またまた関東の佐山!ホーム・東京だけでなく、小倉で“引退ヤリ”もスクープしたぞ!


どうも、今回は美浦の佐山が担当いたします。
フェブラリーSが終わり、今年最初の東京開催が終了した。
来週からスタートする中山&阪神開催は、いわゆる“春競馬”。新人騎手や新人調教師がどんどんとデビューしていくタイミングとなる。


もちろんその春競馬に関しても楽しみな話がたくさん控えているのだが……その前に、東京開催のラストでキッチリ的中を仕留めさせていただいたレースについてお伝えさせていただきたい!

レース後にとある関係者に話を聞いたところ「え!?なんで2番人気だったの!?」との声が挙がっていたのが、◎イノセントキャットである。それだけ自信満々に出走したレースだったんだよな。
恐らく世間からの人気がそこまでなかった要因の一つが、前走12/8中京3Rでの競走中止なんだろうな。当時は鞍上・長浜が上手く御せずに3コーナーで落馬してしまっただけに、関係者としても「アレはないでしょ」というトーンでね。
今回は長浜が東京に居たのに、あえて横山武史へと依頼。もちろんこれは鞍上強化であり「前走のようなミスはもう見たくない」という陣営の気持ちが強かったからこその選択だろう。
結果はハナを切って3馬身差の圧勝。実はイノセントキャットについては「ちょっと力んで走るところがあって、気難しいタイプ。そこがどうか……」という声も出ていたのだが、しっかりと序盤から出して行って勝ち切るのだから、もうこれは“腕が違った”ということだろう。
また、2、3着に激走した穴馬が高配当を演出してくれた。2着の▲モナコブルは内々で評価の高い馬だったのだが、前走2/1東京7Rでは野中が消極的な騎乗をしていしまい、思い切り脚を余しての5着。
今回は大野へと手が替わったところ、道中5番手につける積極的な競馬で一気に着順をアップ。持て余していた能力をしっかりと出し切ることに成功してくれたのだから、関係者としても思惑通りと言える結果に。
3着シュヴァルツリーベは更に人気のない単勝10番人気の大穴だったのだが「東京のダート1400m戦はこの馬にとってピッタリなはず」と、条件替わりを歓迎する声が界隈で飛び出していた馬。関係者からしてみれば、見立て通りの変身だった訳だ。

さて、日曜も関東馬が絡んだ的中について触れていきたい。堀江さんが万券を仕留めたこのレースだ。

もちろん堀江さんの◎アスティスプマンテがキッチリと勝ち切った点も重要なのだが、今回の記事で俺が強調したいのは2着に入ったミエノブラボーという馬についてである。
この馬を管理しているのが宗像義忠調教師、御年70歳。つまり来週末の競馬をもって定年での引退を迎える調教師であった。
堀江さんも推奨文の中で書いていたが、宗像厩舎はバランスオブゲームやフェイムゲーム、そしてナランフレグといった活躍馬を多数送り込んできた一方で「正直、最後の花道に向けた手駒は少ないんだ」という寂しい話も出ていたんだ。
とはいえ、厩舎スタッフとすればこのまま黙って終わる訳にはいかん。その“少ない手駒”の一頭であるミエノブラボーは、この中間に腕利きスタッフが小倉滞在でビッチリと仕上げていた。勝ったアスティスプマンテにこそ水を開けられてしまったものの、2着に食い込んだのはこういった“ヤリ話”があったからこそ。
各引退調教師の現役最終週は来週末。世間では「引退前に最後の勝負があるかも!?」と話題になるタイミングかもしれないが、陣営は別に最終週だけ気合が入っている訳ではない。むしろ、既に“引退ヤリ”というのはいくつも行われてきた。
例えば、関西の音無厩舎なんかは重賞で複数の的中に貢献してくれた。土曜の阪急杯では◎ソーダズリングがしっかりと馬券に絡んでくれて万馬券的中に繋がったし、プロキオンSでは音無厩舎のワンツー決着で万券を仕留めている。


それ以外にも、今週は各記者の活躍が目立っていた。
黒木さんの万券的中(↓画像参照)だったり、加藤くんが馬連3点目5720円的中という良い配当を仕留めたり(日曜東京12R)、赤崎さんも馬連2点目でキッチリ仕留めてたり(土曜小倉12R)する。


フェブラリーS出走馬を見守る音無師

上手く行かないレースもあるにはあったし、春競馬も精進あるのみ。俺の担当している関東情報もそうだが、やはりCHECKMATEと言えば関西情報。引き続きご注目のほど、よろしくお願いいたします。