、前半1000m=57秒3というハイペースに巻き込まれて小差の4着という悔しい結果も……。勝負のタイミングでコース史上3位のハイペースに苦しめられてしまうのは、ちょっと不運な面もありました。
私たちとしても多々反省が必要な週末でしたので、いつも以上に反省、復習をしっかりとしてから翌週へ臨みます。また、月、火曜はセレクトセールが行われますから、そちらで取材に当たる当社情報班にも頑張ってもらいたいですね。

更に……来週には、全国各地で行った“特別取材”で入手した、とある勝負レースが待ち構えています!個人的な話で言えば、日曜の◎キミノナハマリアのレースよりも遥かに楽しみなものです!!
是非来週の勝負レースはお見逃しのないように、サイト内はもちろん、メールなども全てしっかりお目通しくださいね!