『師匠は見捨てていない』と言いましたよね！JRA初勝利の鞍上◎から10万馬券を大的中！

橋木ィ！よくやった！

失礼、先走ってしまった。今週の担当は騎手情報班の加藤でございます。

CHECKMATEでは水曜日に堀江さんが【競馬裏チャンネル】を公開しているんだけど、ご覧いただいておりますでしょうか。表には出てこないような現場の話を独自にまとめたコラムで、サイトリニューアル前からずっと継続して公開中。それだけに、古くからご参加いただいている会員様からも大人気にコンテンツとなっているんだ。

そして、スプリンターズS週の水曜に公開したのが、今年デビューの新人騎手・橋木太希に関する話だったんだよね。

【競馬裏チャンネル】定年近付く師匠に恩返しができるか？今回注目すべきはあの新人騎手！

個性派記者の本音トーク：堀江

そう。『見捨てることはしなかった』というのが肝。

橋木はこの日曜、所属先の西園正厩舎の◎シャープソーンで騎手としての初勝利を挙げたんだ！

橋木騎乗の◎シャープソーンはすっと好位につけると、そのまま押し切って３馬身差の快勝。もちろん橋木がソツなく乗ったのもそうなんだけど、外々を回って後続に３馬身差をつけるってのは、力の差がないとできない芸当だろう？

何度も言うけど『西園正師は見捨てていなかった』ってこと。こんな勝ち方ができる実力馬なら、リーディング上位騎手へ頼むことも検討したはずだ。それでも橋木とのコンビでレースに臨んだのは、師匠の愛があったからこそ、でしょ。


さて、それにしてもこのレースは10万馬券的中という超高配当に直結する結果となった。

きっとライトなファン層からすると「未勝利のジョッキーが乗ってるし……」「前走15着だし……」という点が気になって、積極的に馬券が買えなかったのだろう。

しかし前述の通り、この馬に橋木が騎乗するのは決して陣営に本気度がなかった訳ではないし、そもそもこの馬の前走は心房細動を発症してしまい力通りに走り切れていない。この辺をちゃんと理解しておけば、十分に買える馬だったんだよ。


もちろん相手関係についてもここだけの話を入手していたからこそ、買い目に組み入れていた馬たち。

２着のディクレアブルームは「気性面に課題がある馬なので、今回はチークを着けます」という話をゲットしていた。某大手専門紙の談話ではチークの“チ”の字もなかったようだけど、この馬具の工夫によって走りが良化すると見ていたんだ。実際、今回は集中して走れていたよね。

３着のロンシャンクイーンは前走9/14中京7Rが1200m戦でじわじわと脚を使うレースぶり。「これ、距離延ばしたらもうちょい前進してええで」と某関係者が話していて、その通りに着順を上げてきたんだ。


１～３着の各馬に関しては、いずれも“上向く要素”があったのがわかるでしょう。これをちゃんとレース前の段階で聞き入れられるかどうか。馬券で勝負するにはこの点が本当に重要になってくる。だからこそ我々は、平日も土日も関係なく色んなところを飛び回って情報を聞き集めているんです。

手前味噌ながら、土曜はオレの推奨レースでも一発カマしてやりましたよ！

日曜更新の記事でも触れたんだけど、◎マコトヴェリーキーがしっかりと勝ち切ってくれたのはもちろんのこと、このレースに関しては２着に入った★シホノスペランツァってのが肝だったな。

ずっと浜中が消極的な競馬をしていた馬なんだけど、近走は乗り替わってレースぶりに変化が見られていた。そして今回はテン乗りの西村淳也といかにも手が合うだろうなと思っていたら、彼が今の中京芝における最適解に近い乗り方をしてくれて２着に激走。

西村淳也と言えば、日曜のスプリンターズSをルガルで制して中央G1初制覇を決めたオトコ。前日のレースでもこういう馬場バイアスに沿った意識の高い競馬を見せてくれていたところを考えると、G1ジョッキーの称号にふさわしいところまで成長したなと思うものだね！

更に更に、土曜は厳選勝負レースでもキッチリ万券ゲット！

９月の厳選勝負レースでは４週連続で万馬券的中をお届け。“その日一番”の勝負レースには来週以降も是非注目してほしいね！

もう一丁、外厩担当・黒木さんもお見事でした！◎アメリカンビキニは強かったなー。

さて……息をつく間もなく10月開催がスタートするぞ。

舞台は東京＆京都、そしてローカルは新潟。G1レースはもちろんだけど、この３場は最後の直線が長いコースレイアウトだけに、いつもよりも紛れの少ない開催場と言える。それだけに、一般条件戦を含めた様々なレースに注目が必要なんだよ。

その開幕週である来週、実は東西で“開幕週狙い”の情報馬がスタンバイしているんだよね。関西の情報班はもちろんのこと、関東の佐山さんもかなり気合が入っている様子だった。

10月以降は更にこれまでよりも好結果を残せるよう、我々も気を緩めることなくしっかりと精進してまいります。今年も残り３か月、引き続きよろしくお願いします！