先週のスマッシュヒット!

【ポイントプレゼント付き】阪神カップ&有馬記念で万馬券的中!その舞台裏を掘り下げていきます

先週のスマッシュヒット!
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重賞・G1担当の山川だ!

表題の『ポイントプレゼント』はこのページ後半で紹介するので、ぜひ最後まで読んでいってくれ!

2024年の競馬はまだ終わっていないが、まずは有馬記念週の重賞を振り返って行くぞ!

まずは土曜日に京都で行われたのが阪神カップ。CHECKMATEの本命は単勝6番人気と、世間からは伏兵扱いであった◎マッドクールだった!

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マッドクールが世間であまり人気がなかった理由、なんとなくわかるんだよ。

そもそも日本には芝1400mのG1がないため、阪神カップというのは1400mを得意としている層が1年の最後に目標に設定しがちなレース。

ただ、1200mや、1600m戦が主戦場であるG1級の馬ってのも、冬場は国内ではなかなか適鞍がない。◎マッドクールもそうだが、セリフォスなんかも含めて、短距離・マイル路線を走っていた馬も矛先を向けてきていた。

普段と違う距離を走るとなると、馬券を買う側としても懐疑的になるというもの。「ここ最近1200mしか走っていないし、距離が長いんじゃないかな……」ってね。

マッドクールなんてまさにそうだよな。

■マッドクール・近走成績
距離 レース名 着順
前走 芝1200m スプリンターズS 12着
2走前 芝1200m チェアマンズSP(香) 11着
3走前 芝1200m 高松宮記念 1着
4走前 芝1200m 香港スプリント 8着
5走前 芝1200m スプリンターズS 2着

近走はこのように1200m戦のみに出走。最後に1400m戦へ出走したのは、なんと2022年5/28中京3Rまで遡らなければいけない。

更に言えば、1200m戦にしても近走は着順の大きい敗戦が続いていた。「もしかして、終わっちゃったかな」と思っていた競馬ファンの方も少なくないんじゃないかな。


しかし!

マッドクールについて、以下のポイントは見逃してはいけなかったんだ!


過去の走りから、
『1400mの方がむしろ合いそう』
前述した通り、マッドクールが最後に1400m戦へと出走したのは22年5/28中京3Rと、1年半ほど前であった。

これは3歳未勝利戦だったんだが、後続に5馬身差をつけての大楽勝。当時は2着馬がドロップオブライトという馬で、この馬は今夏CBC賞で重賞を制覇。確かな素質を秘めた馬相手に、大きな差をつけたんだよ。

ちなみに前週にも同じ条件で3歳未勝利戦が組まれていたんだけど、そのレースと比べると勝ちタイムは1秒も速いものだった。そして、その“前週の未勝利戦”を勝った馬もまた、古馬になって重賞を勝ったヤマニンサルバムという実力馬。

未勝利戦時代のパフォーマンスではあるものの、メンバーレベルの高いレースで結果を残してきたという点は見逃してはいけない材料だった。
近走敗戦は度外視可能
その根拠もある
鞍上の坂井瑠星は前走のスプリンターズSの後に「抱えるところがなかった」と言っていたんだ。当時は高速馬場かつ超ハイペース。マッドクールにとってあまりにも忙しすぎる展開とあって、脚を溜めることができず。

この時点で『距離延長の今回は脚を溜めやすいのでは』という考えが浮上するよな。

更に2、4走前の香港は相手が強すぎて日本馬ではなかなか勝負にならないレースなので、ノーカウント。その前の24年高松宮記念、23年スプリンターズSという国内G1では、流れが落ち着いたこともあって競馬しやすい展開だったとはいえ、しっかりと連対している。

これら2点を踏まえると『過去に高いパフォーマンスを発揮している1400m戦で、道中上手く脚を溜めることができれば、変わり身を見せられるのでは』という結論を出した。

もちろん、関西情報班の方々聞き集めてきた陣営の声も参考にしたが、こちらも強気なものばかりだったからな。

世間のライトなファン層からすると手を出しづらい存在だったが、実は馬券的に狙う価値が高い一頭であったと、お分かりいただけただろう。


対抗○ナムラクレアが勝ち切って馬連1点目2870円的中はもちろん、3着に入った穴馬の△オフトレイル(単勝9番人気)も相手の大本線に据えていた馬で、3連単6万馬券もバッチリ獲ったぞ。

特に3着のオフトレイルってのは元々武豊騎手が騎乗予定だったものの、風邪を引いてしまい菱田騎手へ乗り替わりに。その影響もあってか、レース当日にどんどんと人気が落ちていった。

もちろん我々は早くから武豊騎手の乗り替わりを聞いていたのだが、本線から評価を落とすことはせず。

むしろ「菱田は吉村厩舎の馬に乗ることがほとんどなくて、更に言えば結果も出せていない。こういうチャンスをモノにできれば確実に気にかけてもらえるようになるはずだし、代打で任されたからこそ熱くなる場面でしょ」という、騎手情報班の声を聞き入れていたんだ。

各情報班の聞き入れてきた関係者情報を総合すれば、必然と言える決着、的中だったんだよ。

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さて、今週の大一番である有馬記念。こちらは阪神カップのような『会心のホームラン』とはいかなかったものの、最低限の的中をお届けすることはできた。

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有馬記念に関してはこれまでに様々な記事で触れてきたが、それらが的中に繋がったのは間違いない。

手前味噌にはなるが【山川レオの予想講座】では、切り口として3歳馬に関するデータや、実際のラップタイムを詳しく分析した。

その上で、昨年の3歳世代は“厳しい”とジャッジしてバッサリ行ったが、今年の3歳世代は十分に通用のチャンスがあるだけの数字を残しているとお伝えした。

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先ほどのページ内で採り上げた枠順確定後の注目馬がダノンデサイル(2番人気3着)。

G1週恒例となる各記者が注目馬を集めるコーナーでは……

堀江記者:シャフリヤール
(10番人気2着)

佐山記者:レガレイラ
(5番人気1着)


と、各記者が早くから目をつけていた馬が上位で入線したのだ。

なお、これらのページはドウデュースの出走取消が発表される前に公開されていたが、同馬を注目馬に挙げた記者はいなかったんだ。

佐山記者は同じ関東馬でも単勝1番人気のアーバンシックではなくレガレイラを挙げていたし、事前段階でしっかりと関係者情報を入手できていたことがおわかりいただけるはずだ。


さて、最後にオレなりの有馬記念の振り返りを手短に行わせていただきたい。

焦点を当てるのはダノンデサイルに騎乗したノリさん(横山典騎手)のエスコートである。

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レースをご覧になられた方はご存知の通り、今回ダノンデサイルはハナを切るという選択をした。

同じ内目の枠には、ベラジオオペラという先行馬がおり、内々で「べラジオが行くだろう」と言われていたことはノリさんの耳にも入っていたはず。しかもそのべラジオの鞍上は、ノリさんの息子である横山和生であった。

これはネット界隈の話なので大した話じゃないんだが、ノリさんはよく息子たちと一緒にレースに乗ると“授業参観”と言われていたそうだ(笑)。まあたしかに、息子たちが活躍する姿を、一緒に馬に乗りながら見守ることができる特殊な立場であることは間違いないか。


で、今回の有馬記念。共に有力馬に騎乗し、共に先行可能な脚質。俺は独身なのでわからないが、父親として「できるなら息子と一緒にいい結果を出したい」という気持ちが生まれてもおかしくないと思う状況だったんだ。べラジオが逃げたいと思っているのであれば、それを行かせる形で進めるプランもあったはず。


でも、それはしなかった。


スタートして先行しようと促す横山和生の横で、ノリさんはダノンデサイルをスタートから出していって、ハナを奪い切った。息子を真正面から倒そうと、勝負のエスコートに打って出た。だってターフの上じゃ親子など関係ない、違う馬に乗る敵同士なんだから。


結論から言うと、それが最後の詰めの甘さに繋がってしまった面はある。今日の中山競馬場は直線で強い向かい風が吹いており、あのルメールも「壁を作れないと厳しい」と言っていたほど。

有馬記念の舞台である中山芝2500m戦は2度ホームストレッチを通るレイアウト。自ら風を切る役割となってしまったダノンデサイルにとっては本当に厳しい隊列。だからこそ、ゴール前でもうひと伸びができなかったのだろう。

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ただ、これは誰かを責めるような話ではない。前述の通り、鞍上は最良の結果を求めて勝負をかけたんだ。それが上手く行かなかっただけ。

個人的には2着のシャフリヤールをもっと高く評価する余地はあったと思うし、関東馬だがシンエンペラー(※ジャパンカップで◎指名して2着)と同等と言えるような走りをしてきたレガレイラを、もう少し重視する手もあったな……と思っているんだ。

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その他にも反省すべき要素はまだまだあるが、下を向いてばかりはいられない。来週の土曜(12/28)もホープフルSを含めて競馬が行われるし、同日にもたくさん面白い関係者情報を入手している。

更に年明けからは“お年玉情報”と言えるような裏ネタも続々出てくる。有馬記念で終わりではない!まだまだこれからも中央競馬から目が離せないぞ!

山川記者から
師走競馬のご愛顧に感謝プレゼント!

ここまで当ページをご覧いただいた皆様に感謝を込めて、師走競馬のご愛顧に感謝を込めて、

サイト内で使えるCポイント(割引ポイント)を1000円分(1000pt)、プレゼントさせていただきます。

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サイトにログインしていただくと、ページ上部に表示される『お客様情報』の項目に現在所持されているポイントが記載されます。詳しくはコチラのページもご確認くださいませ。

いよいよ2024年の中央競馬もあと1日。まあ東京大賞典や競輪グランプリもあるけど(笑)、本当に年の瀬がやってきたという感じがするな。

しかし、馬券が面白いのは、実はココから先。お年玉情報が満載の新春競馬だ!

まだまだ至らない部分は多々あるし、今週もココで触れたレース以外に、猛省しなければならない馬券が残っているのは間違いない。

そういうレースや、皆様からの𠮟咤激励のお声をすべて糧にして、年明けもさらに盛り上がっていただけるよう、努力精進してまいります。ぜひご期待ください!

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なお、このページにアクセスしていただいたタイミングでCポイントは付与されているのでご安心を。

なお、ポイント獲得はおひとり様1回だけとなります。それから、アカウント登録をしていない・ログインしていない方も無効なので気を付けてくれよ。

以上、ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。担当・山川でした。